地獄の女神のヒロアカ 作:荊軻
あのヘドロ事件から数日がたったある日、私は家から少し離れた「市営多古場海浜公園」付近を散歩していた。
本当は、本当は、本当はピースと一緒に遊びたかったのにー‼
学校の友達と遊ぶと言って出ていったんだよ。強引に遊ぼうとすると嫌われるからちゃんと笑顔でおくりだしましたよ。
あ~、ピースと一緒にゲームでもしたかったな~
「それにしても、ここに来るの何時振りかな」
ここは小さい頃によく瞬間移動で遊びに来ていた海浜公園だった。
だったけれど、今では……
「うわっ、すごいゴミ山が出来上がってる」
物凄い数のゴミによって物凄く汚い。
恐らく、漂流物か不法投棄とかでゴミがたまったんでしょ。
ほんと、こういうの
ん?あれは……
「さぁさぁ、もっと強く引っ張るんだ!緑谷少年‼」
「はっ、はい~~!!!」
この前、ヘドロの時に見かけた少年と、ラフな格好をしたNo.1ヒーロー「オールマイト」だった。
二人を見つけた瞬間私の口角が上がった。
そして、浮いている月と地球が私から離れ、人の形が出来上がった。
「暇潰し見ーつけた」
「こんな退屈な時にナイスタイミングだね。異界の、地球の」
「ほんと、ほんと。面白いものが見れそうだね、月の、異界の」
「じゃあ、どうやって驚かそうか、地球の、月の」
=== 緑谷 出久 side ===
「ホラホラホラホラ、初日に運んだ業務用冷蔵庫より軽い一般用冷蔵庫だぞ!しっかり腰を入れて運びたまえ!」
「わかり、ました~~‼」
この「アメリカンドリームプラン」を初めて何日かたったけど中々ゴミが片付かない。
それもそうだ。何年もの間そのまま放置され続けたゴミの山なんだ。簡単に終わったらトレーニングにならない。
トレーニングだから、絶対に雄英に受かって、絶対にヒーローになって、オールマイトのような最高のヒーローになるんだ‼
でも、なんか、急に重さが………
「オールマイト、なんか急に重く、なっているんですけどぉ…」
「どうした緑谷少年、出来ない言い訳かい?急に重くなるわけがないだろ!疲れてきたかい?休むのかい?」
「そうだぞ~、休むのか~?」
「それに今の言葉けっこう失礼だぞ」
「そうだぞ、女の子に向かって重いは無いだろ」
そうだ、女の子に重いは失礼だ、それに休んでなんかいられない。僕は人の何倍も頑張らない…と…いけ…ないん…だ……?
「「ッ!!!!」」
僕が運んでいる冷蔵庫の方から声が聞こえた。
いつだ?いつ現れた?そして、プロヒーローであるオールマイトに、どうやって気付かれずに近付いた?
そして、僕とオールマイトが振り替えるとそこには……
「やっほー、久しぶり少年」
「頑張ってるね~、修行かい?」
「それとも、オールマイトとボランティアかい?」
ヘドロ事件の時に助けてくれた少女と、その少女に似た少女が二人、合わせて三人の少女が冷蔵庫の上に乗っていた。
=== 緑谷 出久 side out ===
「き、君は…」
「ヘドロのをやっつけたあの時の少女か!」
「紺珠ヘカーティアだよ~、よろしくね少年、オールマイト」
「オールマイト、サインもらえますか?」
月のがオールマイトにサインをねだった。ピースに自慢するつもりだな~
「あ、あぁいいとも!名前はどうするかい?」
「二枚お願いします。紺珠ヘカーティア【月】と紺珠クラウンピースでお願いします」
「え、【月】?」
あはははははは!困ってる、困ってる。
わかっててやっているな月の。
「こらこら月の、ちゃんと説明しなさい。あ、私にもお願いします。紺珠ヘカーティア【地球】でお願いします」
「え?どういう事?」
あははは、少年の方も困惑しているよ。
というか地球のもちゃっかり便乗しているよ。私も便乗しちゃお~。
「私にもお願いします。後で私の事について説明しますから」
「あ、あぁ、所で君は…」
「あ、私は紺珠ヘカーティア【異界】」
「あ、あぁ分かったよ」
あ、慣れたねオールマイト。
少年、み、みど…緑谷?君はまだあたふたしている。何かブツブツ聞こえるけどどうでもいいや。
なんか気持ち悪いし。
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