俺は葉山やその取り巻きに剣を向けられていた。
「人間のつもりだが」
「真面目に答えろ。さっきの陽乃さんの攻撃は手を抜いていなかった。君が避けられるはずがない。それに、あの剣はなんだ?さっきの君の動き、とても素人とは思えない」
「全部偶然だ」
俺は嘘をついた。少し危なかったが避けられないほどでもなかった。
「······」
葉山とその取り巻きが俺を睨んでいる。俺は時計を見たらいつの間にか時間が経っていた。
「もう時間だから帰るわ」
俺は荷物をまとめて鍛練場を出た。誰も邪魔してこなかったが葉山は俺をずっと睨み付けてきた。
俺は駐輪場で、
「ねえ」
川崎に会った。
「あんた、あれなに?それに何者?」
川崎が質問してきた。だがその質問は、俺が一番知りたい質問だった。
「·······それは俺が一番知りたい。ガンツがなんなのか」
そう言って俺は学校を出た。
「ガンツ?」
比企谷に言われた言葉を思いだした。比企谷は『ガンツ』という謎の言葉を言って去ったが、ガンツと言っているときの比企谷の顔色が暗かった。考えていると······
「ねえねえ、ちょっとついてきて?」
いつの間にか雪ノ下陽乃がいた。
私は由比ヶ浜さんと一色さんと一緒に姉さんの所に向かったがそこには姉さんと川崎さんがいた。
「姉さん。どういうこと?」
「全員集まったね。それじゃ、川崎さん。比企谷君と何を喋ってたの?」
姉さんが川崎さんに質問をした。川崎さんは、
「何者って言っただけ。そのあと比企谷が俺が一番『ガンツ』のことを知りたいって言ってたけど」
「「「「ガンツ?」」」
「ふーん」
姉さんが探るように目を細める。そのあと、姉さんがとんでもないことを言った。
「じゃあ比企谷君を監視しよっか」
「は?」
「実は比企谷君にこっそり魔術を施したんだ」
「姉さん。何を·······」
「監視用の魔術なんだけと、作るのに一週間掛かったよ」
姉さんの言うことに私以外も呆れている。
「じゃあ早速見てみよう」
私たちの事を無視して勝手に進めている。
姉さんが魔術を発動してそこには比企谷君が写し出された。
俺は帰ってすぐにガンツに呼ばれて着替える暇なく制服のまま呼ばれた。
あーたーらしーいあっさがきたー
きーぼーおのあーさーが
いつものラジオ体操の歌が流れた。そのあと、
てめえ達の命は、
無くなりました。
帰りたかったら
この方をヤッつけに
行ってくだちい。
文字が消え、新たな文字が出てきた。
擬態星人
特徴 強い ハンターを憎んでいる
好きなもの 擬態