pso2 (仮)   作:rego

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なにこれ?


112話目 前半 Vs巨躯 ラウンド2 後半 アフィンの成就

ランディングギアを出して地表に着陸、デバイスを使い周辺に有る自分の物ーーアイテムを圧縮状態に。

 

 

圧縮までの時間は基本的には乗り物なら全員が降りたら起動するようになっている。

 

 

圧縮状態になったホバーバイクをナノトランサーに放り込みーー後ろのスタジアムに体を向ける。

 

 

 

通信をーー途切れ途切れだったもののーー整理するとアフィンとマトイの2人が俺がトイレでダーカーと格闘中に先に進みーー俺に知らされていない別のスタジアムに着いて中に入るとダークファルス、エルダーとそれと戦う少女がいてーー2人がエルダーと戦い始めた所でD因子濃度が濃くなったのか通信が出来なくなった。

 

 

刀の収まった鞘を左手に持ちスタジアムの中に向かった。

 

 

 

 

 

「アフィン!これ強いよ!」

 

 

 

「分かってる!相棒が来るまで待て!」

 

 

受付口に鞘が引っかかったり物音にビビりながら進みーーライフルの着弾音やテクニックのーー表現し難い音。それに刃物の音まで聞こえる。

 

 

この様子だと2人の他にもう1人いる…?

 

 

歩きから走り出して入り口に近くなる。

 

 

よくアニメや映画とかで入り口が白い光で一杯なのはあるがーー残念な事にここは現実。そんな光が溢れるほどの光源なんて無いし。

 

 

お陰で近くなれば近くなるほど中の様子ーー1人でどうにかーーいや、1人は1人だが実際はエコーさん、カスラさん、ゼノさんにゲッテムハルトさんが居たがーー戦っていたあのエルダーとーーマトイとアフィン、そして俺と同じ様な戦闘服を着た少女が見えた。

 

 

 

「おい!救援に来たぞ!」

 

 

「アフィン!ユウナちゃんが!」

 

 

 

「分かっている!そこのアークスさん!アンタも撤退を!れ

 

 

 

「無理ですね。今かの敵ーー巨躯は私達を狙っています」

 

 

 

「くそっ!耐えるしか無いのか!」

 

 

会話している3人に混じり刀を抜いて走り間に入る。

 

 

アフィンと少女の隣に立ちーーふと前に会ったことのある様な気がし始める。

 

 

 

「…戦場で言う事じゃないかもしれないが…もしかして一度会っていません?」

 

 

 

「……今は後です。目の前の巨躯を撃退しなければこのダーカー襲撃は終わりません」

 

 

「マトイ!耐えるだけでいい!離れていた相棒が来たってことは通信もーー」

 

そうは言ったって!と言うマトイの声が聞こえるが残念ながら多分通信は不通のままである。

 

「いえっ!ふっ!ーー依然D濃度は高いはずです。多分ですが本部も気付いていないでしょう」

 

 

そう言いながら少女は両手に持つ小さな刃物ーーダガーでエルダーの攻撃を往なす。

 

 

「そ、そんなぁ…」

 

そう言う少女の答えにアフィンが目に見えてショボくれるものの直ぐにライフルを構え直し横向きに走りながらフォトンで弾の挙動をアシストして命中弾を叩き込んでいく。

 

「アフィンとマトイは離れて射撃とテクニック!マトイは光系を!俺と彼女で止める」

 

 

 

そう言いエルダーと闘っている少女に合わせーーられないから適当にテクニックでデバンド、シフタを掛けて突撃する。

 

 

 

刀を突き刺しそのままテクニックのサ・フォイエを使い突撃。エルダーに向かい刀を突き刺す。

 

キィンッ!と言う明らかに生物の皮膚の音ではない音が響きエルダーの目がこちらを捉える。

 

『ーーッ⁈貴様はあの時の!』

 

 

「覚えてんのかよっ!」

 

 

「ーー貴女巨躯の交戦経験が⁈」

 

『はっはっひっ!ここで会ったが数年目!我を愉しませろ!小娘ェ!』

 

「ああっ!もう2度とごめんだって思っていたがねっ!」

 

