IS ~MISSING LINK~   作:ふぇるみん

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やっほ、ELSせっちゃんだぜ!

あらすじ
ヴィンセント達は模擬戦を何度か繰り返し相手の対応策を練るのに勤しんでいた。だがその途中トーリス(トリス)から装甲完全複製完了の一方が走り全員は唖然の一言しか出てなかった。


今回は久しぶりにトーリスリッター出ますよー♪

だがヴィンセント達が直に操縦するのは臨海学校なんだよね~。と言うわけで11話、どうぞ!!




第13話 改修したら誰も倒せなくなった件

対抗戦前日の朝

 

ヴィンセント達は学園の港の前に来ていた。荷物は軽く着替え二日分等を持ってきている、それとIS一式だ。ヴィンセントは通信をかける。

 

「こちらヴィンセント、聞こえるか?」

 

「こちらペイル!聞こえてますよ!マスター!」

 

「そうか、今どこにいる?」

 

「現在学園内上空にいますよ?」

 

「俺達は港の入り口当たりにいるから降下して来てくれないか?」

 

「わかりました!アァーハヤククロチャンニハグシテモライタイナァ!」

 

「・・・・・・。」

 

ヴィンセントはあきれてぐうの音もでなかった。もはやクロエは民主的アイドル(但し本心はヴィンセントとトーリスにしか甘えない)なのだ。

 

「はやくペイルちゃん来ないかな♪」

 

「マスタアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

「ペイルちゃんが落ちてきた!」

 

「何で落ちてきたかは知らないけど今がチャンス!」

 

クロエは大きく飛び上がるとペイルをギューッっと抱き締めて着地した。ペイルはその衝撃とクロエに抱きつかれることを想定してなかったのか、

 

「きゅう・・・・・・・・パタン。」

 

気絶していた。暫くしてゆっくりとトーリスリッターがブースターを吹かして降りてきた。トーリスが港に着地すると右手をゆっくり下ろしてきた。

 

「ヴィンセント、トーリスが乗ってって合図してるみたい♪そうでしょ?トーリス♪」

 

「取り敢えずそのペイルをハッチに放り込んでくれないと発進できないです・・・・・。」

 

「あ、ペイルちゃん?暫くギューッってしとくんだから邪魔しないでね♪」

 

「・・・・・・・・・仕方ないですね、クーちゃんを乗せておきますか?」

 

「クー、乗りたいか?」

 

「はい普段では見れない目線・・・・見てみたいです!」

 

「分かった、トーリス、クーをハッチの中へ入れてやってくれ。」

 

「分かりました!それではクー様、此方へ。」

 

ヴィンセントが指示してトーリスがクーをハッチに滑り込ませる。クーを入れてハッチがしまるとヴィンセントとクロエは一瞬身構えた。トーリスのグリーンゴーグルツインアイがキラリと光って勢いよくブースター噴射口から青白い炎が出たかと思うと一気に上昇していく。クロエとヴィンセントは前世で何百回もやったので慣れたことだがクーは見知らぬ光景にワクワクしていた。

 

「スゴいです!まるで私が大きくなったみたいに・・・・・・!」

 

「良かったですね!それでは十分ほどでラボに向かいます!」

 

「分かった、安全運転で頼む。」

 

「了解です!HADES、起動!!」

 

トーリスのツインゴーグルアイがくれないに染まり排熱口からは大きく煙が吹き出す。そしてその恩恵を受けたトーリスは反応速度が向上し勢いよく動いた。港の上空に滞空しているトーリスはバックパックのスラスターを最大限に出力し大空を舞い始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはりあの3人・・・・・・何か裏があるな・・・・・?」

 

千冬は物陰に隠れてカメラで様子をとらえていた。そして退却しようとしたときにカメラに亀裂が入った。

 

「っ!?」

 

亀裂の中心部には銃弾が込められていた。さらにそこに伝言も残されていた。

 

