ようこそ実力至上主義の教室へーIn this deceitful world, even bigger lieー 作:lOOSPH
「綾小路君
ちょっとお話があるんだけれど・・・いいかな?」
綾小路に話しかけてきたのは櫛田
「・・・・・・なんだ?」
「え、ええっとね・・・
ここじゃなんだし、場所変えない?」
櫛田の提案に綾小路はとりあえず承諾し
一通りのない場所にまで
ついていくとそこにあったベンチに並んで座る
「・・・・・・そんで、話って?」
「う、うん・・・
あのね、綾小路君はさ
堀北さんのことどう思ってる?」
そんなことを聞いてくる
「別に・・・・
俺自身はあいつに興味があるわけじゃねえし
そもそも、お前自身なんでそんなこと聞くんだ?」
「え、えっとね・・・
私はやっぱり、クラスのみんなと
仲良くなりたいって思ってるんだ
それで堀北さんとも仲良くなりたいって
何度も声をかけているんだけれどどうにもうまくいかなくって・・・
そ、それでね綾小路君にも協力してもらえないかなって思って」
櫛田は綾小路に寄り添って見上げるようにお願いをするが
「断る
第一俺がお前に協力する意味が分からん
そもそもお前自身があいつと仲良くなろうと思っても
結局は相手の気持ちが向いていなければ何の意味もありゃしない
だいたい、仲良くなりたいから仲良くなりたいなんて
そんなことが現実にできるんだったらそれこそ今の世の中はましになってるはずだ
現状それができないからこそ争うし、ぶつかるし、殺しあう
人間も畜生と何も変わりはしない、いや、人間自身も畜生なんだよ」
綾小路はうっとおしそうにそう冷たく櫛田に言い放つ
「そうかな?
ちゃんと向きあえばきっと仲良くなれるよ
それにね、私は綾小路君とも仲良くなりたいんだよ?」
そう言って綾小路の手をぎゅっと握りしめる
「ふう・・・・
別に俺はお前と特別
仲良くなりたいとは思わない
まあせいぜい、あきらめずに挑戦してみることだな」
「どうしても・・・ダメ?」
櫛田は訴えるが綾小路は変わらず
「それはあくまでお前と堀北の問題だ
俺が口出しをしていいことにはならない
どのみち俺はお前の力にはなれん・・・・
悪いがお前の力で頑張ってくれ」
そう言って立ち上がって
櫛田に背中を向けて寮に戻っていくのであった
・1・
「・・・・・・・・・・」
図書館において本を見ている綾小路
「ふうん・・・・
教科書以外の本なんて
見たこともなかったが・・・・
案外こういうのも悪くないな・・・・」
本を見ながらそんなことをつぶやくと
「まったく・・・・
どうしてこうにも
嫌な偶然は重なってしまうのかしら・・・・」
そこに堀北が通りがかった
「おや・・・・?
堀北じゃないか・・・・
こんなところに何のどうだい・・・・?」
「別に用事なんてないわ
ただ静かな場所を探していただけ」
「ふうん・・・・
それで普段は人のにぎわうことのない
この場所に来たというわけなのかい・・・・」
「ええ
それに前に来た時
気になる本を見たからそれを借りにね」
堀北はそう言って綾小路に背中を向けておくに行こうとすると
「読書が趣味なのかい・・・・
思っていたより趣味があったんだね・・・・
その趣味を通じて仲のいい友達でも作ればいいだろうに・・・・」
「おあいにく様
私は別に友達を作りたいと
思ったことはないし一人をさみしいと思ったことはない
そもそも趣味を通じて仲良くなれるなんて確率があるとも限らないでしょ」
「ふうん・・・・
まあそれは別にお前の自由だ・・・・
私が強制することじゃないからね・・・・
私だって別にクラスとなじみたいわけじゃない
あくまで誰かにとやかく言われるのが嫌なだけさ・・・・」
「まあもっとも
私があなたと仲良くできないという確かな理由が一つある
私はあなたという人間が理解できない
理解できないものをどうにかしたいとも思わない
それが理由よ」
「まあ、私のことをどう思おうとお前の自由だからね・・・・」
そう言って読書を再開する綾小路
その彼の方を向くことなく奥に行く堀北であった
・・2・・
教室に六人の人物が
一つの机に六人の人物が集まっていた
「ふうん・・・・
つまり、私は堀北ちゃんに
警戒されてしまっていると
まあ、私の性格からしてあり得るけどね」
「そういや櫛田ってやつが
その堀北と仲良くなりたいって言ってやがったな・・・・
クラスのみんなと仲良くなりたいって言ってやがったが・・・・」
「まあいいじゃねえか俺
そいよか今日はさプールってのがあるんだろ?
