てか、前回の捕捉なんだけども。
港に停泊しているのは
・第一物資貿易港:レウルーラ級機動巡洋戦艦レウルーラ改
・第二旅客湾岸港:ビッグ・トレー級陸上戦艦ティーレ改
なので三姉妹はトーリスに同化しながらティーレの上に係留して防衛行動を行っていた、ということになるので悪しからず。
そして、お待たせしました。ついに!!
ついに!!!
某オンラインゲーでいつも一発逆転要素のあいつを秘密兵器として出してやります!
ペイルライダーとトーリスリッターの時点でガンオン要素出てるけどな!(言っちゃった)
あらすじ。
ヴィンスは帰ってこなかった。残されたクロエはヴィンスを、救出すべく奪還作戦を考案し開始する。無事ヴィンスを救うことはできるのか?
某所
とある商店街の一角に佇むこじんまりとしたカフェがある。そのカフェに今日も客が来ようとしていた。
「ふぅ・・・・・ようやく休憩か・・・。」
会社の昼休みに入ったと見られる会社員が眠気覚ましのコーヒーを飲もうといつもの行きつけのカフェに向かっていた。いつもならこの辺りは人通りが多いのだが今日は何時もより人が少なく感じていた。しかしその悩みもすぐ吹き飛ばされることとなる。
ニブニブニブニブニブ
「・・・・地響き?いや、無いか。」
「退いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「うわあぁぁ!?」
男は突如降ってきたロボットの姿に驚きすぐに付近の路地裏に隠れた。その数秒後、ものすごい勢いと共にクロエが駆るトーリス改が路上に着地し慣性の法則で次々と車を薙ぎ倒し地面を穿っていく。軈てカフェの手前で止まった機体から同化分離したクロエがコックピットから飛び降りるとまさに男が向かおうとしていたカフェに突撃していった。腰を抜かしていた彼は呆気に取られていることしかできなかった。
一方、入っていったクロエはすぐにダグを振り回した。
「ダグさん!持ってるなら早く寄越して~!!」
「持ってるから!渡すから!振り回すな!回すな!」
物理的な応酬と共に彼はクロエの振り回しから解放されると奥に鍵を掛けておいていた引き出しから1つのヘルメットみたいなものを取り出した。言わずもがなナーヴギアである。
「とにかく、これだな?」
「うん、それで合ってる。」
「頼むぞクロエちゃんよ、お前の大事な兄を・・・・マルコシアスの家族を救ってくれよ?」
「言われなくても・・・・それくらいはやり遂げて見せるよ!!」
クロエはそう捨て台詞を吐くと再びトーリスと同化してIS学園の方へと現最高速度で飛翔していった。
その後ろ姿を外から改めてみていたダグは、
「ああ、 頼むぞ、クロエちゃんよ・・・・・・!」
さて、旅客港と物資貿易港に停泊しているレウルーラ改級機動巡洋戦艦。通称【グラーフ】とビッグ・トレー改級陸上戦艦、通称【ティーレ】は内部で刻一刻とダイブの準備が整えられていた。
「束様、ルリとトリスの頭部コードの接続、終わりました。」
「お疲れクーちゃん、そろそろクロちゃんも帰ってくるみたいだからダイブの準備をしてきた方がいいよ?後のことは私に任せて!」
「そうですか、ではお言葉に甘えてダイブの準備をしてきますね。」
そう言うとクーは施設が整えられたティーレの方へと向かっていった。そしてその数分後、クロエもまた轟音と共にトーリスで見事な着地を決めた。停止と同時に束は頭部にコードを接続する作業を始めクロエはナーヴギアを片手に持ちクーがいる方向に向かっていった。
「クー!持ってきたよ!」
「御姉様!準備は整ってます、あとはペイちゃんのコードさえ接続完了すれば行けます!」
「既に無線で接続は終わった!急ぐよ!」
「はい!」
クロエから投げられたナーヴギアを受け取ったクーは急いで設備を整えた部屋へと入り自分のナーヴギアをインターネットに接続した。クロエもコードが繋げられたナーヴギアを手に取ると頭に被せるように被った。そして二人はあらかじめ用意されているベッドに横たわった。二人は共に右手と左手を掴むと決意したようにその言葉を発した。
「「リンク・スタート!!!」」
(待ってて、ヴィンス・・・いや、お兄ちゃん!!)
(すぐ助けに行きますからね、お兄様!)
