海の梟   作:爆焔特攻ドワーフ

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性懲りもなく、新しい小説を書きました

続くかどうかは燃料(感想)が続けば・・・


そして、梟は翼を広げた

吾輩は梟である

 

 

名はない

 

 

 

 

が

 

 

 

周辺の村の人々からは「梟様」と呼ばれている。

 

 

 

◇

 

 

生まれたときのことは覚えていない

 

人々が話していることによれば、流星群が見えたその年に

一筋の星がこの森に落ち、調べてみると私が寝ていたという

 

人々は星の使いだと思い、吾輩を今の寝床になっている大樹のもとに運び

供物として果物を供えたらしい

 

星から生まれたかどうかは定かではないが、吾輩には不思議な力が宿っていた

様々な者たちの声を聴くことができたのである

この力のおかげで、人々との最低限ではあるが意思疎通ができるようになり

時折、近隣の島からくる学者の知識を覚えることもできた

 

 

 

あるとき、島の学者がある果実を持ってきた

何やら、外界で「悪魔の実」と呼ばれるもので

食べたものに不思議な力を与える代わりに、水に弱くなるという不思議な力を持つ

果実らしい

薦められて、かじってみたが確かにまずい

味はせず、代わりに苦みやエグみがある

味も「悪魔」のようなひどさである

そう伝えると学者は笑っていたが

 

 

 

 

 

 

次の日、起きると体が縮んでいた

 

 

◇

 

 

次の日やってきた学者に調べてもらうと、どうやら吾輩が食した実は

「ヒトヒトの実」と呼ばれる分類だそうで

動物が食べることで人間に近い姿を得ることができるという

 

鏡を見せてもらうと、そこには頭に梟が座っているような顔と両手足が鳥の姿になった人間が写っていた

 

 

◇

 

あれから、幾年過ぎただろうか・・・

おそらくは人の寿命が3,4回尽きるほど生きただろうか

 

学者がいた島は栄に栄えた

外界の賢者・探究者が集まり、「オハラ」と呼ばれるようになった

島の中心にあった木は今では「全知の樹」と呼ばれている

 

私のもとにも何百もの学者がやってきた

私が生まれたときの流星群は「生命の雨」と呼ばれ

世界各地にこれまでとは全く違う生物が誕生した重要なファクターとして調査されている

最近は供え物の中に半人半獣の時や人形態の時に着る服も供えられるようになってきた

中でもお気に入りが、蒼地のローブと真紅の前掛けだろうか

他にも、アメジストのような宝石がはまった杖もお気に入りだ

 

 

◇

 

 

「オハラ」が滅びた

 

 

 

◇

 

 

つい10年前、海軍によって古くからの付き合いであった「オハラ」の人々は「バスターコール」なる砲撃の雨によって焦土と化した

幾人かの学者はこちらの島にいたため無事であった

 

だが、それでも数千数万の人々があの一日で殺された

一隻の少女を乗せた船が逃げていくところが見えたが、何もすることはできなかった

もし、手を貸せば私の島の人々まで犠牲になる可能性がある

そう思った

 

だが、10年経った今はその選択を後悔している

 

「あの少女は助かっただろうか?」

 

そう思った私は、引き留める島の人々を説得した

 

三日三晩説得に費やし、何とか了承をもらえた

 

 

◇

 

 

私は数世紀の間居た島を飛び出し、海原へと飛び出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこなんでしょうか・・・?

 




獣形態はホロロホルル
半獣形態はゲルニック将軍
みたいな感じで
人形態は青と白の混ざった髪を持つ壮年の男性
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