どうしたらいいと思う?」
「ま、まあ参加は自由っていうし
無理して入る必要はないと思うけど・・・・」
「・・・・・・・・・・」
すると教室の扉がガラッと開くと
「おはよう山内!」
「おはよう池!」
満面の笑みであいさつを交わす池と山内
「いやー、今日の授業が楽しみで全然眠れなかったぜ」
「なはは
この学校は最高だよな
まさかこの時期から水泳があるなんてさ!
水泳って言ったら女の子、女の子といえばスク水だよな!」
そんな話を大声で言っている
それを見て女子たる少女は
ドン引き気味ほかの女子生徒も同様であった
「おーい、博士!
ちょっと来てくれよ!!」
「フフッ、呼んだ?」
そう言って太目の男子生徒が
池達の元に歩いているのだった
「博士、女子の水着ちゃんと記録してくれよ?」
「任せてくだされ
体調不良で授業を見学する予定ンゴ」
「記録?
なにさせるつもりだよ」
「博士にクラスの女子のおっぱい大きい子ランキングを作ってもらうんだよ
あわよくば携帯で撮影とかもな」
「・・・おいおい」
あまりの発言に男子たる須藤もやや引き気味である
少年たちはそれを見て、三人は理解できないと首を振り
残る二人のうち一人の少年はドン引き気味
残ったもう一人の少年の方はそもそも表情が読めない
すると
「ずいぶんと楽しそうな話をしているじゃない
あなたもあの中に入ってきたらどうかしら?」
そこに現れたのは堀北であった
「堀北か・・・・」
「輪に加わりたいなら入れてって言って入れてもらえればいいじゃない」
「お前だって何も思わないわけじゃないだろう・・・・
はっきり言ってあの会話の内容に入っていこうと思わん・・・・」
「まああなたの言っていることhさもっともだけれど
そういうのでもいいから会話の輪に入ってみるのは
仲良くなるきっかけになると思うのだけれど」
「だったらお前が行ってみるか・・・・?」
「いや」
「私も同じだ・・・・」
そんな会話を繰り広げる綾小路と堀北
「おーい、綾小路!」
池がそう言って綾小路を手招きする
「お前も参加しn・・・」
「断る」
「・・まだ話途中なのに!?」
池の言葉を最後まで聞くことなくバッサリと断る
「俺にはそう言うのがよくわからん・・・・」
「何言ってんだよ、プールっていえば女の子
女の子って言ったら水着、水着と言ったらお尻とおっぱいだぜ」
「・・・・・・言いたいことは分かるが共感はしたくないな・・・・」
あきれた様子でため息をつく
「じゃあさじゃあさ、綾小路はさ
ぶっちゃけ誰が好みだと思うんだ?」
「好み以前の問題に
俺はクラスの女子ともろくにしゃべったこともないんだが・・・・」
「俺は絶対に、長谷部だって思うぜ」
胸を張って言い切る池
それに続いて言ったのは
「俺は佐倉が一番大きいと思うぜ」
山内だった
会話についていけない綾小路
その様子を見四人の少年と一人の少女
「俺も大変だね・・・・」
「あはは・・・・」
机で本を見ている少年の言葉に少女は
ドン引きとあきれのこもった笑いを浮かべるのであった
・一・
プール
そこでは池と山内の二人が落ち込んでいた
その理由は
「どうやらお目当ての女子は不参加のようだな」
「大体あんな話を大声でしているから
変に警戒されるんだよ、まったくもう」
「まあかくいう俺は不参加だが・・・・
しっかし驚いたな、まさかあたしは
ともかく私もあそこに参加しているとはな・・・・」
「・・・・・・・・・・」
池と山内の話の中にあった長谷部と佐倉が見学組に入っているようである
