手でG.グレネードのピンを抜いてダーカーに向けて投げる。数秒立つとD因子を持つダーカーだけを集める重力力場が発生。ダーカーを一箇所に集める。
そこにサテライトカノンを照射。ダーカーをまとめて光のレーザーで焼く。
サテライトカノンを使用後、モードをフルオートに変えて残ったダーカーをまとめて倒す。
20ミリの対ダーカー用にフォトンが詰まった物で作られた徹甲弾や榴弾をダーカーに撃ち込む。
数十秒も撃ちまくれば当たりはダーカーの死骸ーーは消えるから、辺りは来る前となにも変わらなくなっている。
『…ほんと、銃って良いですよねぇ…』
「んぁ?どうした急に」
『いえ。ーー辺りに元ハンターのオペレーターとか結構いるんで、小声になるんですけど…よくあんな奴らに近接挑めるなぁって思いまして』
「…まぁ、確かにな。やっぱ銃が1番だよな。近接とか絶対脳筋だろ。そもそも近付きたくない」
『脳筋率は確かに高いですけど。まぁ、私はフォースやテクターの適性が低くてですね。まぁ、オペレーターやってる訳ですから全体的に低いのですけど』
『その中でも唯一…レンジャーだけが適正比較的高くてですね。ーーあ、勿論私のーー当社比って奴で、ですよ』
レンジャーだけ他の人達並みに高かったら私もオペレーターじゃなくてレンジャーやってますよ、と加える。
『ーー最も1番簡単に慣れて、1番慣れが必要なのもレンジャーらしいんですけどね』
「まぁ、後退撃ちとかコケそうで怖いもんな」
『それもありますけど…船団内で警備とかに駆られると、どうしても対人って事が稀によく有りまして…』
「治安いいんだから悪いんだか…」
『まぁ、殆どはバベルズですが』
「バベルズの本部に乗り込めば良いものを。それか空爆とか?」
『船団内でそんな事やったら戦争になりますよ。それに周囲の非難勧告はどうするんです?』
そもそも船団内で爆発物使ったら…まぁ、余程の炸薬量じゃなければ、てすけど壁に穴が開きますよ。と続ける。
「はぁ、ほんとクソゲー」
『だからユウナさんも気をつけて下さいね。って再三言ってますけど』
あまり船団内ではビーストの人権は危ういんですから、と言う。
「…そうだな。そうなったらナベリウスにでも住むか?森に凍土。海もあるしな」
『今いる遺跡地帯は少し変ですけどね。なんか別の文明の跡地、みたいな?」
「さぁ、どーだか。ーーデュケット。ライン越した?」
『えっと…もう少し、ですね。にしても色々な人から言われてるんですが…」
「ん?」
『ラヴィールさんのオーダー…新人にやらせるには危険すぎるんですよね』
「そうなのか?」
『はい。そもそもユウナさんが撃ちまくって倒しているダーカー…あれ一体でもフォトン許容量が小さいと倒すのに時間が掛かるんですよ?』
「…いや、そもそもフォトンが充填された徹甲弾や榴弾で普通に倒せるだろ?更に口径のデカイランチャーなら尚更」
『そうは行かないんですよ…。そもそもフォトンアーツを使う為のフォトンーーこれって人によって貯蔵出来る量が違うんですよ』
「うん?…うん」
『…理解してませんね、その顔は」
「そもそもレンジャー_ーーもといライフルやランチャーは実体弾じゃん。それのどこに外部のーー使う人のフォトンを使う力が必要になるんだよ?」
『…あれ?コレは最初に教えられると思っていたのですが…。因みにですけど、ユウナさん。本当にーー今使っているライフルは兎も角、あんな小口径弾でダーカーを倒せる程のフォトンをぶつけられると思ってます?』
「…ほら、そこは数撃てばコアに当たるの理論で」
『相手の体力が数千有るのに2桁のダメージを与えた所でどうなるんです?それにダーカーが複数いたら?』
「そんなの、逃げるに決まってるでしょ」
『その低いダメージを上げる為に外部のフォトンーー使う人のフォトンが必要になるんです。ーー実際はもっと複雑の筈ですけど、まぁ、こんな感じの筈』
「こんな感じって…」
『それにほら、ユウナさんの理論だと近接職はどうなるんですってーー』
そこまでデュケットが言い話が止まる。
『はいーーえぇ、そうですが……いえ!そんなことはないです!はい!神に誓って!』
『ーーだがーー君のバディを組んでいる彼女がーー』
『いえ!それはダークファルスによる可能性が高いかと』
『ーーかしーールスにジャミーーあるーー』
『すいません、一度オペレートを終了します。終わり次第またやりますので』
