今度こそは護りたい(仮)   作:夜空を見上げて

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どうも(。・ω・)ノ

また遅い投稿になってしまいましたね・・・

では、どうぞ(。・ω・)ノ


[38話]朱乃の気持ち

朱乃「お母様、何をなさるつもりなのですか?」

 

朱璃「えっと、夜空君でしたかしら」

 

夜空「えぇ・・・どうですが、なんでイッセーを外へ追い出したのですか?・・・」

 

朱璃「この話は、ここにいる3人で話した方が良いと思いましてね。狐さん」

 

朱乃「お母様?何を言ってるのですか?夜空君と狐様とは似つきませんよ・・・」

 

朱璃「ふふふ、まだまだですわね」

 

夜空「はぁ〜、よく分かりましたね。あの時ずっと俺の方を見てたのはそういう事でしたか・・・見た目かなり違うはずなんですがね」

 

朱璃「命の恩人の事は忘れませんよ。5年前、私と朱乃を助けて頂いてありがとうございます。あなたのお陰で今も娘と生きていけてます」

 

夜空「いえいえ、気にしないで下さい。あの時、偶然通りかかったので助けたのですよ。だから頭を上げてください。それと、朱乃さんは話についていけてないみたいですよ」

 

朱乃さんは呆然としていた。衝撃な真実にショックだったのか動かないまま固まっていた。

 

朱璃「朱乃、そろそろ気を確かにしなさい。あなたの探し人だったのでしょ。ずっと身近にいて気づかなかったのかしら?」

 

朱乃「っ!?夜空君があの時救って頂いた狐様なのですか!?」

 

朱乃さんは俺に近づき聞いてくる。当たってるから下がってくれ!!

 

夜空「朱乃さん、近い、近いですから離れてください」

 

朱乃「あっ、すいません・・・」

 

朱璃「この様子だと気付いてなかったみたいね」

 

夜空「普通は気付きませんよ・・・まー、朱乃さん。俺があの時の狐ですよ。本当に大きくなったね」

 

俺は朱乃さんの頭を撫でながら言っていた。

 

朱乃「・・・私は・・・私は・・・あなたのことをずっと探しておりました・・・あの日、貴方様に救って貰った日からずっと・・・」

 

朱乃さんは俺の胸の中で泣きながら言っていた。

 

5年前、俺は夜中歩き回っていた時、殺気むき出しのアホ堕天使達を見かけてしまった。ちょっとヤバそうな雰囲気だったのでアホ堕天使達の後をつけていると、この神社に来てしまったのだ。そして、アホ堕天使達は2人の親子を襲っていたところ、俺は異空間に適当にしまっていた狐の仮面を被って、バカ堕天使達を叩きのめしてやったんだよ。もちろん死んでないぞ。その後、親子の父らしき堕天使が飛んできたので何も言わず去って行ったのだよ。

 

まさか、朱乃さんがあの時の子供だったなんてな・・・世界ってある意味狭いな〜てか、堕天使の子供だったよな・・・なんで悪魔になってるんだ・・・いや、レイナさんがいる時点でもう遅いか。

 

ようやく朱乃さんは泣き止んで落ち着いてくれた。

 

夜空「落ち着きましたか?本当にあの時の子供が大きくなったんだな。今は先輩だが」

 

朱璃「あなたが朱乃の後輩ですか。おかしな話ですね。今度はいきなり去らないでくださいよ」

 

夜空「ははは・・・、すいません。そういえば、あなたの夫は堕天使でしたよね?」

 

そう言うと朱乃さんは怒ったような顔になっていた。父親と何かあったのか・・・

 

朱璃「えぇ、堕天使バラキエル。私はあの人と結婚して朱乃を授かりましたわ。ただ、朱乃は夫の事を嫌っていて・・・」

 

あのバラキエルさんか。あの人が朱乃さんを・・・

 

朱璃「救って貰った日からずっと朱乃はあなたの事を探していたのですけど、夫はそれを心配してキツく言っていたの。その時に夫が「去って逃げたあんな奴なんて探すだけ無駄だ」なんて言ったもので。それに切れた朱乃が家を飛び出した事があったの」

 

・・・これって完全に俺のせいだよな・・・あの時に黙って去らなければ・・・

 

朱璃「家出して1ヶ月したくらいかしら。神社の周辺で朱乃が悪魔になって戻ってきたのよ。その時は、目の前が真っ白になって倒れそうになったわね。ふふふ」

 

夜空「本当にすいませんでした!」

 

俺は土下座して朱璃さんと朱乃さんの謝った。

 

朱璃「いいのよ。実際は良くないけど、もう良いのですよ。お陰で夫にはいい薬になったのですよ。ふふふ、あの時の夫の顔ときたら真っ青になっていたのだから。いい物見れましたわ」

 

・・・この人もドSだな・・・って関係ないだろ!

