「………フゥ。ジョセフ、この程度か?」
ジョセフ
「………………」
レオン
「………………ジョセフ?」
ジョセフ
「………………」
レオン
「………71話、グダグダっとどうぞ」
遭難した次の日……気がつくと僕らは焚き火を囲むように寝ていた。
「………起きたか、葎崎」
「承太郎…………えっと……僕らは何をしてたんだっけ…?」
先に起きていた承太郎は、焚き火から火をもらって一服している。
というか、僕以外はみんな既に起きていた。
………その前に。
「お腹すいた」
「それもそうだ。なんだかんだで皆、夕食を食べていないのだからな」
溜息と共に僕が空腹を訴えると、レオンさんが焚き火に木片を投げ入れながら口を開く。
「そっか、僕ら何も食べてないんだ。なんだかんだで……」
………………ん?
「なんだ……かんだで?」
………………
思い出した。
昨夜は"影レオンさん裏ボス昇格イベント"が発生したんだった。「皆」とレオンさんが言うあたり、みんなも気絶し、そのまま次の日を迎えたのだろう。
「昨日のうちに下拵えはしておいた。鮮度の良かった物だけ今焼いてる。焼き上がったのから食って構わないぞ」
そう言われて気付いたが、焚き火の近くには肉を刺した枝が距離を置いて砂に刺さっていた。
「お、みんな目覚めたか。レオン、蒸留した水を持って来たぞ」
「ジョセフか。ありがとう」
「入れ物ごと海水に浸したからキンキンに冷えとるわい!」
「………………?」
そこにやって来たジョセフさんは、レオンさんにペットボトルを投げ渡す。それを笑顔でキャッチするところから、昨日の影LEONさんと同一人物には思えない。
「ジ、ジョースターさん。体調の方は……」
見兼ねたアヴドゥルさんが質問をすると、ケロッとした表情で振り返り…
「ん? あぁ、酷い目にあったが今は何の問題もないよ。チャレンジ精神で
「ブッ⁉︎ ゲホッ、ゴホッ‼︎」
『ゴホン‼︎ ゴホン‼︎』
笑って返されたまさかの返答に、ポルナレフがむせる。
それもそうだ。不倫を知ってあそこまで激怒したレオンさんを前に、不倫を拾い食いって……例え方が酷い。
黙っていたシュトロハイムは、ジョセフさんの発言を誤魔化そうとでもしてるのか大袈裟に咳き込む。
その場の全員が横目でレオンさんを盗み見る。が……
「〜〜〜♪」
………鼻歌歌いながらカエル焼いてた。
ん?ドユコト? レオンさんなら激怒すると思ったんだけどな。本当に別人みたい………まさか本当に別人なんじゃ‼︎
た……多重人格………⁉︎
「誰が多重人格だ。アンラベルの事を指しているのか?」
「あ、声出てた? ごめんなさい」
気にしない様子で返された言葉に短く謝る。
「ジョセフ、デザートにヤシの実か何か取ってきてくれ。昨日見つけただろ」
「昨日………スマン。忘れてしまったわい」
「それもそうか………」
「まぁ、歩けばすぐ見つかるじゃろ。昨日働けなかった分、このくらいはやらねばのう」
意気揚々とした様子でその場を離れるジョセフさんを見送り、自然と視線はレオンさんに集まる。
「レオンさん………これは一体」
「色々聞きてぇが、ひとまずジョースターさんが生きてる事に安心したぜ、俺は」
花京院の疑問に、ポルナレフが安堵の言葉を続けて放つ。
するとレオンさんは呆れた様子で溜め息をついて口を開く。
「本当に殺すと思ったのか? あれだけ殺さないと約束をしたのに………と、言いたいが確かにやり過ぎてしまった節もあるが………」
「………と、言うと?」
ふと、レオンさんはジョセフさんが歩き去った方を見て、1人寂しげな表情を浮かべた。
「………………ないんだ」
「無い? 一体何が?」
「昨日の記憶……ジョセフの………」
「………………………」
ー
ーー
ーーー
ジョジョ……ジョナサン・ジョースターは腕の骨に刃が届き切断され掛けようとも敵を蹴り上げ、肋が折れようと吸血鬼にしがみつく程の忍耐力を持った紳士だった。
承太郎は言わずもがな。
ジョセフも柱の男とやり合った際に見せた駆け引きは凄かった。今思い出しても、ワムウ戦で見せた発想力には知っていても舌を巻くくらいだ。
老いてますます健在と言ってはいたが、やはり心が弱くなってしまったのか?
