ジョースター家と吸血鬼   作:黝 証呂

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22.我々を知らない

「………なんか緊張するなぁ」

 

 和を基調とした大きな屋敷…承太郎がグレる前は何度か遊びに来た事もあったが、今日に限っては緊張感が凄い。

 

「何度も来たことあるじゃねえか」

 

「時と場合が違うんだよ。まだジョセフさん達になんて説明しようか整理がついてないんだから……」

 

 下校時から共にいる承太郎は軽々と門扉を押し開けるが、僕の目に映る門扉は、何故かいつにも増して重く見える。

 そして門の奥に広がっていた空条家の庭は(元々広いのだが)異様に広く感じ、ほんの数歩の玄関までの道程が長く感じる。

 これは完全に僕がビビってますね。

 

「おかえりなさーい。あら、礼神ちゃんも一緒なのね」

 

 玄関の開閉音で気付いたのか、ホリィさんがパタパタと玄関まで走ってくる。

 

「お邪魔します」

 

「おい、ジジィはもう来てるのか?」

 

「えぇ、客間に来てるわ。アヴドゥルさん…っていうお友達もいるけど………あ、いけない!お飲み物お出ししないと…」

 

 そう言い残してホリィさんはその場から離れた。

 

「アヴドゥルさんか……」

 

「知り合いか?」

 

「一方的に僕が知ってるだけだよ」

 

 靴を脱いで僕は客間に向かおうとする。しかしある事を思い出して承太郎の方に振り返る。

 

「客間ってどこ?」

 

「……やれやれだぜ」

 

 仕方ないだろ。ここ広くて毎度迷子になるんだから。

 

 承太郎の背中を追いかけていると、やがて昨日来た客間に辿り着く。昨日通ったはずの道なのだが、今日通った道順は昨日と違う気がする……気のせい?僕が方向音痴なだけ?

 そんな話は置いといて、僕は承太郎の後ろから顔を出す。そこにはジョセフさん、アヴドゥルさんの他にレオンさんもいた。

 あの人がジョセフさん……そしてアヴドゥルさんか……

 ジョセフさんはアニメや漫画で見た銀色の髭を蓄えていて、アヴドゥルさんは褐色肌の頬に、豊麗線のようなラインが引かれていた。

 

「……原作通りの外見だ……並んだ小人ポルナレフ」

 

 アヴドゥルさんの頭部を見てそう呟くと、一同が首を傾げ、アヴドゥルさんは何か付いてると思ったのか頭を掻く。

 

「レオン、言われた通り連れてきたぜ」

 

「いらっしゃい礼神」

 

 畳の上に置かれた四角いローテーブルにジョセフさんとアブドゥルさんが並んで座り、角を挟んだ隣にレオンさんが座っている。僕は緊張しながらもジョセフさん達の正面に座った。承太郎は角を挟んだジョセフさんの隣…レオンさんの向かいだ。

 

(な…なんて威圧感のある客間なんだ……)

 

 冷や汗を流しながら僕はそう思った……なんたって皆さん身長があるし、承太郎とジョセフさんはガタイがよすぎる。

 

「…アァー、ソノ前ニ嬢チャンは…イングリッシュOK?」

 

「英語はできませんがスタンドで会話が可能です。ご心配なく」

 

 僕に向かってジョセフさんがカタカナ日本語で質問してくるので、僕はスタンドを使って話しかけてみる。すると向こうから驚きの声が英語で返ってきた。英語は聞き取れなかったが、なぜか理解出来た。脳内で翻訳されて再生される感じ……これがスタンドを使った会話なんだろうな。

 そう言えばレオンさん日本語ペラペラだったね。前世は日本人だったのかな?もしくは日本滞在日数が多いのかな?

 

「君も幽波紋使いか……では会話に問題ないな。早速本題に入らせてもらいたいのだが……」

 

 聞き取れない言葉でアヴドゥルさんが僕の目を真っ直ぐ見て言ってくる。こうして見ると案外イケメンだね。

 

「君……未来を…運命を知っているというのは本当か?」

 

「はい。でもアヴドゥルさんの同業者ではありません。占いで未来を知ったわけではなく、テレビで見ました」

 

 なんて言えばいいかわからないが、僕は堂々と真実を話す。信じて貰えない内容でも、自信を持って話さないとどの道信じて貰えない。第一僕は嘘が苦手だ。

 

「…ふざけているのか?」

 

「僕は仮に自分を転生者と呼んでいます。死んで別世界に転生した、前世の記憶を持った人のことです。僕が前世で生きていた世界には「ジョジョの奇妙な冒険」という人気漫画が連載中でアニメにもなりました。僕は第4部の途中までを漫画で持ってました」

 

 続きのコミックスは誕プレで衝動買いしてもらうつもりだったんだけど、その前に転生しちゃったからなぁ……

 アヴドゥルさんが怪訝な表情を浮かべているが、僕は無視して事実を述べる。

 

