最近、薄くなった。
いや、髪の毛の話などではない。影の薄さだ。
則天去私の印を刻まれ、吐納法を強制されてからというもの、シライトは自然と影が薄くなり始めた。言い換えれば、気配を殺すことが上手くなったとも言える。
―――波紋呼法の神髄は、自然と一体化することに在り。
波を荒立てるな。
流れに逆らうな。
最初こそ、何一つ理解できなかったシライトであったが、呪印の作用である痛みを伴わぬ吐納法を求めるうちに、ぼんやりとではあるが理解し始めていた。
呼吸が深く、長く。
もとより、生物が動かずに居るままなど不可能に近い。
動物のみならず植物でさえ、日進月歩。日々成長を重ねているのだ。
“動かず”を基本とする仙力ではあるが、“動”の許容限度はある。表面上動いていない生物でも、心臓は、肺は、血管を流れる血潮は、経絡系を流れるチャクラは絶え間なく動いているのだ。
だがそれは、あくまで体内で動いているに留まっている。
例えば、水に沈んでいる箱の中身がどうなろうと、周囲の水へ与える影響などは微々たるもの。問題なのは、箱を水中へ沈ませる時だ。
もし、箱をそっくりそのまま水中へ沈めたとしたら、箱の体積分だけ水が押し退けられ、水面は荒波立つことだろう。
されども、仮に箱が蓋を開け、ゆっくり沈めたのならばどうなるだろうか?
水が押し退けられるのは、ほとんど最初だけ。後は、調和を図ろうと箱の中に水が満ち満ちていく。
さて、ここまでの話でシライトが何を感じたのだと言えば、それは彼自身“器”でなかったということだ。
具体的に言えば、自然エネルギーを受け入れる器ではなかった。
そもそも、生きていく中で自然エネルギーを感じ取る機会などあろうか?
『ああ、ここには大自然の力が溢れてる……!』などと、風水の話ではない。マイナスイオンなどの話でもない。
人間生きていく中、自然エネルギーを取り込むことを絶対とはしていない。そういう体だからだ。必要としていない、加えて取り込むことさえ難しい。取り込んだら取り込んだで、コントロールできなければ異常が発生する危険性もある。そのような毒にも似たエネルギーを、わざわざ取り込むように体は出来ているのだろうか、いや出来てはいない。
今迄のシライトは、その受け入れる隙間が―――隙間へ導く為の“蓋”の開け方を知らなかった。
しかし、則天去私の印を刻まれたことによる呼吸矯正に伴い、微々たる程度ではあるが、自然エネルギーを感じ取れるようになってきたのである。
「まあ、かねがね想定していた通りでありんすな」
「……それと……このっ……水の上で……スクワットをやらされているのは……関係っ……あるんですか?」
「無論。つべこべ言わず、ちゃきちゃきチャクラを使い切るまでスクワットしなんし」
漸く自然エネルギーを感じ取れる段階に入り始めたシライトに、大蛞蝓仙人が科したのは、水上スクワットという何とも珍妙な修行だった。
「はい、シライトくん。ファイトです! 頑張って!」
表情には出ないものの、かなり疲弊してきたシライトに激励を送るカツユ。
可愛らしい声も相まって、僅かながらシライトに活力が湧く。僅かだが。
スクワット―――それは直立した状態から膝関節の屈伸・伸展を繰り返す運動であり、『下半身運動の王様』と呼ばれる程にポピュラーな筋トレだ。
同じ筋肉量を増やすとしたら、スクワットが15回で済むのに比べ、腹筋だと500回もしなければならない。痩せたい体を作るならコレ! という筋トレこそスクワットだ。
そんなスクワットを水上で行うシライト。水面に立つには、つり合いが取れるよう足裏からチャクラを放出し続けなければならない。加えて、チャクラを消費し続ける分、スクワットしながら補給分のチャクラを練らなければならないのだ。