 

朱璃「朱乃が悪魔になってしまったことにはもう後悔はないわ。今は楽しそうに暮らしているのも。母としては嬉しいくらいだわ。そして、朱乃の念願のあなたに出会えたのです。なので、もう気になさらないですださい」

 

夜空「そう言われましても・・・」

 

朱璃「そこまで気になるのでしたら、朱乃を貰ってください」

 

夜空「はっ!?」

 

朱乃「ちょっと!?お母様!いきなり何を!!」

 

突然の爆弾発言に俺と朱乃さんは驚愕していた。だって、いきなり朱乃さんを貰ってくれなんて言うのだぞ。固まるわ!

 

朱璃「ふふふ、そんな顔されるとは思っても見なかったわ。朱乃はあなたに想いを寄せてるのよ。もちろん、夜空君としてね。家でよくあなたの事を楽しそうに話すのよ。その時の朱乃の顔ったらね〜」

 

朱乃「お母様!そ、それは言わないで下さい!よく助けてくれてる夜空さんの事が気になっているだけで、夜空さんの事は別に想って・・・」

 

朱璃「ふふふ、朱乃。夜空君から夜空さんに変わっているわよ?我を忘れる程夜空君の事を思っていたのね。母としてこんなに嬉しい事はないわ。早く孫の姿が見たいわ。ふふふ」

 

朱乃「・・・・・・・・」///

 

朱璃さん・・・さっきからずっと爆弾発言してるんですが・・・てか、あの朱乃さんが顔を真っ赤にして大人しくなってるよ・・・普段見ない顔だからある意味いいな。だけど、朱璃さんは怖いな・・・

 

朱璃「ふふふ、黙ったって事は認めたのね。さて、夜空君。娘の朱乃を貰ってくれないかしら?」

 

夜空「・・・今は返事はNOとだけ言っておきます・・・」

 

そう言うと、朱乃さんは顔を悲しい顔になって下を向いていた。

 

朱璃「ふふふ、朱乃ったら甘いわね。夜空君、話の続き言ってもらえないかしら」

 

夜空「朱璃さんにはバレますか。まー、仕方ないですね。朱乃さんの意識で決めてください。これは、親も決める事でもあるが、1番は本人の意志と言葉がですよ。さて、朱乃さんの気持ちを言葉にして教えて下さい」

 

朱乃さんは、一瞬嬉しそうな顔になり何かを言おうとしたが、その後押しとどまり急に暗い顔になってしまっていた。

 

朱乃「私は、堕天使の幹部バラキエルと人間のお母様との間に生まれた者なのです。私はあの時、バラキエルの言った言葉がどうしても今も尚許せないのです。そして、私の中にある堕天使の力が嫌いなのですよ。」

 

そう言うと、朱乃さんは俺に背を向け巫女服の上の服を脱いだ。そして、2枚の翼を生やした。1枚は悪魔の翼、もう1枚は堕天使の翼を・・・

 

朱乃「あの日、リアスと偶然に出会ったわ。私を眷属にするって言ってきた時、私の堕天使の血を消してくれると思っていたわ。だけど、私が思ったのと違った・・・片方はリアスの眷属としての悪魔の翼。もう一方は、忌々しい汚れた堕天使の翼。両方の翼を持ったおぞましい生き物になってしまったわ・・・ふふ、この身に汚れた血を持つ私にはお似合いかもしれませんね・・・」

 

俺は思わず朱璃さんの方を見てしまった。朱璃さんは顔を下に向けながら答えてくれる。

 

朱璃「5年前、私達が堕天使達に殺されそうになった理由は、夫が憎いと言う理由もありますが、1番は朱乃が堕天使と人間の血が混ざった禁忌の子であったからなの。他種族との間に生まれる子は禁忌とされているみたいでね・・・アザゼル様は喜んでくれてはいたものの、この事に対して良く思ってない者がいたのよ。その者達が朱乃を殺そうとしていたの」

 

自分が汚れた血と言っているのはそういう事か・・・だけど

 

