Parallel Chance   作:モクロック

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どうも モクロックといいます。
テラフォーマーズが好きで自分でも書いてみたいと思い書いてみました。
駄作であり、進みもかなり遅いですがなんとか頑張っていこうと思います。

注意として
筆者は原作単行本は一応全部読んでいますが、うろ覚えなので話が原作とズレたりおかしくなる可能性があります。
また、外伝系はほとんど読んだことがないのでそこについてはご理解お願いします。

それでも良い方は、どうぞお楽しみください


第1話 抑止力

「これは……ハズレを引いたか?」

 

第6班は窮地に陥っていた。

 

「う…嘘だろ、何で…」

「しかもゴキブリが…」

 

 

荒涼としていた火星に放たれ、急激な進化を果たした存在 テラフォーマー

それが今、この星の脅威として人に襲いかかろうとしていた。

 

(このまま計画通りに行うか……)

 

班員が震え怯える中、人類の到達点<ジョセフ>は冷酷な判断を下そうとしていた。

 

 

 

「まだ慌てる時間じゃあない、ジョセフ君や」

 

 

 

何者かがジョセフの肩に手をかけた。

ジョセフが振り返るとそこには一人の老人がいた。

左腕が義手の老人の口には電子タバコが…否、火星における人類の切り札が咥えられていた。

 

 

「さて、久々に暴れるかな」

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

U-NASA本部

 

その中でも極一部の人間しか入ることのできない部屋、その中で極秘の会合が行われていた。

 

「今回はお集まりいただきありがとうございます。」

 

髭を生やした男、<小町小吉>が礼をした。

 

周囲を見渡せば小吉を囲むように7人の人物が席に着いている。しかしそれぞれの人物は逞しい男から老人、か弱そうな女、性別が判断できない者など一見すると共通点がないように思えた。

 

「今回お集まり頂いたのは他でもない、アネックスにおける抑止力についてです。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「おっと失敬、ジョセフ班長。老人のお節介だとは思うが、ちょっくらこの状況を変えてもいいかのぉ?」

 

「ああ………どうぞ?」

 

「それじゃあ…

"薬"の配布後、

マルシアさんは専用武器を使用し遠くのテラフォーマーの狙撃を

トラウト君、ザントガ君、他戦闘要員は非戦闘員の護衛を

ジョセフ班長、わしとでテラフォーマー(やつら)をぶっ叩く!!!」

 

班員それぞれが切り札である"薬"を手にし、摂取する。

すると彼らの姿が急激に変化していく。

あるものは鱗を、あるものは羽毛を、あるものは毛皮を、そしてあるものは……

 

「フンッ!」

 

 

 

蟹のような甲殻を発現させていた。

 

 

 

「フゥー………若返った気分だな」

 

老人だった男は蟹のような甲羅を持ち、太く逞しい身体になっていた。

 

「誰かハッチを開けてくれ」

 

「でっ…でもよ爺さん、外にはゴキブリ共が!!」

 

「大丈夫だそれぐらい、それに班長がいるだろう」

 

老人の発言に何人か驚いたものの、戦闘要員の一人であろう女の発言によって乗組員の一人が恐る恐るハッチの開閉ボタンを押した。

 

ゴキブリの瞬発力

それは人間大にすれば一歩目から時速320キロで走り出すことに当たる。

そして素早く隙間へと潜り込める彼らはハッチが開く瞬間を見逃しはしなかった。

網の隙間も難なく通過し忌々しき存在(ひと)へと手を伸ば―

 

 

 

「速いから何だ?」

 

 

 

飛び込んできたテラフォーマーは一瞬のうちに首をつかまれた。

当然のように反撃しようと左腕を伸ばす。しかし、その腕が切り落とされる様を、自分の体が横たわるのを、硬い床から見上げることしかできなかった。

 

「頭落としても動けるってのは面倒だな……ザントガ君、悪いがソイツをサンプルとして確保しといてくれ」

 

老人は近くにいた男に、確保を頼むとテラフォーマーがかけた網へと手を伸ばす。

 

 

 

「任務開始だ」

 

 

 




おまけ
老人「あー…ジョセフ班長、網切ってもらってもいい?」
ジョセフ「え?」
乗組員の皆さん(カッコ悪…)
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