「あぁ、デュケーー切りやがった…何があったんだ?上司か?」
オフラインと表示される立体情報端末のウィンドウを手で消し去り、左手で保持していたライフルを右手に構え直し進む。
「67!」
規定のラインまであと少し。
ダーカーが前脚で引っ掻いてくるが痛みは比較的少ない。
後ろを見つつ、前に向けてライフルを撃ちまくる。
ポートが解放されて薬莢が地面に転がる。数秒するとその薬莢も土に帰る。
「74!もう良いだろこれ!マグ!ダーカーの討伐数は⁈」
マグも単発のフォイエを放ちつつウィンドウを表示。ラヴィールからのキル数カウンターをチラッと見る。ーーチラッとじゃ分からない。
トリガーを指で引き続け、ダーカーが一点からしか来ないのを確認して改めてウィンドウを見る。
「ーーんなっ!70じゃねぇか!」
オーダーには76/70とカウントされている。
「ふざけーーっ!」
んな、帰るぞ。と言おうとしたら3メートルはあるダーカー_ーーメガネにはエル・アーダと出ているーーが突っ込んできて吹っ飛ばされた。
「っ!」
壁に吹っ飛ばされ、背中を打つものの、凄く痛いがまだどうにかなる痛さである。
しっかり掴んでいるライフルを構えてエル・アーダにマズルを合わせフルオートで撃ち込む。
「ーーそこの貴様!P.Aのホーミングエミッションを使うのだ!」
何処からともなく聞こえてきた声。
「ホーミングエミッション?んだよそれ!」
「複数のターゲットをロックして弾に誘導性を持たせるP.Aだ!早く使うのだ!」
そう言う声だが使った事はない。取り敢えず視線に入っている6体にミサイルみたいに…いけっ!
銃口から飛び出た弾はフォトンにより誘導性を与えられ6体いる内の4体に当たる。
「その調子だ!待ってろ!今すぐフォイエ系テクニックで焼き払ってやる!」
エミッションを食らって地面に落ちていたエルアーダを含めた6体が急に爆発して消える。
「……」
「危なかった貴様。貴様大丈夫か?怪我とかないか?」
なんならシフタをかけてやるぞ、と言うーー目の前に現れた赤と白の帽子を被った少女ーー女の子?
「いや、こう言う時は黙って掛けるのがポイント高いんだよな!それっ!」
そう言い周りに緑色のフィールドが発生してー、痛みが消えた。
「あ、ありがと…」
「うむ。怪我のない事はいい事だ。ーーあ。そうだ。貴様、名をなんと言う?」
「貴様って…ユウナです。アークスをやってます」
「ユウナ……成る程、たしかにアークスだな」
俺の名を探し当ててすぐさまウィンドウを消し去った。
「ーーなに?私のこと?よもや私の事を知らないのか、貴様⁈まったく、私もまだまだなのだな」
そう言いーー最後は小声で言って、顔を上げる目の前の少女。
「私の名はクラリスクレイス!六芒の五をーー痛っ!ーー司る者だ!」
手に持つロッドをくるくる回しーー途中で頭に当たりロッドを落とすものの、それを急いで拾い上げ自己紹介を続ける。
「ほぉらどぉした貴様ぁ⁈なんと言っても私は六芒均衝だぞ!」
「…いや、その…」
「…ふん。どうやら雲の上の存在過ぎて私の寛大さがわからないようだな。まぁ、いい。寛大な心で許そう」
全く、ヒューイの奴め、こんな面倒な名乗り上げなんてしなくても普通にすれば良いものを…と言っていたのもスルーする。ついでに痛かったと頭を摩るのも。
「ーーそれより貴様、ココでなにをしている?この場は危険区域に指定されている。そうやすやすと踏み入っていい場所ではないぞ」
スッと顔を上げて、それはそれ、これはこれ、と言うように話を変えてくる偉い人。
「オーダーを受けまして。ダーカーを倒してこいと」
「依頼?依頼だと貴様?すまんが少し見せてもらっても?ーーふむ、確かにダーカー殲滅任務の依頼だな。…まぁ、私が言えた事ではないが、余り余計な事に深入りするなよ。この地域は危ないからな」
「私の力はダーカーを倒すためにある。あまり人相手に使いたくないからな。ーーいや、そもそも使いたくないしな。忘れるなよ、貴様」
そう言いーーさっき見たような光景が目に広がる。確かサラだったか。サラのように前に行き辺りを見渡す。
「まったく…アノ人はどこに行ってしまったんだ…?」
「えぇと…あれ?こっちに一度来たような…」
二人とも同じ事を言っているし…。クラリスクレイスは兎も角、サラは会えたのだろうか?
