今回かと次回はちょっとだけクロエちゃん視点がない比較的安全な話となっています。それでは、どうぞ!
あらすじ
クロエはひとり夜空のなかにトーリスに独り言を聞いてもらっていたが途中からトーリスが起動していて悩みにたいしてアドバイスしてもらった。そして寝る際、髪の毛が銀かかっていることには誰も気づかないのであった・・・・・・。
(修正めんどくさいので↑のあらすじは気にしないでね)
(第2章より)
これは、トーリスがクロエ達のもとに飛び立つ前のお話。言わば、過去。
さて、今の時系列はラウラたちが模擬戦をしている頃。
だが、今回は時を戻してクロエたちが代表候補戦で暴れていた頃のお話。
束は研究所で新しいISの開発に携わっていた。
「よし、後は装甲を取り付けたら完成だね。」
「博士、ほんとに此を送るんですか・・・・・?」
「安心してよディーちゃん!この子は自動的に弱くなるように設定してるから!」
「どんな意味で安心すればいいんですか・・・・・?」
MSの姿のデュラハンが目を若干薄く照らしている。すると突然警報が鳴り出す。
「なに!?ディーちゃん!?何が起きてるの!」
「上空から隕石接近!数6!」
束の受けにディサイスが即座に答える。こうしている合間にも隕石はぐんぐん地上に近づいてくる。束はコンソールを叩いて自動近接防衛火器システムを呼び出し迎撃の体制をとる。地上から二連装の砲台が顔を見せて砲口を隕石に向ける。
「砲台、迎撃開始!」
ダンダンダンダンダンダンダンダン!!
ものすごい速度で弾が吐き出されて行き次々と隕石を落としていく。隕石は粉々に砕け散っていくが分解する過程で隕石同士がくっついて一つの大きな隕石となって再度降り注ぐ。
「ちょっと!?そんなのありなの!?」
「隕石進行路、ラボ格納庫区画!」
「まずい!?彼処にはまだ修理中のトーリス達が!!」
「直撃来ます!対ショック体制とって!」
その言葉とほぼ同時に大きな横揺れが束達のラボ室を襲った。ラボは多少砂ぼこりを起こすだけで崩落などは起きなかった。電子機器も無事な様子だ。
「ディーちゃんは先に格納庫へ行って被害状況の確認を!」
「う、うん、わかりました!」
「ペイちゃんはゴーレムつれて周囲の崩落した場所の復旧作業に!」
「だーかーらー!・・・って、今回はそんなこと言ってる場合じゃないですね!今回だけ不問です!」
「トーちゃんはトーリス達の損傷状況を確認してきて!」
「わかってるよ!」
三人はそれぞれの準備をしに駆け足で向かっていった。束は再び画面と向き合うと被害状況の確認のために全体図を画面に写し出した。写し出された画面にはこのラボの平面図面が写し出され被害を受けた区画が点滅していた。
「うーん、やっぱり格納庫は全体がやられたねー。そこに通ずる区画もほとんど通行止め、更には電子機器の一部シャットアウト。・・・・・・・・何かあるな。」
束はそう言うと電源を切って格納庫の方へ走っていった。だが、気づけなかった。
PCが勝手に起動していることに・・・・・・・・・。
ペイサイド
「うわぁ・・・・・こりゃ時間がかかりそう・・・。」
私は崩れた通路の壁の瓦礫の山と対面していた。付近には砂ぼこりが舞い少し煙たい。だけどここを復旧させなきゃ全体が復旧しないからちゃちゃっとやらないとね。
「それじゃ、始めますか!」
其々のゴーレムちゃん(勝手につけた)に瓦礫の撤去を命令しやらせる。それはそれは流石の束さんロボ、作業が早いこと早いこと。お 陰 で す ぐ に 終 わ っ た よ こ の 野 郎 。 そんなこんなで数十分後瓦礫の山は全て撤去され綺麗な(外装はボロッボロの)通路が出来た。
「ふぅ、いくらかゴーレムちゃんの手伝いがあったとはいえ、これじゃあ私専用につくってもらったあれを持ってくればよかったな・・・・・・。」
ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
イタイキツイシヌゥ!!!!!!!!!
