まいにちぱすメモ!   作:無限旋律

3 / 36
膝枕選手権をしたら個人的には南海さんが優勝だと思います。


美智「…すう。」

ガチャ。

 

「お、薫子お疲れさーん。」

 

「あ、お疲れ様です店長。…少し小声でお願いできますか。」

 

「ん?…あ、おう。」

 

「…すう。」

 

「よく寝てるな。」

 

「ええ、一緒に休憩に入った時に少し疲れたような表情をしてましたから…私から休むように勧めましたの。そうしたら寝入ってしまいまして。」

 

「そうだったのか、…なんか悪いな。」

 

「…?どうして店長が謝りますの?」

 

「いや、皆の表情で疲れているとか分からないままシフトを入れて、店長失格かなって。特に美智とかは表情に出にくいじゃないか。」

 

「そんなことありませんわよ。皆この店が好きで来てるんですから。」

 

「そうかな。」

 

「そうです。」

 

「なら嬉しいんだけどな、ありがとう。」

 

「…。」

 

「…薫子?」

 

「そんなこと真顔で面と向かって言わないでくださいます?…照れますわ。」

 

「はは、薫子は可愛いな。」

 

「なっ?!な、何をおっしゃいますの!」

 

ガチャ

 

「おっはよー。」

 

「おはにゃー!」

 

「おう、結衣奈に渚央。おはよう、少し静かにお願いできるか?」

 

「うん?…あ、ごめん、ミッチー寝てたんだね。」

 

『『あー!薫子の膝枕取られてるにゃー!そこはユイニャの特等席にゃミッチー!』』

 

「小声で叫ぶとは器用だな結衣奈。」

 

「あ、あの、ここは別に結衣奈の特等席ではありませんわ。」

 

「し、しょっくにゃあ…。」

 

「あ、あはは…元気出しなよ結衣奈。」

 

「いつもユイニャだけの特権だと思ってたのににゃあ…。あ、ナオ、じゃあ代わりにしてにゃ。」

 

「え、ボク?」

 

「そうにゃ!」

 

「ひ、膝枕なんてしたことないから、なんか照れるな…。」

 

「大丈夫にゃ!そこに座ってくれれば、あとは天井のシミを数えていればすぐに終わるにゃ!」

 

「やめんか。」ごすっ

 

「に"ゃんっ!」

 

「?何天井のシミって?」

 

「渚央は知らなくてもいいことだよ。」

 

「いいからナオ、はりーあっぷにゃ!」

 

「わ、わかったよー…んしょ、はい。」

 

「にゃふー!」ごろん

 

「ち、ちょっと結衣奈、くすぐったいよ、あはは!ちょっと!ぐりぐりしないでー!」

 

「渚央さん、静かにしてくださいまし。」

 

「あ、ご、ごめん…。」

 

「にゃふふふふふふ」ぐりぐり

 

「…ん…ふふふ…ち、ちょっと…ふふふ…ちょっとくすぐったいから…ん…あふっ…。」

 

「渚央、いやらしいからやめなさい。」

 

「ぼ、ボクだってしたいわけじゃ…んふふ…ひゃうっ…!」

 

「結衣奈、やめろ。」

 

「渚央のふとももカオちゃんより引き締まってて気持ちいいにゃ~…。」

 

「ひっぺがす。」ぐいー

 

「にゃふー…。」

 

「ふう…もう、やめてよね結衣奈。」

 

「ごめんにゃ、つい気持ちよくて。」

 

「まったくもう…あれ、店長?」

 

「ん?」

 

「あれ…。」

 

「…すう。」「…すう。」

 

「ありゃ、薫子も疲れてたのか、膝枕したまま寝ちゃってるや。」

 

「気持ちよさそうな寝顔にゃ、ユイニャもちょっとお邪魔して…。」

 

「あ、結衣奈。起こしちゃだめだよ…って、あれ。」

 

「…んにゃあ…。」

 

「三人寝ちゃったよ。」

 

「あらら…。」

 

「でもこうしてみると、誰がお姉さんか分からなくなるね。薫子さんがお母さんみたい、あはは。」

 

「はは、そうだな。」

 

「あれ、でもこのあと…。」

 

「ん?」

 

「四人シフトだけど三人寝ちゃったよ?」

 

「あれ、まずいな。でもこの寝顔…。」

 

「…起こせないね。」

 

「渚央、起きるまで二人で頑張るか。」

 

「…はぁ~い。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。