そして、極めつけに吐納法。漸く慣れてきたとは言っても、それはあくまで日常生活においてだ。激しい運動の最中に、一定の呼吸リズムを保つことは容易ではなく、回数を重ねれば重ねる程に、スクワット一回に掛ける時間が長くなっていく。
「大切なのは数ではなく質。数は、月日を重ねれば自然と伸びささんす。継続は力なり。石の上にも三年。ほれほれ、限界まで絞りしんせ」
見物を見るかの如く、仙人流スクワットに勤しんでいるシライトを肴に、大蛞蝓仙人は盃をチョコチョコ傾けている。
「……仙人がっ……お酒……飲んで……いいんですか?」
「仙人と僧は異なる存在。酒を嗜んでも、問題は全く無いでありんす」
クツクツと笑い大蛞蝓仙人は、更なる酒を仰ぐ。
仙人と聞けば、徳の高い……それこそ寺の僧侶の極致のようなイメージがあるが、実態は全く違うようだ。
火の国にある“火ノ寺”なる名刹には、“仙族の才”と呼ばれる特別な力を有す忍僧が居るが、“仙”という言葉が付いたとしても、なにかしら関係があるという訳ではないらしい。
閑話休題。
「……そもそも……僕は……なんで……修行してるんですか?」
「ほう、目標さえ見失いしんしたか」
「いや……具体的に……仙力を学んで……何に役立つのかと……」
「ふむ」
成程と首肯する大蛞蝓仙人は、数秒思案し、口を開いた。
「―――それは、自分で見つけなんし」
「……へ?」
意外な答えだった。
思わずピタリとスクワットを止めてしまったシライトであったが、即座に続けるよう視線で促される。
終わりの見えない修行に辟易しつつも、次の言葉を待っていると、彼女はどこか遠くを見つめるように視線を空へと上げていた。
「……そもそも、人の扱う忍術は生活を便利にする為のものでありんした」
「……はぁ」
「されど、忍術の発明により、それまでの精神的な修行に重きを置いていた忍宗は、術を中心にした修行へと変貌したと、あちきは記憶しささんす」
ポツリポツリと語られる歴史。
この世に隠れ里などという制度が生まれるよりも遥か前―――太古を過ごした生き証人である彼女の話がどれだけ価値のあるものか。子供ながらにシライトは、ひしひしとその言葉の重みを実感しつつ、屈伸と伸展を続ける。
「なにも、始めから忍術が戦いを生み出すものではありんせんした」
人を治す為の薬を、人を殺める為の毒に変えるように。
食材を切る為の包丁を、人を傷つける為に振るうように。
人間とは戦いの歴史。知恵の歴史。過去より築き上げられし先人の知恵が、次世代の人間の未熟な心によって新たなる武器を生み出し、それがまたこの大地に血を滴らせ、空に悲鳴を響かせる。
未来を生きる者達へ、よりよい暮らしを。最初こそ、澱みなき思いで次世代に託された知恵が、また新たなる悲劇を生んだ。
「……所詮、“力”なぞは持つ者により千差万別な扱いがなされささんす。刃一つにしても、医者は人を助ける為、料理人は食材を捌く為、大工は家を建てる為、忍は……なんでありんしょうな」
クスリと一笑。
忍の任務は多岐に渡る。一概に何とは言えないだろうが、彼女が笑ったのはまた別の理由だろう。
「あちきは、たまたま湿骨林に来た主さんが、たまたまあちきの仙力を会得し易そうな性格で、たまたま主さんが友を助けたそうだった故、たまたま気分が乗ったあちきが、こうして修行を見ている所存でありんす」
やけに『たまたま』を強調してくる。
「……さて、一つ問おう。主さんは、偶然手に入れた機会を生かし、凡そ凡人が生涯の内に会得することが無いであろう仙力を得た後、何を為したいと望みささんす?」
キッと、今までにない鋭い眼光で睨まれる。
あくまで幻術。されど、滲み出る威圧感は本物だ。気候と運動が相まって汗を流していたシライトであったが、途端に脂汗が額からにじみ出てきた。
(何を為したい……?)
