実は今後の予定を鑑みると
臨海学校
↓
SAOのβテスト(夏休み編)(クロス二つ目)
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セカンドシーズン
↓
SAO&ALO&GGO編
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AXIS編(別名兄妹の日常編)
やべーじゃないですか!?
というわけで駆け足になります。一つの章で一シーズン進むくらいかな。
あらすじ
久しぶりにクーに構ってやることにしたヴィンセント。すると成り行きで朝食を一緒に食べることとなり自然と会話が成り立つようになっていた。一方、クロエは嫉妬していた。
あれから数日後、タッグトーナメントが始まった。組み合わせは元から決まっていた箒と鈴ペアの他に一夏とシャルロットペア、ラウラとフィルペア、セシリアと本音といった感じだ。予選では全員のペアが突破した。そして第二予選でセシリアペアと鈴ペアが当たり、壮絶な戦いを繰り広げた。序盤はお互いに攻めあぐねてチマチマと牽制をしあっていたが五分も過ぎた頃には、鈴たちのペアが動き、
「悪いけど、ここで勝たせてもらうわ!」
鈴と箒の近接コンビに対しセシリアと本音コンビは遠中主体のコンビなので近接戦を苦手としていたので対処することができずに敗北した。それでも鈴たちも機体の方にダメージが入ったので痛み分けといったところか。一方、一夏ペアとラウラペアはと言うと、
「流石に軍人、一筋縄ではいかないか。」
「なかなかやるな!だが!」
ラウラと一夏の近接勝負に対しフィルとシャルロットの射撃勝負も互角の勝負を取っていた。元々ラウラは根っからの軍人だったのもあるがフィルはフィルで元々地球連邦軍特殊機械化部隊の予備隊員だったのだ。並みならぬ反射速度と予測レティクルで動きを制限していった。その動きは成績トップのラウラでさえ追い付けないほどでその神経はヴィンセントと一位二位を争うほどの敏感さだ。止まった隙を見逃さず少しずつ、確実にフィルはダメージを蓄積させていった。しかしシャルロットは射撃主体なだけで・・・・・、
「・・・反応速度が鈍くなった!?今!」
シャルロットも反撃の糸口を見つけては射撃で牽制しつつバイルバンカーと呼ばれる武装で隙有らばゴッソリエネルギーを持っていく。そんなこんなで気づけば両者のエネルギーが残り100を切るまでその争いは続いた。一方、ラウラと一夏はひたすら近接攻撃でじわじわと削っていく。だが、ラウラにはレールキャノンとワイヤー、そしてAICがある分手数が増えるが其を一夏は自分の単一能力と技量でその差を埋めていく。そしてあと一撃で勝負がつこうとしていたときにそれは起こった。
「・・・・・・。」
「く、クロエ?何でそんなに怒ってるの・・・・?」
「お兄ちゃんのことなんてもう知らない!(う~!!)」
一方、ほぼ強制的に試合中の警戒を任された三人は空中で絶賛喧嘩中だった。もっとも喧嘩しているのはヴィンセントとクロエだけだが。
「姉さん、あれはお兄様の心遣いであって・・・・。」
「五月蝿い!いっつもお兄ちゃんは構ってくれるのにこの前は構ってくれなかった!」
「それはだな・・・・いつもクロエに構ってばっかだからたまにはクーにも構ってやらないとって思っただけで・・・・・。」
「言い訳は聞かない!」
「「『えええ・・・・。』」」
クー、ヴィンセント、ペイルは同時に同じような言葉を発した。やはり考えることは似たり寄ったりなのだろう。
「にしても、いつの間にクーのISが二次移行なんてしたんだ?」
「猛特訓していたら一週間ほど前に束博士からMS改修の時に利用したデータのプロトタイプをISに流用したプロトデータの性能確認を任されまして・・・・それがこの『デュラハン・リッター』なんです。」
クロエとヴィンセントのISはペイルライダーとペイルライダー・キャバルリー(VG)だったがクーは一足先に二次移行を済ませてトーリスリッターに似た姿になっていた。
「改修したトーリスリッター・デュラハンとキャバルリーのデータを使って作られたISか・・・・。武装もさほどトーリスとは変わっていないし連携はなんなく行けそうだな。・・・・・クロエの機嫌が直ればの話だが。」
「・・・・・・・。」ムッスー
二人が会話している間もクロエは反対側を向いてそっぽを向いていた。ヴィンセントはどうしても仲直りしたいのだがクロエが逃げていってしまうのでなかなか仲は直りそうになかった。するとその時、事件は起こった。
