同級Pのハーレム(暴走気味)を眺める事務員Bのお話   作:Aりーす

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2000年後も2人でいたい(ただし手錠装備とする)

 

 

 

「芝崎さん!どうしたらプロデューサーを籠絡できるんですか!?」

 

「知らねえよ……俺とお前が今日初めて会った第一声がそれってどうよ?」

 

「シーくんならどうやって男の人を籠絡しますか!?BL的な観点で教えてください!」

 

「んな腐ってねぇよ!?なんかさ、ニュージェネレーションのお前ら3人が1番暴走してるよな。渋谷は元からだけど」

 

「凛ちゃんは戻れない所まで行ってますね。プロデューサー愛レベルが80超えてますから」

 

 どんなレベルだよ。さて、まぁこの事務所には色々なアイドルがいる。裕也が1人でプロデュースしてるなんて夢にも思えない人数だが、なぜか普通にこなしている。もしかしたら進藤裕也は複数人いるのかもしれない。

 

 ほら、例えば小さい頃競馬を見てたとするだろ?別の馬の騎手に全く同じ名前が1日に何回も書かれてるわけだ。もう分身してるんじゃないかって思ったね。あ、ギャンブルはしてないぞ?

 

 あ、本日も事務仕事頑張ってます芝崎咲良です。俺の自己紹介はどうでもいいとは思うけど、まぁ聞いていって下さい。……わり、語ることないんで俺と話してる方々の紹介に移ります。

 

「むぅ……あ!今度のお仕事はどんな感じなんですか?手錠の付け方講座は一体いつなんです?」

 

「そんな物騒なもん来ないわ。片桐さんなら来てもおかしくないけどな」

 

「元警察だからって仕事差別はいけないと思います!私にも下さい!」

 

「ちなみにその手錠とやらは誰につけるおつもりで?」

 

「プロデューサーの両腕に」

 

「手錠の定義を見直してこい。場合によってはお前につくぞ、島村」

 

 手錠についてなぜか知ろうとする(すっとぼけ)この女子は島村卯月。確実に口癖は「頑張ります!」の頑張り屋……だとは思ってたけど、最近頑張る方面を間違えつつあるだろうな、と思っている。

 

 一時期は無個性みたいに言われてた時期もあったが、今はこの事務所のトップレベルに入る1人だ。かなり頑張っていた印象だが、その裏にあの鈍感がいたおかげで伸びた代わりに愛レベルが上がりすぎたんだよきっと。

 

 ちなみにニュージェネレーションってのは3人組ユニットだ。島村卯月、渋谷凛、本田未央の3人で構成される今や超人気ユニットの一つだ。まぁ他も負けてはないだろうけどな。

 

「そうだよしまむー。手錠じゃなくて首輪派だよ私は!」

 

「お前の好みを聞いた覚えはない。そして裕也は犬ではないぞ」

 

「いつか犬になると思います。私専用になったら最高ですよね!」

 

「満面の笑みで言ってるけど、ただのドSだよ言ってる事」

 

「まぁ、これも愛が成せる言動って言うんですかね?」

 

「お前らの言ってる事が神崎並みに理解できないんだけど。……あの頃の本田はどこ行ったし」

 

「今でも本田未央はここにいますよ!?」

 

 で、もう1人。本田未央……まぁ島村と同じ感じだ。ニュージェネレーションだと才能的な話では1番だが、不遇な時期があった。他の2人の方が早かった、という感じなのか他のアイドルに上に行く機会を取られたりしてたのか……まぁ詳しい話はそこまで覚えてない。

 

 まぁスカウトしてるのもそこからのケアだったり、色んなのは大体裕也だったからな。俺は仕事見つけたりスケジュール管理したり、そんな裏方的な仕事だったから売れ始めてもそこまで接することはなかったな。

 

 裕也に対する好意が丸見えになった時は「あ、流石裕也だわ」と思ったけどな。裕也がいない間にこの2人と渋谷に話しかけた訳だが……まぁ基本俺コミュ障だからな、あとこの3人に警戒されてたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そういえば今日ってお前ら仕事だよな?終わった時間だろうけど、裕也は?」

 

「連れてかれました」

 