初心に帰れば、『フウをなんとかしたい!』になるが、それでは宝の持ち腐れだ。
仙力がどの程度凄いのか、まだ身をもって実感していないシライトは、頭の中で木魚がリズム良く鳴り響くのを錯覚しつつ、思案を巡らせる。
「何をと言われても……」
自然と口が動く。
「無難に……世の為人の為に……」
内容は、取って付けたような他愛ない内容。
「困ってる人を見過ごさないような……そんな、優しく在るからこそ為せる……みたいなことを」
「他人の苦境を見過ごさぬ、と」
「まぁ……はい」
「……ふふっ、善しや善しや。それは四端の心が一つ、『忍びざる心』でござりんしょう」
「……そうなんですか?」
「左様。童なりにも忍道を備えているようで、あちきは安心しささんした」
妖艶に笑う大蛞蝓仙人は、盃を直覚に傾け、最後の一滴をその舌の上に転がせた。
あの酒は甘いのか、それとも苦いのか。未成年のシライトには分からぬことではあるが、いつか成人した時、友人と共に酒を仰いだ時に分かるであろう。
そして今は、その友人との未来を共に過ごすべく、こうして修行している。
「さて、道徳的な話はこれにて終い。次に、技量の観点から語るとしんしょう」
「あ、はい」
この切り替えの早さ、秋空の如く。
次なる酒瓶を開けようとしている大蛞蝓仙人は、現時点でかなりの酒を飲んでいるにも拘わらず、ケロリとしたまま次に話に移る。
「忍術において、“印”と“術”が因果関係にあることは理解できささんす?」
「……印って……あの……手の型? みたいな」
「左様。基本は子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二種類。術は、この印の組み合わせにてチャクラを練り、コントロールし、術を発動する。……ああ、これは人間に限定しての話。あちきらのような人外のほとんどは、印を結ばず術を発動できささんす」
「……はぁ」
「理論だけで言えば、チャクラ量が足り、チャクラコントロールもできていれば、どのような術も発動できささんす。しかし」
「しかし?」
「生きとし生ける者、すべて皆違う存在。“人間”と一括りに言っても、先天的な才は人それぞれ。その一つが性質変化」
「せーしつへんか」
「その声色、存ぜぬようでありんすな」
「すみません」
「素直でよろしい」
性質変化。チャクラには“性質”と呼ばれる特性があり、基本は火・水・土・雷・風の五つから成り立っている。
これらの性質のいずれを持つか、それは遺伝子的な要素が非常に大きい。
火の性質を持つ者であれば火遁を。
水の性質を持つ者であれば水遁を。
土の性質を持つ者であれば土遁を。
雷の性質を持つ者であれば雷遁を。
風の性質を持つ者であれば風遁を。
持ち合わせた性質に合致していれば、より強力な術を会得することが叶い、逆に持たざる性質を極めようとしたとしても、会得には長い時間を要し、更には限界が見え易いのである。
「とまあ、長々語ったが、あちきが申したいのはチャクラコントロールさえできささんしょうものなら、程度はあれど五代性質変化全て会得できるということ」
「はぁ」
「そして、あちきが主さんに伝授しんせようとしているのは、チャクラコントロールが非常に難しい仙力。これと比べれば、他の術のチャクラコントロールなど赤子の手をひねるほど容易きこと」
「……本当ですか?」
「比喩じゃ。それだけ仙力の会得が至難の業と考えしなんし」
依然として、術を何一つ大蛞蝓仙人から教えてもらっていないシライトは、半信半疑といった様子で問いかけてみるが、鋭い眼光によって否応なしに黙らせられる。
「それ、あちきが言いたいことが理解できささんす?」
「……とにかく……土台を固めよう……みたいな」
「明答」
大蛞蝓仙人は首肯する。
「基礎が固ければ応用が広がる。後は、主さんが己が道を切り開きなんし」
***
(……と言われても)