 

そう言いエルダーの話を無視して、力を込めてフォトンを刀身に集中させるとザクッと刀が突き刺さる。突き刺した後、そのまま横に引き抜きエルダーの脇腹に切れ端が出来るが…少し時間が経つとそれも塞がる。引き裂いた刀のエネルギーをそのままにエルダーの頭を狙うべく見上げるがーー改めて格闘戦を仕掛けるとデカイ。

 

 

『ふん!効かんわっ!』

 

 

「ーーッ!」

 

頭を持たれたがいつも同じ場所に装備しているーー何時ぞやに使って以降全然使っていないハンドガンを抜き取り自分の体より上で保持するエルダーに向けて手の間から見える視界を元にハンドガンで頭をーー出来る限り目を狙う。

 

チュン!チュン!と言う音がし、エルダーの頭に当たってはいるがーー効果は無い。フォトンと言う訳の分からない力を体に纏わせているためかエルダーに握られては居るものの痛くは無い。

 

「っしゃぁ!」

 

 

俺を持っているエルダーに向かい少女ーーと言ったって俺達と同じような身長だがーーがダガーをエルダーの腕に突き刺し吹っ飛ばす。

 

 

『ぐおっ!ーーイイぞっ!これだっ!これこそがっ!闘争だっ!』

 

 

切られた衝撃で俺を話しそのまま後ろに下がる。スライドオープンしたハンドガンのマガジンを抜き取りナノトランサーに。予備マガジンをホルスターから抜き取りガイドラインに沿うように装填、スライドストップを押して初弾を薬室内に放り込む。

 

 

少女も後ろに下がりーーそれを合図に少し離れた位置にいるマトイとアフィンがA.Pと光系テクニックをしこたま撃ち込む。

 

 

 

『はははっ!イイぞっ!イイぞアークスぅぅ!』

 

 

撃たれながら俺に向かって突進ーーそのまま殴り掛かろうてしてくる。

 

 

咄嗟に怖くなって目を瞑りながら刀でガードしーーキィン!と言う音が響き、目を開けるとエルダーが体勢を崩していた。

 

 

『ぬおっ⁈』

 

 

そのまま仰け反るエルダー相手に刀で更に斬りつける。腕、脚、肩、手が届く範囲をひたすら斬る。

 

後ろーーアフィンとマトイの援護もあって俺と少女はひたすらエルダーに斬りかかる。

 

上、横、脚、腕、胴体と見える場所をひたすらフォトンを纏わせた刀で切りまくった。

 

「もうっ!さっさと倒れろ!死ねっ!」

 

 

「ーーふっ!」

 

 

 

『我はまだ堕ちん!まだだっ!我に!真なる深き闘争を見せよっ!』

 

エルダーが両手を合わせ地面を叩くとーー紅黒い焔が円を抱いエルダーの周囲を回る。

 

 

俺は手を合わせ地面を叩いた衝撃で吹っ飛ばされるも空中で'何故か出来る'姿勢制御し、地面に刀を突き刺し止まる。吹っ飛ばされたお陰で距離が離れたのでモノメイトを飲み込む。それを見ていたかのように少女がダガーを目に見えない速さでエルダーを斬りつけ始めた。

 

 

「な、なんだありゃ…」

 

 

「P.Aだ、相棒」

 

 

「P.A?ーーあぁ、フォトンアーツだったか」

 

モノメイトを飲み切り空中に捨てーーそれが飛散するともう一度刀を抜きーーエルダーに突撃を仕掛けた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

数分ーー闘っていた俺からすれば数十分の気がしたがーーすると突如エルダーが

 

 

 

『ーーッ!我は、我は満足したぞ、アークスよ!また次なる闘争で会おう!』

 

 

そう言うとエルダーは後ろに飛び撤退。それを合図に通信がクリアになる。これ以上闘っていたら途中でダウンしたマトイとアフィンをカバーしつつは無理、と思った矢先であった。

 

 

 

突如として通信機が息を吹き返しデュケットから今までどこに行っていたのかと大声で怒られる。

 

 

そこで俺はスタジアムにてまたエルダーと交戦、撃退した事を告げる。

 