一昨年くらい前に組手をしたシーザーの方がまだ耐えたぞ。
「おーい。とってきたぞ」
戻ってきたジョセフからヤシの実を受け取り、持ち前の爪で穴を開ける。中から出てくる天然のジュースをボトルに移していると、礼神が飲みたそうにしてるので手渡す。
「ん……思ったより甘い。あげる」
想像したより甘かったのか少しだけ顔をしかめる。
そしてそのボトルは隣に座っていた承太郎に渡される。
「………俺は水で良い」
「レオン。このキノコは食えるのか?」
「食える。安心しろ」
記憶消失したジョセフには「お前は昨日、キノコを拾い食いして昏睡した」と言っておいた。そのせいか少し警戒している。
元々拾い食いなどジョセフはしないが、私のその嘘を鵜呑みにするのは昨夜の記憶を呼び起こさない為なのだろう。
「私も……大丈夫だ。ポルナレフ」
「いや、俺も水にしとく。気分じゃないんでな」
『んん?飲まんのなら、このシュトロハイムが有り難く頂こう』
しかしどうしたものか………不倫、浮気は病気と違って治るものとは思えない。一度嘘を覚えた人間は好きなタイミングで嘘を吐く。
『プハァーーーッ! 確かに甘いが、無人島では貴重な水分………ん?どうした赤髪の少年よ。飲みたかったのか?』
「……………いえ、大丈夫です」
同じようにまた浮気をする可能性も「0」ではない。だから罪を自覚させてトラウマ化し、ブレーキを掛けようと思ったのだが………
「忘れたのなら、またやらねば………」
「……アギッ…」
「……ん? どうしたイギー。また私は怖い顔でもしてたか?」
昨夜の一件以来…悲しい事に、イギーは私から少し距離を置くようになった。今は礼神の側で隠れるように寄り添っている。
単に礼神と仲が良いだけだと思いたいな。
「「「「ッ⁉︎」」」」
『ん? 今しがた。妙な音が聞こえなかったか?』
「レオンさん! 救難信号に反応が‼︎」
「わかった」
急に音量を上げて奏でられた機械音は、パイロットの彼に任せていた救難信号だった。
本来信号を送るだけの機械だが、コレは近くに無線を積んだ船などが通ると反応するようになっている。
「近くの海域を船か何かが通っている。花京院、頼む」
「
すぐさま花京院は、自分のスタンドを空へと伸ばす。かなりの高さまで伸びると、スタンドは止まり周囲を見渡す。
「レオンさん。その機械の有効範囲は?」
「そう広くは無い。その高さからなら見渡せるはずだ」
「…島の周囲には何もありません」
「何も? もしかして故障か?」
ポルナレフは立ち上がり、救難信号を今なお発し続ける機械に近付く。
………………ん?
「………………」
「……レオンさん、どうかした?」
「……全員立て。スタンドはいつでも出せるようにな」
不審に思いながらも皆は立ち上がるが、シュトロハイムは怪訝な表情を浮かべている。
………そういえば幽波紋について説明していないな。
「どうしたと言うのですか? まさか………」
「幽波紋使いだ。それも巨大な………」
「巨大な……って、旅の終わった今になって誰が……」
「ーーーッ‼︎」
「見ろッ!潜水艦だ‼︎」
「見ればわかる!」
私たちのいる場所から少し離れた砂浜に、巨大な潜水艦は乗り上げてくる。勢い余ったのか潜水艦の先端は島内に突っ込み、木々を何本か薙ぎ倒した。
「おいおい何だよ。操縦士はジョースターさんか⁉︎」
「ポルナレフ、ワシをからかっとるのか?」
「言ってる場合じゃないぞ2人とも! 潜水艦全体から幽波紋エネルギーを感じる……旅の途中に出会った、
ポルナレフの冗談にムキになるジョセフ……そんな2人を止めてから、得た情報をそのまま話す。
ジョセフは少しからかわれたくらい気にするな。目の前の出来事に集中してほしいものだ。
「ストレングス……ってアレか。レオンが女装して倒した……」
「死にたいようだな。J・P・ポルナレフ?」
「グゲッ‼︎ レオッ! 首が………」
「レオンさんやめてください‼︎ それではジョースターさんの事を言えませんよ⁉︎」
アヴドゥルに止められ、ポルナレフの首にかけていた手を離す。
だが私はちゃんと、潜水艦を警戒していたぞ?