崖に垂直に立ちながら滝壺に釣り糸を垂らしながら、シライトは悩んでいた。
傍から見れば、面妖にもほどがある体勢での釣りではあるが、修行の過程で慣れてしまったものなのだ。所詮、足裏で壁に吸着しているとは言っても、体勢を維持するために全身の筋肉は使う。つまりこれは、余り動きたくない人間なりの筋肉を酷使するトレーニングなのだ。
チャクラコントロールだけならば、同世代の中でも秀でている方だろう。
尤も、彼自身忍者学校に相当する“忍塾”に通っていないことから、比較する相手がほぼ居ないのだが。
(今更忍者になろうっていうのはアレだし……)
折角鍛えているチャクラコントロール、まったく使わないというのももったいない。
だからと言って忍術を使うイメージが最も強い忍になるのは、シライト的には避けたい所であった。特別忍を忌避している訳ではない。寧ろ、里を守る為に命を懸けて任務に勤しむ姿には、尊敬の念さえ覚える。
だが、尊敬するのと実際にやりたいと思うのは、決して同義ではない。
シライトは平和主義。血生臭い仕事はやりたくないと考えている。
となると、チャクラコントロールによる身体強化を扱う仕事に絞られるだろうか。
大工……悪くはない。重い角材でも、練度を高めればちょちょいのちょいで運べ、高所でもなんなく作業をすることが可能だろう。
しかし、どうにもしっくりこない。
いや、仕事をえり好みしている訳ではない。ただ、仙人の前で言い放った『世の為人の為』になれるような仕事が一体なんなのだろうか……できれば、誰が見ても『ああ、それはそうだ!』と理解を示し、賛同してくれるような仕事が良かった。
別に大工という職が悪い訳ではない。
なのだけれども、『大工=世の為人の為の仕事』とイメージが直結し難い。あくまで、シライトの頭の中では、だ。
「じゃあ、医者とかはどうだ?」
「医者」
それはまた別の日、里の子どもたちの遊び場で、ちょうどいい切株に座るシブキがシライトに言い放った。
里長の息子である彼は、忍術の修行は余り好まないと聞いているが、里の子どもたちと遊びがてら、忍術を教えているようだ。
教えているのは“水遁、水手裏剣”。水で創り出した手裏剣を相手に投擲する、至ってシンプルな忍術だ。
護身用にと教えられた忍術で、子供たちは木の枝に吊るされた的を狙い、手裏剣と呼ぶにはいささか鈍らな水の塊を放り投げる。
そんな光景が横で広がる中、シライトは思いつかなかった選択肢を提示され、大きく心が揺れ動いていた。
「なんでも、忍術は忍術でも医療忍術という分類があるらしい。怪我の治りを早くしたり、細胞を再生させたり、毒を抜いたり……みたいな感じだったか? でも、かなり緻密なチャクラコントロールが必要みたいっぽくてな……」
「おー」
とりあえず『チャクラコントロールを鍛えている』という部分だけ話し、相談したのだが、中々いい情報を手に入れられ、表情には出ぬものの満足そうにするシライト。
成程、忍術にはそのような分類があったのか。これは初耳だ。
普通の医者にはこなせぬ……それこそ、緻密なチャクラコントロールを有しているからこそできる業。
繊細なチャクラコントロールを求められる仙力修行と平行して学ぶには、ちょうどいいではないか。
(そうだ、医者になろう)
月日を重ねていくごとに、シライトの目標は固まっていくのであった。
***
「ふむ、医者になりたいと」
「はい」
「都合がい……―――ごほんっ。ちょうどいい。あちきの知り合いには、医療忍術に長けている者が居る」
咳払いした大蛞蝓仙人は、目指すべき方針が具体的になりつつある報告をシライトから受け、一人のくノ一を脳裏に過らせながら言葉を紡ぐ。
「あちきが課す業が終わり次第、主さん自身で探して師事すれば良いでござりんしょう。なに、顔が利く故、あちきが一言添えささんす」
「どうも」
