対抗戦でセシリアのブルー・ティアーズと一夏の白式をかるくひねるクロエのペイルライダー、だが予想外の二人の奮戦により段々と弾薬が底をつき始め・・・・・?
今回で誰かが離脱します。何故かって?もちろん二人をイチャチャさせるためw。
にしてもガンオンでサイコザク使ってると脳汁ヒャッハー出来るから飽きないんだよなぁw
以前として戦況は膠着状態にあった。ペイルライダーは傷ひとつとしてなくエネルギーも推力分しか減っていなかった。セシリアのブルー・ティアーズはビットが全破壊、武器もスターライトmkーlllしか残っていない。一夏は一次移行を済ませて若干回復したが以前として戦況はクロエが圧倒していた。
「ドイツのISなんて・・・・・・。あってはならないんだよ!」
「甘い!」
一夏が直線的に突っ込んでくるがクロエはビームサーベルを両手に抜くと出力させて一夏の剣を受け止めようとした。が、
「甘いのはクロエ、お前の方だよ!」
一夏の零落白夜が炸裂。ビームサーベルのエネルギーを一瞬にしてもぎ取りクロエのシールドに剣が刺さった。
「エネルギーが枯渇・・・・!?まずい!」
クロエのISペイルライダーには元々SE量は最低限しか搭載されてなく、逸れこそシールドが使い物にならなくなればあとは避けるか受けてやられるかの2択しかない。仕方なくクロエは距離をとるために脚部3連ミサイルポッドから誘導ミサイルを発射し爆風の壁を形成させた。
「正面に織斑・・・・・背後からセシリアのブルー・ティアーズ・・・・・同時に狙うならジャイアントガトリングガンだけど残弾数はほとんどない・・・。しかもビームサーベルはエネルギー充填中で使えないし90mmマシンガンと180mmキャノン砲、腕部ビーム・スポットガンは地上専用装備だから使えない!あるのはハイパー・ビーム・ライフルとロケットランチャーのみ・・・・・・。」
そこまで呟いたところでクロエは急速上昇をかけた。数瞬後一筋のレーザーが壁に吸収され煙が残った。見てみるといつの間にか爆風は晴れてクロエを狙って二人がなぜか連携プレイを見せていた。クロエは仕方なしにビーム・ライフルを展開して一定の距離をとれるようにセシリアたちに向かって3点射した。強烈な熱線は二人の間を穿ちセシリアの残り少ないエネルギーを削りきりセシリアは戦闘不能になった。一夏はかわして最後の一撃をかけようと零落白夜を展開して突進してくる。クロエはスコープを覗いて一夏のスラスターに狙いを定める。そして両者が一撃を浴びせようとしたとき、その時は訪れた。
「そこまで!勝者!クロエ・クローチェ!」
「えっ。」
「えっ。」
「は!?」
「ん!?」
ピットにいたクーごヴィンセントもすっとんきょうな声をあげてしまった。
戻ってきたクロエたちに待っていたのは余りにも地味すぎる勝因の報告だった。
「・・・・・・・・で、一夏は自分のISの特性を理解しないまま突っ込んで自滅したの?」
「簡単に言うとそうなるな。」
「・・・・・・うわあああああああんん!!こわかったよぉ!」
「・・・・・・クロエが戦場を怖がるなんて・・・・。」
「・・・・・・・・今は泣かせて?」
「やめろ、その上目使いされると拒否しづらいじゃないか・・・・・。」
ヴィンセントがクロエの頭をなでなでしてやると安心したのかもたれ掛かってきた。見るとクロエはスヤスヤと寝息をたてていた。これはしばらく起きないと予想したヴィンセントはクーに状況を聞く。
「クー?データはとれたか?」
「はい、大まかな戦闘データの抽出はできました。あとはこれを束博士のところに持っていくだけです。二日ほどで戻りますので先生にいっててくれます?御兄様♪」
「ああ、わかったよ。ついでに非常時に対応できるようにステルスシステムか何かをつんでクロエの相棒を持ってきてやってくれるか?」
「わかりました!では、少しの間ですが一時離脱します。クロをよろしくお願いしますね♪」
「了解。」
そう言ってクーは出口へと消えていった。ヴィンセントはスヤスヤと寝ているクロエを起こさないように背中に背負うと自分の部屋へと戻っていくのだった。その様子を背後から見ていた千冬は自分の携帯を見てため息をついていた。
「あれが奴のいつもの姿・・・・?とても束からもらったメールの情報と一致しないんだが・・・・?」
千冬がもう一度メールを読み返してみる。束からのメールにはこう書かれていた。
『やっほー!ちーちゃん!!ヴィー君とクーちゃん、そしてクロちゃんの様子はどうかな?楽しんでるならそれでいいんだけど、くれぐれも怒らせないようにしてね?・・・・・・言いたくないけど一度怒らせて作ってたIS25機ほど破壊されちゃって束さん猛烈に悲しんでるの・・・・・。だからぜっっっっっったいにクロちゃんを怒らせてはいけないからね!!』
「クローチェ・・・・・・お前はいったい・・・・。何者なんだ?」
その夜、ようやく起きたクロエがヴィンセントに背中に抱えられてたのをヴィンセントから聞いて顔を真っ赤にしていた。
「クロエ、今日は仕方ないがあまり無理をさせ過ぎるなよ?いくら元強化人間とは言え、身体はちっこいんだからな?」
「わ、わかってるよ!その内束さんに薬をつくってもらうもん!!」
「バカなこと言うな・・・クロエを失ったら残された俺たちはどうすればいいんだ?」
「だからこそ薬を使うの!」
「だからそれがいけないって・・・・・。」
「ヴィンセントを守るために薬を使うのが何がいけないの!!!!!」
「!?」
クロエから発せられた絶叫にも近い声がヴィンセントの頭を揺らした。そのクロエの顔には目に涙がたまっていた。
「薬を使うことは確かに自分の命を少なくするだけだと思う!けれど!私にとってはヴィンセントを失うことが何よりも怖いの!・・・・・あの戦いの時、私はヴィンセントのお友だちをたくさん殺してしまった・・・。そんな私をヴィンセントは笑顔で許してくれた!だったら、私はその恩返しがしたい!だから、ヴィンセント・・・・・あなたを守りたい!」
クロエはうちなる思いをすべてヴィンセントにぶつけた。ヴィンセントは首を垂れた。クロエはそれを見て少し近づこうとした。すると突然ヴィンセントはクロエの肩を押してベットに倒したかと思えば思いっきりクロエを抱き締めた。クロエはなにがなんだがわからず顔を真っ赤に染めた。
「クロエ・・・・・・・・・!一つだけ願いを聞いてもいいか?」
「・・・・・うん!」
ヴィンセントの問いかけにクロエは涙をふいて笑顔で答える。そしてそのヴィンセントから出た一言は、
「クロエ・・・・・・・俺に、お前を護らせてくれ!」
「・・・・うん!私もヴィンセントを護りたい!」
そしてその夜、二人はお互いが寝るまでずっと抱いていた。
To be continued.......
次回予告
一夏の勘違いは収まらないまま代表の発表が行われる。しかしその発表には裏事情の網がくくりつけられていた。果たして、その真実とは?
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達