「池、悲しんでる場合じゃないぜ
なんてったってまだたくさんの女子たちがいるっ!」
「そ、そうだな
確かにそうだ
俺達にはまだ希望がある」
「「来い女子!!」」
急に顔を上げては笑顔になり
手を取り合っていくのであった
「池君と山内君は面白いね
さっきまで落ち込んでと思ってたら
急に元気になって、二人とも元気なんだね」
するとそこに現れたのは
「本当だね、二人とも何話してるの?」
「う、うおお!?」
水着に着替えた櫛田ともう一人の少女であった
水着姿の櫛田は制服姿でも
はっきりとわかるほどの妖艶な体のラインが浮き彫りになっている
男子の大半は櫛田のボディラインにどうしても目をやってしまう
「それにしても広いねこの学校のプール
こんなに広いなんてあたしびっくりした」
「う、うん、そうだね」
少女がプールの方を見て言うと櫛田がそう返してくる
「それにしても綾小路さんってスタイルいいんだね
スレンダーで余計な肉が付いていないって感じがする」
「えー櫛田ちゃんだって
胸も大きいしウェストだって細いじゃない」
そんな会話をしている櫛田と少女
「「うおお!!」」
二人の方を見て興奮冷めやらない池と山内
「・・・・・・・」
一方成り行きで櫛田と少女とともに
やってきた堀北自身はその様子にあきれている
「ほほう・・・・
お前も参加するんだな・・・・」
そういうと男子更衣室の方から
一人の男子生徒が歩いてくる
「お前の性格からして
てっきり参加しないものだと思っていたけど・・・・」
その男子生徒は、綾小路であった
堀北は綾小路の体をじっと見つめていた
「おや・・・・?
どうかしたのかな・・・・?
私のことをじっと見つめて・・・・」
「綾小路君、あなたやっぱり何か習っていたでしょ」
「別に・・・・
運動はできないわけじゃないが
だからと言って抜群というほどでもないよ・・・・」
「それにしては前腕が発達してるし
背中の筋肉も、普通じゃないわよ?」
「フフフフフフ・・・・
やっぱりお前は武道の心得があるんだね・・・・
しかし、これはあくまで生まれ持って得たものさ
ただ私の今までの日々が自然とこの体を完成させた・・・・
それこそ、地獄のようなね・・・・」
「地獄のような日々、ですって?」
「詮索されるのは好きじゃない・・・・
話せるのはここまでだよ堀北・・・・」
「そう・・・」
すると
「ねえねえ堀北さん!
堀北さんは水泳って得意なの?」
櫛田と出てきた少女の綾小路が
堀北に向かって話しかけてきた
「得意でも不得意でもないわ」
「そうなんだ
でも堀北さん運動できそうだよね
足とかキュッとしまってて
体つきの方もバランスが取れてるみたいだし」
「ありがとう」
自分の体のことを褒められて
堀北は少し困惑しながら早々に話を切り上げていく
「綾小路さんってすごいなぁ
私も堀北さんと仲良くなりたいのに」
「ううん、大したことなんてしてないよ
あたしはただ思ったことを話しただけだよ
櫛田さんも思ったこと我慢しないで素直に言えばいいんだよ」
少女の綾小路がそういうと
櫛田の表情が一瞬だけ曇ったように感じた
するとそこに
「よーし、お前ら集合しろー!
見学者は16人か、まあいい」
水泳の教師が一同に呼びかけていく
「早速だが準備体操が終わったら実力が見たい
男女別50m自由形だ、一位には特別ボーナス
5000ポイントを支給する、遅い生徒は補修だ
今泳げなくても夏までには泳げるようにしてやるぞ!
