天気は快晴。桜はそろそろ散る頃の朝、2のへ組の朝礼が始まった。
「おはようございます。今朝も中央線が止まりましたね」
担任・糸色望は朝の挨拶をした。が、クラスの空気がどんよりとした。
おそらく望の最後のセリフを意味深に受け取ったのだろう。
「いえ、別に深い意味はありません」
と、裏づけてもこの空気は変わらない。まさしく蛇足、後の祭りだ。
「まあまあ、気を取り直してみなさんに報告があります。あの超有名なSPW財団の使者様たちが今日、急遽また訪れる事が決まりました」
クラス中にえぇ~~の一言が響き渡った。まぁ、急遽来る事になったし、分からんでもないが。
「皆さん変な騒ぎを起こさないでください。本当にですよ、ホントにホントにホーーーーーントウにですよ」
補足として騒ぎを起こすなと言う望。それを聞いてガヤガヤと騒がしくなった。
そんな中、一人の女生徒が手を挙げた。
それは、髪型が真ん中分け、いかにも委員長ぽい美少女だった。
「先生。」
「はい、何でしょう。木津さん」
質問した少女・“木津千里”は、席から立って、こう発言した。
「そんなに強調しなくても、大丈夫ですよ。何をそんなに恐れているのですか?」
望はその発言にこう返した。
「何って・・・自覚ないんですか?」
「はい?何のことでしょう?」
「やっぱり自覚ないじゃないですか!!三度にわたって使者様を半殺しにしてること!!」
そう、精神的にも肉体的にも重症をおわしたのは、彼女だ。
「しかたないじゃないですか。先生!!私には、保護観察官のトラウマがあるんです。調査書を書いているのを見ると、私の悪口まで書いているのだと思って、そう思って・・・・・・・・・・・殺シタクナルノヨォォォォォォォォォォ!!!!」
「誰かぁー!!救急車呼んでくださぁーーい!!どんな精神病も治る病院にいけるーー!!」
彼女が半殺しにする理由を淡々と述べ、終いには、どっからか持ってきたスコップを持ち、狂気ならぬ、凶鬼になりかける。
望はそんな彼女の精神を完璧に治す病院を紹介してくれるよう頼むが、
望先生、そんな病院あったら、全世界の精神病院潰れますよ。
「うなあああああぁぁぁぁぁ!!!ウナアアアアアァァァァァ!!!」
「先生!!千里ちゃんが暴れています!!スコップを持ったまま!!」
「いけません!誰か彼女を止めてください!!!」
望がそうこうしてる内に千里は乱心モードに移行して、無差別に暴れ始めた。
なんだか普通そうな少女がそのことを望に、教えてやると、望は、彼女を止めるように言った。
言ったはしたが、彼女は危ない
数分して、なんとかクラスの5,6人で押さえつけることができた。
いやはや、朝っぱらからハードな一日である。
時同じく、その学校の校門の前にある5人組がいた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
彼らが着いたとき、グラウンドから一人の女性がやって来た。
彼女は“新井智恵”、この学校のスクールカウンセラー(SC)の先生だ。
彼らと智恵先生の差が1mほどまで近づいたとき彼女は会釈した。
「お会いできて誠に光栄です。“空条承太郎様”」
「こちらこそ、新井智恵先生」
最強の“スタンド使い”・空条承太郎そしてその御一行・・・
見参!!!
To Be Continued・・・・・⇒