今度こそは護りたい(仮)   作:夜空を見上げて

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今回は長くなってしまいました。


[12話]助けに そして眷属に②

12話

 

現実に戻ると木場と小猫ちゃん、火織あと何故かリアスさんと朱乃さんまでいた。だが皆俺じゃなく反対の方向に顔を向けていた。俺もその方向に顔を向けると血だらけになったレイナさんとそれを抱えてるイッセーがいたがいた。

 

夜空「レイナさん!」

 

俺はすぐに彼女の元へ駆け寄った。

 

深い傷だ例え治しても長くは・・・

 

とにかく俺はレイナさんの傷を治す。レイナさんに手をかざし神器を発動させた。するとレイナさんは七色の光に包まれ傷が塞がっていった。

 

イッセーSIDE

 

夜空とアーシアが七色の光に包まてて数分未だに動かない。暫くして、リアス部長と朱乃先輩が転移して来た。リアス部長達もこの光景に少し戸惑っていた。更に時間が経ち、俺は不安になったのでこの七色の光のことも含め、火織先輩に聞いてみた。

 

一誠「火織先輩。夜空とアーシアは大丈夫なんですか?あとこの光はなんですか?」

 

リアス「さっき来たばかりで言うのもなのだけど気になるわ」

 

木場「僕もそれ気になってました。夜空君と彼女は大丈夫なのでしょうか?」

 

小猫「夜空先輩・・・」

 

リアス部長達も心配していたようだ。もちろん火織先輩も心配していた。

 

火織「大丈夫だと思いますよ。夜空さんは今アーシアさんの精神の中にいると思います。そしてこの光は神器の力です」

 

リアス「あの刀にそんな力があるのね」

 

火織「いえ。あれは別の神器です。夜空さんは他にも神器を持っているみたいですよ」

 

リアス「複数の神器の所有者!!普通は有り得ないわ!・・・でもこれを見てしまえば納得しざる得ないわね」

 

レイナ「アーシア・・・どうか・・・死なないで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危ない!!」

 

俺は振り向いた。腹部あたりに槍が突き刺さっているレイナちゃん。その奥には血相を変えているドーナシークがそこにいた。

 

ドーナシークは起き上がって夜空とアーシアに光の槍で串刺しにしようとしたのだが、それに気付いたレイナちゃんは二人を守る様に自分を盾にしてしまった。

 

一誠「レイナちゃん!しっかりして!クソッタレ!!」

 

俺は赤龍帝の篭手を出した。

 

『Boost』

 

神器から声がした。だが俺は気にせずドーナシークに向かって走った。

 

『Boost Boost Boost』

 

一誠「ドーナシーク!!ふざけやがってーーーーー!」

 

俺は怒りに任せドーナシークを殴りつけた。するとドーナシークを殴った同時に地面が凹みクレーターが出来た。ドーナシークは口から血を吐きそのまま失神してしまった。

 

その時のイッセーの力は下級悪魔の域を超えていた。

 

リアス「これが[赤龍帝の篭手]の力・・・凄まじい力だわ。中級・・・いや上級に匹敵する程の力だったわ・・・」

 

火織「あれが今代の赤龍帝・・・まだまだですね」

 

ドーナシークを倒した俺はすぐレイナちゃんも元へ駆け寄りそのまま抱き上げた。

 

レイナ「・・・イッセー君・・・ごめんね・・・もう少し君と一緒に・・・いたかったよ・・・」

 

レイナちゃんは涙を流しながら言う。

 

一誠「レイナちゃん!死なないでくれ!部長!レイナちゃんを!・・・レイナちゃんを治してください!」

 

俺はリアス部長に助けを求めた。だが、リアス部長は俺との目を逸らし、手を強く握りしめて言ってきた。

 

リアス「ごめん・・・イッセー・・・私達にこの子を治療出来る力がないのよ」

 

俺は一気に落ち込んだ。レイナちゃんを助けることが出来ないなんて。俺は悔しくて歯を食いしばっていた。

 

レイナ「イッセー・・・君・・・仕方な・・・いことな・・・のよ・・・悪・・・魔である・・・貴方の・・・主にも・・・出来な・・・いこ・・・とだってある・・・のよ・・・ゴフッ」

 

一誠「レイナちゃん!これ以上喋らないで!悪化してしまう」

 

レイナ「いっせ・・・い・・・君・・・私は・・・あ・・・なた「レイナさん!」」

 

後からレイナちゃんを呼ぶ声が聞こえた。顔を上げると夜空が焦った顔でこっちに向かって来ていた。夜空がレイナちゃんの元へ着くと、手をレイナちゃんにかざし、レイナちゃんは七色の光に包まれた。すると、穴が空いていた腹部がみるみると塞がっていった。

 

一誠「傷が塞がっていってる!これなら!」

 

夜空「イッセー・・・すまない。今の俺にはこれが限界だ・・・」

 

えっ?どういうこと?傷は塞がったんだよ?助かったんじゃないの?どうして目を逸らすの・・・

 

夜空「・・・神器を抜かれた影響もある・・・正直この状態では持って数分だ」

 

夜空は、歯を噛み締めながら言ってきた。大丈夫って言ったよな?なんでそんなこと言うんだ!

