今度の修正でABZが強化されるけどユニコーンのせいで結局どうにもならない未来しか見えない・・・・。
あらすじ
始まった授業で山田先生がやらかしてクロエ達に救助されたはいいが、性能調査と銘打った模擬戦をやらされることになったクロエとヴィンセント。果たして二人はセシリア達に勝つことができるのか?、というかセシリア達が倒すことができるのか?
今回は久しぶりにトリスちゃんとペイちゃん、そしてディサイスちゃんも出てくるよ♪
ラウラの発した言葉に戦闘している6人以外の目線が全てラウラに向けられた。
「そもそも、我がドイツで作られているシュヴァルツェア型はあれが原型ではない。あのISがドイツのISの原型と言っても過言ではないのだ。」
「どういうことだ?確かにあのISの性能はドイツに通ずるものがあるがボーデヴィッヒのISの性能は近距離によった性能だ。なぜコンセプトが違う?」
千冬がラウラに尋ねた。それに対しラウラは、
「それは、あれがプロトタイプだからだ。」
と、答えた。其からも話は続くが上では激しい銃撃戦が行われていた。
「ヴィンス、二次方向、ビット!」
「分かっている!そこか!」
ダァーン!シェキナーのガトリングがビットを正確に捕らえセシリアのビットが撃ち落とされていく。負けじとセシリアがライフルをシェキナーに向けて撃ち中央を撃ち抜いた。紫電が走ったシェキナーをは素早く判断して投げ捨てた。投げ捨てられたシェキナーは空中で爆発四散し白い煙を立ち上らせ回りを見えなくさせた。
「姿は隠しても気配でわかります!」
山田先生のリヴァイヴが右手にグレネードを持つとピンをはずして右の方向に三回投げ込んだ。激しい爆発音が空中を切り裂き煙を晴らす。
「さて、敵はどこにいるのですかね・・・・・?」
「 真 後 ろ よ ♪ ガトリングファイヤァ!!」
「なにっ!?」
すでに真後ろに回っていたクロエのペイルライダーがほぼ至近距離で背後からセシリアのブルー・ティアーズを蜂の巣にしはじめる。突然のことで対応できないセシリアは容赦なくその全弾を吸い込み大きくSEがすり減らされた。
「ぐぅ、やりますわね・・・・・でも、クロエさんもただではすみませんわ・・・・!」
「・・・・・!?」
「もらったぁ!!!」
ガゴギィン!
激しい近接武器の打撃音が耳元を抉っていく。奇襲をとった鈴の目に移っていたものは腰からサーベルの剣を出力させているクロエのペイルライダーの姿だった。
「あらかた武器の特徴は把握してるからね、挙動がわかれば反応できる!」
「ふっ、其でこそ遣り甲斐がる有るってものよ!!!」
上で激しい戦闘が続いている頃、ラウラはいまだ説明を続けていた。
「・・・・・・・そして、あれは暴走した。国のおおよそ半数の人口を奪い最後は自らメインシステムを断った。」
ラウラがその重い口を閉じると上をむく。
「そして、その当時のパイロットこそ、奴・・・・・・・クロエ・クローチェなのだ。」
「そんな・・・・・・・あんなか弱い女の子が国の半数の人を殺したなんて・・・・・・・信じられない。」
一夏が驚きの一言を漏らすが他の人々も口々に信じられない、というこえが所々上がった。ラウラはもう一度上を向くと、
「本来なら彼女は殺処分されるかどこかの研究所送りにされる予定だったらしい。最も、奴は記憶を失いどうしようもない状態だったらしいが。」
「そうですね・・・・クロ姉は当時私たちのところへ来たときにはすでに精神が崩壊して記憶を失ってる状態でした。」
「そんなのになるほど投薬を施してパイロットとして乗り込ませていたのか・・・・。」
(いっちゃいけないとは思うけど実のところクロ姉は御兄様に恋してることは内緒にしておかないとね・・・。)
クロエからしんじつを語ることを口止めされているクロは心のなかで真実を隠し通すと決めていた。そして其れはうまくいった。ラウラが説明を続けていく。
「先程も言ったようにあれはプロトタイプだ。全距離においての戦闘に対応できるよう各種部分にハード・ポイント・システムが採用されており見事にその性能を活かせるISとなった。」
「じゃあ三人がかりでやりあっても・・・・・!」
「ただし、稼働時間が短くこれらの問題は後々シュヴァルツェア型で改善され、それぞれの距離に対応できるよう特化型のISが数機生産された。それらを部隊での試験運用の真っ只中私がその実機稼働データ取りとして派遣されたというわけだ。」
