私の家には3つ上の義理の姉と4つ下の義理の妹がいる。
そんな姉妹とのどたばたライフ……を書きたかったからオープニングだけ書きました。






 誰かこんなお話知りませんか?若しくは誰かかいてくれませんか?

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 始めにこんな小説とも言えないような小説を開いてくださりありがとうございます。

 何となく頭に浮かんだ設定にばぶみを感じたので書かせていただきました。最後まで楽しんでいただけたら幸いです。
それでは始まらずに終わる物語をどうぞ。


探偵の義姉と怪盗の義妹

ピピッ、ピピッ、ピピッ

 

 現在時刻は朝の四時、いつもどおりの時間に起きた潤はまだ朝日の差し込んで来ていないベッドから起き出すと、洗面所で顔を洗ってから朝食を作るためにキッチンへ向かった。

 

 キッチンにはつい一月ほど前まであった蒸し暑さはすでになく、代わりに少しひんやりとした空気が顔を覗かせていた。

 

 潤は朝食の内容を決めるために冷蔵庫を開ける。その時冷蔵庫の戸にマグネットでついているホワイトボードが目についた。そこには一週間の曜日と潤のほか鏡歌、綾鳥と書かれていて、一番上には料理当番と書かれている。今日の曜日には潤の所に丸がついていた。

 

 (これは姉さんがこの家に来たときに用意したものだったな。

 後から来たのに料理の家事を全てやらせる訳にはいかないから。とか言って料理当番を決めたのに私が勝手に作るのを止めるために鏡歌姉さんが用意したやつだったな)

 

 冷蔵庫の中を見て小さく頷いた潤は冷蔵庫から卵を取り出すと熱して油をひいたフライパンに卵を割って目玉焼きを作り始める。そしてその横でお湯を沸かす。

 

 目玉焼きを作っている間に食パンを取り出しトマトケチャップを塗った上に食べやすい大きさに切ったピーマン、玉ねぎを乗せその上にチーズを振りかけてトースターに入れる。

 

 

 お湯が沸騰し出したらそれを使ってオニオンスープを作る。

 

 そんな風に朝食を作っているとカシャンと鍵の開く音がして鏡歌が帰ってきた。

 

 「お帰り、鏡歌姉さん。お疲れさま」

 

 「ただいま、潤。いやー夜食作ってくれてありがとうね」

 

 私の分だけじゃなくて社員の分も。とコートを脱ぎながらこっちにくる鏡歌にできたてのオニオンスープを出す。

 

 「それでどうだったの?」

 

 「あー……残念ながらバッチリ撮れちゃったよ」

 

 詳しいことは内緒だけどね。と唇に指をあてながら付け足した鏡歌の職業は探偵だ。とはいってもアニメや小説によく出てくる探偵のように殺人事件を次々解決する何て言うのではなく(そんな凄腕でもないし)唯一の例外を除いては社員数四人のちいさな探偵事務所の社長として浮気調査やらペット探しなんかをやっている。

 

 「お疲れさまでした。それで怪盗バレットについてなにか進展はあった?」

 

  さっき書いた唯一を例外って言うのがこの『怪盗バレット』絡みの事件だ。これだけはなぜか小規模でヘボ探偵なのくせに警察からもだいぶ信頼されていて警察などと一緒に捜査している。

 

「残念ながらなにも無いよ。犯行予告もなく招待も掴めてない」

 

 長い髪を適当に括って、少ししゅんとしてしまった鏡歌にできたてトーストと目玉焼きを朝食として出した。

 

 「そっか……」

 

 「安心しなよ潤次会ったら怪盗バレットを絶対捕まえてあげるからさ」

 

 そう疲れながらもどこか溌剌さを感じる笑顔を浮かべて言ったあと、シャワー浴びて寝ると言って鏡歌はお風呂場へ向かった。

 

 「次は捕まえてやるってさ。怪盗バレット」

 

 鏡歌が出ていった後バスタオルを届けに行った潤は階段の上に向かって声をかける。

 

 「知っているよ。聞いてたからね♪」

 

 そう言って何回逃げられているんだか。と少し呆れながら怪盗バレットこと綾鳥が階段から降りてきた。

 

 「そろそろまた盗もうかな。ねぇ何処か良いとこな――」

 

 いきなり正体のバレそうなことを言い出した綾鳥の口を潤は慌てて塞いだ。

 

 「いきなりなにをするのさ」

 

 口を塞がれたことに文句をいってくる綾鳥に潤はちいさな声で叱るように答える。

 

 「盗聴機とか調べてないのに正体のバレそうなことを言うんじゃない」

 

 「潤だってバレそうなこといってたじゃん」

 

 「私のは誤魔化せるからいいの」

 

 一通り盗聴機などを探すと綾鳥がこほんと咳払いをしてから聞き始めた。

 

 「それでなにか良いとこない?」

 

 今日どこに行こうか?と聞くかのように聞かれた普通じゃない質問に潤は当たり前のように答える。

 

 「3週間後に四谷美術館でピカソのオリジナルの絵の展示が始まるらしいよ」

 

 「そっか、じゃあそこにしようかな」

 

 「それじゃあ地図とか用意しておくから道具整備に出しとけよ」

 

 「うん分かった♪おねーちゃんいつになったら気づくかな?」

 

 さらっと決めると(義妹)は二階に上がり、ごそごそと道具を纏める。時計をふと見ると朝の6時頃。そろそろ仕事に行く時間かなと潤は自分の分と鏡歌の食器を洗った。

 

そのあと仕事に行くため着替えたりと準備を整えて7時頃。

 

 「それじゃあ食べ終わったら食器は水に浸けといてよ」

 

 朝食を食べている綾鳥は声をかけた潤に「はーい♪」と元気よく答えた後綾鳥は潤に話しかける。

 

 「ねぇ、潤こんな早く出かけないでもお宝があればゆっくり暮らして行けるのにどうしてそうしないの?」

 

今までにも何度かされた質問。

 

 「確かに家は代々怪盗をしている別にその他で生計を立ててもいいだろ。それに私までそれで食い始めたら(鏡歌)姉さんが本当に一人になっちゃうじゃん」

 

 (ただでさえ小さい頃(鏡歌)はひとりぼっちだったから、この家で一緒に暮らすことになったときに次はひとりぼっちにさせないって決めたしね)

 

 「そうだね♪潤はおねーちゃんのこと好きだもんねー」

 

 キャハハッと笑いながら綾鳥がさらりと爆弾を投げてくる。

 

 「そ、それに私もそうしちゃったら私が働いていないのに収入があって怪しまれるでしょう」

 

 「それもそうだねー、じゃあ頑張ってねー」

 

 棒読みぎみに返事をした適当な妹に見送られながら潤は仕事に向かった。

 

 「それじゃ行ってくるね。くれぐれもばれないようにね」

 




 どうだったでしょうか?初めは事件起こして三人で解決する話をと思っていたのですが設定が思い付かなかったのでこんな中途半端になってしまいました。

 こんな出来損ないを最後まで読んでくださりありがとうございました。

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