クラリスクレイスと別れて、モノメイトを片手に持ちストローを吸っているとなんかひらけた場所に付いた。それに変な塔みたいなものがある。
ーーラッキーな事に塔のところに階段があるではないか。
階段に座りライフルを右側に置いて、少し早いお昼を取ることにする。
「…いや、その前…」
ライフルを膝の上に乗せてリリースボタンを押してマガジンを取る。マガジン内にはまだ弾が入っているようだが、念の為交換しておこう。
左右についているポケットからマガジンを抜き取る。今回は左側か。左側のマガジンを抜き取ると、スッとまたマガジンが姿を合わした。
弾の入っているマガジンをライフルに差し込み、残弾の無いはずのマガジンをナノトランサーに放り込む。本来ならマガジン用のナノトランサーに入れるべきだが…まぁ、後々帰ったら弾を抜き取ってローダーで入れるし、どっちに入れても変わらないだろう。
コッキングレバーを少し引いて初弾が入っているのを確認。安全装置を掛けて横に置く。
立体情報端末のナノトランサーの欄を開き、マトイが作ったお弁当を取り出す。
それを押すと中に浮かんだ状態で出て来た。それを手に取る。
フタを開けるとーー卵にウィンナー、野菜など結構な量が入っている。
二段目を開けるとーー俺の家では主食となっている米が入っていた。
ついでに頑張ってね、と言う紙も入っていた。
『ほうほう…これまた熱いじゃないか』
その紙を読んでいた時。急に後ろから声を掛けられた。
急いで振り返るとーージグさんビィシズさん、リサさんに次いで四人めのフルキャストに会った。
『そんな驚く事はないよ。なぁに、私も偶然ココに来ただけだからね』
「はぁ…」
そう言い隣いいか?と許可を取りつつも座ってくる黄色いフルキャスト。
『ーーあぁ。私の名はマリアと言うんだ。覚えておいてくれ』
「はぁ…その、食べても?」
『あぁ。食べてくれて構わないよ』
そう言い隣のフルキャストーーマリアさんも何かを飲み始めた。
『これかい?コレはフルキャスト専用の…まぁ、食事だよ』
少しの間見ていたら言われてしまった。
『ほら。アタシ達フルキャストって言うのはセミキャストーー_一概に、とは言えないが殆どが生身じゃない。機械の体を動かし続けるためにオイルやら潤滑油、その他色々混じった物を取らなくちゃならんのさ』
『味は設定したものに出来るが…その味も正しいかどうか分からなきゃ意味が無いね』
そう言いながら飲み物を飲み続けた。
『ーー所で食べている最中に悪いが…アークスでもそれなりの地位に居るもんでね。ちょっとばかし質問させてもらうよ』
話を聞き終わりマトイが作ったお弁当を左側に置き、甘い卵焼きを口に入れて、ご飯を口に運ぶと隣の飲み終わったマリアさんが言う。
『…アンタは此処にーー何をしに来たんだい?』
「…ダーカーの討伐任務を受けましてーー」
『ーーそれも分かった上で、だ。本来のーー本当の意味でのクライアントオーダーは』
「……」
その言い草に右横に置いてあるライフルに手を合わせる。
この人、ロジオの事を知っている…?
