IS ~MISSING LINK~   作:ふぇるみん

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PC壊れたヤァァァァダァァァァ

あらすじ

とてつもない勘違いをおかしたことに今さら気づいた一夏はその恥ずかしさなのか気絶、実技授業の時にも何やらやらかしていたが、クロエ達は其よりも海に光る、紅い光が気になっていた。


第17話 蒼き騎士は少女に駆け寄る(物理)

その日の夕方、クーがIS学園に戻ってきた。ヴィンセントがクロエと一緒に寮の部屋へ戻ってると後ろからクーが飛び付いてきた。

 

「おーにーいーさーまー!!!!」

 

「うおっと、クー、お帰り。」

 

「お帰りー!クー。」

 

「只今です!お兄様、クロ!データは無事束さんのところに届きました。現在束さんがMSの武器をIS化させる開発を進めているようです。」

 

「そうなのか、ではそろそろ屋上に向かうかな?」

 

「屋上・・・・・ですか?」

 

クーは首をかしげて問いかけてくる。クロエは窓の方を見て、

 

「ちょっと確かめたいことがあるんだよね・・・・・。」

 

「確かめたいこと・・・・ですか。」

 

クロエとヴィンセントは今までの事を話した。するとクー、なにか心当たりがあるのか首をかしげた。

 

「確か私が戻るときにペイちゃんから聞きました・・・・・。トーリスが何者かの遠隔操作によって盗み出されたと。」

 

「そんな!?」

 

「私の友達にはトーリスの人格のトリスがいるじゃない!なんで盗まれるの!?」

 

「私はそこまでしか聞かされていません・・・・・あとの話は直接リンクしているトリスに聞いた方が早いと思いますが?」

 

クロエは其を聞いてISの待機形態からトリスを呼び出そうとボタンを操作して呼び出しコードを入力した。だが、トリスは出てこない。

 

「あれ・・・・・・トリス?」

 

「おかしいな・・・・・・反応がないなんて・・・・・何時もなら開幕早々『早く抱き締めたいです!』とか言っているんだけどな・・・・。」

 

クロエは再び入力して呼び出しを行ったがやはり出てこなかった。

 

「おかしいな・・・・あいつになにかがあったとは思えんが・・・・・。」

 

「取り合えず、屋上へ上がればなにかわかるはずです!行きましょう!」

 

「わかっている!」

 

「行こう!」

 

三人は深夜の階段をかけ上って宿舎の屋上に来た。そこには雲ひとつない空に夜月に照らされる海、そしてその奥には言わずもがな紅い眼を点した何かが今もこっちを向いて待機していた。

 

「ハイパーセンサーでもはっきりと見えるほど近くにいるってことはじわじわこちらの方に近づいてきてるね。」

 

「取り合えず、呼び掛けてみるか?」

 

「今は真夜中ですよ御兄様!皆様方が起きてしまわれます。」

 

「そうだな・・・。クロエ?ペイルライダーから一応リンクはできるんだよな?」

 

ヴィンセントが聞くと二人は首をたてにブンブン振る。

 

「そうか・・・リンクを頼めるか?」

 

「分かりました、御兄様。私がリンクを試してみまs・・・・・・。」

 

ズシィン!

 

重い音とともに海の方で大きなうねりがした。大きなうねりは軈て波と成って学園に襲いかかろうとした。そのうねりの感覚は段々強くなり、波の高さも上がってくる。クロエ達は各々の待機形態の武器を持つと(クロエはビーム・ライフル、クーはビーム・ランチャー、ヴィンセントはビーム・ナギナタ)それが来るのを待った。だが、波は其ほど大きくなかったのか堤防で止まった。三人は警戒を解いて武器をしまおうとした。が、

 

「・・・・・っ!?何の光!?」

 

三人の横すれすれをビームの熱線ガ通り過ぎそれぞれの武器が妬けた。

 

「くっ、どこから来た!」

 

「御兄様!あれを!」

 

「あれを・・・・・!?ヴィンセント!」

 

「ああ、あれは・・・・間違いようもない・・・・ハイパー・ナックル・バスターの銃身だ・・・・・。」

 

『正解正解大~正~解!』

 

「トリス!?」

 

三人が気づくと同時にトリスがISの待機形態から声をあげた。三人はクロエのISを凝視した。

 

『ま、バレちゃったからコソコソ隠れている必要もないかな♪』

 

「ということはやっぱり・・・・・・。」

 

『(トーリスを)連れてきた。』

 

その声と同時に急激にトーリスリッターが接近し、港辺りで停止した。回りに大きな音は出ず静かに着地したため誰も起きることはなかった。

 

「まさかトリス・・・・。」

 

『ステルスはついてるよ?』

 

「どうせトリスを止めても・・・・・。」

 

そう言ってヴィンセントとクーはクロエの方を向くと、

 

「「クロエが止まらないからなぁ・・・・・。」」

 

クロエの目がキラキラしている様子を呆れてみていた。それでもクロエが楽しそうにできるなら良いのかな・・・。と二人は思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝、三人はいつもよりすこし早めに起きて準備を済ませると港の方に向かった。港にはなにも無いが三人にはそこにトーリスリッターの姿が見えた。

 

「はぁ・・・・・・クロエをどうせ見守るって言うんだろ?」

 

『それ以外に何があると言うんですか?』プンプン

 

「それ以上は怒ったら駄目よ♪」

 

((『寧ろクロエが怒っていそうで怖いのですが・・・・・・。』))

 

そんな3人の呟きは虚空へと流れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その平和を乱そうとする輩が暗躍を始めていた。

 

 

 

「おう、早く起きろや。」

 

「ふん、そんなに手柄がほしければそうと先に言え。私は協力する。」

 

「妹がやるなら私も手伝う~!」

 

「任務了解、マスター。」

 

               To be continued.........

 





次回予告
教室に向かった三人に待っていたのは転校生がやって来たと言う噂であった。対して気にもしていなかった三人だが、果たして・・・・?

次回は補足~。

今後、どのキャラ視点での話が欲しい?

  • クロエ
  • ヴィンセント
  • HADES三姉妹
  • 束&千冬
  • 囚われた鈴達
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