IS ~MISSING LINK~   作:ふぇるみん

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やっほ、ELSせっちゃんだぜ!

マルコシアス隊が揃っちゃったよ・・・・・・。

さて、どうしたものか・・・・・。



あらすじ

模擬戦で三人をフルボッコにしたクロエとヴィンセント、あの強大な力を持った二機を軽々と操る姿に全員が絶句したという。一方、裏側ではなにかがうごめき始めていた。




第34話 アウトレンジパーティクル

その授業が終わった日の夜、二人は何時ものようにベッドで就寝に入ろうとしていた。

 

「今日は久しぶりに本気を出したなぁ~。」

 

「ヴィンスが手助けしてくれなかったら私も危なかったよ♪」

 

「クロエこそ俺を何度もサポートしてくれたじゃないか。」

 

二人で簡易的な反省会じみたことをしていると案の定ネオジオンのマークみたいな待機形態からホログラムが映し出され、

 

「でもクロエちゃん、特別兵装は使わないの?」

 

例によってトーリスの相棒ことトリスがホログラム化して出てきた。格好は悩んでるような表情である。

 

「トリス~無茶言わないでよぉ・・・・・今まで近距離戦主体だったから射撃戦苦手なの知ってるでしょ?あんなの非常事態の時にしか使わないよ♪というよりあれ使ったらしばらく動けなくなるから使いたくないの。」

 

「それも一理あるがクロエ、射撃戦もこなさないとこの先近接戦闘だけでは勝てなくなるぞ?」

 

ヴィンセントがアドバイスを言うように、日々生徒の技術は磨きに拍車をかけている。このままいけば何れは勝てなくなるかもしれない(あくまでペイルライダー形態での話だが。)。そう思ったヴィンセントはクロエに射撃戦の経験も積ませようとしているということだ。クロエは渋々することにしたのだが、何せクロエのペイルライダーには射撃兵装が多い。両腕にハンド・ビーム・スポットガン、ハイパー・ビーム・ライフル、90mmマシンガン、背部180mmキャノン砲、対IS用ロケット・ランチャーに脚部ミサイルポッドとかなり多くの武装を兼ね備えておりそれぞれの特性を理解しようものなら軽く数日は要するだろう。しかもこれに加えてさらにチャージ・ハイパー・ビーム・ナックル・スナイパー・バスター・ライフルがあるが、これに関してはチャージすれば必中する武器なのでよくクロエも使っていた。

 

「兎に角、明日の放課後、クロも連れて訓練するぞ。」

 

「わかった・・・・・・・。」

 

そう返すクロエの顔はどこか悄気ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、放課後、一夏達は訓練のためにISを展開して第三アリーナへと来ていた。正面には的が用意されており、一夏達はそこから数十メートル離れた場所にいた。

 

「さてと、一夏、取り敢えずこのアサルトライフルを一夏でも使えるようにしておいたから持ってみて。」

 

「?俺武装格納できないんだぞ?それに武装ってロックされてて他の人は使えないんじゃ。」

 

一夏が銃を持ちながら言うと、シャルルが同じアサルトライフルを展開して、

 

「使用者がアンロックしたら他の他人にでも使えるようになるんだ。取り敢えずそのライフルのマガジン使いきっても良いから腕前がどれだけのものか見せてもらおうかな。」

 

「お、おう・・・・・・。兎に角やって見るか。」

 

一夏は右手にアサルトライフルを持って構えると遠くに設置された訓練用の的に狙いを絞った。そして引き金を引く。

 

ズダダダダダダダァッ!!!

