今度こそは護りたい(仮)   作:夜空を見上げて

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どうも(。・ω・)ノサブタイトルって思いつきにくいorz

最初レイヴェルについて何があったかを軽く言っています。

今回も無理やり話繋げているのでおかしな部分がありますね


[15話]勝手に仕切らせてもらう

夜空「あぁ、やっぱりレイヴェルだったか。久しぶりだな」

 

レイヴェル「お久しぶりです。夜空様」

 

ドレスの両端を持ち少し上げお姫様の様な挨拶をする。

 

リアス「えっと・・・ソラ。レイヴェルと知り合いなの?」

 

夜空「あぁ、昔に少しだけな。そういえば、なんでここにいるのだ?」

 

レイヴェル「私は兄の眷属ですの」

 

夜空「えっ!?レイヴェルってフェニックス家の者だったの!?」

 

レイヴェル「フェニックス家出身の、レイヴェル・フェニックスと申します。以後お見知りおきを」

 

夜空「そうなのか・・・まさかそこまでの地位の人だったとは・・・」

 

リアス「ソラ・・・知らなかったの?とゆうかどうやって知り合ったの?」

 

夜空「あぁ〜、レイヴェル言ってもいいのかな?」

 

レイヴェル「構いませんわよ。リアスお姉様も少しはわかると思いますし」

 

リアス「私もわかる?どういう事かしら」

 

夜空「リアスさん、多分耳に入れたことはあるんじゃないかな?レイヴェルの誘拐の話」

 

「「「「「!?」」」」」

 

イッセーとアーシアさん以外皆驚いていた。

 

ライザー「人間であるお前がなんでそんな事を知っている!」

 

リアス「ソラ、極一部の者しか知らない事をなんで知ってるか教えなさい」

 

リアスさんとライザーは殺気を向けながら質問してくる。

 

夜空「知ってるも何も、俺がレイヴェルを誘拐犯から助けただけだよ。そして家の前まで送って帰っただけだよ」

 

一誠・アーシア以外「はっ!?」

 

レイヴェル「えぇ、夜空様の言っていることは間違っていませんよ?あの日、はぐれ悪魔に誘拐された私は人間界に連れ去られ、襲われそうになったところ夜空様に助けて頂いたのですわ。1週間共に野宿して、家に送って頂きましたの」

 

言わなくてもいいのか?誘拐された理由を・・・レイヴェルが言わないなら、言わなくてもいいか

 

リアス「人間であるソラが助けてフェニックス家に送り届けられた・・・ちょっと・・・頭痛くなってきた」

 

リアスさんはそう言って、頭抑えながらソファーに座った。

 

ライザー「人間風情にフェニックス家は助けられただと・・・我々より下の下等種族に・・・」

 

ライザーは何故か怒っていた。

 

夜空「まー、そういう事だ。それよりイッセーいい加減に動け〜ド変態」

 

イッセーはライザーの眷属を見てからずっとブツブツ言って動いてなかった。多分さっきの話も聞いてないだろうな・・・

 

一誠「誰がド変態だ!てか、眷属全員女の子・・・ハーレム羨ましい過ぎる」

 

こんな事言ってるイッセーに俺と分かっていないアーシア以外は引いていた。

 

ライザー「なるほど、ユーベルーナ!」

 

ルーナ「はい、ライザー様」

 

ライザーが眷属の1人を呼ぶと反応してライザーの隣に立った。ライザーはユーベルーナの顎を持ちそのまま口付けをした。ディープキスをしながら。

 

リアスさんはそれを見て引いていた。うん、俺もちょっと引きたくなる。少しだけいいなとは思うけど・・・

 

ライザーは唇を離すと今度はユーベルーナの胸を揉みながら言う

 

ライザー「お前じゃ、こんな事一生出来まい。下級悪魔君」

 

一誠「くっ!うっせーこんな調子じゃ部長と結婚した後も、他の女の子とイチャイチャするんだろ!この種まき焼き鳥野郎!」

 

ライザー「貴様、自分の立場をわきまえてものを言っているのか?」

 

一誠「知るか!俺のたちゴフッ・・・何するんだ夜空!」

 

夜空「いい加減にしろ!イッセーお前の言いたいことも分かるがこれ以上はリアスさんに迷惑がかかる」

 

イッセーの気持ちも分かる。だがこれ以上はどうしてもダメだ・・・俺もあのクソ焼き鳥野郎を殴り飛ばしたいよ。ただ今はダメだ・・・

 

夜空「これ以上、ややこしい事になるのはゴメンだ。グレイフィアさんには悪いけど勝手に進行させてもらう」

 

リアス「何を言ってるの!ソラ」

 

夜空「リアスさん、ごめんけどレーティングゲーム受けてくれ。勝ってしまえば、こんな奴とはおさらばだ」

 

ライザー「こんな奴とはなんだ!下等な人間風情の癖に」

 

夜空「ライザー!黙っとけ!!」

 

俺はライザーに殺気を向けた。殺気に当てられたライザーは怯み黙った。

 

夜空「ライザー、お前はレーティングゲームの経験者だったな?」

 

ライザー「あぁ。」

 

夜空「ならハンデとして10日間リアスさん達に修行の期間をくれ。この間にリアスさんには鍛えて貰いたい。今のままじゃ確実に負け試合だからな」

 

リアスさんは眷属が揃ってない上未経験だ。さらに未熟だからどう考えても勝ち目がない・・・

 

