里を目指して三か月。
道中、金品目当てに襲ってくるごろつきに遭うこともなく、無事滝隠れに戻ることのできたシライトは、まず家に帰ると家族から『化けて出た』と目を丸くして叫ばれた。
だが、経緯を詳細に話せば、それは大層生きていたことを喜んでくれるではないか。
後々フウにも顔を合わせば、涙と鼻水をダラダラと垂れ流された状態で迫られ、『ごめんっす~~~!!』と大泣きで謝罪され、大蛞蝓仙人の予言もあって、居た堪れない気持ちになったことは言うまでもないだろう。
三か月分の授業は、後日配布されるプリントをやることで取り戻すことも決まり、これでまた普通の生活に戻れる……と思いきや、
「……」
「何か言いたげな顔でありんすな」
「……いきなり呼ぶのは……ご遠慮いただきたいと……」
「ふむ。善処しよう」
逆口寄せの術により、再び湿骨林に呼び寄せられたシライト。
幸い学校のない日曜日だったからよかったものの、これが平日の昼だったら、神隠し事件の再来である。
それは兎も角とし、滝隠れから歩いて三か月の場所にある湿骨林へ通う手段は、今の逆口寄せの術がメインだ。契約者の血があればあら簡単。ものの数秒で、遠方から目的の人間を呼び寄せることができるのだ。
因みに、逆口寄せにはカツユの分裂体に手伝ってもらっている。今、シライトの肩に乗っているのは掌サイズではあるが、それではナメクジの中では大きい方。しかし、三か月共に歩んできた仲である為、この肩のヌメヌメ感には慣れたものだ。
閑話休題。
「……それで……なにをすれば……」
「そうじゃな……まず主さんには、仙術チャクラとは何たるかを教えしんしょう」
手に持った盃を傾け、一杯酒を口に含んでから大蛞蝓仙人は続ける。
「仙術チャクラとは、通常身体中の細胞一つ一つが生み出す身体エネルギーと、修行や経験により蓄積した精神エネルギーを元手に練られるチャクラ。これに加え、外的要因である自然エネルギーを取り込み、バランスよく練ったものが仙術チャクラでありんす。ご理解できささんす?」
「……あんまり」
「普段のチャクラが水と味噌だけでできた具無し
「わかりました」
例えが微妙だが、普通に練るチャクラより凄いことは理解できた。
うんうんと頷くシライトであったが、『しかし』と彼女は付け加える。
「そもそも仙力を扱うには、それ相応の膨大なチャクラが必要。精神エネルギーは兎も角、身体エネルギーは生まれた瞬間に限度が決まりささんす」
「……はぁ」
「単刀直入に言えば、主さんは見込み無し。忍の世で言えば、生涯鍛えても精々中忍程度でありんすな」
「……うぇ……えぇー」
突然のカミングアウト。
生まれ落ちた瞬間に決まった要因が関わってくるとは、まさか思わなんだ。顔は平静を装っているものの、内心はかなり大きなショックを受けている。
いや、これもまた選ばれし者と選ばざれし者の差。この世は平等ではないのだ。一応、祖父が忍者をしていたと言っても、シライトの家―――たきの家は至って平凡な家庭。秘伝忍術を有すような一族とは、そもそも生まれ持つ才能に差があるのだ。
しかし、彼は運だけはあった。
「安心しなんし。足らぬのであれば、自然エネルギー同様外部より取り込めばいいだけの話」
「……?」
「自然エネルギーと、自然界に満ちるチャクラは別物。主さんには、自然エネルギー収集の術、自然界のチャクラの吸引術、両方を伝授しんしょう」