「見ろ、ハッチが開いた!」
言うが早いか、花京院が指差した時には既にハッチは開ききっていた。
「さて………鬼が出るか
パイロットの彼は後方で隠れ、シュトロハイムは丸腰だが形だけでも構えを取る。他は皆スタンドを出し、今か今かとハッチを目視した。
そしてついに、中にいた人物は姿を現した。
「長らく………」
「……お待たせしました」
そう言って出て来た2人を、私は知っていた。見たことのある顔だったのだ。
「貴様ら………」
「お久しぶりでございます………と、言うほど長くはありませんね」
「私達を……覚えておいでですか?」
「マライアに……確かミドラーか」
「何ッ⁉︎ コイツらが‼︎」
現れたのは2人の女性……どちらも旅の道中で私が相手をし、負かした者達だった。金で雇われたわけでもなく、肉の芽も植えられていなかった……つまり素でDIOに服従していた者達だ。
「弔い戦か……だが俺達をたった2人でどうこうできると思ってんのか?」
「黙れ承太郎。お前に用は無い……用があるのは貴方1人です。レオン・ジョースター………」
砂浜に降り立ち、2人は足並みを揃えてゆっくり歩み寄る。
「私をご指名か……」スッ
2人の能力は把握しているが、何を企んでいるかわからない。一体何をするつもりだ?何か隠し持っているのか………ひとまず片手で、皆に下がるようジェスチャーする。
「レオン・ジョースター………もちろん覚えておいでですよね?」
「貴方が私達に何をしたか………」
そう言う2人は歩いていたが、次第に足を早め、私に狙いをつけて走り出した。
磁力操作と鉄製品に化けるスタンド……コンビを組むとしたらハズレではない組み合わせだ。
警戒心を高め、使い慣れている合気道の構えを取る。
「レオン・ジョースター………いえ」
そして………
「会いとうございました〜♡」
「無駄ァッ‼︎」
………どうやら敵意は無かったようだ。
幻覚なのかわからないが、2人は瞳をハートに変化させて私目掛けて飛び込んで来た。
無論…警戒していた私は条件反射で、2人を背後へ勢いを殺さずに投げてしまった。
結果として、2人は焚き火に頭から突っ込んだ。
ー
ーー
ーーー
「アッツ‼︎ 熱い⁉︎」
「水、水ッ‼︎」
レオンに投げられた女性2人は、反射的に焚き火から離れたが衣類に燃え移った炎に苦しんでいた。
だが無人島にバケツなどは無いし、蒸留に使っている鍋は少し遠くにある。仕方なく承太郎が2人を海へ投げ捨てた。
そしてその2人がようやく落ち着き話せる状態になると、レオンは仁王立ちで尋ねる。
「で、何をしに来た?」
「何って………助けに来たのですよ」
「それだと言うのに、この仕打ちは酷いですわ」
かたや頬を膨らませ、かたや口元を押さえて嘘泣きを始める。そんな2人を目の前にした者たちは「あざとい」と率直に思った。
「要するに……レオンさんに惚れたから、全てが終わった今になって助けに来てくれたって事?」
発言権を求めるように右手を上げてから、礼神は呆れ半分に質問する。その答えを言いこそしないが、2人は頬を染めて頷く。
「はいそうですか。と言って、素直にあの潜水艦に乗る勇気は無いがな。私は兎も角……全員の安全を保証できない」
「レオン、貴方はそう言うと思いました。ですが大丈夫です……私が保証しますので」
「ーーーッ‼︎」
珍しくレオンがギクリと固まり、ぎこちない動きで後ろに振り向く。
すると2人が乗ってきた潜水艦からまた1人、スーツ姿の女性が現れた。
「…………………」
「お久しぶりですね。レオン」
「………や、やぁ」
明らかに嫌そうな表情を浮かべ、形だけ挨拶するが違和感が半端無い。
「レオンさん……この方は?」
