さよならジョジョ先生―改稿版―   作:パラレル。

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投稿して間もない頃の話であるためボリュームは少なめです。すいません。


第壱話 噂の学校へ行こう!その①

プッチが死亡してから数ヶ月が経った。

 

 

人々はケープ・カナベラルで起こった超常現象や刑務所から出てきた脱獄囚のことをまだ囁かれている。(時の加速のことは、プッチが完全に一巡、つまり、ケープ・カナベラルまで進まずに死んだため、人々はそのことを知ることはなかった。)

 

 

そんな中彼らは、ある建物の来賓室にいた。

場所はテキサス州ダラス、建物は、超有名財閥『スピードワゴン(SPW)財団』。

 

 

SPW財団は、20世紀初めに設立した財閥で、その巨万の富を使って、医療・経済を発展させた。

そして、ここはその本部である。

 

 

そんな一般人なら緊張のあまり、泡を吹いて気絶するほどの場所で、彼らは待っていた。

 

 

「承太郎さん、いつになったらくるんですか?あたしの首が≪ロクロクビ≫っていうやつになる前に、きてほしいんだが」

「我慢しなさいよエルメェス、あっち側だってきっと色々と忙しいのよぉ~」

「確かに徐倫(ジョリーン)の言うとおりだが、約束の時間を10分もオーバーしてる、エルメェスの言うとおり早く来てほしいぜ」

「プッチと君たちの件で色々とあるのだろう、まあ一刻を争うことではないから、気長に待とう」

「う~~~ん・・・そうですね」

 

 

SPW財団のとある社員を首を長くして待っているのがエルメェス・コステロ、彼女の愚痴を抑えているのが空条徐倫、徐倫の言葉に同意しながら、エルメェスのも同意しているにがナルシソ・アナスイ、おおよその原因を推測しているのが空条承太郎、彼の言葉に一応納得しているのが、エンポリオ・アルニーニョ。

 

 

ちなみに、承太郎の発言で分かるとおり、徐倫・エルメェス・アナスイは、世間で囁かれる脱獄囚である。だが、SPW財団の協力で彼らは表向きでは脱獄後何らかの理由で全員亡くなったということになっている。

その知らせを多方面に流している途中であるため、財団はボロが出ないようにあれやこれやと虚偽の証拠を提示したり、それに対する口裏合わせをしたりと忙しいのは事実である。

 

 

現在午前11時10分。

11時に来てくれ。と言われたのに、一向にきやしない。

これが財閥の社長ならば、怒って帰るほどだ。

 

 

結局、11時15分になってガチャッと扉が開いて1人の社員が入ってきた。

その人は小太りの社員で、彼らに軽く会釈をして席に座った。

ちなみに、この部屋は中央に正方形のテーブルがあり、それを囲むようにソファーが4つ置かれている。彼らはその内の3つのソファーに座っており、社員は残っているソファーに腰をかけた。

 

 

「すいません。色々と情報整理をしていたら、遅れていました」

「いえ、問題ありません」

 

 

遅れたことを社員が謝罪したが、承太郎は大丈夫と伝えた。

承太郎の顔色を窺った後、その社員は今回の徐倫達の脱獄に対する処置を報告した。

変更点として徐倫は無実の罪で投獄されていたのでその証拠を提出し、公的な釈放手続きを取ったことを伝えた。尤もその証拠はグレーなものなのだが、そこんところは何とか財団の財力で黙らせたようだ。

残る二人は前々から聞かされていた方法で丸く収めたことを聞いたところで承太郎は唐突に口を開く。

 

 

「おい。もうそろそろ、私達を呼んだ”本当の”理由を話してくれるか?」

 

 

先程から社員の口から出た報告はいつでも、それこそこの場でなくても聞くことができるものだった。であれば、自分達がこの場に呼ばれたということはただ事ではないことは容易に説明がつく。

的を射る承太郎の発言によりその社員は前口上を言うのを止め、本題に入った。

 

 

「そうですね、あなた方を呼んだのは他でもありません、あなた方には・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とある日本の高校の調査に行ってきて欲しいからです」

 

 

 

 

 

 

口から言葉が出なかった。皆、もっとスケールのでかい事なんだと思っていたから。

彼らの脳内は、意外な単語、高校、調査が駆け巡っている。

 

 

「正確には、ある1クラスの調査なんですけど・・」

「ねぇ?」

「はい?」

 

 

最初にこの空気を破ったのは徐倫だった。

 

 

「もしかして、高校の調査をするためだけによばれたの!?私達!?」

 

 

今の彼女は心配して損した脱力感とそれに対する怒りが込み上がってきた。それと同調して、

 

 

「ふざけてんじゃねぇぞこのハナクソ!!人をパシりみたいに使いやがって!!!」

「ちょっ、やめなよエルメェス」

「徐倫との式場決めの時間割いてここいんだぞッ!!『解体』されてぇーのか!!!」

「うえっ、アナスイまで」

「アナスイ、誰が娘との結婚を許した?」

 

 

エルメェスとアナスイがキレた。

エンポリオは2人の暴走を何とか止めよとし、

承太郎はアナスイと1対1で討論している。

 

 

「いや、待ってください、ただの学校なら我々でできますが、あの学校だけは違うんです」

 

 

と小太りの社員は怯えながら補足した。

 

 

「それはどういうことだ」

 

アナスイとの討論を一旦やめて耳を疑う承太郎。

彼の顔を見て、より驚く承太郎。

 

           

理由は簡単、それは嘘偽りのない、マジ顔だからだ。

 

 

 

 

 

To Be Continued・・・・・⇒

 

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