地獄の女神のヒロアカ   作:荊軻

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 主人公とクラウンピースの年齢の部分編集しました。

 十五歳→十四歳
 六つ→七つ

 今後の物語の都合上ポケモンの伏せ字を消します。





雄英受験編
紺珠ヘカーティア:オリジン


 事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。

以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった。

世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である!

 

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

 ハロー、みんな。

 無事に転生することの出来て無事に十四歳まで成長できた紺珠(かんじゅ)へカーティアだよ~。

 名前が名前だから日本人かどうか分からなかったけど、父親が日本人で母親がギリシャ人のハーフだった。凄いね今世の父親は~、ヨーロッパの美人さんを射止めたのだからね。

 

 それはそうと、どうやらこの世界は、「僕のヒーローアカデミア」略してヒロアカの世界らしい。前世で私の友達が読んでいたけど、私は名前と設定ぐらいしか知らないんだよね。

 たしか「個性」ていう超能力が当たり前のようにあって、それを犯罪に使う(ヴィラン)と、人を助けるヒーローが存在するだったかな。

 

 そう考えると私の個性って、結構やばいね。だって三つの世界の地獄を司る女神だよ。ちゃんと周りに地球と月と異界があって、それが鎖で私の首のチョーカーと繋がってるし、外せないし、三つの程度の能力も完璧に使えるから私の個性登録するとき、お医者さんと両親がすごく悩んでいたし。

 そりゃ、地獄を司っているから地獄の力が使えるし、体を入れ替えたり三つに増やせるし、「海と山を繋ぐ程度の能力」で人や物の瞬間移動が出来るし、「永遠と須臾を操る程度の能力」で物を変化させなくしたり、自分だけの時間を増やしたり、仕舞いには空も飛べるし。

 この世界では移動系、飛行系、回復系の個性は希少でどんな仕事でも役に立つそうだ。もちろんヒーローでもね。

 ちなみに個性の名前は「地獄の女神」になりました。大人が悩んでいたのでポロッと言ったら採用されたんだよね~。

 

 ちなみに、特典で妹にしたクラウンピースこと、歳が七つ離れた私の可愛い可愛い妹の紺珠(かんじゅ)クラウンピース(通称ピース)は

 

「ティアお姉ちゃん見て見て!!ディアルガをモンスターボールでゲットできたよ!!」

 

 携帯ゲーム機でポケモンにどハマりしてる。伝説のポケモンを捕まえるという誰しもがやろうとして失敗するようなことをやってのけるほどに。

 

「すごいな~、私もやった事あるけど出来なかったぞ」

 

「へへ~ん、すごいでしょ~」

 

 ピースはどや顔で胸を張った。

 

 なにこの可愛い生き物、つい頭をなでたくなるよ。もうなでてるけどね~。

 

「えへへ~、くすぐったいよティアお姉ちゃん」

 

 紺珠クラウンピース

 私の可愛い可愛い妹で、原作の「東方紺珠伝」の5面ボスとして登場した。能力は「人を狂わす程度の能力」で、クラウンピースの持つ松明の光で人を狂わす事が出来る。

 この世界では個性として発現していて名前は「狂化」。能力は原作と同じだけど、手に持った松明の光じゃなくても、懐中電灯の光や近くにある光でも同じ事が出来る。

 

 個性は発動型、変形型、異形型の三つがありうちのピースは発動型の個性。私の個性はどうやら異形型と発動型の複合型の個性らしい。

 父の個性は人の感覚を鈍らせる「鈍化」、母の個性は光の強弱を操れる「光源操作」で、二人の個性が混じり遺伝して特殊変化したのがピースの個性だ。個性は遺伝するらしいけど私のような親の個性に関係なく発現するのもごくたまにいるらしい。

 まぁ、どうでも良いけど。

 

「ティアお姉ちゃんいつまで撫でるの~?」

 

「う~ん?嫌だった?」

 

「ううん、気持ちいいから好き」

 

 可愛いな~も~

 

 ちなみに私とピースの着ている服は原作と同じ服で、私が「Welcome Hell」と書かれた黒いTシャツに赤、緑、青のチェック柄のスカート。ピースは私が作ったピエロのような青地に白い星柄と赤白のストライプ柄に分かれた長袖のワンピースに、服と同じ柄が逆になったタイツをはいている。

 

 良いと思って作ったら学校の友達には変と言われたが、家族からは良いと言われピースも気に入ってくれた。

 そのことを友達に話したら、私を含め(うち)の人たちのセンスは独特だと言われた。なぜだ?

 

「そういえばティアお姉ちゃん」

 

 ピースを膝の上にのせて頭を撫でていると話しかけてきた。

 

「どうしたの?ピース」

 

「お母さんが志望校とか何とか言っていたけどどうするの?」

 

 あ~志望校か~

 ん~少し格好つけるか~

 

「志望校は雄英のヒーロー科にしようかな~」

 

「お姉ちゃん雄英受けるの?凄ーい!」

 

「ふふん、どうだ」

 

 私がそう胸を張ると

 

「そう、じゃあ頑張らないとね~」

 

 後ろから私の母親、紺珠アーニャが現れた。

 

「雄英のヒーロー科目指すのでしょう、頑張らなくっちゃね」

 

「いや、今のは言葉の綾で~」

 

「あら、可愛い妹の前で嘘をつくの?」

 

 そう言われピースの方を見ると、

 

「わあぁぁ~」

 

 もの凄く純粋で無垢な笑顔で私を見ていた。

 駄目だ!!この子の前で嘘なんてつけない!ずるいぞ母よ!こんな眼を向けられたらどうなるか分かってるくせに!

 

「・・・わかりました、雄英受けます」

 

「よろしい」

 

 私、日本最難関の高校目指すことになりました。

 

 

 

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