「ジョジョの奇妙な冒険…ねぇ……」

 

 ジョジョという単語に反応したのか、ジョセフさんが呆れ顔で唸るように呟く。

 

「第1部の主人公はジョナサン・ジョースター。第2部がジョセフさん。第3部が承太郎です」

 

 ほんの少しでも食いついたのなら、僕は必死に説得する。信じてもらえなくとも、せめて旅の同行を許して欲しい。

 

「いきなりは信じて貰えないようだな。無理もない」

 

 僕が説得の次の言葉を考えていると、レオンさんが口を開いてくる。助け舟を求めるつもりでレオンさんを見つめると、意図を察してくれたのかウインクをしてくる。

 ……やめて下さい惚れてしまいます。

 

「ではまず転生者がいる。という事実を信じてもらいたい」

 

「信じて貰いたいと言われても、「はい、そうですか」とは割り切れませんよ?」

 

 アヴドゥルさんの言い分ももっともだ。第三者的に見れば、「頭おかしんじゃねぇの?」と、思うのが普通だ。

 

「実を言うと君達は、彼女以外の転生者にすでにあったことがある」

 

「何じゃと⁉︎」

 

 ジョセフさんが声を張り上げる。レオンさんはどうやら、自分が転生者だということを説明するつもりらしい……でもどうやって?

 

「礼神…ジョセフが柱の男達と戦った頃の運命を述べてくれないか?」

 

「え?わかりました。でも何処を?」

 

「昨日私に言った部分とシュトロハイムがサンタナの体で何をしたか……シーザーの死因とカーズの最後についてだ」

 

 それが何を指しているのかはわからないけど、僕は言われた通りに原作知識を述べた。

 リサリサがジョージの敵討ちで、空軍の上司のゾンビを殺して犯罪者扱いされた事…シュトロハイムがサンタナを基準にサイボーグ化した事…シーザーが死んだ父と祖父をジョセフに馬鹿にされて怒り、一人で廃ホテルに乗り込みワムウに殺された事…そして最後にカーズが赤石を使って究極生物になり、宇宙空間に放り出された事を述べた。

 

「……です」

 

「…んんー?」

 

 僕が言い終わってからジョセフさんが首を傾げる。

 

「レオン、この子の言っている事は全て間違いじゃないか?」

 

「そうだ。今述べた事は全て違う」

 

 えっ⁉︎違うの⁉︎じゃあなんで言わせたの‼︎

 

「だがジョセフ、よく考えてくれ……今述べた運命全てに関わっている者について……」

 

「関わっている者?」

 

 ここでまた首を傾げるジョセフさん。

 

「空軍のゾンビはデビルという殺し屋が殺した。シュトロハイムはサンタナを使って吸血鬼を改造した。シーザーの父マリオはある吸血鬼が死なぬように取計らった。生きていたのでシーザーがジョセフに一族を貶される事はなかった。結局廃ホテルには不完全究極生物の案でロケラン特攻。カーズは赤石を使う前に、決闘の相手の策にはまり赤石を失う」

 

 レオンさんが早口で原作とは違う事実を述べる。それを聞いたジョセフさんは冷や汗をかいて唖然していた。

 

「おいレオン。昔話の真実なんざ知らねぇが、その口ぶり…まさか……」

 

「察しがよくて助かる」

 

「ま、待て待て‼︎レオン、お前が転生者とか言う奴だと⁉︎長年共に生きた者としては信じられんぞ⁉︎」

 

「よく考えてみろ。何故私がIQ400のカーズを罠に嵌めれたと思う?何故人質として残り連絡も取れない私が、ワムウの指定した環状列石の場に援軍を呼べたと思う?」

 

 レオンさんがまた早口で述べる。恐らくレオンさんが既に運命を変えていたのだろう。

 ……って事はシーザー生きてるの⁉︎これは嬉しいね。

 

「………転生者の存在はこれで信じてくれたか?」

 

 レオンさんがそう言うと、信じられないという表情を浮かべているが、ジョセフさんとアヴドゥルさんは渋々頷く。

 

「信じたわけじゃない…が、仮に転生者が存在するとして、この嬢ちゃんが転生者だという証拠にはならないじゃろ⁉︎」

 

 なかなか信じてもらえないな。仕方ない……とっておきの情報を出すか。

 

「漫画を第3部の最後まで読みました。という事はもちろん…DIOの事もよく知っています。生い立ち、過程、スタンド能力」

 

 「「「⁉︎」」」

 

 これには流石に食いついたようだ。レオンさんも驚愕こそしなかったが、鋭い視線を僕に投げかける。

 