『・・・・・北東方向より敵機三機確認。』
「・・・・・来たか!」
「あれ・・・・でもお兄様、このシグナルは・・・・。」
ヴィンセント達はどこかで見たことがあるシグナルに不安感が見えた。そしてそれは、やって来た。
「ヴィンセントおにいちゃあああああああああんんんんん!!!!」
「ヒデブゥ!?」
「お兄様!?・・・・・一体何のつもりですか!?」
「済まないクロエさん、姉が失礼したな。」
そこにいたのは大分前に逃げられたプルツーとマリーダだった。そしてさっきヴィンセントに突進したのがプルだろう。
「にしてもプルツーさんのIS・・・・大きくなってません?」
「・・・・ああ、此はまだ試作品でな。姉さんが使ってるキュベレイの後継機なんだ。・・・・で、ヴィンセントは大丈夫なのか?」
プルツーの機体の紹介をしながらもヴィンセントの安否を確認するマリーダ。それに対しクーは苦い顔で、
「ちょっと私が原因で姉さんが嫉妬してしまって・・・・・。」
「拗ねたわけか。」
「姉さんはああ見えてお兄様と一緒にいないと寂しいらしくて・・・。」
「アクシズで匿ってたときもそうだったな・・・・。ヴィンセントがそばにいないと常に情緒不安定で・・・・って感じだったな・・・・。」
プルツーが二人に関する黒歴史を話した瞬間、クロエのペイルライダーとヴィンセントのキャバルリーのビームサーベルが共にプルツーの首もとまで迫った。
「プルツー、その黒歴史は話すなといったはずだが・・・・?」
「お兄ちゃんとは絶交してるけど、今回だけは同意見よ・・・・?」
二人は黒い笑顔で二人を見つめていた。なおプルはクロエによってフルボッコ済みである。
「・・・・・っと、そんなこと言ってる場合ではない!」
「・・・・・どうしたんだ?」
「先ほどアクシズでつかんだ情報なんだがドイツから来たラウラと言う少女は知ってるな?」
「うん、私の妹だけど・・・・・。」
「奴の専用機にどこからつけられたかは定かではないがVTシステムが搭載されていることがわかった。」
「なっ!?」
「!?」
「・・・・・それって、本当ですか・・・・?」
三者三様の反応を見せる三人だが、VTシステムが危険な代物であることは全員が把握していた。媒体となるISを溶かして無理矢理操縦者を制御下におき強制的にシステムによって動かすシステム。別名人殺しシステム。クーは其をよく知っていたのですぐに動こうとした。だが、
ドゴォオーン
「・・・・・ちっ、追い付いてきたか!」
「・・・・・厄介者も同時に連れ込んできたか!」
遠距離からの射撃をプル姉妹はサーベルでいなしクロエ達はシールドで防いだ。
「シグナル照合・・・・・・先行量産型の試作ISか・・・・。おいプルツー、あのISとお前らに何が関係している!」
ヴィンセントの質問にプルツーは素早くコンソールを叩いてヴィンセントに何かの情報を送る。ヴィンセントは其を見るとクロエとクーの手を掴んだ。
「!?何を・・・!」
「ちょっと離して!」
「そんなこと言ってる場合か!?あれはプルツーたちに任せる!俺達は直ぐにラウラのVTシステムを破壊するぞ!急がないと最悪・・・・・。」
「最悪・・・・・?」
「ラウラが・・・死ぬ。」
「「!?」」
ヴィンセントが放った冷たい一言は二人の意識を覚醒させるのには十分すぎた。ヴィンセントが其を確認すると手を離した。同時に二人はそれぞれ武器を持ち突入の準備を済ませる。
「・・・・・クロエ、終わったら好きなだけ遊んでやる。・・・・・・・やるぞ。」
「言ったね?・・・・・・・・やるよ、ヴィンセント。」
ヴィンセントとクロエの目が日常の目から戦士の目に変わる。クーはそれについていけそうにもなかったのであまり触れなかった。
「・・・・・・・間に合ってくれよ!!!」
その頃アリーナでは恐れていたことが起こっていた。試合が容赦引き分けで終わり最後の握手をしようとしたところ、突如ラウラが倒れラウラのISが違う姿へと変えラウラを飲み込んだ。そしてその姿は一夏には見覚えのある姿だった。
「・・・・・おい、どういうことだよそれは!!」
(・・・・恐らく開発禁止のVTシステムだろう。クッ、知らぬ間に搭載されていたとは、焼きが回ったな・・・・。)
「ラウラか、意識はあるんだな!?」
(辛うじて、な・・・・。早くこいつを破壊してくれ・・・・肉体にも限度はあるのだ!)