「……至れり尽くせりですね」
「生憎、湿骨林は娯楽がないもので」
「……気まぐれなんですか?」
「左様」
気まぐれで仙力を伝授してもらうことに得も言えぬ気持ちになりつつ、これも将来の自分の為だと言い聞かせ、モチベーションを保つ。尤も、シライトのモチベーションなど平地程に平坦なものでしかないが……、
「女心と秋の空。女とは移り気な生き物でありんす」
「……」
無言で佇むシライト。
今一度言おう、ナメクジは雌雄同体だ。幻術体の大蛞蝓仙人は、それは見事な花魁姿ではあるが、本体はナメクジである。雄と雌の区別などない。
しかし、以前会った巻物蛞蝓のマイマイに『カタツムリ』だと述べようとした際に激怒されたことを思い出した。その為、また面倒事にさせたくはないと、グッと言葉を呑み込んだのである。
「さて……次に、ナメクジの仙力の特徴について語るとしんしょう」
「……ナメクジ……他にもあるんですか?」
「左様。以前申しんした妙木山の蝦蟇、龍地洞の蟒蛇など、仙力にもある程度区別はござりんす」
「はぁ……」
「まあ、具体的な違いの説明は省くとして……“動きながらでも自然エネルギーを集められる”。これがナメクジの仙力の特徴でありんす」
―――動きながらでも自然エネルギーを集められる。
「……前提が……分かりません」
「本来、自然エネルギーは動きながらでは収集することができんせん。仙術を戦に用いようとする者にとって、それが欠点であることは理解できささんす?」
「……なんとなく」
チャクラを使う者がほとんど忍であることを鑑みれば、仙術チャクラを用いるのも、大半は忍―――戦いに身を投じる者だろう。
なんとなしにその結論に至ったシライトは、忍の仕事風景を想像してみた。
―――……なんだか……ピョンピョン跳ねてそうだなぁ。
強ち間違いではない想像だ。
そう、忍の戦いは常に動いていると言っても過言ではない。
目まぐるしく変化する戦況に対応すべく、忍もまた風となり、戦場を駆け抜けていくのだ。
「……戦う予定はないんですが……」
「然り。しかし、覚えておいて損はない。どれ……近う寄れ」
「?」
徐に手招く大蛞蝓仙人に、シライトは首を傾げつつ歩み寄っていく。
一体何をされるのだろうか。そんな不安と期待の籠った視線を向ける彼は、玉座に座る彼女の目の前まで辿り着いた。
するとゆっくり立ち上がった大蛞蝓仙人が、しゃなりしゃなりとした所作で眼前まで近寄り、シライトの前髪を掻き上げる。
そして、そのか細い指を額に―――
「……ッ……イダ、イダダダダダっ……!」
額に指が触れた瞬間、全身に奔る灼熱。
普段能面のシライトでさえ、余りの痛さに顔を歪め、途端に身を捩り始める。
「則天去私の印。それが、たった今主さんの額に刻んだ呪印の名でありんす」
「今っ……それどころじゃ……ないです……ッ」
「ゆ~っくり深呼吸しなんし。少しだけ楽になりんしょう」
言われるがままに、可能な限りゆっくり深呼吸をしてみる。
するとどうだろうか。わずかに、体を襲っていた痛みが引いていくではないか。本当に僅かだが。
それから数分間、人生でこれまでないほどに深呼吸を意識し、呼吸を整えていく。
気持ち的には、眠りに入っている時のような呼吸の深さだろうか。ここまで来て、漸く人と話せるだけの痛みに治まった。
「……これは……一体」
