世界、星、宇宙を司る最強の神の歩む道 作:夜と月と星を愛する者
そして、俺たちは部屋を後にすると、部屋への入り口である不可視の穴が消えた
「さて、カオスはどこに行った?」
俺たちが路地をキョロキョロとしていると、大通りからカオスが向かってきた
「悪りぃ悪りぃ、遅れた」
「何をしてたんだ?」
「ファミリアの建設する場所の購入に行ってた」
「は?……金は?」
「あれくらい、俺のポケットマネーで買える。それじゃあ行こうぜ、結構広いとこがあったからそこを買ったぜ」
「お、おう。それじゃあ行こうか?ヴァンピィ、レティシア」
「「うん」」
「よし、こっちだ」
そして、俺たちは大通りに入り注目(ヴァンピィとレティシアに向けられる男達の視線と俺に向けられる女達の視線)を浴びながらオラリオの東に向かった、カオスは気配を薄くしてから歩いていた、何処の幻のシックスマンだ
「ここだ」
カオスが止まるとそこには立派な門があり中は何もないものすごく広い庭があった
「ここか、広いな」
だいたい東京ドーム5.6個分か?てか、よくこんな所が売られてたな。
「それじゃあ、どうする?業者に頼むか?創造魔法を使うか?」
「早く拠点も欲しいしな。それに暗くなってきたから創造魔法を使うか」
「あいよ。あ、幻影と周りの人の記憶操作もやっとけよ?いきなりでかい家が出来たら慌てるからな」
「それもそうだな…【幻の夢】そして、【万物操作・記憶】これでよし。ほんじゃあ創るから下がっといてくれ」
「「うん」」
さーて、どんな風なのにするかねぇ。………あ、そうだ、《虚言の城の王子》の城のような形でいいか、マジで人の想像力には助かるな
そして、おれが城の形をイメージし創造魔法を発動すると、まず城の形の半透明のものが浮かび上がり、下から順に実物と化していった
そして、大体10分後
「おお!いい城だな」
「まぁな。本当人の想像力には助かるよ」
「なるほど、人が想像した物をお前がイメージして創ったのか、だからこんなに早かったんだな」
「あぁ、と言っても内装は俺が創造したが、それでどうだい2人共?結構いい城だろ?」
「「うん!」」
「それは良かった」
「ヴァンピィちゃん。質問がありまーす!」
「なんだ?」
「こんなでかい城だと迷うんじゃない?」
「…あぁ、それもそうだな。それじゃあ中の造りの地図を渡すよ…創造魔法で創ってと、ほい」
「ありがとう!」
「レティシアにも」
「ありがとうございます」
「それじゃあ中に入ろうぜ!」
「おう、行こうか」
中に入ると出迎えるのは中央にある噴水。そしてそれを囲むようにある龍の石像。東洋の龍の石像が2体、西洋の龍の石像も2体
「おお!良いな!しかもその龍の石像ただの石像じゃないな?」
「あぁ、ストーンゴーレムドラゴンだ」
「おいおい、その時点でこの世界の生物全てが勝てない生物が登場したじゃねぇか」
「ま、侵入者又はここに悪意を持って近づいた者だけを襲うようにしてるさ、それじゃあ次に行こう」
俺たちは3つの入り口の内、正面の入り口に入った、そこは下がガラス張りで下には数多くの水の中を泳ぐ生き物達が泳いでおり、幾多もの扉と上に続く大きな階段があった
「お次は水族館かよ。しかもまた凄い生物達のオンパレードだな」
「おう、念の為に下の生物達は侵入者又は悪意を持った者がここに入った場合ガラスをすり抜けて攻撃するように創ったから」
「凄い凄い!」
「わぁ〜」
2人もエントランスに感動しているようだ、下は綺麗な水の中を泳ぐ生き物達が興味津々と2人を見ていた
「おお!ここは倉庫か?武器に防具からポーションまで色々あるな」
「おいおい、上に行くぞ」
「おう!」
「「わかった!」」
2人が喜んでいるようで何よりだ
2階は…うん、あれだ警備兵(ゴーレム)の待機場所。今いるのは大体50体くらい、他は城内の警備してる。待機している間のゴーレムは眠り(起動停止)につく
「うわぁ!堅ーい!ねぇねぇ主!この人たちは?」
「人じゃないよ。ゴーレムだ」
「ゴーレムなの?凄い鎧と槍に剣、斧から弓まで」
「あぁゴーレム達の装備だ、それじゃあ次の階に行くぞ」
左右に並んだ兵士達の間を抜けながら上に続く階段を上る
「ここは…食堂か?」
「あぁ、メイド達のな」
「メイド?そんなのいたか?」
「今はメイド達は8階の俺たち用の食堂で調理から食事の準備をしてるよ」
「おいおい、何階まであるんだ?」
「10階だよ。10階にはカオスが座る用の玉座と玉座の間があるから」
「うへぇ、そんな所に居たくないな」
「仮にもここカオスファミリアの主神なんだから頑張れ」
「まったく」
「それじゃあ、時間も時間だから8階まで飛ぶぞ」
「おう」
「りょうかーい」
「わかった」
「よし、転移」
転移魔法で俺たちは8階の食堂に飛んだ、そこはメイド達が何人も待機して、テーブルには豪勢な食事が並んでいた
「美味そうだな」
「あぁ、これはいい。シェフを呼んでくれ」
「かしこまりました」
近くにいたエルフのメイドに頼むとメイドは綺麗なお辞儀をして厨房に入っていった
「それじゃあ座るか」
「「「おう(はい)」」」
座ると生み出した、メイドがそれぞれ1人ずつ付き、グラスに黄金の蜂蜜酒を注いだ
「黄金の蜂蜜酒か…ヴァンピィとレティシアは酒飲めるか?」
「ヴァンピィちゃんは飲んだことあるから大丈夫だよ」
「私も酒は嗜む程度に」
「ならいいか」
「ゴク…あーやっぱ黄金の蜂蜜酒はうめぇなぁ」
「おいおい、乾杯もしてないのに」
「お、それもそうか、それじゃあこの世界ではよろしく!」
「「「よろしく(お願いします)」」」
そして、俺たちは食事を楽しんだ