 

「うわぁっ!?」

 

余りの射撃時の反動に一夏が耐えられずバランスを崩しかける。そのせいで銃は的の狙いから外れて残りの弾は全てあらぬ方向へと飛んでいった。暫くするとカタタタタタという音と共にアサルトライフルから弾が出てこなくなった。的には何発か当たっているもののやはりほとんど当たっておらず、序盤で当たった弾もほとんどはしっこによっている。

 

「うーん、一夏は反動を抑える力が少し足りないね。何回か練習を重ねればできるようになると思うよ?」

 

「そうか、それはよかった。」

 

ズドドドドドォォォォォーン

 

一夏が喋り終わったとたん、巨大な閃光が一夏達の背後を過った。その閃光は一夏が先ほど撃った的を完全にとらえ、その存在さえ消し飛ばした。

 

「なっ、あの出力は・・・・!?スナイパーライフルとでも言うのか!?」

 

ラウラが驚き後ろを振り向くと、

 

「・・・・・・ふぅ、銃身冷却完了っと。威力ちょっと高すぎない?ヴィンス。」

 

「・・・・・博士の作る武器はほぼ圧縮されたような物だからな・・・・・今さら遅いだろうな。」

 

「ん、ヴィンセントにクロエじゃないか。二人も訓練か?」

 

ヴィンスとクロエが二人仲睦まじく射撃の練習を行っていた。クロエの手には少し大きめの銃身を構えたライフルが目に写る。全員が大方先ほどの狙撃はあのライフルなのだな、と直感で感じた。

 

「ヴィンスがやれやれ煩いからね・・・・・。」

 

「おい、ヴィンセント、私の妹に無理を押し付けるとは何事だ。」

 

「ラウラ様、落ち着いてください、あれがいつもの光景ですから。」

 

「あれが、何時もの・・・・光景?」

 

「うん!」

 

「・・・・心配した私がバカだった。」

 

「ははっ、そりゃすまんかった。あとで俺が手続きしておくから模擬戦の準備でもしておくか?」

 

「良いよ、丁度ラウラの実力を図りたかったし。ヴィンス、審判よろしく。」

 

「わかった。一夏達はどうする?」

 

「取り敢えず観客席の方に向かうとするよ。」

 

「その方が安全ですからね。」

 

「そうか、じゃあ、3分後に始めるから二人は準備を、一夏達は観客席の方に移動してくれ。」

 

ヴィンセントの指示で一夏達はピットから観客席の方に向かっていった。

 

 

数分後、ヴィンセント、クロエ、ラウラがそれぞれ所定の位置に付き模擬戦が始まろうとしていた。

 

「どちらかのエネルギーが枯渇した方が敗けだ。いいな?」

 

「「了解。」」

 

「それでは、開始!!!」

 

ヴィンセントの合図と共に互いのライフルが火を吹いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「降下完了。隊長、本当にこの空域にいるのですかね?」

 

「安心して、あいつらは彼処で息を潜めてる。私達はできることをやるだけよ。さあ、その為には先ずはあの基地を潰さなければな!全機!横隊陣形!」

 

「了解!」

 

ISの部隊が横隊陣形になって赤い機体を中心に並ぶ。そしてその方向は全て小規模の基地に向いていた。

 

「配置は完了したな?」

 

「ええ、あんたから借りた部隊は最高ね。よく言うことを聞いてくれる。そう言えばあの三姉妹はどうしたの?」

 

「あいつらは姉妹でスパイを泳がせている。もっとも、プルが二人に居場所をさらさせて閉まったから時間の問題だが。」

 

「別にあの二人のことだし問題はないでしょ?」

 

「あのなぁ・・・・・元は敵同士だったのにすぐに味方につくとは思えんがな。」

 

「そこは私に任せてよ♪取り敢えず、指示を。」

 

「分かっている。此より小規模軍事基地の破壊作戦を開始する!全機、作戦行動開始!」

 

「指示が出たわね!アンネローゼ隊!作戦行動に入る!一斉射開始!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?このロボット、面白そう!オークションでコアも売ってるみたいだし自分で部品揃えて作っちゃおうかな♪・・・・にしてもコーラは格別ですなぁ!」

 

 

 

       To be continued.........





さあ、最後の一言は何処の妹でしょうかねぇ。。。。。


次回予告

模擬戦が始まったアリーナ、強化人間同士による本気のバトルが今、繰り広げられる!

今後、どのキャラ視点での話が欲しい?

  • クロエ
  • ヴィンセント
  • HADES三姉妹
  • 束&千冬
  • 囚われた鈴達
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