クロエちゃんは純粋な乙女だけどね!(殴
あらすじ
クロエ達はプルたちと再開しすべての真相を聞かされる。そして、その原因であるラウラを止めるため疾走した三人は見事一夏たちとの連携により鎮圧、一連の事件は終わりを告げた
「・・・・・・・・ここは。」
彼女はそういいながら重い瞼を開けた。周囲を見渡すと其所には相棒であるフィルと姉であるクロエがすやすやと眠っていた。クロエがフィルにもたれ掛かってるように見えたのは気のせいだろうとみた。その時、ドアが開く音とともに誰か入ってきた。ラウラは身構えたがそれもすぐにといた。なぜならばそこにいたのは、
「・・・・・・教官。それにヴィンセント、それにクロニクルまで・・・・・。」
「織斑先生だ、馬鹿者。体に異常はないか?」
「わざわざクーとクロエが途中まで治療を手伝っていたんだぞ?そのせいかクロエの体調を気にしたエルが同化して維持してるようだが。」
「大丈夫ですか・・・・・ラウラ様?」
三人がそれぞれ心配するなかラウラはひとつのことだけが心配だった。
「・・・・・あの後、事態はどうなった?教えてほしい。」
「・・・・・今は放課後だから不問としよう。あの後ラウラのISは大破、修理は難しいほどまでに破壊されていたらしい。」
「・・・・・。」
ヴィンセントとクーが一瞬冷や汗を垂らすなか千冬は話を続ける。
「そして、気を失っていた間にドイツから連絡があった。」
「・・・・・軍司令部は何と?」
「・・・・・一部例外を除き国外追放、だそうだ。」
「・・・・・・そうか・・・・・・ん?一部例外?」
千冬の話した一言にラウラは引っ掛かりを覚えた。
「国外追放・・・・というのは名目らしい・・・。司令部曰く「在るべき場所へと行け。ただしいつでも戻ってこい。」だそうだ。」
「既にフィルはこっちに来ているがラウラ、お前も来るか?」
「・・・・・・姉妹を見捨てて逃げるバカがどこにいるとでも?」
「ラウラなら言うと思ってたよ。とりあえず今は休め。話はそれからだ。」
「了解した。・・・・ふん、何者にもなれない・・・・か。数年前にあの人からもらった言葉がまさかこんなところで思い出すことになろうとはな・・・・・。」
其からラウラはすやすや寝ているクロエに寄りかかって眠り始めた。
その日の夜、ヴィンセントは千冬の部屋に呼ばれていた。
「・・・・・何で呼び出したんです?」
「人数分のデザートパスポートと外部のデパートの割引券だ。」
そう言って千冬は懐からパスポートとチケットらしきものを取り出すとヴィンセントに渡した。ヴィンセントは其を受けとると丁寧に持ってた財布に入れた。
「パスポートの受け取りはわかりますけど何故にこれを・・・・?」
「今回の一件の早期解決の貢献者は間違いなくお前らだ。それなりの対価はいるだろう。それに、今度臨海学校が一週間ほど後に予定されているのでな。それをつかって準備の足しにするといい。」
「・・・・・・・・何か考えてます?」
千冬の全うな理由に対してヴィンセントは懐疑の目を向ける。千冬はその目に臆することなく話し続ける。
「・・・・今後臨海学校でどのような事態が起きてもおかしくない。なので、もしもの時には働いてもらいたいのだ。」
「詰まりは餌はやるから今後も生徒たちを守ってほしいと?」
「正直今の私では生徒を全員守るだけの力はない。悔しいがな。」
千冬は悪態をつく。以前まで乗っていた暮桜はとある理由により使用不可能で千冬は本来の力を使えない。故にこうしてヴィンセントに頼み込んでいるのであろう。ヴィンセントは少し悩むこともせず返答を返す。
「それは別に構わないですけど、正直クロエとクーの了解がないと難しいと言うか・・・・・。」
「べつに私は全然オッケーだよ?」
「「ファッ!?」」
いつの間にかヴィンセントの背中にがっしりしがみついてるクロエの姿を見た二人がすっとんきょうな声をあげた。対するクロエはそのままヴィンセントからはなれない。
「い、いつの間にいたんだ・・・・・。」
「んーとね、パスポート渡された辺りからかな?」
「ほぼ全部じゃないか・・・・とりあえず座れ。お茶くらいなら出してやる。」
「いやいいですよ、受け取りだけなんですから。」
