はい、というわけで今回はアクシズメンバーによる番外編です。
X'masなのでかなーりはっちゃけてます。ちね。
そ し て ク リ ス マ ス に 出 せ な い 悲 劇
「・・・・・・ああ、地獄だ。」
今日はX'mas。子供にプレゼントをあげたりリア充が大爆発する日だがアクシズも例外なくお祭り騒ぎになっていた。既にヴィンセント達はビッグ・トレーというとんでもないX'masプレゼントをもらっているがそれでは物足りないという風に準備をしている二人がいた。
「ふふふ~ん、ここはああして、頭に乗っければ~・・・・・よし!これで一機完了!」
「おーどうしたクロ・・・・・・なんじゃこれ!?!?」
「あ、お兄ちゃん!見てよこの飾り付け!全部私がしたんだからね!」
ヴィンスは飾り付けられていた格納庫を見てあっけらかんとしていた。
「・・・・・・・トーリスにサンタ帽子・・・・用意周到だな・・・・。」
「そりゃそうですよ御兄様、年に一回しかないんですからこういうとき位暴れても誰も文句は言いませんって!」
「そうかな・・・・・一応何故か中隊長から押し付けられたチキンやらワインやら持ってきたが・・・。」
「それだけあれば十分だと思うよ?今キッチンでプル達もケーキを作ってるし。グレミーだってわざわざ本部を開けてまでここに来てるんだから。」
「ここはパーティー会場じゃないんだぞ・・・・・ここは水陸両用高速巡洋砲撃戦艦ビッグ・トレーの中だというのに・・・・・。」
「んー、でも御兄様?」
「ん、未だあるのか?クー。」
色々な状況に判断が追い付かないヴィンセント更に来るであろう報告に頭を抱えることになるがこの報告は頭どころか自分の寿命を抱えたくなった。
「今日がクリスマスだと知ってペイ達とても張り切っちゃってビッグ・トレーの側面砲弾全部炸裂花火弾に変えてましたよ?」
「あいつらもか・・・・・・・。」
三人が側面砲弾を花火に切り替えてることを知ったヴィンスはいよいよ自分の胃を心配しようと思った。
「・・・・・仕方ない!ここまで来たら引くに引けないか、格納庫からいらないものを全部出すぞ!」
「了解!トーリス起動させてくるね!」
「・・・・其は単にお前がトーリスと同化したいだけだろ・・・・・・・・。」
「気持ちいいからね、気にしたら負け!」
「ええぇぇぇ・・・・・・。」
結果から言うと、アクシズ総出のクリスマスパーティーが始まった。
AXIS本部
そんなことも露知らず、本部にいるギーとマシュマーは今日ものんびり事務仕事をしていた。・・・・・応接間に薔薇とクリスマスケーキがなければの話だが。
「なぁ、マシュマー・・・・俺達、悲しくありません?」
「奇遇だな・・・私も同じことを考えていたさ・・・・・。」
ギーとマシュマーは二人人気のなくなったアクシズの一画で寂しくパーティーをしていた。そんな寂しさからかギーから所々口かこぼれる。
「はぁ・・・・・グレミーはプル達に囲まれて良いよなぁ・・・・。」
「プルとプルツーに関してはともかく、マリーダは何故今年はあっちで過ごそうと思ったのかね?同じくしてジンネマンキャプテンが泣いてたぞ・・・・・。」
「キャプテンが泣くほど・・・・?でも、マリーダを娘のように想っていたくらいだしあり得なくもないか。」
そう言ってギーは切り分けたケーキをほうばる。途端にギーの顔は綻びマシュマーの顔からは癒しの色が見える。
「何年ぶりだろうか、この味は・・・・・。」
「ろくに甘いものなんて食べてる暇すら無かったですからねぇ・・・・・。ま、残すのももったいないし全部食べますか!」
「そうだな。アア、ハマーン様がいれば一切れお裾分けできたものを・・・・。」
「ハマーンさんは今頃どうしてますかね・・・・・・。」
そう言って二人が同時に向いたのは地球だった。
一方、その地球では色々騒ぎが起こっていた。
「ふふ、ふふふ~ん!やっぱりエルちゃんと一緒にいると気持ちいいね!」
