て言うかグラハム生存ってマジ!?ネタ増えた~♪
あらすじ
鈴が本物じゃないと気づいて落胆する一夏、だがそれではいけないと早急に一夏も飛び乗り、すみやすい土地へと移動するのだった。
「さってと、次はディサイスだね。」
クロエがひとつの端末を前に出す。
『それじゃあ・・・こんにちは♪RX-80PR4 Pale Rider Dulahan のシステムAI兼クーちゃんのISの補助管制を担う疑似人格のディサイスですぅ♪トリスとは違って明るいですから気軽に話しかけてね♪』
「へー、補助管制何てやるんだ。武器切り替え時間の短縮用?」
鈴が聞いてみる。本来ISは外付け武装と格納領域に入っている武装を組み合わせながら戦闘する。その為基本技術に高速切換とまではいかなくともかなりの速さで切換出来るように訓練はするのだ。
「いえ、違いますよ鈴様。このAIは私にかかるG等の衝撃具合を緩和してくれるAIなんですよ。」
「そんなにGがすごいんだ・・・・。」
「多分一夏の最高速度の10倍は軽くいってるよ?」
「それは相当なGが来るな・・・・。」
一夏がぼやく。その様子を見ていたペイはヴィンセントに合図する。
「そして、HADES三姉妹の親ともいうか・・・・長女と言うべきなのか・・・。」
『五月蝿いよ♪ヴィ~ンセ~ント♪』
「そう言いながらさらっとハイパー・ビーム・サーベル構えるのやめてもらえませんかねぇ・・・・。」
『ホログラムだから問題ないよ♪・・・・・・っと。私がHADES三姉妹の長女、RX-80PR2 ペイルライダー・キャバルリーの補助管制AIシステム兼AMX-018[HADES] Todes Ritterの人格のペイルライダーです!ちょっと戦闘狂に近い性格だけどよろしくね♪』
「皆バラバラな性格だな・・・・。」
「一夏・・・・気にしてしまったら敗けなんだ・・・・!」
ヴィンセントがうなだれながら呟く。クロエはその背中にいつの間にか肌をすりすりしていた。なんと言う溺愛っぷり
な二人なのか。
「というか、なぜお二人はそんなになかがいいので?」
セシリアが聞いてくる。他の二人も確かに、といった顔を見せてくる。そこにクロエが、
「うーんとね、簡単に言うなら記憶喪失してなついちゃった☆」
クロエの爆弾発言によりヴィンセント、プル三姉妹以外の全員の動きが止まった。凡そ三分の静寂のあと・・・・・・・・、
「「「「「えええええええええええええ!?」」」」」
もちろん全員驚いた。
「ま、まさかそんなことがあったとは・・・・・。」
「前の生き方は倒すことがすべてだったからね。最後には何れが敵で味方かも分かんなくなってた。」
「痛覚を鈍らせる薬や反射神経を極限まで高める薬等の継続投薬・・・・・どこまで腐っていたんだよ・・・!」
一夏がクロエから聞いたことを受けて歯軋りをしていた。クロエはそれを見ながら懐から小さなプラスチックのケースを出した。
「クロエ・・・・それって・・・・・。」
「うん、・・・・ヴィンセント達を襲う前に飲まされた薬の数々。正直捨てようかと思った。でも、全部きっちり1回分残ってるのよ。だから、もう二度とこれを使わないように、ここに残しておくよ。」
ケースのなかには大小様々な薬が入っていた。そのなかにはクロエがいっていた痛覚を鈍らせる薬や反射神経を極限まで高める薬等も入っていた。
「例えこの薬が必要となって皆を忘れてしまうかもしれない・・・・・・だけど、ヴィンセントのためならそんなものなんかいらないと思うの・・・・・。」
「クロエ、そこまで俺を考えてくれて・・・・・。」
「もう・・・・仲間を失わせはしないって・・・・そう決めたから。」
「・・・・二人の関係がそこまでだったとは・・・・。」
「あの兄さんもこんな風だったら良かったのですけどね・・・・。」
「ギニアス技術少将のことか?」
「そうです・・・・兄さんは今山奥で息子を造ってます・・・・。」
「息子・・・・・ああ、あれか。」
「ちょっとアイナさん!?息子ってどういう意味ですか!!?」
「そこはノーコメントですっ!」
アイナが猛烈に反発するなか二人は攻めていく。その光景を見てヴィンセントたちはこう思っていた。
「「「メインの話は此方じゃないのか・・・・・?」」」
と。
ボカッ
「アイタッ!」
ドスッ
「ギャッ!」
ズダーン、ズダダダダーン!
「アウッ!」
「ちゃんと話を聞いてよね!」ムッスー
きちんと三人はクロエに斬られた。
「さて、本題に戻ろうか・・・・。」
「「「はいぃ・・・・・・。」」」
「さて、クロエを保護したことまでは話したと思うけどその時のクロエは、記憶喪失状態にあった。」
「さっき言っていた痛覚を鈍らせる薬の継続服用による副作用だね?」
「束さんそこまで調べられたんですか・・・・?」
「ISをちょちょいっと弄っていたら出てきたんだよ♪」
『あの頃はクロエもかわいかったよね・・・!甘い声出しながら敵をバッサバッサとなぎ倒して!』
「あの時の話はやめて・・・・恥ずかしいから!」
クロエが顔を隠す。ヴィンセントは苦笑いしてはいる。
「そして、10年間クロエと戦い続けた。と言うか押し付けられたんだけどな。」
「?それはどうしてですの?」
「クロエは記憶喪失状態、だったらいつまたどこで暴走するか分かんない。だからなついてる俺に全てを丸投げしたって訳さ。」
「ふーん、なんやかんやでヴィー君も苦労してたんだね。」
「全然苦労させてないもん!ヴィンセントを手助けするために一緒に戦ってたんだから!」
クロエが反論するが声が裏返っていて反論になってない。四人とヴィンセントはちょっとだけ笑ってしまった。
『私を忘れてはいませんよね?』
「これがトーリスリッターって言うのか、でかいなぁ・・・・。」
『そりゃ私の本体ですよ?18mはざらにあります。』
「あんなのがここに攻撃してきたらと思うと・・・・。」
「大丈夫♪今あるのは私のトーリスとヴィンセントのキャバルリー、そしてクーのデュラハンだけだから心配する必要はないよ♪」
「そうなのですね・・・・・・。いけない、もうこんな時間ですわ。」
「やべっ、門限が迫ってきてるじゃないか!とにかく早く帰らないと!」
「おやすみー皆ー。」
「おう、お休み!束さんも体を大事にしといてくださいよ?」
「わかってる!じゃあね!」
一夏がドアを閉めると同時にヴィンセントが後ろを振り向くと束の姿は消えていた。ヴィンセントは割り切ってベッドに入った。だがクロエがベッドに入ってこない。
「・・・・・・クロエ、どうしたんだ?寝ないのか?」
「別に、ちょっと考え事をしていただけ。すぐに寝る準備をするね♪」
クロエが返事を返してクローゼットの方に行く。ヴィンセントはとても眠たかったのか寝るまでに時間はかからなかった。
To be continued......
次回いつになるんだろう・・・・・。
次回予告
皆が寝静まった夜、クロエは1人ベランダで何かを考えていた。その考え事とはなんだったのか。
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達