 

一誠「お前大丈夫って言ったよな?・・・おい!なんとか言えよ!ふざけるなよ!!」

 

レイナ「イッセー君!それ以上は!」

 

夜空に対して叫んでいた俺をレイナちゃんが呼び止めた

 

一誠「レイナちゃん!」

 

レイナ「彼は悪くないわ。私がアーシアを救いたくて言ったことなのよ。だから彼を責めないであげて」

 

レイナちゃんは弱りきった様な小さな声で言った。

 

一誠「レイナちゃん・・・でも・・・・・・でもレイナちゃんが死ぬなんて嫌だよ・・・レイナちゃんと、もっと一緒に居たいよ!俺の最愛の彼女のなんだ!・・・だから!・・・だから生きてくれよ・・・」

 

俺は泣いていた。鼻水を垂らしながら、目から沢山の涙を流していた。レイナちゃんの顔に俺の涙が流れていた。

 

リアス「・・・ソラ。場所変わりなさい」

 

リアス部長がレイナちゃんの側に寄った。リアス部長は懐から1つのチェスの駒を取り出した。

 

リアス「堕天使レイナーレ。貴方、私の眷属になりなさい」

 

リアス部長はいきなり眷属なれと言ってきた。こんな時に何を言ってるのだ。

 

リアス「眷属になって貰えば、もう一度命が与えられる。その代わり悪魔になり私に下僕となるの。どういうことか分かるわね?」

 

どうして・・・

 

一誠「リアス部長・・・なんで?」

 

リアス部長は目を逸らしながら言った。

 

リアス「なんもないわよ。ただ私は眷属にしたくなっただけよ。前代未聞だけど、どうかしらレイナーレ」

 

レイナ「いいのかしら?私は堕天使よ。貴方達の敵なのよ」

 

リアス「そんなの関係ないわ。それに貴方はイッセーが着いている。問題ないでしょ」

 

レイナ「・・・ふふふ、そうね。イッセー君がいるのだから・・・私は貴方についていくわ。お願いします。リアス・グレモリー様」

 

リアス部長はレイナちゃんに悪魔の駒を置いた。そして静かに呪文を唱えた。

 

リアス「我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、レイナーレよ。我が下僕となるため、悪魔と成れ。汝、我が[僧侶]として転生せよ!」

 

悪魔の駒は赤く光、レイナちゃんも中へ入っていった。光が消えるとレイナちゃんは体を起こした。

 

リアス「体の方はどうかしら?」

 

レイナ「えぇ、楽だわ・・・さっきまでの苦しさが嘘みたいね。まるで生まれ変わったみたい」

 

リアス「ならよかったわ。私のことはリアスと呼んでこれから私の下僕としてよろしくね」

 

レイナ「こちらこそよろしくね。リアス様」

 

一誠「レイナちゃん!レイナちゃんよかったよ!レイナちゃんと一緒に居られるんだ・・・よかっ・・・たよ・・・」

 

レイナ「イッセー君もう泣かないで。これから一緒に過ごせるのだから」

 

夜空「レイナさん・・・」

 

夜空がレイナちゃんに話をかけてきた。すぐ夜空は頭を下げてきた。

 

夜空「レイナさんごめんなさい!大丈夫だと言いながら救えなかったことに本当にごめんなさい!それとイッセー。レイナちゃんを救えなかってごめんなさい」

 

レイナ「・・・大丈夫ですよ。私は死にかけたわ。でも現に今こうして生きてるんですから。それに救いたかった気持ちは十分に伝わったわ。だからもう気にしないで」

 

一誠「俺もレイナちゃんと同じ気持ちだ。お前のことを攻めてしまって、俺のほうこそすまなかった」

 

レイナちゃんの言った通り助かったんだ。結果的にはリアス部長に救われたんだが、お前はお前で全力で救っていたんだ。

 

夜空「イッセー・・・レイナさん・・・ありがとう」

 

レイナ「そういえば、アーシアはどうなったの?」

 

夜空「アーシアさんも無事に助かったよ。今は眠っているだけだよ」

 

リアス「あの堕天使を始末しておきましょ。それとレイナーレ。私もあなたのことレイナと呼んでもいいかしら?」

 

レイナ「えぇ、いいわよ」

 

リアス「じゃ、レイナ今日からイッセーの家に泊まりなさい。その後の手配はしておくわ」

 

夜空「ちょっと待ってくれ」

 

もうこれで解散でだろ?もうヘトヘトだぞ。

 

夜空「レイナさん、君にはグリゴリに帰って貰いたいんだ」

 

リアス「どういうことかしら。レイナを殺す気なの!?」

 

どういうこと?グリゴリって確か・・・

 