【そのデータ、破棄してね♪ 皆の民主的アイドル☆クロエ・クローチェちゃんより♪】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・破棄するか・・・・。」

 

ブリュンヒルデとてクロエの笑いには叶わない。(ォィマテ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく、千冬さんにはあきれるよ♪」

 

「カメラに向けて狙撃銃で撃つやつがどこにいるんだ・・・・・。」

 

「私でしたらこれを使ってワールド・パージでもするんですが。」

 

「クー?乗らせないよ?」

 

「・・・・・・ごめんなさい。」

 

三人の平和な会話は孤島についたところで終わりを迎えた。土地に着地するとすぐそばにあの人が駆け寄ってくる。

 

「ずいぶん久しぶりになりましたね。」

 

「ヴィー君!クーちゃん!クロちゃん!ペイty「だから私は!ドガァペイという渾名ではなく!ボゴォ!RX-80!ドガドガァッPALE RIDERです!!!ベシィッ!!」

 

束がペイのダッシュ格闘4連撃をくらって宙を舞う。

 

「ペイちゃんひどいよ~・・・・・・・。」

 

「ペイル~そんな怒らなくても・・・。」

 

「べ、べべ別にクロエも渾名呼ばわりしたら、なななな殴るんだからね!?」

 

「もう・・・・・甘えてもいいんだよ?ここは束さんしか知らない土地だし。」

 

「・・・・・・・・・・・クロエの意地悪。」

 

「別に意地悪なんかしてないよ♪弄りがいがあるだけ♪」

 

「やっぱり・・・・・でもこうやって私に乗っていた人に頭撫でられるなんて幸せだから・・・クロエだけには・・・・許す!」

 

「ソンナァァァァァァァ!」

 

「!・・・・・ペイちゃん大好き!」ギュウウウウウウウッ

 

「ギャアアアアアアア!!いたいいたいいいい!!!」

 

いつものやり取りが繰り広げられられるなかクーが聞いてくる。

 

「所で束様、準備はできているんですよね?」

 

「うん!それはもうバッチノグーですよ!でもクロちゃんがなぁ・・・・・・。」モジモジ

 

「・・・・・・・・リッターで殴りますよ?」

 

「・・・・・・・おふざけが過ぎましたごめんなさい。」

 

そうして三人は丸半日現行ISの改修を行った。一日ではできない部分も多々あるので簡易的な改修になったがそれでも耐久力と防御力は現行ISのトップを大幅に上回るものとなった。なお、余った時間はクロエとクーの模擬戦で消費された。そして夜になって戻ってきた三人は遅くになって戻ってきていたのでクーの同部屋の人に悪いので一晩だけクーを泊まらせることにした。

 

「クー、朝早くに起きてばれないように戻るんだぞ?」

 

「でも一時でも長くお兄様と一緒にいたいのですぅ・・・・。」

 

「教室で会えるじゃないか・・・・・。仕方無い・・・・・クロエ、クー、こっちこい・・・・・。」

 

「・・・・・・と言うことは!」

 

「・・・・・・・今日一日だけだぞ?」

 

「・・・・・・お兄様の意地悪。」

 

「はは・・・・

クーの寝顔を見ているとすぐに眠たくなるよ・・・・・・。フアァァァ・・・・・。」

 

ヴィンセントが意識を彼方に飛ばすのにそう時間はかからなかった。その寝顔を見た二人は、

 

「何だかんだでヴィンセントの寝顔も可愛いじゃない・・・・・。」ムニュー

 

「お兄様の香り・・・・・・。」ギュー

 

 

 

 

翌日、魘されているヴィンセントと平謝りしているクロエとクー、の姿があった。






次回予告

戻ってきた三人は代表戦に向け最後の調整を行う。あとの二人はちょっぴり改修したペイルライダーに勝つことはできるのか!?

今後、どのキャラ視点での話が欲しい?

  • クロエ
  • ヴィンセント
  • HADES三姉妹
  • 束&千冬
  • 囚われた鈴達
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