「なら稼働時間限界まで逃げ続ければ・・・・!」
「その I S 自 体 が稼働限界を迎えられるならの話だがな・・・・。どうもあのIS、改良点がいくつか見受けられる。」
「ほう、言ってみろ。」
ラウラの考察に千冬が回答を求める。ラウラはISからもとのスペック詳細を表示し千冬たちや他の生徒にも見えるように提示した。
「本来ならあのISの武装はヒートソード、マシンガン、キャノン砲の3つの武器しかないはずだ。だが、あのISのスペックを見る限りその前提運用を想定されていないスペックに仕上がっている。」
「と、言うと、どういうことなんだ?」
「まず近接武器なんだがヒートソードからレーザーソードに変わっている。中距離もアサルトマシンガン系統から口径が90mmの突撃銃系統のマシンガンへ、さらに新規武装としてハンドレーザーガン、ハイパーレーザーライフル、頭部に内蔵された小型マシンガン、遠距離はキャノン砲が大口径の180mm折り畳み式キャノン砲へと換装、新規で強襲仕様にチューンナップが施されたロケットランチャーに脚部に小型ミサイルが6基搭載されている。腕部に取り付けられているシールドは対実弾に優れるウェブラルアーマーを使用したシールドに換装、先端にはスタン効果をもつスパイクが取り付けられているようだ。なのに機動性は落ちるどころかプロトタイプの機動性の8割増・・・・・・・おかしい性能だとは思わんか?」
ラウラが最後はあきれたような口調で溜め息を吐きながら呟く。他の生徒もその説明をききあの三人に憐れみの目を送るのだった・・・・・。そんな中、シャルルが、
「と、言うことは拡張領域には射撃武装だらけで予備弾薬が無いってことじゃないの?」
そう呟いた。全員が確かに、という顔でお互いが上を見つめる。そしてそこには、
「クロエ・・・・・・やりすぎだ・・・・・・。」
「うふふ・・・・・♪」
「二人・・・・・強すぎますわ・・・・・・。」
「連携プレイといい技術といいほとんどトップクラスじゃない!!」
「クロエさんとヴィンセント君・・・・・久々にあの頃の本気を出させる強敵でしたよ・・・・・。」
五人が緩やかに下降してきている姿が見えた。セシリア達は所々凹みがあってその傷だらけの姿が写るがうってかわってヴィンセントたちの方は関節部分にスパークが走っておりこれ以上は危険な状態にあった。千冬はその姿を見て、
「良かろう、大まかなデータはとれた。後半は指導に回ってもらうぞ?山田先生は取り敢えず訓練用のISの起動をお願いします。」
「分かりました。では皆さん、またあとで合流しましょうね。」
山田先生はISの起動をしてくるためにISを解除してISの臨時ドックへと走っていった。その姿を見送った千冬はそれぞれの候補生に並ぶように指示。模擬戦をした四名については指導をしつつ損害状況を纏めて報告書で提出しろと指示した。
そして、無事、訓練の授業は終わった。
忍び寄る恐怖を除いては。
「おいお前ら!!!準備をしろ!」
「ふっ、やってやろうじゃないの。」
「女どもに奪われた生活の恨み・・・・はらさんでおくべきか!!!」
「・・・・・・・・・・・。」
陰謀が・・・・・再び動き出した瞬間だった。
とある小惑星
「集まってもらったな?お前らにそれぞれこれを託す・・・・・・。地上に降りてあいつらを手助けしてやってくれ。もちろん影からな?」
「分かってるわよ!何でそこまで心配性なのよ♪」
「然り気無く攻めにこないでくれないか・・・・・。」
「中隊長がいない今しかできないのよ、付き合ってもらえる?」
「駄目だ。」
「あの三姉妹も地上に下ろすわよ?」
「分かった。私も降りるからそれで勘弁してくれ。」
「承知♪あ、三姉妹を地上に下ろすのは確定事項ね♪」
「えええ・・・・・・・・・・。」
To be continued.......
最後の二人はどこの人なんでしょうかね?(白目
次回予告
射撃訓練をしたいと言い出した一夏にシャルルが名乗りをあげ、ラウラもそれに名乗りをあげる。一方世界では小さな異変が起こり始めていた・・・・・・。
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達