地獄の女神のヒロアカ   作:荊軻

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 タイトルでわかると思います。





女神無双

 ハローみんな。

 とうとうこの日が来たよ。どんな日かって?

 それはね~

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!』

 

HEY(ヘイ)‼」

 

 雄英受験の日だ。

 壇上ではボイスヒーローの「プレゼントマイク」が叫んでいる。

 

 ちなみに今叫んだのは私だ。

 こういうのはノリにのって楽しんだ方がいい。残念ながら、私以外は誰一人として叫んでない。

 

『センキュー‼そこの女子リスナー‼』

 

『実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ‼アーユーレディ!?』

 

「イエスアイムレディ‼」

 

 うん、ここまでできたらちゃんと叫ばないとね。

 それにしても周りからスゲー見られてるわね。

 

『入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ‼』

 

『持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな‼』

 

『O.K!?』

 

「O.K‼」

 

『演習場には"仮想敵(かそうヴィラン)"を三種(・・)・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある‼』

 

『各々なりの"個性"で"仮想敵を"行動不能(・・・・)にし、ポイントを稼ぐのが君達(リスナー)の目的だ‼』

 

 要は無双ゲーとゆう訳ね。

 それにしても、このプリントには四つの仮想敵が載っているけど…

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

 ん?

 

「プリントには四種(・・)の敵が記載されております!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥じすべき痴態‼我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです‼」

 

 うわーあのメガネ君、超真面目タイプだ。私ああゆうタイプの奴苦手なんだよね。

 中二の時にあんな奴がいて一々私の服にケチつけてきたからちょっとだけ脅したんだよね。

 その後は何も言わなくなったけど。

 

「ついでにそこの君」

 

「!?」

 

 あっ、あれは緑…谷君?だったかな?

 

 それにしても、久しぶりに見かけたな。

 ん?よく見ると筋肉が付いてるね。あれからずっと特訓続けてたのか。

 

「先程からボソボソと…気が散る‼物見遊山のつもりなら即刻雄英(ここ)から去りたまえ!」

 

「すみません…」

 

 あはははは、注意せれてやんの。

 

「そしてそこの女子」

 

「何かな」

 

 もしかして私何かしたかな?

 

「この神聖なる受験に…なんだその変な格好は!」

 

「え!?この服変!?」

 

 ウソ⁉受験だからってちゃんと選んで来たんだけど‼

 したから普通の革靴に黒の生地に赤いラインが入ったスカートと黒のタイツに、「I love sister!」という文字が前の左側に書かれ、ちっちゃいピースが描かれている白シャツにピースと同じ星条旗柄のネクタイ、その上に黒のブレザー。

 変なのかねこれ⁉

 

「どう見ても変だろその格好は!」

 

「変なのかな?半年前に一ヶ月かけてこしらえたのに」

 

「手作りなのか⁉」

 

 うちの学校制服が無い私服中学だから自分でこしらえたんだよ。

 それに服は買うのより自分で作るのが好きなんだよね。私とピースの普段の服も、ピースのパジャマも私が作ってるんだよね。

 

「じゃあ面接の時にはちゃんとしたのにするよ」

 

「そうか、分かってくれればいいんだ」

 

 あら、意外とあっさり引いてくれるのね。

 

『オーケーオーケー、受験番号7111くん。ナイスなお便りサンキューな!』

 

『四種目の敵は0P!そいつは言わばお邪魔虫(・・・・)!スーパーマリオブラザーズやったことあるか⁉』

 

『あれのドッスンみたいなものさ!各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ!』

 

「有難う御座います、失礼致しました!」

 

 マリオのドッスンか、随分と分かりやすいね。

 

『俺からは以上だ‼最後にリスナーへ我が校の"校訓"をプレゼントしよう!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!』

 

『「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と‼』

 

『"Plus Ultra(更に向こうへ‼)"‼』

 

『それでは皆、良い受難を‼』

 

 それじゃあ、実技試験頑張るか。

 

 

 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

 

「あの女、さっきメガネに注意されていた奴だよな」

 

「また変な格好していわよ」

 

「ふざけてるのか?」

 

「でもああゆう奴から落ちるからラッキーだな」

 

 う~ん、周りがザワザワしているな。ちゃんと準備運動とかちゃんとしたらどうなのかね。

 動きやすい格好て聞いたからいつも着ているヘカーティアの東方衣装に身を包んでいるけど、なんか周りの視線がいつも以上に多い気がするな。

 

『ハイスタート!』

 

 始まったので音速を越えない程度に飛行。

 プレゼントマイクが何か言ってるけど試験に集中したいので、無視無視♪

 

『ひょ「グシャッ!」』

 

『ブッ「バギャッ!」』

 

 なんか喋った気がするけどどうでもいいや。

 

 ッ‼

 

「あらよっと!」

 

「うわっ!」

 

「大丈夫?」

 

 危ない危ない、この耳がイヤホンジャックみたいになっている女の子、もう少しで仮想敵にやられるところだったので。

 

「あ、ありがとう」

 

「そう、じゃあ頑張ってね」

 

「あんたこそ頑張れよ」

 

 こっちが手を振ると振り替えして反対側に走っていった。

 さて、続き続き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ100P位いったかな?

 途中で何人か助けたけど、多分これもP(ポイント)に入ってるかな。

 

 ドッオオォォォン!!!

 

 何⁉

 

 私が振り替えるとそこには30m強はありそうなロボットが移動していた。

 

 え!?あれがもしかして0Pの仮想敵⁉

 マジかー、全員逃げているよ。

 

 ……!

 そうだ、あれを試そう。

 

 そのために邪魔な連中を転移で離して。

 

「な、何だ⁉」

 

「き、急に移動してる⁉」

 

 なんかビックリしているけど今はどうでもいい。

 私は今、珍しくピース以外の事で昂っている。

 

「ぶっ飛べ、鉄屑」

 

 

 

 

「スペルカード、異界「逢魔ガ刻」‼」

 

 

 

 

 私がそう叫ぶと、ロボットに向かって紫色の光の球体が帯状に並んで幾つも突っ込んで行った。

 

 ドオオオォォォン

 

 そして、0Pの仮想敵に穴が空いたり抉れたりして地面に倒れた。

 

『終了~!!!!』

 

 これで実技は終わり、後は筆記と面接だけかな。

 

 

 

 





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