 

デュケットにまさか1人で⁈と驚かれたものの即座に4人、て言おうてした時。

 

 

目の前にいる少女が口に手を当ててシッーと言うジェスチャーをし、更に開いた手で4人の次にバツをつけ3人と訂正する。

 

 

 

「……あぁ…三人ーーマトイと俺、アフィンの3人だ。ーーそれと2人ともダメージが凄い。メディカルセンターの準備を」

 

 

 

通信にそう言いまたエルダーを撃退したのですか⁈と驚く言葉とメディカルセンターは今現在パンク気味で病院の方に回す、との答えも。それを聞き分かったと言い、一度休憩してそっちに戻る、と言い通信を切る。

 

 

切った後に電源を落とし少女に近づき一言。

 

 

 

「…なんで3人なんだ?」

 

 

 

「私は…その、ここに居ただけに過ぎないので」

 

 

その言葉にマトイとアフィンが頭の上に?マークを付けているが俺はそれを無視し次の質問に。

 

 

 

「…1度俺と会ってないか?確か龍を探していると」

 

 

「…えぇ。私はある龍の捜索願を受けています。その時にお会いしたのでしょう」

 

 

 

「…すまないが名前は?」

 

 

「…クーナ」

 

 

 

「クーナさん?オーケー。取り敢えず今回は助かった。クーナさんが居て助かったよ」

 

 

 

「いえ。私も貴方達が居て助かりました。流石に私1人ではどうにもなり得ませんでしたので」

 

 

そう言い踵を返し何処かに行こうとする少女ーーもといクーナ。

 

 

「おい、そっちには何も無いはずだぞ」

 

 

「いえ。そもそも私と会う事自体不味い事ですので。ーーそれでは」

 

 

そう言うや否やスッと俺たち3人の前から消え去るクーナ。

 

その後周囲を見渡しその場にぺたりと女の子座りをしてしまう。

 

「…はっはっ、今頃になって来やがった…」

 

そう言い震える両手を見ながら震える足に力を入れて倒れている2人の近くに行き、立てるかと聞く。

 

エルダーとの戦いで負傷して喋れないマトイとアフィンを1人づつ抱えてバイクの両脇にカーゴを装備させその中に2人を座らせる。

 

2人を乗せた後俺も跨りオートドライブに設定、行き先をショップエリアに。

 

ホバー特有の音を立てて高度を上げてショップエリアに帰還する事に。

 

ーーーーーーーーーー

 

後日俺は自分のマイルームにてパソコンを弄りーーそこに提出用の文章を書いては消してを繰り返していた。

 

あの後、不自然な事にマグの提出要請も来ずそのまま話のみでのお終い。トイレ行ったら2人と離れてさらに周囲を探しても中々無いからスタジアムに向かったら2人の声が通信機から聞こえ中に入ったら2人がエルダーと交戦していた、と手短に言ったらシップ内の事故処理は2人ーーアフィン君とユウナ君にはパスさせるからデータを後で提出するように、と言う言語がまだ読めない俺にとっては地獄の様なオーダーが入ってきた。

 

 

 

「そもそも詳細つったって…」

 

 

お陰で全くもって進んでいない。正直必至に刀を振り回し、光波を出したりして必至に闘っていた事以外なんとも書けない。

 

しょーがねぇからデュケットでも読んで手伝ってもらうか。

 

そう言い少し前に旅館で行った時にボロった話をなんか変な風に解釈してアークス言語を読めない、って言う事を知っているデュケット辺りに手伝ってもらおう。

 

そう思いパソコンの前から立ち上がりそのままキッチンに。

冷蔵庫の中から冷やしてあるオレンジジュースをタンブラーに注ぎベランダに持っていく。

 

 

アークスに所属する者はアークスシップ中央から出来うる限り近い所に住むように言われている。

 

アークスが全力で中央部分は守ったお陰で近くは比較的無事だが…少し遠くや地下部分は結構なダメージを受けているらしい。

 

 

正直建物より死傷者の方が船団的には痛いらしいが。民間人、アークス含め結構な数がやられたらしい。他にオラクル船団付近の宙域にて多数のダーカー反応があり宇宙戦闘機が何個飛行小隊も出撃したとかなんとか。もはや飛行隊では。

