HF 作:なまむし
大きい街がある。
ある程度栄え、ある程度人が行き来し、ある程度人に知られている大きめの街。
川が流れ、山があって、ちょっとした遊園地といっただいたいのものが揃っている今の世間では割と珍しいスタンダードな街。
そんな街に住まう人々の、悪く言ってしまえば騒音が聞こえないほどの山の奥、森の奥深くに、昔どこぞのボンボンが別荘欲しさに建てたはいいもののあまり気に入らず、そのまま誰に継がせることもなく死んでしまって整備されずボロボロになってしまった廃墟が1つ。
二階建て、下地下一階建て。屋根裏部屋有り。
外装は、立てた当初はそれはもう立派だっただろうが、
今では一昔前にワチャワチャしていた暴走族の赤スプレー缶の落書きで哀れもない姿になっている。
森の奥にボロボロの廃墟。
幽霊の1つや3つ出てきそうだが、ここに出てくるのは
6人の変人である。
まおこ
性別 雌
身長 人間の子供サイズ
金髪で、黄色く大きな獣耳が生えている今のご時世大変珍しい獣人の子供。
瞳は綺麗な緑色をしている。
服の胸元には瞳と同色の大きなリボンがついている。
明るく活発で、好奇心旺盛な人間の子供とさして差がない。
大きな獣耳ともふもふとしている大きな尻尾が特徴的。
イサシ
性別 男
身長 男子高校1年生平均程度
左目上の部分の前髪をかきあげた髪型の黒髪の青年。
歪な形のヘッドフォンをしている。
左目のすぐ横には赤く「134」と傷跡のように残っている文字がある。
前髪で少し見えずらくなっている右目は、白目の部分が少し黒ずんでおりちゃんとした目として機能しているのかは不明。
とても疲れている顔をしているのが特徴的。
トド
性別 男
身長 男子高校生平均上
顔面上半分が不思議な赤いマスクで覆われている巷を騒がす殺人鬼。
快楽殺人とまではいかないものの遊びでただ人を殺している。
道端ですれ違った人を適当に殺すことが多い。
遊び感覚なので殺人ということをしている自覚はあるものの、罪を犯しているという自覚はないため犯行現場に一切戻らない。主に素手で殺すため証拠も掴みにくい。
街のカメラをだいたい把握しているため日常でも映らないように道を少しジグザグと歩いたりするサイコパス。
「殺そうと思ったら死んでしまった」
ザン
性別 ?
身長 女子高校生平均上
巷を闊歩するどこぞの顔も知らぬ殺人鬼に憧れと恋心を抱いてしまった哀れな人材。
格好良いなぁ、会いたいなぁ、でも会ったら殺されてしまうかもしれないなぁ、でもこの人に殺されるなら本望だなぁ。今、何をしているだろうか。誰かを殺そうとしているのだろうか。誰に手を出すか思案しているのか。どこに住んでいるのか。今日は何を食べたのだろうか。この人は今どこで何をしているのだろうか。全部知りたいのだ、全部気が済むまで顔から手から身体から骨格から行動パターンから全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全てすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてすべてす
赤紫色に、青色のメッシュが入ったウルフヘアーが特徴的。
ひょ
性別 男
身長 成人男性以下
黒髪だが睫毛が白くなっている世間と少し風変わりな男性。
特に表記できるようなものは無い。
特に表記できるようなものが無い。
右目側の前髪に灰色のメッシュを入れて、そこの前髪部分を上にかきあげている。本人はオシャレのつもりらしいが心做しかダサく見えてしまうのはきっと勘違いではない。
特殊性癖を持っているせいで街では少し肩身が狭く感じる。
幸薄そうな顔をしている。
いちご
性別 女
身長 女子高校生平均程度
ラスボスである。
赤いいちごを象ったアクセサリーを頭に携える彼女はラスボスである。
黒髪に映える赤を見つけたら、だいたい全部が手遅れなのだ。
すべては彼女の手のひらで回っている。
彼らは廃墟で出会う。