水陸両用高速巡洋砲撃戦艦にトーリスをしゃがませ一時的に同化を解除しているクロエは話し相手がいなかったため本体からエルを分離させていた。そして当の本人であるエルは戦艦の備蓄庫から普通のお酒と袋等を持ってきていた。
「はい、クロエちゃんの好きなお酒持ってきたわよ~。」
「ホント!?」
「けど今は年齢的に飲めないからダメよ~。」
「むきゅう~・・・・・・。」
今の自分の年齢を自覚しているクロエは表面上であれどそのイライラを押さえられずにいた。そしてその声が聞こえたのは必然か否か。
「・・・・・・そこにいたかクロエ。」
「お兄ちゃん!」
奇遇か否かヴィンセントがローゼを引き連れて屋上に来ていた。
「ふ、こんなところで一人涼んでいたら風邪を引くだろ。」
「ひかないもん!大体お兄ちゃんだってわかってるでしょ!」
「其はそうだが・・・・・・・。」
「クロエ、あまりに中隊長を・・・・・「グルルルルルル」・・・・・お兄ちゃんを疲れさせちゃダメでしょ?まあ別に今日位ははっちゃけても良いんだけどね。」
「ならクロエ、お酒でも飲もう。エルがどうせ年齢とかの問題で酒が飲めないとかほざいていたんだろうが今日くらいは俺が言いくるめといてやる。さ、飲むぞ。」
「ありがと!お兄ちゃん!」
クロエは生き優々としてヴィンスからお酒を一口注いでもらうとちびちびと飲み始めた。ヴィンスも自分のコップに入れてゆっくりと飲み始める。ローゼは既に酔っていたのかは定かではないがつまみを加えていた。その様子を見ていたエルはむっつり顔だったがやがてもとの表情に戻した。
(まぁ、少し位はアノ子にも楽はさせてあげないとダメか・・・・。)
そう考え込むとエルはトーリスと再度同化していった。それと同時刻、ビッグ・トレーの側面三連装主砲が真上を向いた。
「今年ももう終わりか・・・・・・。」
「うん、長いようで短かったね・・・・。お兄ちゃんに会えてなかったら今頃は殺戮マシーンになってたかもしれない。」
「元の世界で妻だったお前を救わない兄がどこにいるんだよ。」
「あらあら、中隊長さんはお熱ね~。」
「んなっ!?ローゼ!そう言うお前はグレミーに続魂じゃないか!!」
「だー!!煩い!大体なんでメンバー皆殺しにしたクロエを引き取ったのよ!」
「頬っておけないからだろ!・・・・それに妹と似ていたし(ボソッ)。」
「えー?何て~?」
「何も言ってねぇよ~!!」
「良いや絶対いっt・・・・・・・
ドォォォォォン!!!ドォォォォォン!!!ドォォォォォン!!!
でしょ!」
「もー!!煩くて花火が見れない!」
「「あ・・・・・ごめん。」」
「そんなに喧嘩してる暇あるなら此方で花火見よ!」
クロエが席を開けて手招きしてくるのを見てローゼとヴィンセントは口論をやめてデッキに座った。夜空に咲き誇る花火を見ているとクロエが、
「ペイ達がくれたクリスマスプレゼントってこの夜景なのかな・・・・?」
「だとしたら相当ロマンチックよね・・・・!」
「あとで感謝しないとな・・・・。」
そして花火は撃ちきった次の日の午前2時まで続いた。
「あ、でもクリスマス3日過ぎてるよね?」
「「「「「それを言わなかったら完璧な番外編だった!!!!!」」」」」
To be continued.......
本来ならクリスマスに出したかったけど寝てたら過ぎたやつ。
今後、どのキャラ視点での話が欲しい?
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クロエ
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ヴィンセント
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HADES三姉妹
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束&千冬
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囚われた鈴達