 

 

と言うのも報告では気持ちダーカーがデカくなっている、と言う報告がチラホラネッーーポスで調べたら出て来た。曰くエルダーが出現したからD因子の濃度が上昇、それによって大きくなったとか何とか。ーー後で調べたら宙域にて交戦したダーカーも大型サイズになっていたとのこと。但しその分脆いとも。

 

 

遠くの方では未だに救助活動が続いているのか何時ぞやに乗ったあの飛行艇ーーあれを使い遠方からの救助者を輸送している。

 

 

こう言う時こそテレプールだか何だかんだを使えよと思う反面何かしらデメリットでもあるのだろうか、と言うことも過ぎる。ーー因みに使わない理由は何処にでもワープと言うかショートカットが出来る奴は民間に渡ると洒落にならない事が起きるから厳重に管理しているだとかデュケットが言っていた。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

「はぁぁぁ…ほんっと報告書を作んのヤダ」

 

 

提出する戦闘結果もデュケットとマトイのお陰で終わり今は2人ーー俺とアフィンの2人ーーで何時ものラフリに来ている。

 

 

「そうは言ってもあのぐらいならすぐ終わっただろう?」

 

 

 

「俺は文系は苦手なんだよっ!」

 

そもそもアークス言語分かんねぇし。

 

そう悪態付きオレンジジュースの入ったコップに口を付ける。

 

 

 

「ーーんで。俺を読んだ訳は何だ?まさか奢らせるため?」

 

 

 

「…んな訳。ーーアフィンはあの子ーークーナって言っていた子を見たよな?」

 

 

 

「あの子クーナって言うのか。そもそも名前は初めて聞いたが見たも何もふつーに戦ってたし。それが?」

 

 

 

「…いや、なんかおかしく無い?普通アークスって報告書はマグの録画を参照にしているだろ?ふつーならそれをーーマグを提出して終わりだろ?」

 

 

 

「それが今回はなんで報告書かって?多分アレだ、今ゴタゴタで忙しいから後で提出みたいな?」

 

 

 

「いやいやいや!録画データは一定周期で消えるんじゃないのか?」

 

そう反論すればアフィンは黙りうーんと悩み。その結果。

 

「…そう考えると彼女が?」

 

 

 

「あぁ。もしかしたらめっちゃ偉い人ーー」

 

 

そこまで言ってふと窓の外から視線を感じその方向に顔を向けるがーー何も無い。

 

 

 

「…どーした?相棒?」

 

何も無い。何も無いのだが…何かがいる。それもこの匂いは…確証はないがクーナさん、か?

 

「…ステルス迷彩ってか?まるで蛇だな」

 

 

異常に視線を感じる場所を睨みーー一言呟く。

 

 

「ステルス?透明?それに蛇がなんだって?」

 

 

「…いや、なんでも無い」

 

そう言うと匂いと視線の主であるクーナさん(仮)は道路に沿って人混みの中に消えていった。ーー正直匂いで何となく追跡できなくはないが…今はよそう。

 

「…おいおいおい!辞めてくれよ、ホラーはよ!俺は苦手なんだ」

 

何を勘違いしたのか俺の視線をアフィンは死者か何かと勘違いしたらしい。

 

 

「…とまぁそんな話は置いておいて。相棒、目の方は大丈夫か?」

 

と急に真面目トーンになったアフィンに少し困惑しつつそれに答える。

 

「目?……あぁ、マトイのアレか。大丈夫だ、今の所はな」

 

そう言いマトイから貰ったーー遺伝子的な意味でーーの方を触る。

 

 

「…相棒…逆だ逆、右目じゃない、左目だ。ーーどっちが貰った奴だか分からない様子だと大丈夫みたいだな。安心したよ」

 

 

こっちだったか、と言いながら左目の覆う。

 

 

「…そうだな、強いて言うならーー」

 

 

「…言うなら?」

 

 

「ーー気持ちテクニックが使いやすくなった気がする」

 

シーンとなるアフィンを見て、内容ミスったか?と余ったが数秒して言葉を返す。

 