一誠「ちょっ!夜空何言ってやがる!こんな奴この場で叩きのめせばいいだ!」

 

夜空「イッセー!いい加減しろ!!これ以上面倒事増やすな!それにお前の為でもあるんだぞ」

 

一誠「俺のため?意味分からないぞ!」

 

夜空「相手は貴族だ!お前がこれ以上騒ぎ起こせば、問題になって最悪首チョンパだ!死ぬんだよ」

 

一誠「死ぬって・・・分かったよ。ごめん・・・」

 

夜空「分かってくれればいい。さて、ライザーリアスさんにハンデをくれないかな?10日後は丁度、日曜だ。学校も休みだからな」

 

ライザー「分かった・・・それでいい」

 

夜空「リアスさんはどうする?」

 

リアス「えぇ・・・それでいいわ・・・」

 

夜空「了解。グレイフィアさん、まとまりましたよ。勝手に仕切ってすいませんでした」

 

グレイ「承知致しました」

 

ライザーは眷属と共に去ろうとしていた。

 

リアス「ライザー・・・必ず貴方を消し飛ばしてあげる!」

 

ライザー「楽しみにしてるよ。愛しのリアス。次はゲームで会おう」

 

レイヴェル「夜空様、また会ったときは昔の約束お願いしますわ」

 

夜空「あぁ、その時が来ればな」

 

ライザー達は魔法陣を展開し、笑いながら消えていった。暫く皆黙りこんでいたが、俺が先に口を開いた。

 

夜空「リアスさん、ごめんなさい。勝手に進めてしまって・・・」

 

リアス「・・・いいのよ。あのままだとイッセーは最悪殺られていたわ。それに、このままだと私達は負けていたわ・・・だから時間を作ってくれてありがとう」

 

グレイ「私からもお礼申し上げます。あの時止めてくれて、仕切ってくれた事に感謝致します」

 

夜空「いえいえ、それにあのまま続いてたら俺が焼き鳥を殴り飛ばしていたところなので、まー自分の為ですよ」

 

グレイ「・・・では、私は戻り知らせて来ます。お嬢様、10日後にお会いしましょう」

 

グレイフィアさんは魔法陣を展開し消えていった。良かった・・・これで一旦落ち着ける

 

夜空「イッセー、さっきはすまなかった。だが、イッセー気をつけろよ。お前の行動はリアスさんのその後に響くのだからな?」

 

一誠「あぁ、いいよ。俺も止めてくれてありがとう。そしてリアス部長、ごめんなさい」

 

リアス「いいのよイッセー。私に為に言おうとしてくれたのよ。それよりレーティングゲームよ。明日から10日間修行する為、山に行くわよ」

 

一誠「いいのですか?部長。学校がありますよ?」

 

リアス「公欠にすればいいのよ。その手配はしておくわ」

 

リアスさんは着々とやることを整理しているみたいだ。流石だな・・・なら俺も・・・

 

夜空「リアスさん、その公欠俺もお願いしてもいいかな?あと俺の家族の分も数人」

 

リアス「なんでソラもなの?私達の問題なのよ?これ以上は・・・」

 

夜空「問題なくないよ。俺がここまでやっちゃったんだ。それに俺はリアスさんと友達なんだぞ。だから俺がリアスさん達をある程度鍛えるよ。特にイッセーはな。それにリアスさんの悩みはこれだったのでしょ?なおさらだよ」

 

リアス「ソラ・・・ありがとう。ならお願いしようかしら。元賞金稼ぎの貴方にアドバイス貰えるなら心強いよ」

 

夜空「任せろ!早速なんだが公欠お願いするのは、アーシア、アインハルト、司波深雪、紺野木綿季でお願いします」

 

リアス「あの子達がソラの家族だなんて・・・」

 

朱乃「あらあらまーまー、有名な方ばかりですね」

 

一誠「お前の家族とか、なんて羨ましい」

 

またイッセー泣いてるし・・・まだまだいるにだけどこれ以上は黙っておくか。これ以上面倒事になりたくないし

 

夜空「あと他の家族も連れてくる」

 

リアス「分かったわ・・・じゃ明日朝4時、学校前集合ね」

 

夜空「あと、小猫ちゃんの意思次第なんだけど、俺の家に来てくれないかな?合わせたい人がいる」

 

リアス「ソラ!小猫を連れて何する気?」

 

夜空「さっき言ったろ。合わせたい人がいると。来る来ないは小猫ちゃんが決めることだよ。どうかな?」

 

小猫「わかりました。会いたい人ってのはわかりませんがついて行きます」

 

一誠「小猫ちゃん、ついて行っちゃ危ないよ!夜空にあんな事やこんな事を」

 

小猫「それは、一誠先輩だけです。変態一誠先輩よりは信用は出来ます」

 

一誠「さり気なくdisられた・・・てか夜空より信頼されてないって・・・」

 

夜空「イッセー、・・・ドンマイ」

 

リアス「それじゃ明日に向けてすぐに準備しましょう。これで解散よ。また明日」

 

そう言って今日は解散した。小猫ちゃんは少し家に戻ると言って転移して消えていった。30分位待ってると魔法陣が現れそこから小猫ちゃんが帰ってきた。大きな荷物を持って・・・聞けば明日の荷物だとか・・・泊まる気満々ですか!




どうでしたでしょうか?

レイヴェルとの出会いは、別作品としていつか出しますのでお待ちください。

ライザーはやっぱりクソ役ですね〜

次回は、小猫ちゃんと黒歌の話になります

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