あとで絶対に役に立つからな!」
教師の言葉に綾小路は何かを感じる
「後で役に立つ、ね・・・・」
そのつぶやきは結局誰の耳にも入らなかった
「女子は人数が少ないから、5人を二組に分けて
一番タイムの早かった生徒の優勝にする
男子はタイムの早かった上位五名で決勝をやる」
と説明していく
男子16人と女子10人が参加し
まず初めに女子の方から始めていく
「櫛田ちゃん櫛田ちゃんはあはあはあ・・・・・」
池はどうやら櫛田に骨抜きにされてしまった様子
「なあ綾小路!
櫛田ちゃんくっそかわいいよな!?
おっぱいもすっげえでかいし」
「へえ・・・・」
おそらくこの場にいる男子のほとんどの視線を集めたのは櫛田だろう
堀北自身も顔たちは整っているのだが人とかかわろうとしない性格が
災いして人気自体は低め、同じくスタートラインに立った櫛田に持ってかれている
かの櫛田は応援している男子に向かって笑顔で手を振る
「みんな、目に焼き付けろよ!
今日のおかずを確保するんだっ!!」
「「おう!」」
男子の異様な結束に
綾小路はついていけていない様子で
やれやれと言った感じで手を頭に抱えるのであった
まあ最も平田のみは女子をそんな目で見ていないようだが
「おお~・・・・」
綾小路はその見事な泳ぎっぷりに静かだが素直に感心する
続いて第二レースにおいては少女の綾小路の姿もあった
彼女は男子の目を特に気にすることなくそのままスタートして見せた
「「うひょおおおおお!!!!!」」
だが男子たちの方はそんなものに
目もくれずに女子の水着姿に興奮していた
記録の方は水泳部の小野寺が26秒と一位
女子の綾小路の方は堀北と同じ28秒だが
わずか0、3秒の差で堀北の勝ちであった
ちなみに櫛田は31秒台
「まったく・・・・
随分とはしゃぎすぎじゃないか・・・・?」
「あはは・・・・
こんなに広いプールで泳げるなんて
初めてだからちょっと楽しくなっちゃった」
「あまり目立つようなことはしないでくれよ・・・・」
「それは私の頑張り次第かな?
頑張ってね」
「はあ・・・・」
少女と少年は耳打ちするようにそんな会話をする
その後少女は女子のもとに向かっていくと今度は堀北が来た
「ずいぶんと仲がよさそうね
あの女の子の綾小路さんと」
「何をムキになっているんだ・・・・?
勝ったんだから張り合うこともないだろう・・・・」
「私のことよりあなたの方はどうなのよ」
「知らん・・・・
上位になるつもりもないが
ビリになるつもりもないよ・・・・
面倒なのは嫌いだからね・・・・」
「そうなの、まあせいぜい頑張るのね」
そう言って堀北は女子のところに戻っていくと
「あ、堀北さん」
女子の綾小路に話しかけられた
「堀北さんって泳ぐのすっごく得意なんだね
あたし、びっくりしちゃった」
「そう、ありがと」
そう言って会話を切ってしまう堀北に
やや困惑するように苦笑いを浮かべるのであった
綾小路は第一コースの方に立ち
ホイッスルとともに飛び込んでいく
結果は隣にいた須藤のぶっちぎりの勝利だった
25秒台とかなりのいい記録だ
ちなみに綾小路は28秒台と良くも悪くもない結果だった
「おーまあまあじゃない?」
「あたしははしゃぎすぎだ・・・・」
女子の綾小路と男子の綾小路が
すれ違いざまにそんな会話をしていく
次は平田が行くことになって
女子から黄色い声援が響いていく
きれいなフォームに力を入れすぎないほどの
程よい力で水をけって華麗な泳ぎを見せていく
「ふうん・・・・
思ってたよりも速いね・・・・」
池が平田のタイムを聞いてくる
聞いたところによると26秒13とのこと
それに対して須藤は水泳は遊びと
言っていたのにいつの間にかむきになっている
一方の平田は女子に囲まれている
「あの泳ぎのフォームも
形になっていたし水をうまくけってたし
すごいよ平田君」
「え、そ、そうかな?