「ナメクジ流の自然エネルギー収集術の基礎、名付けて“波紋呼法”。要するに気功法の一種でありんす。その波紋呼法を会得してもらうべく、正しくない呼吸法をすると痛みが奔る呪印を刻みささんした」
「……具体的に……どんな感じの……呼吸をすればいいんですか……」
文字通り、息も絶え絶えとなって問いかけるシライトに、大蛞蝓仙人は嗜虐的な笑みを浮かべつつ応えてくれる。
「まず始めは、長く大きく呼吸し息を止める“調息”。それから慣れてきたら、無呼吸の如き“胎息”にて過ごしんせ」
「……ロクに……運動できない……と思うんですが」
「運動しても呼吸を一定に保てるよう、今の印を刻みささんした。つべこべ言わず、一年はそれで過ごしんせ」
たった今、シライトは現世にて鬼を見たのであった。
***
「シライト! 鬼ごっこするっす!」
鬼がもう一人居た。こちらは小鬼だが。
「……鬼ごっこするの……?」
「いやっすか?」
あからさまに嫌そうな顔を浮かべるシライトに、フウはコテンと首を傾げた。そのあどけない様子に、少々心が痛くなるシライトではあるものの、額に刻まれた呪印の所為で、日常生活に支障が出るレベルで体が痛いのだ。
流石に慣れるまでは許してほしい。そう心の中で謝った。
「……もう少し……動かないヤツでお願い」
「じゃあかくれんぼするっす!」
「かくれんぼ……」
十歳にもなってかくれんぼとは如何なものか。
傍からすれば些か幼稚な遊びではあるが、忍者見習いの彼女が本気を出すと、かくれんぼも熾烈なものとなる。
彼女が隠れる側に回れば、特殊な忍術で身を隠されてしまい、発見が容易ではなくなるのだ。
逆に、彼女が見つける側に回れば、その生来の優れた感知能力でものの一分で探し出されてしまい、勝負にならなくなる。
「……釣り勝負でいい?」
「合点っす!」
しかし、最終的には釣り勝負に決まる。
同意を求める声に、良い笑顔で頷くフウは、お手製の竿をシライトの秘密基地へ取りに行く。
その間にも、友人との会話で乱れた呼吸を整えるシライト。まるで今際の人間が眠りにつかんばかりに深くゆっくりな呼吸だが、今の彼にとって、これが最も楽な吐納なのだ。
『これは才能より性格で会得期間に差が出ささんす』
大蛞蝓仙人の言葉を思い出しつつ、この息苦しさを噛み締める。
波紋呼法は、激情型の人間ほど会得しにくく、常に平静を保つような穏やかな人間ほど、会得しやすい。
かつて湿骨林に訪れた者の多くは感情が揺れるような者が多く、会得に至らなかった者がほとんどだと言うではないか。それに比べ、シライトは感情の起伏が緩やかである為、『見込みがある』とのお墨付きを受けている。
とはいうものの、平常心を超えて無心にならない限り、体の痛みが治まる気配はない。
(常時全身筋肉痛みたいな……)
一挙手一投足に痛みが伴う。
動く様は、関節部が錆びた傀儡そのもの。
逆に、物言わぬ傀儡となれれば、どれだけ痛みがマシになっただろうか。夜中、布団の中でシライトは何度も考えた。
しかし、常に楽な状態―――ほとんど静止したままで居ると、今まで感じなかったモノまで感じ取ることができるようになってくる。
“静”の世界では“動”が際立つ。
それは視覚に訴えるものであり、聴覚に訴えるものでもあり、嗅覚、触覚、果てには味覚にまで。