辛うじて息をしているラウラが秘匿通信で一夏にそれをたのみこむ。シャルロットも準備はできておりフィルも本来の専用機であるデュラハンを展開している。(ペイルライダー・デュラハンではない。)
「くっ、やるしかないのか!」
ラウラを飲み込んだISは瞬間的に一夏との差を詰めその持っている偽物の剣で斬撃を浴びせる。一夏はその一撃を何とかいなすか弾いて難を凌いでいた。
「くうっ、一撃が重い!」
「一撃が重い上に機動力まで模倣しているとか厄介以外の何者でもないな!」
「予測射撃が追い付かない・・・・・!」
反射速度がこの中では一番高いフィルでさえ相手の動きを読めずにいた。位置がわからぬ変則的な機動に二人は振り回されていた。一夏は必死に食らいつこうと速度を最大にまであげてISの一撃を凌いでいた。だが、
「・・・・っ!?」
ISが突如蹴りを食らわせてきた。一夏はそれに反応できずに腕を蹴り飛ばされ唯一の武器である雪片を落としてしまう。敵は目の前、武器は目前、シャルロット達は射角制限で撃つことができない。一夏は詰んだと思った。しかしそれはISの武器が溶断されたことによって事態は一変、優勢に転じる。シャルロット達は其を見て心底安心した。
「遅いじゃないかクロエ、ヴィンセント!」
「・・・・悪いな・・・・やるぞ。」
ヴィンセントは先ほど使ったであろうビームサーベルを再度構え相手の動きを見計らう。クロエはバックパックに付けられているキャノン砲とガトリング砲で援護のタイミングを見繕う。クーは遠距離からISの部分的破壊を狙う。前衛は一夏とヴィンセント、後衛はクロエ、フィル、シャルロット、超遠距離からクー。最強の布陣が揃った。初手はヴィンセントが牽制狙いでハンドビームガンを連射し動きを阻害する。その間に一夏がダメージを与え気をとられている隙にヴィンセントがさらに追撃でダメージを与える。そこに遠距離から間接部に的確に当てていく後衛、まさに理想の隊型が整った。そしてヴィンセントはシェキナーを取り出す。
「俺たちで足を止める!一夏、やれるな?」
「・・・・・一撃だ、一撃で助け出してやる!」
「上等だ!奴の反応速度を越えろ!HADES!」
ハァッデェッスッ!ペポペポペポ
ヴィンセントの叫びと共にハデスが起動し捉えられない速度で動くラウラのISだったものを捉える。
「・・・・・そこか!」
ヴィンセントのシェキナーが火を吹く。メガランチャーとミサイルとガトリング砲が一体となったそれは有無も言わさぬ火力でラウラのISを瞬間的に止める。一夏はそれを待ってたかのようにコアの付近を切り裂く。深い一撃だったのか傷口は収まらず中からラウラが転げ落ちてきた。一夏は残る力でラウラを背負う。
「ありがとうな、ヴィンセント。ラウラは大丈夫そうか?」
「ああ、大丈夫だ。適切な治療をすれば命は繋がる。」
「わかった。すぐ医務室に連れていく。」
一夏は背中にぐったりとしたラウラをしょって撤退していく。ヴィンセントは残ったISの残骸を見ていた。すると突然、不意にISに光が点りヴィンセントの頭をかちわろうとする。ヴィンセントは突然のことに対処ができず頭を守る時間がなかった。無防備な頭に当たろうとした矢先、一本のサーベルがISの動力部を貫いた。
「ふー、大丈夫ですか?お兄様。」
「助かったよクー・・・・。そういえばクロエは?」
「・・・・・・・・。」
くーが指す方向を見るとそこにはヴィンセントの方を見て体を震わせているクロエの姿が見えた。ヴィンセントは即座に反応してクロエのもとに駆け寄る。
「・・・・・クロエ。」
「・・・・・心配したよぉ、お兄ちゃあああん!!!!」
泣き出したかと思えばヴィンセントに突進してくるヴィンセント。ヴィンセントは其を優しく受け止めた。そして、ISシステム暴走事件は解決した。
フィルが空気だと言うことも忘れて。
To be continued.........
雑になってしまいましたがすみません!後一話だけこれが続きます!
次回予告
彼女が起きたのは三日後の6月24日頃だった。そこで語られるラウラのすべてとは、また、クロエの決心とは?
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達