夜空「朱乃さんはおぞましい生き物ではありませんよ。俺としては綺麗に思えますよ。コカビエルやバラキエル、アザゼルの翼と違って、朱乃さんの翼は何も混ざってないような綺麗な黒い翼。悪魔の翼と一緒でも俺は綺麗だと思うよ」

 

朱乃「よ、夜空君・・・」

 

驚いている朱乃さんを無視して、両肩を掴む。服がはだけてる事を忘れて・・・そして、朱乃さんを優しく包み込む様に抱いた。

 

夜空「それと、汚れた血なんてどうでもいい。誰の血を引いて、どんな存在でも、朱乃さんは朱乃さんだ。汚れてもないし、おぞましくもないよ。正体がなんであろうと朱乃さんは俺にとって大事な人なんだよ」

 

とっても、大切な守りたい者達の1人なんだよ・・・とても遠い、俺の過去に守りたかった1人・・・今も尚、護りたい人と日常・・・

 

俺はすぐかに涙を流していた。

 

朱乃「・・・夜空・・・君・・・」

 

俺は、朱乃さんの声に反応し我に返った。

 

夜空「すいません、朱乃さん。生意気な事を言ってしまって・・・」

 

何をやっていたのだろう・・・服を脱いでいる朱乃さんを抱きつくなんて・・・

 

朱乃「夜空君・・・あなたの思っている事を聞いて安心したわ。ありがとうございます。私を・・・私を夜空君達と一緒に居させてください」

 

朱乃さんは吹っ切れたような顔になり、顔を合わせて言ってきた。

 

夜空「えぇ、構いませんよ。これからよろしくお願いします」

 

朱乃「ふふふ、よかったわ。リアス達には負けないように頑張らないとね。それと、私の事を朱乃と呼んでください」

 

夜空「ははは・・・、分かりました。何を頑張るのかは分かんないけど・・・そろそろ、服を着てください・・・」

 

目を逸らしながら言ってると、朱乃は不敵な笑みを浮かべた。

 

朱乃「ふふふ、いいではないですか。こっちを向いて私の胸を触って堪能しませんか?」

 

朱乃は肌を晒した状態で俺に寄ってくる。そして、何もつけていない胸を俺の背中に押し付ける・・・柔らかい・・・

 

朱乃「リアスが来るまで私と抱きつき合いましょ?ふふふ」

 

朱乃は誘うように俺の耳元で囁き甘い言葉で攻めてくる・・・

 

リアス「私が何かしら?」

 

いきなり、部屋の戸が開きリアスさんが現れた。・・・俺死んだ臭くね?

 

朱乃「あらあら、折角の二人きりの時間が無くなってしまったわね」

 

ふぁ!?2人!?そういえば、朱璃さんさっきから何も喋らないと思ってたら出ていってたのかよ!!

 

リアス「朱乃、私のソラに何をやっていたのかしら?」

 

朱乃「ふふふ、夜空君はまだ誰のものでもないですわ。私はただ夜空君に慰めて貰っただけですわ。それと、家に住んでも良い許可を」

 

リアス「朱乃がソラの家にね〜・・・まー、いいわ。絶対に負けないから」

 

朱乃「私も負けませんわよ。と言っても何番目でもよろしいのですけれどね。だって、ライバルが多いのですもの」

 

リアス「そうね。それを思い出してしまえば、そう思ってしまうわ・・・だけど、あなたには負けたくはないわね」

 

何を争ってるのだか・・・俺逃げてもいいよな?この場にいると死にそう・・・・・・

 

一誠「あっ、部長も来たの・・・で・・・す・・・ね・・・・・・すいません。失礼しました。俺は先に帰りますね」

 

おいぃぃぃーーーーーーーー!!察してすぐに逃げるなああぁぁぁーーー!!俺を逃がしてくれえええぇぇぇーー!!

 

俺はイッセーに必死で目で訴えたが、その願いは届かずイッセーはこの場を去っていった。




いかがでしたでしょうか?

セリフ考えるのにかなり時間かかってしまいましたね・・・

朱璃のドSっぷりは半端ないですね・・・あれは食らいたくない・・・

リアスと朱乃はオリ主を競ってのライバルになってしまいましたね。因みにオリ主は最近みんなの行動を察してはいますが、ちょっとした理由で察してない事にしております。

次は、ついに会談の回になりますね。多分ここは長くなると思います。

では、また次回に(。・ω・)ノ
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