「さて……則天去私の印を刻んで早半年。そろそろ次の段階へ移る頃合い。近う寄れ」
「あ、そのパターン……」
なにかロクでもないことが起こる。
そんな予感を覚えつつ、向かわなければ話にならないことも理解している為、続きの言葉を呑み込んで大蛞蝓仙人の下へ歩み寄る。
「ふふっ、今日は一つ術を授けることに致しんす」
「……どんな感じの……術ですか?」
「己がチャクラを元に、周囲の生きとし生ける者を繋ぎ、身体エネルギーを拝借する術―――術の名を“
「……はぁ」
どの程度凄いのかは全く理解できていないシライト。
このリアクションについては予想通りであったのか、特に触れることなく大蛞蝓仙人の説明は続いた。
まず、話を整理しよう。
この修行は、シライトに仙力を会得してもらうべく行っている。
だが、彼には将来仙力を会得するに足りるチャクラ―――特に身体エネルギーがない。潜在チャクラ量もたかが知れている。これでは、折角の修行で増えた精神エネルギーも、宝の持ち腐れだ。
ならば、他の生き物から身体エネルギーを貰おう! そういう魂胆で発明されたのが、異身伝心の術である。
「普通、チャクラは身体エネルギーと精神エネルギーをバランスよく練りささんすな?」
「はい」
「しかし、この術のミソは精神エネルギーを多めに練ること」
「ほう」
「割合で言えば……ふむ、2:8くらいでありんす」
「成程」
言っている意味がさっぱり分からない。
しかし、内容だけはしっかりと記憶しておく。
具体的にどのような理論なのかを問えば、精神エネルギーが元の陰遁で、身体エネルギーが元になっている陽遁。相反する二つが引っ張り合うとかなんとか……磁石のN極とS極が引き合うような理論で身体エネルギーを貰うとのこと。
対象は生き物でなくてはならない。何故なら、石や土などの無機物に身体エネルギーは宿っていないからだ。
逆に言えば、生き物であればなんだって構わない。
人は勿論、鳥や魚、果てには植物まで。
そう、大自然を共に生きる生命を味方につける術こそ、この異身伝心の術なのだ。
「しかし、植物の身体エネルギーを拝借するのは容易くとも、意思強き生命の身体エネルギーを拝借することは至難の業。例えば、人間などはな。尤も、心通わせた者同士などであれば、何十人、何百人とでも繋がりを持てるのがこの術の強み」
「……具体的に……どんな感じで力を借りるんですか?」
「ん? むぅ……精神世界で綱引きでありんす」
「つなひき」
それは“拝借”と言うより、“強奪”なのでは?
思っていたよりも乱暴な術の習得を迫られ、シライトは頓狂な声を上げるのだった。
補足説明
・則天去私の印
呪印術。波紋呼法を身をもって体得させるため、呼吸法を矯正させる目的で刻む呪印。変な呼吸をすると、全身筋肉痛みたいな痛みに襲われる。
・波紋呼法
一応体術に分類される技術。極端に言えば、ものすごくゆっくり行う深呼吸。
若干の肉体活性の効果もある。
これを体得すれば、動きながらでも自然エネルギーを呼吸にて取り込むことができるようになる。動かず収集すれば、相乗効果でもっと早くなる。
尤も、柱間やナルトぐらい収集時間が早いと意味をなさないが……。
・異身伝心の術
精神エネルギーに重きをおく術。木ノ葉に住まう山中一族秘伝の術に、特性は近い。
チャクラにて周りの生き物と繋がり、身体エネルギーを拝借(?)する術。意思が皆無の植物などは、労を消費せず身体エネルギーを拝借できるが、動物相手にはそれなりの力を使う。
大蛞蝓仙人が、六道仙人の説いた忍宗を元に発明した術。
・觔斗雲の術
仙術の一つ。水遁に分類される。
仙術チャクラを水蒸気に変換し、口から吐くことによってできた雲に乗り、移動する術。凄まじい移動速度を誇るが、余りにも速過ぎる為、仙力を会得していない者がのると四肢がもげる。
さらに、最高速度を出すや否や、とんぼ返りし始めるというデメリットが生じる。