ようやく雄英に藤宮君がたどり着きました。
皆さんのキャラクターとお会いできるよう精進いたしますー。
やっちまったーっ!!
豪快にやらかしちゃったよっ!
雄英の校長に、オールマイトだよ?
で、俺の個性使用に不明な点があるっていう面談だったのに、キレて力説しちゃったよー。
緑谷がどれだけ頑張ったのかを!!
バカだ、俺はバカだ!
いや、緑谷の努力を伝えたことに後悔はない。
あの場で言ったことに偽りはないしな。
でも、自分の件をわからない!の一言ですませて、その上でダメなら他の学校に行くって……捨て台詞かよ。
だーめーだーよー。
俺、オワタ。
それに、言っちゃったよヒーローネーム!
しかも、オールマイトの前で!
ALL FOR ONE だよオール・フォー・ワン!!
うん、いい名前だと思うんだ。
自分で言うのもなんだけどさぁ。
死んでいった3人の俺の先に今の俺がいて、その全ては繋がっている。
この先、俺が命を落としても、次の俺、その次の俺に繋がっていく。
だから、〝全ての俺は1人の俺の為に〟。
悪くない……よな。うん、悪くない。
でもさぁ、『オール』の部分、うん、意識したよ!
オールマイトを!!
で、それを!オールマイト本人に!
盛大にかましちゃったわけでさぁ!
すっごい顔してたよ、何を言ってるんだ!この少年は!って顔だったよ。
はぁ。
トータルで心証どーよって話だよな……。
今から受けれるヒーロー科ってあるかなー。
父さんと母さんに相談しよう。
んー、竜爪会の皆さんには、結果出てからの方がいいかなぁ。
ん?父さん?
どしたの?
言ったよ?オールマイトと校長先生の前で、俺のヒーローネーム(予定)。
だってさー、削除してもらっても削除してもらっても、俺の復活動画アップされるんだぜ。
〝全裸くん〟とか〝不死身の全裸少年〟とか〝ヒーロー殺し殺され〟とか呼ばれてるし。
だから、早いうちにヒーローネームを、雄英の中だけでも周知してもらおうって。
……なんかまずかった?ALL FOR ONE。
ちょっとオールマイトを意識し過ぎたかな、オール・フォー・ワンって。
え?今は言えないって何さ。
何でそんな顔してんだよ、父さん。
誰からも言われてないよ。俺1人で考えた名前さ。
……うん、わかった。
何か理由があるんだね。じゃあ、しばらく他人には言わないようにする。
っていうかさーっ!
訳ありってことは俺、やっぱりまずかった?
雄英入れない?
今から受けれるヒーロー科ってあるかなーっ?!
まぁ何というか、ドキドキしながら判決を待ちましたよ、はい。
緑谷にはオールマイトと会ったことは黙っておいた。
その代わり、お前なら受かるっ!と励まししつつ、改めて実技試験には絶対に裏ポイントがあるから、と俺の推測を話したことで、元気は出たようだ。
て、いうか、筆記試験で死にかけた話をしたら、メチャクチャ心配された。
で、5日が過ぎて……雄英からの手紙。
両親の前で開封すると、書類と……投影装置?
このタイプのスイッチは……裏か。
カチッとな。
『んっ!私が投影された!!!』
わおっ。空間をスクリーンにして、彫りの深い顔の巨漢、トップヒーローの姿が映し出された。
『藤宮少年!先だっては失礼した!誤解というか、こちらが根拠の薄い疑いをかけてしまったことを謝罪しよう!ゴメンねっ!!!』
うわー、暑苦しいなー。
うん、失礼だけど、画風がくどいなこの人。
『さて、君の事件の結果だが、まず筆記!スゴいな!一般入試で上位5位に入ってるよ!他の受験生に個性で攻撃されるトラブルに負けず、結果を出した!えらいな!』
そっか。
……嬉しいけど、複雑だな。
何か、記憶力っていうか、思い出す速さとか精度……いや、違うな。
おっといけね、ちゃんと聞かないと。
『実技もスゴい!
俺より上……爆豪かなぁ?
いや、広域破壊や遠距離攻撃に向いたヤツとか他にもいたろうしな。
『そして、先の入試!見ていたのはヴィラン撃破のポイントのみにあらず!』
やっぱり有ったか裏ポイント!!
『
よしっ!やったな緑谷!!きっと受かってるぞお前も!
『藤宮続行38ポイント!切りよく合計100ポイントだっ!!』
わざと?
『文句なしのヒーロー科主席合格さっ!!』
おおっ!!
『ちなみに……0ポイント周りは評価保留となっている、理解してくれたまえ。』
あははは。
ですよねーっ。
『来たまえよ。藤宮少年。君の背負った運命、いまだ解けない謎があるというなら、いっしょに解き明かそうぜ!雄英が、ここが、君のヒーローアカデミアさっ!』
そっか、これが、これから、きっと……。
『私も、緑谷少年も、君を待ってる!』
『来い!オール・フォー・ワン!』
おおおおおっ!!
認めてくれたじゃん!
超気合い入った顔で呼んでくれたじゃん!!俺のヒーローネーム(仮)!!!
母さん!やったよ俺!
あれ?父さん?
何でオールマイトばりの凄い顔してんのさ。
藤宮君、藤宮君。
それ死亡フラグ、死亡フラグ。