ナ、ナニコレ!?ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!
「!?・・・・・・何か合ったのかも・・・・ゴーレムちゃん、フルスロットル!」
ペイは自分をゴーレムに担がせるとフルパワーで倉庫まで全力疾走した。途中瓦礫が崩落してきたりしたが自衛の為に持ってるレーザーサーベルで弾いたり破壊したりすることで事なきを得た。そして入り口に浮いたときに彼女は衝撃の光景を見ることとなる。
時間は戻って格納庫(倉庫)。其処には先に状況確認に来ていたデュラハンのHADES(劣化版)人格が擬人化したディサイスとトーリスの損害確認を見ていたトリスがいた。
「うわぁ・・・・・外壁貫通してるね・・・・・。」
「ですね・・・・・・一応トーリス達には被害がなかったので良いのですが・・・・・。」
『・・・・・・・・・・・。』ニヤリ
「・・・・・・・・何、あの子だれ?」
「どー見ても侵入者と見て間違いないよね・・・・・?」
「最悪トーリスを起動させ・・・・・・あれ?」
「ん?どうしたの?」
ディサイスが聞いてくるがトリスの顔色はよくない。
「トーリスが・・・・・言うこと聞かない!?」
『・・・・・・・・!!』
「いったい何を・・・・・うわっ!?」
「これは・・・・触手!?」
『・・・・・・・。』ニヤリ
全身が銀色の少女はその顔を吊り上げてニターっと笑うような顔で見下していた。銀色の触手はどんどん二人を蝕んでいく。その度に二人からは苦痛の声が漏れた。
「がぁっ!?内部侵食されてる!?」
「か、体が・・・・・重い!」
「二人ともー、大丈b・・・ってどうなってるのこの状況!?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・!!』ニヤリ
「!?束さん!逃げて!」
彼女達が言うより早く銀色の少女はその触手をもう一本博士に向かって振った。束はその動きを見切ってそこら辺にあった瓦礫で弾き返した。
「ふっ、そんな速度じゃ私を捕まえることはできないね!」
「・・・・!」ギロ
「歯向かったってむd・・・・・・ガァッ!?」
「博士!?」
「右腕をやられたみたい!ものスッゴク右腕が重くてちょっとピンチこれ!?」
博士の背後に忍び寄っていた触手が束の右腕をとらえた。瞬時に侵食され束の右腕は石のように動かなくなり、三人とも身動きがとれなくなった。
「すみません博士!しくじりました!」
「そんなことより今はこの状況からどうやって脱出するか方法を!」
「現在キャバルリー、トーリス、デュラハン全てが制御不能、こちらからの反抗行動は出来ないです!」
「打つ手なし!?こりゃいよいよ不味いよ!!」
必死に三人はもがくがソノ度に少女が締め付けをきつくするためさらに身動きがとれなくなる。
「・・・・・・・!」
「あんたは何しに来たの・・・・・何が目的なの!!」
少女は答えない。と、その時。
「・・・・・・見つけた!博士達を解放しなs・・・・・・・・!?」
「・・・・・・・!?」
その時二人の目と目が合った。そして数瞬の後・・・・・・・、
「エルちゃん!?」
「「「エルちゃん!?誰それ!?」」」
「~♪」ニコニコ
To be continued........
えーと、銀色の少女の見た目は某剣のオンラインゲームのちっこい少女のやつをイメージしてもらえれば。
次回予告
三人を苦しめてたのはペイのお友達だった!?あわてふためく三人に目を丸くするペイ、そしてそのペイにダイブする少女、いったいどうなっているんだ!?真相は次回へ続く!!
そろそろ干物したい・・・・。
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達