「…なぁ、相棒って俺と同じレンジャーだよな?」

 

 

「…言うて同じ…確か第8世代だからアフィンも使えるだろ?」

 

 

「俺はテクニック系は全然でね…初期テクニックが使えるかどうかって所だな」

 

一応ニューマンなんだけどなぁ、て腕を首の後ろで組みながら言う。

 

そう言うと窓の外からゴゴッ、と言う音をミ耳が拾い外を見る。

 

 

 

「どうした?また見えちゃいけないやつ?」

 

 

 

「……いや…多分アークスの車輌だろう」

 

 

「…ま、相棒が言うならそうなんだろ。なんだかんだで相棒のミミには救われて来たし」

 

 

 

「…なぁ、そう言や戦場跡地になった市街地に向かうトラックの音を聞いて思い出したんだが…アフィンはあの時何をやってたんだ?俺と合流する前」

 

 

「あぁ、あの時?あの時は他の同期と臨時パーティ組んで市街地内の救助活動とダーカーの撃退をやっていたよ。確かその時に装甲車部隊とも協同で戦ったな」

 

 

「へぇ…んだよ、その様子だと俺の見舞いには来なかったのかよ」

 

その言葉にアフィンがは?何言ってんだ相棒、と言いたげな表情をする。

 

「は?相棒の見舞いは4連続で行ったぞ?」

 

 

「…は?4連続?」

 

そう言うアフィンの言葉に言葉を一瞬失う。4連続?俺は4日間も寝ていたのかと。

 

 

「確かその内2回程はそのまま相棒の病室で寝落ちしていたからーー」

 

 

 

「待て待て待て!は⁈俺何日寝てた⁈」

 

 

追い討ちをかけるようにさらに投下される言葉。待て待て待て!俺は一体何日寝てたんだ⁈

 

 

つい立ち上がり、最早準常連と言ってもいい俺達の行動にマスターは一瞬こっちを見るもののいつもの事かと直ぐに自分の仕事ーー愛用らしき道具の整備に戻る。因みに彼は客が1組前後の時ではないと自分の道具の整備はしない。何回か来てそれは分かった。

 

 

「と、10日だけど…」

 

 

「と、おか……10日も、か?」

 

 

「あ、あぁ…ビビったよ、任務から帰ったらエコーさんとゼノさんから鬼の様に連絡が来て出たら相棒ーーユウナが倒れたって聞いてメディカルセンターに向かったんだ。んでゼノさんとゲッテムハルトさんに話を聞いてーー俺はその時ゲッテムハルトさんに悪い事しちまったけど…つい…」

 

そう言い下を向くアフィン。気持ち声のトーンも下に下がっている気がする。

 

「…なんだ?ついって」

 

先が気になりアフィンにその後を促すと普段は温厚なアフィンの口から信じられない言葉が。

 

「ゲッテムハルトさんのこと…思いっきり殴っちまって…ゲッテムハルトさんもずっと俺に殴られていたよ。ーーなんか、アレだな、恥ずかしいな」

 

そう言いながら、あの時任務帰りでライフルも装備したまま来たから、ゼノさんが居なかったら撃ち殺していたかもしれない、と言い内心怖っと思いつつそこまで俺を思っているのか?と言う男としてーー外見は女だがーーとても複雑な心情が芽生える。ーーいや、正直アフィンを女の子としてみればまぁ…。

 

「……そっか。…ありがとな、アフィン」

 

 

「…ユウナ…」

 

 

「まぁ、その、なんだ、ゲッテムハルトさんも悪気…はマシマシだけど本人なりの目的があったから、まぁね?」

 

その悪気でーーアークスの敵であるエルダーを復活させ、更にそれによって死にかけたらか許し難いが。そもそも負傷して後ろに下がったメルフォンシーナの仇を取りたいなら持っとこう…別な方法をだな。

 

と言うかあの時なんで誰も援護してくれなかったの?少し前に闘ったエルダー戦ラウンド2時のクーナさん、アフィンとマトイの方が援護の層厚かったよ?