「僕は皆さんと共にエジプトに向かい、力になりたいと思ってる。転生者という事を信じてくれないならそれはそれでいい。でも幽波紋使いなんだから普通に戦力になれると思うよ……それでもダメ?」

 

 それを聞いてジョセフさんは、諦めたかのように表情を緩めて口を開いた。

 

「……わかったよ。本来こちらは頼まれて連れて行く側じゃない……同行を頼む側じゃ。頼りにしてるよ、女神さん」

 

「女神⁉︎」

 

 まさかの呼ばれ方に声が裏返る。

 

「礼儀に神様と書くんじゃろ?我々の死期を避けてくれる女神…あながち間違いではない」

 

 「ニヒッ」と笑うジョセフさんは、第2期の面影が僅かに浮かび上がった。

 

「さて……短く感じたが1時間ほど座りっぱなしだ。休憩を挟もうか」

 

 レオンさんがそう切り上げてくれたおかげで、ひとまず話は一段落ついた……僕はずっと緊張感を高めていたので、一旦客間を出る。

 

「はぁ〜〜寿命が縮んだ気がした…」

 

 縁側に座り込んで深呼吸を何回か繰り返す。緊張の糸が切れたからか、服が結構汗ばんでいる。

 

 

 

 

 

 しばらく縁側で休んでいると、ホリィさんがお盆を片手に客間から出くる。あぁ……ホリィさんを見てるとなんか元気になるね…心が安らぐよ。

 

「礼神ちゃん。客間にお菓子置いておくから好きに摘んでいいわよ」

 

「ありがとうございます」

 

 お菓子……少し小腹も空いたので、僕は障子張りされた襖を開けて客間に戻る。するとそこにはまだジョセフさんとアヴドゥルさんがいた。

 

「……ど、どうもぉ〜。お菓子を頂いてもよろしいですか?」

 

 二人が同時に振り向くので、僕はまた萎縮してしまう。するとそれに気付いたジョセフさんが大声で笑って来る。

 

「プッ……ワッハッハ!おう持っていけ!別に取って食おうとしてるわけじゃないから安心せい‼︎」

 

 ジョセフさんからカステラを受け取り、僕はその場で座り込み頬張る。

 

「なんかお前さん……小動物みたいじゃな」

 

「小動物て……」

 

 確かに僕の頭頂部は承太郎の胸板くらいの高さだけど、着痩せしてるだけであるところはあるんだからね?

 自分の胸板に目をおろして僕はそう思う。

 

「ところで礼神……君はさっき「共にエジプトに向かい」と言ったな?DIOはエジプトにいるのか?」

 

「あ、ボロ出てた。でもいっか……DIOはエジプトにいるよ。あまり簡単に予言したら運命変わりそうで、直前までそう易々と言いたくないんだけどね」

 

 カステラを頬張りながらアヴドゥルさんの疑問を「Yes」で返す。するとアヴドゥルさんは迷った表情を浮かべる。

 

「信じきれてないね。当たり前だけど……運命の裏が取れるように過程も言っておこうか?」

 

「あぁ、すまない」

 

 やっぱり信用してなかったんだね。仕方ないとわかっていても、信用されないのは少しショックだよね。

 

「確か…ジョセフさんが念写したDIOの写真……それを承太郎の星の白金(スタープラチナ)に見せると、写真の暗闇を飛んでいた蝿をスケッチしてくれるよ。その蝿をアヴドゥルさんは知っていて、生息域からエジプトだと推測する。それが原作本来の運命…正規ルートのDIOの居場所の掴み方」

 

 僕がそう言うと二人は目を丸くして固まっている。

 

「……本当に全部知っとるんじゃな」

 

 あぁ、そういえばジョセフさん達のスタンド能力を説明されてなかったな。

 

「ジョセフさんの隠者の紫(ハーミットパープル)は念写能力がある。アヴドゥルさんの魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)は炎を自在に操る。早い段階でこれ言えば信じてもらえたのかな?」

 

「さぁな。ところで…もし信じてもらえんかったら、どうするつもりだったんじゃ?」

 

「そしたら切り札でジョセフさんを脅すしかないね」

 

「脅す?ワシをか?それはチト無理じゃないか?」

 

 自信満々でジョセフさんは「やれるもんならやってみな」と息を巻いている。僕みたいなチビっ子に脅されるわけがない。これは高齢者のプライドなのかな?