「……んー、仕事終わり的に宮本一ノ瀬塩見辺りか。もしくは神谷……いや、あれヘタレツンデレだから無理だな」

 

「スケジュール知ってるとは言え、なんで分かるんですか……芝崎さんエスパーとかじゃ?」

 

「エセエスパーのアレと同じ系列じゃねぇから。あ、エセって言っちまった。まぁいいか」

 

「シーくんって〜、プロデューサー以上に私達のこと分かってる節ありません?」

 

「考えてみろ、裕也が分からなすぎるだけだ。女心とか……」

 

「そう、ですね……だって今日もですよ!今日なんて腕に抱きついたら!全く体温上がってませんでした!顔も赤くなってませんでした!」

 

「お、島村にしてはいってんじゃん。……ま、及川に正面から抱きしめられても恥ずかしい、って言うレベルだからな。あと抱き着く奴らが多すぎて慣れてる可能性もあるな」

 

「ガーーン!!!」

 

「しまむー口に出てるよ?でも本当に女の子扱いだけど、扱われてない気がします……」

 

「ま、そりゃな。プロデュースして育てたアイドルらが慕ってくれてる、つまり向けてる気持ちは親が子供に向けるのとなんら変わらないかもな」

 

 実際裕也に性欲とかあるのか聞いてみたら、抱きしめられたりして何とも思わないわけじゃないけど……とは言ってたが、多分思っても恥ずかしい思いだけだな、と予想した。

 

 まぁあいつエロネタ言う事はあるしな。俺とか他のプロデューサーと飲んでる時は言うし。今や俺はお前よりアイドルからエロネタ言われるんだぜ?想像もしてないだろうな、俺も信じたくねえよこんな現実。

 

「恋愛解禁、折角なんだし変な諦めはつけんなよー?出来るならくっついて欲しいっちゃ欲しいし」

 

「まぁ、諦めるって選択肢は無いですけどね〜」

 

「こんだけ好かれてんのに気づかない裕也も裕也だけどな……」

 

「まぁ、鈍感なのはわかってるし」

 

「あ、ちなみに好意的に接されてる、くらいは自覚してるぞ?ただ恋とかじゃないタイプの好意だけど」

 

「それを世間では鈍感と言う byしまむら!」

 

「だったらプロデューサーの全部の行動は無自覚だと思う byちゃんみお!」

 

「無自覚鈍感って怖いな byしばさき」

 

 俺はこいつらと芸人にでもなってんのか。マジで気づかれてないのが凄いよな、好意丸出しだぜ?敵意なら簡単に気付くのに好意は気づかない。主人公お決まりだな、主人公俺なんだけどね。

 

 ちなみに主人公(俺)にヒロインなんていないんだよな。もう今や四捨五入したら30歳になるもんな……俺と話してる子らって高校生なんだもんな、中学生もいれば小学生もいるし、それに好かれる裕也マジパネェっす。

 

「……あ、お前ら2人明日休みな。今何日連続で働いてるんだって話になるからな、たまにはゆっくりしとけ」

 

「流石シーくん……って感じ?」

 

「何がだよ。仕事だからだっての。お前らより働いてるの俺だからな、千川さんもだけど。裕也は比べ物にならないくらい働いてるけど」

 

「仕事だからって私達の疲れとか把握してないと思いますよ?」

 

「そうか?……でもここで働き始めて結構経つからな。働き始めの頃はお前らとも話してなかったし」

 

「始めはね〜。私達と話し始めた時の頃は覚えてますよ〜」

 

「バカみたいな話しかけ方したもんな……まぁでもあの頃からお前らの好意は分かってたし」

 

「もう少し早く話してたらな〜、なんて思ったりもしますよ?そうすれば他の子よりリードできますし!」

 

「しまむーずるい!その考えはダメだよ!」

 

「強かなんだろ。てか俺と早く話してたって意味ないだろ。俺別に裕也大好き人間じゃねぇし」

 

 それただのホモになるだけじゃん。やめろ、年齢と彼女いない歴が一緒な人間を馬鹿にするんじゃない。哀れむような目もダメだ!出会いがないって悲しい事なんだぞ。

 