ありがとう」
女子の綾小路に素直に称賛されて
少し照れ臭そうに頬をかく平田
「ちょっと綾小路さん
平田君に色目使わないでよ!」
すると一人の女子が食って掛かる
「ご、ごめん・・・・
あたしはただ素直にほめただけだから
そういうつもりじゃなかったんだけれど・・・・」
「ちょっと!
綾小路さんをいじめないでよ!!」
「何よ!」
いつの間にか女子が二手に分かれてしまい
それを平田と女子の綾小路がいさめていくが
それを止めたのは
「やめたまえ、私をめぐって争いをするのは
私はみんなのものなのだよ
仲良く見ていたまえ
真の実力者が泳げば、どうなるのかを」
高円寺であった
彼の発言によって騒がしかった女子が
瞬く間に静かになって、乾いた返事とともに
そそくさと女子の控えのところに座っていくのであった
「おお、高円寺君もいい体つきしてるね
泳ぎは得意なの?」
「フフフ、この私にできないものなどないさレディー
まあそこで見ていているがいいさ」
普通に接する女子の綾小路
高円寺はそのままスタートのところに行く
「な、なあ・・・
なんで高円寺の奴、ブーメランなんだよ・・・」
「さ、さあ・・・」
池と山内はそんなことを言っていた
そしてスタートすると男女ともに驚愕の声が上がる
さらに驚愕したのは生徒たちだけではなく
「23秒22・・・・だと!?」
「フフフフフ
いつも通り私の腹筋、背筋
大腰筋は好調のようだ、悪くないねぇ」
高円寺はそう言って上がって髪をかき上げて余裕の笑みを浮かべる
その表情に疲れというものは感じさせない
「すごいよねあの高円寺くんって人
これ大会だったら新記録ものかも」
「さすがの私もあれには驚きだね・・・・」
綾小路は高円寺の高スペックに素直に驚きを見せていたのであった
女子の綾小路が男子の綾小路の隣に座り込む
「それで?
結果私は上位五位にも
ビリにもならなかったってことか」
「別に運動は嫌いではないが
競い合うことはそれほどに興味はないさ・・・・
別にそれほど関心もあるわけじゃないしね・・・・」
二人の綾小路は話をしていると
そこに声をかけてくるものがいた
「二人は仲がいいんだね
同姓同名みたいだし気が合ってるのかな?」
「あ、櫛田さん」
「おや・・・・?
わざわざここまで来てくれるとはね・・・・」
櫛田であった
「楽しみだね二人とも
高円寺君とか須藤君とか
すっごい速かったもんね」
「そうだね」
「まあ私としては見ているだけの方が楽だし
選ばれなくてせいせいしているけれどね・・・・」
すると女子の綾小路が口を開く
「それにしてもこのプールって広いよね
あたし、こんなに広いところで泳ぐのなんて初めて」
「そうだね
私も最初見たときびっくりしちゃった
それにしても綾小路君って泳げるんだね」
「普通だよ・・・・
運動自体にも興味があるわけじゃない・・・・」
「そうなの?
でも綾小路君も綾小路さんも
体つきはしっかりしているよね?
なんだか須藤君よりもしっかりしているように見えるけど・・・」
櫛田はまじまじと綾小路の体を見つめる
「別に大したものじゃないさ・・・・」
とやや静かに答えていく男子の綾小路
すると
「うおおい!
綾小路何やってんだ!!」
どうやら話し込んでいる間に
高円寺の圧勝で幕がおりたらしい
すると池が鬼のような形相で男子の綾小路に詰め寄っていく
「なんだ・・・・?
別に何もやって・・・・」
「やってたじゃねえかよ
いいからちょっとこっち来い」
と男子の綾小路を連れ出す池
「櫛田ちゃん人気だねー」
「え?」
女子の綾小路は櫛田と仲良く話している
男子の綾小路に池が嫉妬しているのだと思ったが
池から発されたのは意外な言葉だった
「綾小路ちゃんは俺が狙ってんだから邪魔すんなよな!」
「「・・・・・・え!?」」
Hä! Was?