 

「じゃあ耳……」

 

 僕は両手で口を押さえて、ジョセフさんの耳元で囁いた。もちろんアヴドゥルさんには聞こえないくらいの声量だ。

 

「……東方 朋子」

 

「…………ハァッ⁉︎」

 

 僕の言葉を聞いてジョセフさんは、一瞬間を空けてから飛び退いて距離を作る。

 

「……エヘヘ」

 

「…oh my God………」

 

「ジョセフさん?」

 

「あ、アヴドゥルは知らんでいい‼︎ 礼神……誰にも言わんでくれよ⁉︎」

  (まだ半信半疑じゃったが………ソレを知られてしまっているなら、真偽に関わらず信じざるを得ないか……)

 

 アヴドゥルさんに怒鳴った後、ジョセフさんは僕に必死の形相で囁いた。

 

「待て、レオンも転生者だというなら……まさか………」

 

「レオンさんは今後の未来は知らないらしいよ」

 

 

 

 

 

 その数十分後、家の何処かにいたレオンさんと承太郎が客間に戻ってきて話を再開した。ややこしい話を色々としたが、要約すると「DIOの能力が時を止める事」「首から下がジョナサンで、ジョナサンのスタンドがハーミットパープルに似てる事」「時を止める事は、承太郎の星の白金(スタープラチナ)でもできるという事」「花京院という幽波紋使いに学校で襲われる事」を教えた。もちろん花京院のスタンドもね。

 そして今、僕らは和室で食卓を囲んでいる。僕とホリィさん以外は、何か考え事をしているのか表情が暗い。今日1日で情報を与えすぎたかな?

 

「……あれ、そういえばなんで僕は夕食を頂いているの?」

 

「エーデルガルトの許可は取った」

 

「そうじゃなくて……確かホリィさんに泊まるように誘われて、断ったけど………アレ?」

 

「テメェも被害者か……」

 

 こっちを見ずに承太郎がそう呟く。相手の意図を無視して、いつの間にかホリィさんの思い通りになってるんだよね。もしかしてホリィさんのスタンド能力?

 

「オォ…久しぶりに日本食を食べましたが、ホリィさんのは一段と美味ですな」

 

 焼かれた秋刀魚を口にして、僕の隣に座るアヴドゥルさんそう言って褒める………が…………

 

「今日の夕食を作ったのは全て私だ。口にあったようで良かったよ」

 

 その隣に座るレオンさんがそう言って、不意を突かれたアヴドゥルさんが咽せる。そして秋刀魚とレオンさんを交互に見て目を丸くしている。ホリィさんはそれを見て楽しそうに笑い、飲み物のおかわりを取りに台所へ向かった。

 

「レオンさん料理できるの?」

 

「何十年独身生活してると思っているんだ?」

 

「あ……察し。結婚しないの?」

 

「レオンは寿命が違うからの」

 

 ジョセフさんの言う通り……歯を見せなければレオンさんは人間と遜色ない外見をしている。しかし彼はとうの昔に人を辞めている。

 

「悲しいね」

 

「そうでもない。妻はいないが家族はいる」

 

 僕の悲観とは裏腹に、レオンさんの表情からは悲しみが微塵も感じられなかった。

 

「そういえばジョセフさん。日本食は味薄くて嫌いじゃなかった?」

 

「む…味の好みまで知られているとは………レオンの手料理は別じゃよ。小骨があるのは残念だが」

 

「ジョセフが薄味だのうるさいから、調味料を足して味を深めてみた。そしたら案の定気に入ったようだ」

 

 そんな雑談をしながら食を進めていると、早くも承太郎が完食する。そして茶碗を片手に振り向く。

 

「………お袋はまだか?」

 

「……確かに、台所の往復にしては遅いね」

 

 不安に思い僕は席を立ち、ホリィさんを探し始める。

 

「レオン。葎崎一人じゃ迷子になる」

 

「あぁわかった」

 

 そんなわけでレオンさんが台所まで同行(案内)してくれる。

 するとそこには、目が虚ろなまま座り込むホリィさんの姿があった。

 慌てて駆け寄るとホリィさんは我に返って笑顔を見せる。

 

「ごめんなさいね、最近貧血気味なのよ。すぐ戻るわ」

 

 僕らの返事も待たずに、ホリィさんは飲み物を持って和室に戻った。

 

「………礼神…確かホリィは……」

 

「うん……花京院に襲われた日の翌日に倒れるよ」

 




レオン・ジョースター
現在120歳 195cm 71kg

吸血鬼 不完全究極生物

第一人称「私」
武器:スタンド、波紋、鞭、体術

DIOの弟として生まれた転生者

スタンド
・W-Ref(ダブルレフ)
【破壊力:E / スピード:E / 射程距離:E / 持続力:E / 精密動作性:E/ 成長性:E】
手足が触れたエネルギーを消す(Refusal)、反射(reflection)できる。
……と思わせといて、本当の能力はエネルギーの吸収と放出。要するにカウンター型スタンド。
スタンド自体にパワーは無いので、力や速さはレオンの実力に比例する。
利用するエネルギーに限度はないので成長など存在しないと思っていたが、感知能力に成長が見られる。
能力が発動するのは手足だけなので、その部位以外への攻撃は普通に通る。
弱点は全体攻撃や全方位からの攻撃
(例、 炎などの流動する攻撃)
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