世界、星、宇宙を司る最強の神の歩む道   作:夜と月と星を愛する者

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囚われの姫君

やぁ読者の諸君、今俺はソーマファミリアのザニス?ザコス?まぁそんなモブのような奴に喧嘩を売られて戦争遊戯を仕掛けられたんだ、因みに喧嘩の理由は彼奴がヴァンピィとレティシアを置いてどっか行けと言ったから俺がまんま雑魚のセリフに笑ったのが原因だ、そしてなんやかんやで神会で詳しい説明が双方のファミリアの主神がルールと何を賭けるかを言うそうだ

 

「この世界に来て早々厄介事かよ」

 

カオスは自分の部屋の椅子に座ってそう言った

 

「すまんな、だがあんなクソ野郎に大事な2人を渡すのが嫌だったからな」

 

「「(だ、大事な!?…あぁ、やっぱり私、この人に恋してるんだ)」」

 

やばい、2人が俺を見る目が熱くなってきてる

 

「まぁ、いいやそれで神会はいつあるんだ?」

 

「3日後だとよ」

 

「そうか、そして俺は何を奴らに求めればいい?」

 

「それなら、聞いてみたら奴らはかなり粗暴なファミリアのようでな。しかも無理矢理ソーマファミリアに入った子もいるようなんだ」

 

因みにこの事は帰る途中にあった小人族のリリルカ、本人はリリと呼んでくれた言ったからリリから聞いた

 

「なるほど、それならファミリアの解体かその子達の脱退かどっちにする?」

 

「今回は脱退の方で良いだろう」

 

「ん、わかった、それじゃあ俺は寝るわ」

 

「わかった、それじゃあ出ようか」

 

「わ、わかった」

 

「は、はい」

 

うん、顔が赤い……どうしよう?まぁこの事はいつかな

 

「それで、君たちはどうする?俺はソーマファミリアの事についてもう少し聞きたいことがあるからリリに聞きに行くけど」

 

「ヴァンピィちゃんは部屋で考えたい事があるから部屋にいるよ」

 

「わ、私も考えたい事があるので部屋に戻ります」

 

「そうか、それと俺は外で食事をとって来るから」

 

「「はい」」

 

そして、2人が俺の屋敷の方に送ると、俺はファミリアを出てリリと約束した豊饒の女主人へと向かった

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ、お一人ですか?」

 

入るとウェイトレスの銀髪の子が話しかけてきた

 

「いや、待っている人がいるはずなんだが…あぁ、いた」

 

カウンターで静かに座っていたリリを見つけた

 

「そうですか、ではメニューがお決まりになりましたらお呼びください」

 

「あぁ」

 

そして、カウンターに近づくとリリが気づいた

 

「遅いですよシン様」

 

「やれやれ、様って呼ばれるのは君で2人目だよ」

 

「そうなのですか?…それで、ソーマファミリアの事についてですよね?」

 

そうなんだよなぁ、そしてリリもソーマファミリアの子なんだろうね。微かにソーマの匂いがする。これは飲んでたらこんな匂いにはならないからな。それにリリの目は助けを求める目と絶望している目だ、しかも今まで多くの人を騙してきた目もしてる

 

「あぁ、ソーマファミリアの団員である君に聞きたい」

 

「ッ!?…いつから気づいていました?」

 

「初めてあった時」

 

「最初からですか……それで、リリがソーマファミリアの団員だからどうするんですか?そこまで知ってるんなら私が盗みをしてるのも知っているんでしょう?」

 

「あぁ知ってる。ソーマファミリアの事も聞きたいが、それ以上に」

 

「?」

 

「君の本心を聞きたい」

 

「リリの本心‥ですか?」

 

「あぁ」

 

「…何を言ってるんですか?リリは」

 

「君の目が語ってる」

 

「リリの目ですか?」

 

「あぁ、君の目は助けを求めてる目だ、そして絶望している目でもある」

 

「…………」

 

「なぁ、リリ」

 

「……なんですか?」

 

「もう一度、助けを求めてみないか?」

 

「へ?」

 

「俺に、俺たちにもう一度だけ助けを求めてみないか?」

 

「…リリは……リリ…は…」プルプル

 

「決めるのは君だ」

 

「リリは!助けられたいです!今まで多くの人を騙してきたリリでも助けてもらえるなら!助けられたいです!」

 

「わかった、君の心からの叫び受け取った、そして俺たちが君を助ける」

 

「ひぐ…うぅ…」

 

「待っていろ。近いうちに必ず助けに行く」

 

「ぐす…わかりました」

 

よかったリリが心を開いてくれて、にしても絶望していた子がこんなに早く心を開くのかね?まぁいいやる事は決まった、ソーマファミリアの奴らを徹底的に叩き潰す

 

「あの、すいません」

 

「ん?」

 

考えているとさっきのウェイトレスが話しかけてきた

 

「あの、ご注文は」

 

「あぁ、そうだったな。リリ何食べる?」

 

「え?えーとそれならこれを」

 

「それじゃあ俺はこれを」

 

「わかりました、ミアさん注文でーす」

 

「あの、リリは本当に助かってもいいんでしょうか?」

 

「あぁ、他者が反対しようが俺が助ける。だから待っていろ」

 

リリの頭を撫でながらそう言った

 

「ん…わかりました、お待ちしていますよシン様」

 

「あぁ」

 

さて、囚われの姫君を助けに行くとしますかね




リリが囚われの姫君……ん?何故か合う気がする
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