「はじめまして。私はSPW財団代表取締役会長の秘書…
レオンに尋ねたアヴドゥルだが、彼が答えるより早く黒スーツの女性…橘 由紀が答える。
「………ジョセフさん。なんかレオンさんおかしくない?……なんかややこしい関係?」ヒソヒソ
「彼女は財団の秘書でレオンのビジネスパートナー。実のところレオンは会長の座を次世代に任せ引退を考えている。しかし彼女はそれを許さず、レオンは彼女に対して苦手意識を抱いているようじゃ」
「あぁ……」
「レオン。1ヶ月以上の無断長期休暇……財団に戻ったら覚悟してくださいね」
「……机の上に置いてきた辞表はどうした?」
「………何のことでしょう? 机の上には不要な資料が散乱していたので、全てシュレッダーにかけましたが?」
「貴様ッ」
苦虫を噛み潰したような表情で、レオンは橘と言う秘書を睨み付ける。しかしソレを無視して隣を通り過ぎ、彼女はレオンを除く皆に話しかけた。
「言わずもがなこの潜水艦はミドラーのスタンド……ですが命の危険はありません。彼女たちは正式に財団で雇い、日本へ送り届けることを約束しました。即刻この島を脱出するので乗ってください」
「私のスタンドなのに……別に良いけど」
そう言うミドラーは潜水艦に戻り、続いてマライアも艦内に戻った。
それに続くように橘を先頭にし、皆も潜水艦の内部へ入る。
「それはそうと……橘、よくあの2人を信用したな。裏切られたら君では太刀打ちできないだろ?」
「そうですね。ですが長年貴方と仕事をしたからか、貴方に群がる女性のタイプは覚えましたので…貴方の為とあらば彼女達は協力すると判断しました」
「だとしてもだな……」
「用心棒も一応雇いましたよ?」
レオンと橘がそう会話をしていると、潜水艦の中である男と合流する。
「………橘、用心棒は信頼できる人間にしなさい」
「彼は信用できると判断しました」
「ご、ご無沙汰しております………レオン、さん」
ぎこちなく挨拶する男性を目にして溜息を溢すレオン。
「知ってるか橘……ラバーソウルも敵だったんだ」
ー
ーー
ーーー
「帰国するまで皆さんは休んでもらって構いません。あ、レオン…貴方には話があります」
「橘……私は働かんぞ。次期会長は何人か候補として育てたから彼らを誰か採用しろ」
「嫌です」
「貴様ッ」
「確かに有能ですが、彼らは結局貴方には劣ります」
「いい加減ご老体は休ませろ」
「まだお肌ピチピチじゃない。それよりプレゼントよ。1日10個までの限定スイーツ」
「何ッ‼︎」
「………の箱よ。中身が欲しかったら、仕事を片付けてくださいね」
「貴様ッ」
「賞味期限は明後日です」
「貴様ッ!」
ここはミドラーのスタンドが変化した潜水艦の中……僕らはソレで今、日本を目指している。
帰国先が海外の人もいるけど、レオンさんの仕事が日本で待ってるらしいので行き先は日本。
「さっきからレオンさん劣勢だね。ってか凄いね。レオンさんを手玉に取ってるよあの人…只者じゃないね」
「葎崎……少しリラックスし過ぎじゃねぇか?」
潜水艦の中はかなり広い。少なくとも紅海を渡った時に使った潜水艦よりも広い。
僕はその一角で座り込んでいた。
「だって橘さんも大丈夫だって言うし……なにかあったら君が守ってくれたまえ〜」
「テメェ」
(承太郎相手に臆さん礼神も、只者じゃないと思うんじゃがのう)
「それに僕以外もみんなリラックスしてるじゃん」
「葎崎は度を超えてんだよ。テメェも言いなりになってんじゃねぇ」
「…俺は別に………迷惑ではないし」
ラバーソウルのスタンド、
「消せ」
「……わかった」
「そんなー」
スライムクッションと化していたスタンドが消え、僕は不満を口にしながら転がる。