『なぁに、そこまで警戒心出さなくても良いだろう。ほら。ライフルを置きな。そっちの事情も知ってるしな』
『アンタ達が隠している学者の事も、ね』
その言葉を聞きライフルを手に取り構えつつ離れる。
「ーーどっち、なんですか?」
『おやおや。そんなに警戒されてるとは思ってなかった。こちとら少しお話しできればって思っていたんだがね』
「…彼は調査中殺されかけたと言います。付近に居たアークスによるとその反応は同じアークスの反応が一瞬写ったそうです」
『それとアタシが同じ組織だとでも?』
「…1番面倒なのが面倒な時に限って起こる。それが現実に高確率で起きるのでね」
『なぁに、そう警戒するなって言うのは無理な訳だよな。ほら。アタシも武器を外すからこっちに来てくれ』
そう言い右手に出したパルチザンを圧縮、俺の手前に投げてくる。
ライフルを相手の足元に合わせたまま圧縮された武器を拾う。
「……」
『にしてもアンタ。さっきアタシがアークスでもそれなりの地位にいるって言ったのに、よくもまぁ武器を向けられたもんだ。感心したよ』
『ーーさて。そんな肝の座っているアンタに質問だ。此処にーーこの遺跡地帯と言われるエリアに、何をしに来たんだい?』
「……ここのーー此処が何なのかの調査、です」
『ふぅん…此処が何なのかの調査、か。成る程。ーー優秀じゃないか。その学者も、ここまで突破してくるアンタも』
伊達にアタシに向けてくる度胸があるねぇ、と言う。
『さて。世の中には優しい嘘と言うのがある。ーー皆んなの為になる、嘘って奴だ』
『真実がいつも正解って訳じゃない。黙って蓋をして行くのは割と多いのさ。世の中にはね』
『まぁ、違和感に気付いたのはお見事。でもまだ遠いな、真実には。ーー言いふらされても困るしね』
そこまで聞きまたライフルを構えてーー本格的に攻撃来るか?と思いセーフティを外す。
『ーーだから教えよう。一つの真実を』
「…は?」
『ん?どぉしたんだい?そんな変な声を出して』
「…いえ、なんでもありません」
セーフティを付け直し腰に武器を付ける。
『よっと。なに、そんな余計なこと知ったから消すなんて事はしないさ。特にアタシはそう言うの嫌いでね』
そう言い階段上にある塔を見上げるマリア。
『此処は、40年前に行われたひとつの大きな戦いの跡さ』
「40年前の…?」
そう言えばそんな話を誰かに聞いた気がする。
『ーーそう考えてーーなさそうだが、それらしい違和感はあっただろう?文明的な跡地とか至る所にある小さなオブジェ。アレは此処に落ちた戦闘艦に過去の戦いを癒すための装置さ。何十万と言うアークスも死んだ。大戦跡地なのさ、ここは』
『私達の所属するアークスにとって一つの節目となった大きな戦いの跡だよ』
そう言われて今一度塔を見上げる。よく見ると変な模様が描かれている。
『ーー何故アークスが、オラクル船団が、アークス上層部が嘘をついているのか。その理由を考えるのはアンタ達だ』
『私は無意味に嘘をつかないし、黙っている義務も無い。何かしら嘘を付く理由があるのさ』
「ーーはぁ、はぁ、はぁ…い、いたぁ…それにぃ、さっきぶりねぇ…」
声が聞こえて後ろを振り返るとーー階段を上がって来たサラが居た。両足に手を付け息を整えている。
「おいこらぁ!はぁ、はぁ…バカマリアぁ!あたしを…はぁ…置いて勝手にぃ…行くなぁ!」
『ふん、バカとは大層なご挨拶だね、馬鹿娘。追いつけない方が悪いの。未熟なの』
「はぁ、はぁ…んっ、はぁ……あたし、が、まだ未熟…?」
『未熟さ。まだまだね。馬鹿娘は今日までだね。今日から未熟娘さ』
「うるさい、馬鹿マリア」
『さて。サラも追いついて来たしおしゃべりは此処までだね』
『アタシ達はまだやる事があるけど、調べるような物は何も無いよ。さっ、帰った帰った!』
そう言いサラを連れて戻って行くサラとマリア。
『ーーアークスは嘘を付いていたけど、アタシの言った事は嘘じゃ無いよ。よーく、考えてみるんだね』
マリアさんが此処には何もない、と言っていたが…念の為調べておくか。後ロジオさんに届けるために写真データを取っておこう。
数分ほど塔の周りを探ったが…本当に何も無かった。
塔の四方八方を写真で撮りデータをフーリエに転送、あの子どうやら機械に強いらしく色々とそう言うものを持っているらしい。あの子経由でロジオさんの所に今回のデータが行くはず。
本格的にエルダー戦前に突入しそう(小並感)
こんな風にEp1進めて来たけど…なんでこっからクーナのハドレット探しに移行するの?
えっ?アンケに2と3が無い?だってアニメ化するし…。
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?