ふと吹く風にしても、木の葉を揺らす様、さざめき、運んでくる森の香り、肌を擽る感触、空気を美味しいと思う瞬間など、生まれてこのかた覚えたことのない感覚だった。
(……あれ……体……痛くない)
自然を存分に満喫したことを自覚した瞬間、痛みが鳴りを潜めていることに気が付いた。
しかし、気が付くや否や、再び筋肉や骨が軋むかのような痛みが全身を縛り付ける。
「はぅっ」
小さい悲鳴が木霊する。
まだまだこの地獄は続きそうだ。
***
「今日こっそ釣っるぞっ、エイエンゴイ~~~っ♪」
「……」
陽気に歌いながら釣り糸を垂らすフウの横で、シライトは只黙ったまま釣り糸を垂らす。
滝隠れ周辺の水は澄んでいる。里内に流通している魚などは、ほとんどが里付近で釣りあげられたものだ。
アユ、イワナ、フナに加え、石をひっくり返せばサワガニも見つかる。
何より、滝隠れの代名詞と言えば鯉だ。里内では、よく食卓に鯉料理が並んでいる。
鯉と言えば、大抵は普通の鯉かニゴイかに大別されるかもしれないが、もう一つ、滝隠れ周辺にはある鯉が住んでいた。
名を『エイエンゴイ』。一口食べれば、永遠に忘れられぬ美味を誇るという幻の魚だ。
成体は非常に巨大で、体長は優に一メートルを超す。でっぷりと太った身体に加え、鎧のように生え並ぶ鱗は鯛の如く鮮やかに赤く、されども光の反射で虹色に輝く。
滝隠れでは、目出度いことがあればエイエンゴイが振舞われる。例を挙げれば、結婚式だ。
―――二人の愛が“永遠”に続くように。
思い出の味。永遠に忘れられぬ美味を舌に記憶し、二人の新生活の門出を祝うという訳だ。
「釣っるぞ~釣っるぞ~♪」
しかし、隣に居る少女は行事など関係無しにエイエンゴイを釣り上げようと試みている。
理由は実に他愛ない、“夢はおっきくなきゃダメっす!”、そんな子供らしい思いからだった。
微笑ましいことこの上ない。だが、そんな友人の様子を温かく見守る余裕など、今のシライトには微塵も残っていなかった。
―――この状況で魚が掛かってみろ。引きずり込まれるぞ。
何故か、確信があった。
下手に呼吸を乱せば激痛が奔る。今は些細な事柄でさえ命取りな状態だ。
掛かってくれるな。切実に祈るシライトの双眸からは、光を一切感じられない。すぐ傍で明るく無邪気に燥ぐ少女が居るのだから、尚更だ。因みに彼ら、どちらも十歳である。
片や石像のように固まる少年。
片や年相応に明るく遊ぶ少女。
対極的な二人であるが、割と仲はいい。尤も、何を以てして“仲がいい”と言えるかは人によって変わるだろうが、時々遊んでいるのだから、仲が悪いと決して言えないことは明らかだ。
ああ、あの頃が懐かしい。
六歳にして、独りゆっくり過ごすことに楽さを見出した少年の下へ、嵐のように舞い込んできた元気溌剌な少女の笑顔が。それからだっただろうか。友人と一緒に居ることに楽しさを覚えたのは。
(だからなのかな……『殺される』って聞いて、何かしてあげたいと思ったのは……)
なんとなしに思う。
理由は単純明快、“友人だから”だ。だからこそ、シライトは現在進行形で痛い目を見ている。
(……あれ。でも……具体的に何するか……決めてないや)
しかし、とあることに気が付いた。
仙力を伝授してもらっている彼だが、具体的に彼女に何をしてやるかまでは決めてないことを。そもそも、仙力を会得した時点で、それが将来どのような場面で役に立つのだろうか?