 

「で、でもその行動でユウナが死んじまったら…俺は…」

 

そんな事を考えたらアフィンの目元に粒ーー涙が出ていた。

 

「…ぇ?おいおい、嘘だろ?泣くなよ。男だろ?それに姉ちゃん探すんだろ?」

 

 

「…っ」

 

 

な?な?と言うもアフィンの涙は止まらず、しょうがねぇな、と言い立ち上がりそのままアフィンの隣の席に座りーーぎゅっと抱き締める。

 

 

後ろからおぉ、と言う声がしてミ耳がぴんっ、と立ったが俺は気にしない。なんせこんなに心配してくれたんだ、これぐらいはね?

 

 

一方声を上げた主であるマスター'と'その娘であるフランカはその様子を見て方や腕を組み首を上下に動かし、青春だなぁとでも言いたそうに。方や興奮しながら彼女愛用のフライパンを持っていない方の手をグーにしながらイけ!イけ!っとビーストのユウナにも聞こえない程小さな声で応援していた。

 

 

 

そんな後ろ事のを知らずに泣いているアフィンの背中をポンポンと軽く叩きながら耳元で「俺は此処にいるから…ね?」と泣き止むのを待つ間、これじゃどっちが女だか分かんねぇな、アフィン女顔だし、と思いながらアフィンが泣き止むのを待つのであった。

 

 

 

数分するとアフィンが真っ赤になった顔を上げて一言ごめんと言う。

 

 

 

「なぁに、俺の胸なんぞいつでも貸してやるわ。ーーあ、今エロいこと考えたろ?」

 

 

「は、はぁ⁈そんな事考えてねぇし!」

 

そう言いながらもテッシュを渡し鼻をかむアフィン。

 

「…ま、なんだ。友から今は親友だな」

 

びぃーー!と言う鼻をかむ音が店内に響くがーー誰も止めない。なんせ俺とアフィンの2人しかいないからな。

 

そう思いつつさっき言った言葉ーー親友という言葉。男友達ならそこでお終いである。ホモではないからな、それ以上は無い。

 

だが今の俺は女ーーそれも16歳と言うスッゲェ若い女の子である。そんな事をこれまた俺の外見年齢と同じアフィンに言わせればーーそうだな。

 

「さぁアフィン!次で彼氏だ、頑張れよ!」

 

 

「…ぇ?えぇぇえ⁈マジで⁈本当に彼女になってくれるの⁈」

 

 

はっ、はっ、はっ!と笑いながら会計を済ませてアフィンも早く、と笑いながら言う。

 

「そうだなぁ、俺のガードは固いぜ?それに親友から彼氏へのランクアップは鬼の様にポイント必要だぞ?」

 

お、おう!やってやるよ!と言いながらアフィンもお金を払い俺と2人はそのまま外に出て行った。

 

 

「…んっ」

 

入り口でアフィンを待ちやってくるとスッと手を出す。

 

「…ぇ⁈マジ⁈」

 

 

「なんだ?繋がないのか?」

 

 

「繋ぎます繋ぎますっ!ーーあれ?案外チョロくね?」

 

 

「…はっ、はっ、はっ!手伝ってくれるお礼だよ、相棒」

 

 

「い、今、相棒って…」

 

こう見えて何回かアフィンの事を相棒って読んだことあった気がするが…平時では初めてかな?

 

 

「さぁ、さっさと帰って寝るぞー。俺はこう見えて病院上がりなんでね」

 

 

「…全く…ほんっと。男っぽいねぇ…相棒は。ーーそこも好きだけど」

 

「聞こえてるぞ、アフィン」

 

 

そう言い2人して手を繋ぎ店をーーラフリ出た。

 

 




なぁにこれ。

Ep.Hはもう少しだけ待ってくれメンス。(内容は…そのはっちゃけ過ぎてなんだかよく分からないものが出来つつあります。これはマズイ)

実はこれH方向に行ったかもしれない内容だったりして。次?H版完成した時に二番手の内容で書くから…。(タイならもう一度or内容決定アンケート)


ぇ?忘れ去られた旅館編…?……惑星にB52H(ケツにバルカン装備)が来るかこの小説が終わったら考える。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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