 おかしいな、恋愛解禁前からだけど俺のホモ疑惑何なん?若干そう思われつつある気がするのは俺の気のせい?そうであると信じたいんだけど。俺普通に可愛い女の子好きだし。

 

「え?シーくんってホモじゃないの?」

 

「なんで俺ホモ疑惑出てるわけ?本田、どういうこと?」

 

「ある界隈ではプロデューサー×シーくんってのが流行ってるらしいよ?」

 

「絶対鷺沢とか柳とか、高峰だよなそれ!?アイツら以外考えられないんだけど!?」

 

「あ、私も聞いたことあります!藍子ちゃんとか裕子ちゃんとかから!」

 

「エセサイキックならまだしも、高森もかよ!?あのお淑やかさを返せ!」

 

 高森は純真無垢かつお淑やかでゆるふわ系だろ!こう、いっつも優しそうな印象なんですけどねぇ!?一緒に喫茶店とかに誘われた時の脳内はピンク色とか冗談じゃねぇぞ!

 

 もしかして俺がまだマシと思ってる連中の脳内はピンク色、とかは笑えなさすぎるぞ。マジ俺が信じていいのは小さめの子(橘を除く)とか、神谷とかそこら辺だけじゃね?

 

 神谷はほら、俺と同じツッコミ苦労人側の人間だから。北条とか渋谷と一緒にいる時間が長い分、苦労人レベルが日に日に高まっていくからアイツは。俺と同類、ナカーマ、フレンズ。

 

「シーくんはツッコミが得意なフレンズなんだね!」

 

「お前らが突っ込ませてるっていうの、分かってます?」

 

「芝崎さん、突っ込むなんて変態発言ダメですよ?」

 

「島村には言われたくねぇな!?そして意味が違うんだよ!」

 

「ツッコミレベルが上がってるのは、シーくんも同じだったんだね」

 

「心さらっと読まないでくれません?」

 

「大丈夫です!私が読めるのは芝崎さんの心だけですから!」

 

「ワー、ウレシイナー。俺が主人公でお前がヒロインならもっと嬉しかったなー。裕也の心を読めるようになろうか」

 

「あ、ごめんなさいそれは無理です。芝崎さんのヒロインはいるんじゃないですか?」

 

「いや、俺のどこにヒロインがいるんですかね。……あ、悪い。そろそろ会議の時間だわ、そこにお菓子あるから。そろそろ双葉が帰ってくるだろうし、諸星いねぇから飴玉あげとけ」

 

「はーい、分かりましたお父さん!」

 

「誰がじゃ。んじゃ行ってくるー」

 

「シーくん行ってらっしゃーい!」

 

 あ、鷺沢とかも帰ってくるな……まぁ腐女子へとジョブチェンジしたからいいや。財前は鞭振るってくるから直で話したくないな……まぁ裕也がいればそっちに……行くことあまりないな。

 

 あー、てか会議って言っても別に大したことしないしな……サボりたい一心なんだがそろそろ帰ってくる連中がヤバイからな、仕事に逃げることも時には大事、いいね。

 

 裕也もそろそろ帰ってくるし。事務所でなんかやらかしたりしないことを信じて、仕事に行ってきます。あ、逝ってきます。

 

 

 




芝崎咲良→事務所内随一のツッコミレベルを持つ。ホモ疑惑を持たれているがホモではない。こっそり鈍感説

島村卯月→頑張りますさん。微ヤンデレが入りつつ、プロデューサーに対する愛を頑張ってる健気()な子

本田未央→ちゃんみお。最近作者のデレステ垢にSSRでやってきた。ニュージェネレーションでは1番ライトだが、愛は重い。ドS気味。

鷺沢文香→インドア系 恋愛が入るとアウトドア。プロデューサーと本を読む時間が好きだが、官能小説は読んだことはない。

柳清良→元看護婦。新田美波並みのエロさの持ち主。芝崎いじめが1番ドS心が癒されるお年頃(23歳)

堀裕子→サイキックエセサイキッカー。そろそろ特殊能力を発動(物理)できると信じている。エスパー堀。

神谷奈緒→言わずと知れたツッコミ役。プロデューサー大好き大好きラブユー、しかし一万年と二千年前から愛してても伝わらない。ツッコミフレンズ
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