「そうだよ!早くお兄ちゃんと寝たいの!」
「・・・とりあえずさっきの件は。」
「・・・・こんな様子ですし、OKですかね。」
「・・・・そうか、時間をとらせたな。」
千冬はそう呟くと二人を見送るべくドアを開ける。
「あ、そうだ。明日は一連の原因を突き止めるためにHRだけして後は臨時休校になった。しっかり復習はしておけよ?」
「分かってますよ、織斑先生。それではおやすみなさい。」
「ああ、おやすみ。」
そう交わすとヴィンセントと千冬は別れる。最後に見えた姿はクロエがヴィンセントに飛びかかる姿だったが気にしては行けないだろう。部屋に戻った千冬は椅子に座って少し考え込む。
(ああはいったものの、実のところは準備期間として一週間ほど休暇が与えられるのだったな。それを利用して久しぶりに一夏と買い物に出るか。)
そう決めた千冬は就寝準備に入るのだった。
次の日、HRはざわめいていた。
「皆さんにまた転校生・・・・と言うか転入生を紹介します・・・・うぅ。」
山田先生がそう言うとドアが開いて一人の少女が入ってくる。
「シャルロット・デュノアです。よ、よろしくお願いします。」
それを聞いた全員が再びざわめきに包まれる。それを見ながら山田先生は資料にてをつけながら、
「はぁ・・・・また部屋割りも考えないと・・・。」
((山田先生お勤めご苦労様です。。。。。))
先生の非情な叫びにクロエとヴィンセントの心情が一致する瞬間だった。と、その時、
「あれ、昨日男子が浴槽使ってたよね?」
「「ギクッ。」」
その小さな声に反応するかのように彼女はやって来た。
「いいいいいいいいちいいいいいいかああああああああ!!!!!?」
「・・・・鈴!?」
「あんた、そいつと入ってたんでしょ!?」
「な、何のことだ!?」
「問答無用、吹っ飛びなさい!」
鈴があらかじめ展開していたISで龍砲を起動させ、一夏めがけて発射する。一夏は反応することができずに硬直中。ヴィンセントはクロエの面倒を見ているので対応不可。絶体絶命だった。が、
「・・・・・生身にISの武装を叩き込むとは、そこまで落ちぶれたか?」
「・・・ラウラ!助かったよ。」
「・・・・・織斑一夏!」
「な、何!?」
その言葉と同時にラウラは予想外の行動をとり、彼女たちを燃やした。
「ムグゥ!?」
「・・・プハッ!今日からお前は私の嫁だ!い、異論は認めんからな!」
ラウラが一夏の口を自らの唇で塞いだことにより全員が一気に燃えた。まるで真っ白な灰になるかのように燃えた。それもそっちのけで三人はどうなってるのかと言うと、
「クロエ、砲口、90mm、30発。」
「了解♪」
ヴィンセントの指示でクロエは音速で90mmブルパップ・マシンガンを展開すると鈴の龍砲を潰した。それと同時に山田先生が鈴の首根っこをつかんだ。
「鈴さん?放課後、生徒指導室に来てくださいね?」
「・・・・・・・・・はい。」
そんな光景があったのにも関わらず鈴だけを呼び出した山田先生はさすがと言うべきか。千冬は一声でまとめると情報を飛ばした。
「先日の事故においてまだ事態の収拾がつかないためこれより後は臨時休校になるが、明日、明後日も臨海学校の準備期間として休校になる。漏れがないように準備しておくように。では本日はここまでとする!」
そしてホームルームは終わった。勿論クロエたちはヴィンセントを両方から引っ張りながら帰っている・・・・。
「お姉ちゃん!遊ぼうよ~!」
「ふ、ふん!遊んでくれれば手伝ってやらんこともない!」
「・・・・・マリーダさん。これどうにかなりません?」
「・・・・うちの姉たちが本当に申し訳ない。」
「「はぁ~~~~。」」
To be continued.........
此にて第3章簡潔!
終わり方が最後雑だけど文句いったらサイコザクのラッシュモード投げるかんな!?
次回予告
ヴィンセントはもらったチケットも消費することも踏まえクロエとクーと三人で買い物にいくことを決める。一方一夏とシャルロットも買い物に出ようとしていた。残された者達は邪魔しようと追尾するが・・・・・?
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達