「しっかりしやがれ。踏むぞ」
「コッチは疲れてんだよ。むしろなんで元気なんだよ承太郎」
「俺だって疲れてる。が、警戒は怠るわけにはいかねぇだろ」
「失礼ね。何もしないってば」
承太郎の背後からミドラーが話しかけてくる。
「………………」
「ま、仕方ないわよね。敵だったわけだし……でも本当に警戒するだけ無駄よ。本当にレオンさんの力になりたいだけだもの……そしてあわよくば………キャー♡」
聞いてもないのに両頬を染め、自分の本心を伝えてクネクネするミドラー。すると今度はマライアがやって来る。
「抜け駆けは許さないわよ。レオン様の心を射止めるのはアタシ」
「フンッ!あなたのような女狐じゃ無理よ」
「何よペチャパイ」
「ナッ‼︎ どう見たって私の方が大きいでしょ‼︎」
「何よッ!」
………どっかで見た光景だと思ったけど、これアレだ。
承太郎の取り巻きだ。
正直大きさなんてどうでもいいじゃん。そもそもレオンさんは外見で惚れるようなタイプじゃないと思うんだよね。
でもどんな女性に惚れるんだろレオンさん。
「………………………」
「………………………」
「………ん? 何?」
急に静かになった2人は、僕を見つめて押し黙っている。
一体全体どうしたってんだ?
「「何コレッ‼︎」」
「〜〜〜〜〜ッ‼︎」
急に伸びたそれぞれの片腕が、僕の胸に食い込む。
「………柔らかい」
「………デカい」
「………サラシ巻いてくる」
ー
ーー
ーーー
「貴様との会話は疲れる………いい加減私を自由にしてくれ」
「嫌です」
「………………」
「続きは帰ってからにしましょう。疲れたのでしょう」
「あぁ」
橘との言い争いが一区切りすると、私は皆の元へ戻り座り込む。それとすれ違うように、涙目の礼神が別室へ移動した。
「………今礼神とすれ違ったが、一体何が………皆もどうした?」
皆の元へ戻ると、何故か皆が似たような座り方をして黙り込んでいる。椅子に座って前傾姿勢になり指を組んでいる。
「……承太郎、一体何が………」
「何も聞かないでやってくれ」
誰も答えない為、唯一壁に寄りかかりいつも通りの承太郎に尋ねてみる。するとそんな事を言われたので、私はそれ以上の追及は止める。
「あ、レオン様♡」
「レオンさーん♪」
「寄るな」
「2人とも。レオンに限って有り得ないと思いますが、彼を誑かさないで下さい。煩悩は仕事の邪魔になります」
「何よユッキー! 別にいいじゃない」
「ミドラー、私の事は橘と呼びなさい」
橘に仕事の事をグダグダと言われ、元敵2人からは色恋の目で見られSAN値が削れる………安らぎの地が欲しい。
いやむしろ無人島に戻してくれ。堪能してから自力で帰るから。
モブキャラ紹介
橘 由紀 (42) 女
SPW財団代表取締役会長の秘書。つまりレオンのビジネスパートナー。
非・幽波紋使い、非・波紋使い、武道未経験。
ただの凄腕ビジネスマン。
強いて言うなら"橘流レオン拘束術"を20年程嗜んでいる。
橘
「たまに出るモブなので覚えなくて結構ですよ」
証呂
「次の話で三部は一区切りですかね。その次から3.5部ですね」
伊月
「長かったねぇ」
礼神
「この小説を始めて2年半くらいかな?」
レオン
「一度削除したからわからんな」
証呂
「それ言わないで。まだショックなの。そのショックを緩和する為にヒロアカの二次小説も始めたよ」
レオン
「タイトルは?」
証呂
「俺のヒーローアカデミア♂」
伊月
「ん゛ん゛ん゛っ⁉︎」
証呂
「仮名だけどね。ただプロローグだけあげてもアレだし、書き溜めしてる最中です。入学後・屋内対人訓練前であげようと思ってます」