そう感じる二人の意識は現実から遠ざかっていった。
そして、二人は種族等を決めた。だが、何の因果なのだろうか、それともSAOデータを反映してしまった弊害なのだろうか。二人は複数の種族が混ざった特殊種族となった。
クロエは
クーは風妖精族と猫妖精族が混ざった白獣妖精族。
ペイ達三人はプライベート・ピクシーとしての登録だが形式上は全員影妖精族になっている。そうして決めた二人は所定の初期位置に転送されるはず・・・・・だったが複数種族が混在した特殊種族の初期位置なぞ決まっている訳もなく・・・・・。
「混在したらそりゃ落ちますよねぇぇぇぇぇぇ!?!?」
ALOの操作方法をあまり熟知してないクロエは重力に従い訳もわからぬ森へと落ちていく。それはまたALOはおろかSAOをやったこともないクーもおなじであり・・・、
「あ・・・・ああ・・・・・!?!?」
クーは落ちていく衝撃のあまり気絶しそうになっている。唯一強く気を持たせているクロエは森に届かんばかりの大声で叫んだ。
「何とかして!ペイルライダァァァァァァァァァ!!!!!」
「はいは~い・・・・って落ちてる!?早く引き上げないと!?」
プライベート・ピクシーの姿で出てきたペイは落ちている二人の姿を見るや否や圧縮されていた本体データを解凍すると展開し二人を受け止めた。
「ふうぅぅぅ・・・・、ありがと、ペイ。」
「まさかいきなり落ちるとは思ってませんでしたけど事前にトーリスリッター本体のデータをクロエちゃんのナーヴギアに保管しておいたからこうして助けることができたんだよ。にしても、ここがALOの世界かぁ~。なんだかきれい。」
「ソードアート・オンラインもそうだったけどグラがとても鮮明だからね。」
クロエがペイとクーの間にある草花を取ると二人に近づけて見せる。そのあまりの出来に二人は同時に驚きの息を漏らす。
「まるでソードアートオンラインのグラをそのまま再利用したみたいな・・・・・・・ん?再利用・・・・!?」
「どうしました?ペイ。」
「いや、まさかね・・・・・?」
「まさかペイ、これがソードアートオンラインのコピーサーバーとか考えてるの?」
「クロエちゃんも考えてることは同じみたいね?」
「ということは?」
「数百人がいっぺんに別のゲームに拉致される事態、一瞬で起きることとは到底考えられないし予めコピーサーバーを元に製作したこのALOの世界にお兄ちゃん達を閉じ込めた。そう考えるのが妥当だろうね。」
「だとすれば一番いる可能性が高いのは世界樹と呼ばれる中央にそびえる木の頂上が一番怪しいところかと。」
クーが中央に聳えるどの木々よりも高い大きな樹のてっぺんを指差した。
「なら、まずはそこに行くのが最優先目標だとして。装備品かな。」
クロエは自分のメイン画面を開いて装備の確認をするが如何せん殆どのアイテムが文字化けして読めなくなっているため何もわからない。ただ、クロエは何を思ったかひとつのアイテムを徐に取り出した。取り出したアイテムをは実体化してクロエの右手に握られた。
「これはビーム・サーベル!生きていたのねこれは。」
「一応クロちゃんにも同じものがあるはずだよ?」
ペイに促されてなれない手つきでメイン画面を操作して装備品確認の品を開くと案の定クロエと同じビーム・サーベルが搭載されていた。
「あ、これですかね・・・?」
クーが持っていたときには既にクロエが持っていたサーベルはビームを出力していた。
「うん、これだね?これでお兄ちゃんを救いに行ける!」
キャアァァァァァァァァァァ!!!!
「「!?!?」」
突然の奇声に二人は思わず耳を塞ぐ。ペイもいつもの姿になるとその声のする方向を調べ始める。
「ここから少し北に行ったところみたい。様子を見に行ってみる?」
「もし襲われてたら襲われてたで助けないとね!」
「それもそうなんですが・・・・・・・御姉様、その服装と格好、どうにかなりません?」
「んー?このケモミミとふかふかの尻尾、なかなか良いと思うんだけどなぁ、服装と相まって。それを言うならクーもなかなか可愛らしい格好だけどね。」
「か、可愛い!?出鱈目を言うのも大概に・・・・!」
「出鱈目なら今まで何回誉めてた場面があったと思うの?」
「御姉様・・・・・・・。」
クロエが宥め終わるとクロエは同時に羽も展開する。ALOにおいて羽は一種の移動手段であると共にこのALOの謳い文句にもなっている。それを展開したクロエはあっという間に操作方法になれると自分の向かうべき終着地へと向かい始めた・・・。
To be continued........
ALOにおいての二人の服装は一途な人狼を可愛くしたかんじ?
次回予告
同じ現象に巻き込まれたキリトは恋人であるアスナを救うため時同じくして、ALOにダイブしていた。そこに見たのは良いも獲ぬ三人の死神だった!
SAO視点での話は誰を主観として欲しい?
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キリト
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クロエ&クー
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ルリ&ペイ&トリ
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ヴィンセント
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束&茅場