IS ~MISSING LINK~   作:ふぇるみん

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どうも。結局ザフってたエルテューヌです。


今回の視点はドイツから!!


第70話 ドイツの三姉妹

ドイツ。それは以前、非合法な制御システムを開発し、あまつさえ専用機に乗せたとして全ISの没収が決まっていた。上層部はこれを打開すべく残っていたアドヴァンスド個体を全員徴用し国の防衛戦力に当てる計画が為されていた。

 

「ラウラ隊長、これでよかったの?」

 

「同じく、彼らがいまだに戻ってきてないのはわかりますが、なぜここまで?」

 

「お姉ちゃん達は感情的になりすぎだよ.....」

 

銀髪の三人の姉妹は学園の制服を着ている銀髪の少女.....ラウラに尋ねる。そして帰ってきたのは意外な言葉だった。

 

「アイツには......いや、ヴィンセント達の中には私達の姉妹もいる。だから考えるのは何らおかしいことではない。」

 

「・・・・ねぇ、隊長。ヴィンセントさんって、どんな人なのよ?」

 

「・・・・一言でいうなら、私達の運命をねじ曲げてくれた英雄、とでも言うべきか。」

 

「英雄....ね。ヒクサーが聞いたら嫌悪しそうだわ。」

 

「姉さん.....。」

 

「じゃ、後でヒクサー隊長やフォン君に極秘裏に報告しとくね?」

 

「「やめてぇ!?」」

 

四人はそう愚痴りつつも学園の教室で....ヴィンセント達の帰りを待っているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、職員室はてんやわんやしていた。

 

「数は!!」

 

「3機です!」

 

一人の職員から告げられた敵機の数。それはたかが三機、然れど三機。しかし千冬にとっては既に知らされていたものだった。というのも、この状態になる数十分前の事である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっほー!!!ちーちゃん元気にしてた~!?」

 

「おい束!ヴィンセントたちをどうした!!」

 

「あれーまだついてない?」

 

「ん?ついてない、だと?」

 

「つい二時間くらい前にヴィー君達はISでそっちに向かったと思うんだけど?」

 

「ん?今お前どこにいるんだ?」

 

千冬が何故か電話の向こうでのんびりしている束に言い寄る。束の方から何かが置かれる音がした後、再び声の主は口を開く。

 

「今はイギリスのドーバー海峡沖の海上軍事要塞【ベルファスト】で艦の修理している最中だけど?まあしばらく動けないから先にヴィー君たちを向かわせたけど....。」

 

「そうか、わかった。お前も早めに戻ってこい。お前に聞きたいことが山ほどあるからな。」

 

「うえ~めんどくさいな~。まあそのうちね!」

 

そう言って束との会話は切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことがあってか、千冬は敢えて黙って事の結末を見守っていた。

 

「目視できたか?」

 

「はい、蒼い機体が三機。コアナンバー照合。どれとも一致しません!」

 

照合しても当てはまらない機体。それ即ちエネミーである。

 

「専用機持ち達を出せ。撃退できるならこれを撃墜、あるいは拘束せよ。」

 

「了解しました。すぐに専用機持ち達をスクランブルさせます。」

 

「頼む。・・・・・・さて、グライスナー。これぐらいの障害、はね除けてここにたどり着いて見せろ・・・・!」

 

そう呟いた千冬の顔は少しばかりにやけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを予知していたヴィンセントはあらかじめペイ達を展開させ囮を任せ、三人は水中で密かに移送していたトーリスツヴァイに乗り移っていた。

 

「まー勝手に飛んでいけばこうなることは知っていたが....。」

 

「なーんで未だに私達敵認定なの?HADES暴走させてこの辺り一面消し炭にしようかな....♪」

 

「やめろ!?主に俺の胃の穴が開くからやめよ!?」

 

「冗談だよ♪」

 

「その冗談が本気にしか聞こえないんですよ御姉様!!!」

 

音を立てず潜航しているツヴァイ。当初の目的である海域には既に到達していたことを三人は知っていたが、どうせならもう少しずらそうと決めて、潜望鏡を伸ばすのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうとも知らず、スクランブルを受けた専用機持ち達は該当海域へ出撃していた。

 

「敵の数は三機、か。あいつらいつ帰ってくるんだろ...。」

 

「さあ、知らないな。私とて御兄様とイチャイチャしたいが今は二学期直前だ、まずは目の前の障害を排除するぞ。」

 

「了解。」

 

「わかった。」

 

 

海域を飛行するのは一夏の白式とラウラのシュヴァルツェア・レーゲン、ハナヨのシュヴァルツェア・アトス、ハヤナのシュヴァルツェア・ダルス、ハーミヤのシュヴァルツェア・アイズ。その四機と相対するのは偽装されたトーリスツヴァイ。その結果は歴然と見えているわけで.....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、なぁにこいつら、対したことないわねぇ、ばっかじゃないの!」

 

「これは恐らく陽動ですかね?」

 

ハナヨとハヤナがそう言う。一方ラウラはこんなに早く倒せるはずがないと一人困惑していた。その時である。

 

『五人とも、すぐ帰還してください!』

 

「山田先生!?」

 

声の主は山田摩耶である。通信越しに聞こえるその声は何故か焦っているように聞こえる。ラウラは通信を繋ぐと状況の共有を図ろうとする。

 

「山田先生、何があった!?」

 

「いえ、先ほどの三体はヴィンセント君たちの者だと判明したので至急帰還をお願いします!」

 

「了解した。一夏、戻るぞ。三人もだ。」

 

「りょーかい!」

 

「「「分かった!」」」

 

そう言うと五人は戻っていく。そう、在るべき場所へと帰ってきてくれた三人を迎えるために。

 

 

To be continued.....




ものスッゴク強引。ごめん、許して。

別にアストルフォアズレン小説書きたいとかそんなんじゃないからね!!!!!

(´・ω・)っスッ

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