一誠「お前!レイナちゃんにまた辛い目に合えって言ってるのか!」

 

夜空「違う!これはレイナさんの為でもある」

 

リアス「どういうことかしら?答えように言っては覚悟してもらうわよ」

 

リアス部長は夜空に向けて殺気を出していた。もちろん俺も朱乃先輩も木場も

 

夜空「これから準備するけどレイナさんには用意する封筒をアザゼルに届けて貰いたい。このままじゃ危ないから、ある物を渡すけど。大丈夫だ。封筒さえ渡してしまえば、最低限レイナさんの身も安全になるからね」

 

リアス「なんでそう言いきれるのかしら?ソラ、もしかして、教会の関係者なのかしら?」

 

夜空「あんな奴らと一緒にするなよ!」

 

怒った様な顔で殺気を飛ばしてきた。俺達は少し動揺してしまった。

 

リアス「ごめんなさい・・・」

 

木場「夜空君も・・・」

 

夜空「こちらこそすまない・・・さっきの続きだが俺はちょっとした理由でアザゼルには縁がある。それでだ。このままだとレイナさんは裏切り者として追われる身になってしまう。そうなってしまわないよう手を打っておくってことだ。でも完全に安全ってなわけじゃないぞ」

 

リアス「なるほど、一理あるわね。でも危険に変わりはないじゃないの?」

 

夜空「大丈夫だよ。封筒さえ渡してしまえばアザゼルは従わざるえないのだから。一応念の為に言っておくが聞かないでくれ」

 

リアス「あの堕天使の総督が・・・」

 

夜空「これは最終的にレイナさんが決めることだ。グリゴリに行けば少しの間イッセーには会えないが終われば問題もある程度片付く」

 

一誠「レイナちゃん・・・」

 

レイナちゃんの安全が少しでも高まるならそれは嬉しい・・・でも逢えなくなるのは辛いな

 

レイナ「行くわ。確かに離れるのは悲しいけど終わればまた逢えるのよね。なら大丈夫よ。それに今回の罪は償っておきたいの。だからイッセー君、リアス様行かせてください」

 

レイナちゃんの目はもう決心してるみたいだ。なら俺は

 

一誠「レイナちゃんもし何かあったらすぐに帰って来いよ。そんときは堕天使の総督だろうが俺がぶん殴ってやる」

 

リアス「覚悟を決めているのね。分かったわ。でも危ないと思ったらすぐに帰ってきなさい。それとソラ!レイナに何かあったら覚えてなさい」

 

リアス部長も送り出してくれるようだ。ただ夜空に睨みをきかせて・・・何かあったときは俺もお前をぶっ飛ばしてやる。

 

夜空「ありがとう、レイナさん。すぐに用意するよ」

 

そう言って何も無いところからいきなりノートパソコンが現れた。何かチップをパソコンに刺して作業をしていた。暫くしてチップを取り出しケースに入れて、次は紙を用意していた。何かを書いたあと封筒に書いた手紙らしき物とチップの入ったケースを入れた。それをレイナちゃんに渡す。

 

夜空「これをアザゼルに渡してくれ。あとこれもだな」

 

夜空の掌から3つの指輪を渡していた。1つは分からないけど2つは・・・

 

一誠「アーシアの持ち物じゃないか」

 

夜空「これは複製物だ。[聖母の微笑]より劣ってはいるが同等に近い力がある。多分これでレイナさんの違和感が少し取れるんじゃないかな?一応レイナさん[聖母の微笑]の所有者だからね。それでもう1つのだけど、レイナさんの悪魔の気配を消すための指輪さ。これが無いと危ないからね」

 

リアス「なんか頭が痛くなってきたわ。ホント、ソラって何者なの?」

 

朱乃先輩も木場も苦笑いしていた。俺も夜空が何者なのか分からなくなってきたよ

 

レイナ「えっと?これでもう行ってもいいのかしら?」

 

リアス「えぇ、大丈夫よ。気をつけて行ってきなさい」

 

一誠「必ず帰って来てくれよな、レイナちゃん」

 

レイナ「必ず帰ってくるわ。帰って来たとき改めてよろしくお願いします」

 

夜空「気をつけてな。アザゼルに狐とよろしく言っといてくれ」

 

狐?何言ってんだ?まーいいか。レイナちゃんが飛んでいった。元気に満ちた顔で。レイナちゃん、俺待ってるから。

 

その後皆とは解散した。夜空はアーシアを背負って火織先輩と一緒に帰って行き。リアス部長と朱乃先輩、木場、小猫ちゃんは転移で消えていった。俺も家路に辿って帰った。




最後のほうかなり無茶振りなってしまいました。

無意識なのか分かってないのかイッセーはやっと赤龍帝の篭手を使いましたね。

最後にレイナーレはグリゴリへ帰って行きました。大丈夫です。必ず帰って来ますので。

次回からやっと次の章に突入です(。・ω・)ノ
その時にでも小猫ちゃんと黒歌を会わせておきたいですね。どうなることやら
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