黒い玉と腐り目   作:START

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ねぎ星人

俺はあの黒い玉にある住宅街に転送された。

 

「どこだよ」

 

俺はそんなことを考えながらあることに思考を巡らせていた。

 

電車に轢かれた事。あの黒い玉の事。そして突然のミッションらしきもの。そしてターゲットと制限時間らしきもの。

 

だが今考えても仕方がない。ターゲットを探す事が先だ。

 

「そう言えば·····」

 

俺はバッグからあるものを取り出した。それは、コントローラーらしきものだった。早速電源をつけた。

 

それは敵の位置情報を見るためのものだった。他にもまだあったが今はいい。

 

「それにしても·····人に見えてないのか?」

 

さっき人がいたので呼び掛けたがまったく反応はなく、つついてみたらすごく驚いた表情をしていた。つまり俺はなぜか人には見えていないようだった。

 

そう考えながらコントローラーを見たが、

 

「げ!?」

 

敵がもうスピードでこっちに向かっていた。

 

そして、トラックの後ろからなにかが飛び出してきた。

 

その姿は、はっきり言って気持ち悪かった。

 

顔は緑でシワだらけ。それにものすごくでかくて臭い。だがひとつだけわかったことがあった。

 

こいつは俺を殺しに来ていると。

 

『ぐわああぁぁぁぁ』

 

そう叫びながら俺に拳を振り上げ、俺は避けられずに吹っ飛ばされ、コンクリートの壁にぶつかった。壁にヒビが入った。だが、

 

「痛くない」

 

そしてねぎ星人がまた俺に拳を振り上げた。俺はその拳を受け止め、もう片手の拳も受け止めた。

 

その拳は想像以上に強く、俺はその力に負けそうになったとき、

 

 

 

体に着いているゲージと線が青白く発光して、腕に無数の筋が隆起して、俺はねぎ星人の腕をつかみ、そのままへし折った。

 

ねぎ星人が悲鳴をあげているとき、俺はバッグから変な形をした銃を取りだし、ねぎ星人に向けて撃った。

 

その銃からはなにかが飛んで、ねぎ星人に巻き付いて、拘束した。

 

ねぎ星人は拘束から抜け出そうとしているが、びくともしない。

 

俺はバッグからもうひとつの変な形をした銃を取りだし、ねぎ星人に向けた。向けた時に、後ろの丸い形をしたところにレントゲンのように映し出された。そして俺は上の引き金を引き、銃が開き、下の引き金を引いた。

 

ギョーン

 

そんな音がいた。それだけだった。

 

「なにも起きないんだけど」

 

次の瞬間、ねぎ星人の体が破裂した。

 

「!?」

 

俺は返り血を浴び、服が血まみれになった。

 

俺は呆然としていると、体がまた消えていき、あの部屋に戻っていった。

 

俺は黒い玉を見ていると、

 

ジリリリリリ

 

黒い玉からベルの音が鳴った。

 

そして黒い玉から文字が浮かび上がった。

 

 

 

    それぢわ

    ちいてんをはじぬる 

 

「採点?」

 

そんな俺の疑問など知らないかのように、また文字が浮かび上がった。

 

 

    

    ひきがや 

    3てん

    TOTAL 3てん

    あと97てんでおわり

 

「なんだよこれ」

 

採点も気になったが、そんなことよりこの黒い玉のことが気になった。

 

その時、黒い玉から文字が浮かび上がった。

 

 

    GANTZ

 

「ガンツ?」

 

そのあと、ガンツが発光して、俺の意識はなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、んん」

 

目覚めたら俺は自分の部屋のベッドにいた。

 

あれは夢だったのか?

 

「夢········なわけないか」

 

俺の肌にはメーターと黒い線が着いていた。

 

隣にあったバッグも見たが、昨日入れた変な形の武器が入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

朝の4時だったので、ジョギングしに、外へ出て走った。だが、

 

(明らかにスピードが上がってる)

 

昨日より数倍以上身体能力が上がっていた。

 

俺は少し怖くなり、いつもより早くジョギングを終わらせた。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

家に帰ったのが6時ちょうどで部屋に入ったらスマホが鳴り出した。

 

俺は電話に出ると、

 

『もしもし先輩、起きてたんですね』

 

一色いろはだった。戸塚の方がよかった。

 

「ああ。で、どうした?」

 

『昨日いいケーキ屋見つけちゃって~。一緒にいきましょうよー』

 

「やだよ祝日なのに。葉山連れてけばいいじゃねえか」

 

『葉山先輩を誘うのはまだ早いと思うんですよー。だから先輩を誘うんですよー。12時に駅前集合なのでそれじゃ』ブチッ

 

あいつ切りやがった。

 

「ハアー、仕方ない行くか」

 

溜め息をつきながら俺は朝食を食いにリビングヘ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一色と別れたときにはもう暗くて、俺は風呂に入って寝ようとしたとき俺はバッグが目に入った。そしてバッグも手に取る。その時、

 

 

 

キィイイイイイン

 

 

 

頭の奥で、甲高い音が鳴り響いた。

 

その時体を見たら、

 

体が消えていった。

 

「またあんなのやるのかよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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