(……カツユ様に……訊こう)
目標に対するモチベーション維持に危機を見出したシライトは、口寄せ獣のカツユへ、仙力会得の利点を教えてもらおうと、心に固く誓った。因みに、彼はカツユのことを『カツユ様』と呼んでいる。呼び捨てでも“さん”付けでも“ちゃん”付けでもない、カツユ様なのだ。“様”が一番しっくりくるのである。と言うか、『カツユ様』という固有名詞が、既に彼の頭の中で成り立ってしまっているのだ。
カツユ様はカツユ様以外の何物でも―――
「こら、フウ! こんなところに居たのか!」
「あっ、シブキ! しまった、バレたっすか!」
「影分身なんか屋敷に置いて抜け出して! お前は忍術をなんだと思ってる!?」
突然、里を囲む断崖から飛び降りてくる人影が一つ。
それは里長の息子、シブキだった。黒い長髪を靡かせる彼は、少々頼りなさを思わせる面構えをしている優男ではあるが、見た目通り優しい性格である為、里の子供や老人からは大人気の青年だ。
どうやらフウを連れ戻しに来たらしく、釣り糸を垂らす彼女の背後へ、それなりに軽い身のこなしで回り込み、襟を掴んで見せた。
しかし次の瞬間、フウの姿は煙に包まれ、あろうことか木片に変わったではないか。
「変わり身の術!」
「おまっ……無駄に器用なことをして!」
(……すごいなぁ)
自身と己の身の符を貼った物体と、瞬時に身を入れ替える基本中の基本とも言える忍術、変わり身の術。いくら基本忍術と言えども、あそこまで綺麗に術を発動させた様を間近で見れば、感嘆の念を抱かざるを得ない。
「おい、フウ。里の忍だって全員暇じゃないんだぞ。だから勝手に屋敷から抜け出すなとあれほど……」
「一人で勉強なんてつまらないっす! あっしだって、たまには外でぱぁ~っと遊びたいんすよ!」
「そ、それも分からなくはないけどなぁ……」
「へへ~んだ! そんなにあっしを屋敷に連れ戻したいんなら、捕まえてみるっす!」
「あ、待て! ったく……元気が有り余っているな……」
やれやれと頭を掻くシブキ。
ふと、隣で釣り糸を垂らしていたシライトに気が付き、たははと苦笑を浮かべる。
「悪いな、君。え~と……」
「……シライトです」
「シライトか! そうか、覚えておくよ。あんなじゃじゃ馬に付き合わされて大変だろ?」
「……それほどでも」
「そうか、ならよかった」
何か思う所があったのか、シブキは柔らかい笑みを浮かべ、先程フウが立ち去っていった場所を見つめる。
「フウの奴は、色々事情があって屋敷の外に余り出られないんだ」
「それは……本人から何度か伺いました」
「ああ。でも、あんな性格だろ? ずっと屋内に居る性質じゃないのはオレだって分かる。生まれて途端に何かを強制されるって、案外窮屈でさ……」
まるで自分を重ねるかのように語るシブキに、シライトは黙って耳を傾ける。
里長の息子として生まれたシブキは、次の里長候補として最も有力である為、相応の鍛錬を子供の頃から積まされてきた。それが実ったか実らなかったで言えば、後者に該当するものの、年相応に遊びたかった過去は拭い去れるものではない。
あんなにも窮屈な子供時代を、わざわざ他人にも経験させたくはない。だが、それに勝る事情があるからこそ、こんなにもシブキは苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべているのだ。
「……ははっ、なに言ってんだろうな。まあ、アレだよ。アイツはまた抜け出して遊びに来ると思うから、仲良くしてやってくれ。お願いだ」
「……畏まりました、シブキ様」
「や、やめてくれよ。オレはそんな大層な身分じゃない、って言うかなりたくない……」
「……分かりました」
しみじみと語るシブキに、シライトは彼も苦労しているんだなぁと察した。
いい生まれの者は、平民が経験し辛いような悩みを抱えているらしい。それは滝隠れの里のみならず、他の国や里でも言えることなのだろう。
疲れたようにため息を吐き、『それじゃ』とシライトの前から立ち去ったシブキ。
(『仲良くしてやってくれ』……かぁ……)
去りゆく背中を見つめながら、たった今言い放たれた言葉を頭で反芻する。
自分がフウの何で在れるか。
―――暫定は“友達”だ。
補足説明
・シブキ
『NARUTO 滝隠れの死闘 俺が英雄だってばよ!』、及び『NARUTO 疾風伝』のアニメオリジナルストーリー『ナルトの背中 ~仲間の軌跡~』編に登場。里長ヒセンの息子であり、後の里長(原作だと、波の国編辺りから里長)。里長らしからぬ臆病さを有しているが、反面子供たちに優しく、住民からの人気はある。
OVA及び小説版では、水遁 水龍弾の術や口寄せの術を使っていたものの、英雄の水でドーピングしていた為、実力がどれほどのものなのかは不明。ただ、野生の鳥にビビるほど臆病なので、実際は下忍、若しくは中忍程度の実力であると考えられる。