「もう少しでクリスマスですね!」
「そうだねー…もう年の瀬かぁ。時間の流れは早いね。」
「あらナオくん、お年寄りみたいな台詞になってるで?」
「え、そっかな。でももう12月だよ?しわすー。」
「師走ですね、この一年、このお店で働いてからはあっという間でしたから。」
「楽しいことは過ぎるのが早いって言うしなぁ、ちまちゃん。」
「ふふ、そうですね。」
「ナオくんの実家はクリスマスは何するん?」
「え、普通だよ?ツリー飾ったり、家族でケーキ食べたり。ミナちゃんは?」
「うちはちまちゃんの家族の方とたまに一緒にパーティーしたりとかするんよ、ね?」
「あ、はい。親同士が仲が良いのでよくしますね。」
「えー、羨ましいなぁ。今度ボクも混ぜてよ。」
「ふふ、もちろんやで。親も喜ぶと思うし。」
「そうですね、大歓迎です!」
「やたー!」
「でもちまちゃん家は年越しが忙しいもんなぁ?」
「そうなんですよね…参拝の方がいっぱい来られますから。私も巫女姿でお手伝いしてます。」
「やっぱり忙しいんだねこの時期。」
「お片付けもありますから、年越してからはしばらくは。」
「たまに巫女さん姿のちまちゃん見に行くけど、やっぱ可愛いわ。巫女さん似合うもんなぁ♪」
「そ、そうですかね…ただの仕事着なんですが…えへへ。」
「そうなんだね、今度ボクも見に行こっと。」
「見に来るだけでなくて、話かけていただいても構いませんよ?」
「いやあ、それは悪いよ。忙しいじゃん。まさにしわすだよね。」
「ナオくん、師走って漢字で書けへんの?」
「え?書けるけど何で?」
「いや、なんでもあらへんよ。ふふ。」
「?」
「お師匠さまが走り出すほど忙しい季節だから、という意味合いがあるそうですね。12月が師走と言われる理由。」
「うん、お店の方も年末近づいてるし忙しくなりそうだよね。」
「まぁでも、クリスマスは年末と比べて暇やもんな?」
「そうですね、準備にお時間は取られますが比較的は。」
「じゃあ今年はうさぎ小屋の皆でパーティーとかやってみても面白いかもしれへんね。」
「あ、いいねー!それ!店長かけあってくれないかな?」
「プレゼント交換とかもしてみたいです!」
「ふふ、今度店長にお話ししてみよっか。ちまちゃんは今年もサンタさんの格好、してくれるん?」
「あの衣装も可愛くて好きですね、ただ今年は小町さんが何やらやる気まんまんでしたよ?私は遠慮しようかと…。」
「あらそうなん?それも楽しみやわぁ。」
「今年のクリスマスは楽しくなりそうだね!」
「そうですね、皆と一緒が楽しいです。」
「せやな、うちも楽しみや♪いいクリスマスになるとええな。」