9月10月にはもっとヤベーの実装されてんだろうなぁ…
「おい見ろよ相棒!クーナさんだぞ!クーナさん!」
「…いやぁ…見ろって言われてもなぁ…」
そう言いショップエリアの大型モニターにクーナのMVが流れるが…どうしてもあの日見たアイドルクーナが変身したアサシンクーナ…いや、逆かもしれないが、それのお陰でアイドルとして見られない。そもそも任務中の言動からは考えられないアイドル時を見てーー内心彼女は二重人格なんじゃないかと疑い始めている。
「…っ…」
そんな事を思っていたらブルって来た。トイレだこれ。
辺りを見渡し周辺にトイレがないかを確認する為にマップを開く。
「ん?どうした相棒?」
「…すまん、ちょっとトイレに」
「…分かった。トイレは…まぁ、一緒に着いて行くよ」
「いや、お前は此処でクーナのMV見てなくて良いのか?ーーあぁ、いや、なんでもない。漏れそうだからさっさと行くぞ、男と違って延長ケーブルがこちとらねぇんだ」
「ちょ、相棒!何を言ってんだよ!ーー因みに後で買うから何度でも見れるし」
そう言うも小声で「どうせなら出来る限り相棒と一緒に居たいし」というのも聞き取る。
「んで。トイレは何処だ?あっちか?」
そう言いながら。そういやアフィンは俺の事が好きだったんだなぁ、と今更思い出す。
「…ほら。さっさとトイレに行くぞ。ーー違うそっちじゃない、あっちだ、あっち!ーーあーもう、相棒!付いて来い!」
そう言い俺の手を握られーー。
「あ、あぁ…」
そう言い俺の手を握ったアフィンはショップエリアの少し離れたトイレに向かった。
どうあがいても常識的に考えて入れないからとアフィンをトイレ前で待機させて俺は奥まった場所にある女性用トイレに入る。未だにならないトイレにビクつきつつ、只の大だ、と自分に言い聞かせ個室に入り鍵を閉める。
前の世界で見知っている普通のーー細部を見れば違うかもしれないがーー洋式トイレに座る。
戦闘用の服装であるラーグバルバトスでは無く私服ーー長めのスカートの下にズボンーーを下におろしシマシマのパンツも下ろし、便座に座りトイレットペーパーの台の上に手の踵を置き顎に手を当てる。
(…デュケット…俺に他のパンツも買えっていうが…あんな所余り入りたくねぇよなぁ…未だ慣れてねぇし…そもそも高いし。幾らアークスが高給取りって言ったってあんなの買ってたら無くなっちまうよなぁ…カネが)
幸いなことにあの機体を持ってきた事で上から降りたお金は未だある。十二分にあるが…今はジグさんの弾とアークスの共通弾を使っているから良いものを弾丸まで手を出しだら間違いなく逆鞘になる。
(…今の弾丸でもどうにかなってるから…今のところは大丈夫か…)
ちょろろろ…と便座の水面の手前部分に尿が流れ水溜りに流れていく。
ペーパーを多めに取って優しく拭き取りズボンとスカートを上げてトイレ出ると入り口付近にいた筈のアフィンが居ない。さてどこに言ったのかと周りを見渡したらーー珍しい事にリサさんとアフィンが少し離れた椅子に座って話をしていた。
ミミを清ますと…あの子を守ってやりなさい、だの、あの子を落とすのは難しいですよ、等話し合っているのが分かる。
あの子って…まぁ、俺の事…だよなぁ…。
なんて事を思っていたらリサさんと特徴的な目と言うカメラアイと言うか…兎に角赤い目がこっちを凝視、すると「でわでわぁ!私は邪魔者なので何処かにさりますねぇ〜?」と言い放ちゲートエリアに向かう転送装置に向かって行った。
リサさんの突然の反応に困りつつ、直ぐに俺を見つけこっちに駆け寄ってくるアフィン。
「アフィンがリサさんと話すなんて…俺ぁ驚いたわ」
「いやいや、リサさんはレンジャーとガンナーの創設者みたいな人だよ?色々教わったりするから割りかし皆んな話すと思うよ?でもーー」
まぁ確かに銃器に関して言えばリサさんの話とかは分かりやすい、フルキャスト特有なのかリサさんが時折居る射撃場ではレンジャーの人達がこぞって話を聞きに言ったり講義会みたいなのをやっていたりするのを見るし。
「ーー初見の人がちょっと特殊な人って印象を付けるけど」
「ま、まぁそうだな、確かにその…少しーーいや、だいぶアレな人だけど」
でも各企業からの新製品のトライアルを任されていたりで其処はレンジャーを代表する人だなとも。前にこのライフルをーーあれ、なんか其処で怖い目にあったような…?
「でも射撃の腕は頭おかしいレベルだぜ?見たか?リサさんのマンターゲットヒット。全て頭と胴体にツータップだぜ?アレで冗談なのか人を撃ちたい、なんて言われたら俺でも怖がるよ。ーーあれ?聞いてる?」
考え始めようでした時、アフィンからの声で意識がこっちに戻る。
「…ぁ、まぁそりゃそうだ、俺だって怖いし。ーー所でアフィン、なんでリサさんと話を?」
「ぁ⁈い、いやぁ…まぁ、レンジャーとして?少し技術を教わろうかと…」
そう言い視線を目ではなく額の方に感じる。まさか…?
「嘘、か?」
「えっ⁈い、いや、ホントだよ、ホント!」
「…じゃぁなんでフルキャストのリサさんがトイレ近くに?必要ないでしょ?…多分」
因みに今はこう言ってるが後で調べたらトイレも出来るらしい。機械だけど機械じゃないのか。
「……じ、じつは…」
相棒がトイレに行ったから…トイレから離れたところにベンチがあっただろう?其処に座って待ってようかと思って座ってたんだよ。そしたらその…俺より少し年上の先輩アークス達が来て私達と任務に行かないかって誘われて…んで、先約があるし相棒を待ってるからごめんなさい、って言ったら…。
「やめときなさいよ、そんなケモノ臭いメスイヌ。私達ニューマンと一緒に行きましょ?」
「そうよ、そうよ!君みたいなニューマンはあんなケモノと合わないんだって!あのケモノも内心思ってるかもよ?『私には合わないから』って」
って言われて…俺、その…すっごく悔しくて…ぶん殴ろうかと思ったけど、とてもじゃないけど敵わないから…でも本当に悔しくて…。
「…いえ。それでも僕は彼女とバディ組んでいるんで。もう少したったら任務も入るので、誘ってくれたのは感謝しますが今は結構です」
「ダメよダメ!さっきも言ったけど貴方はニューマンなのよ?せめてあのケモノ以外の種族にしなさいな。ーーいや、種族なんてコトバ、ビーストには過ぎたコトバね」
そう相棒の事を言われ頭に来て、握った手で目の前のアークスを殴ろうかと思った時に銃声がして先輩達の足元に6発の弾痕ができたんだ。
それに驚いて先輩アークス達が下がったらすっごい遠くから俺の通信機に『あらあら、面白いことになってますねぇ〜?』って言う独特の声が聴こえてーー。
「…んでリサさんが登場したと」
「あ、あぁ…その通りだ。お、俺それにビビってさ…その場に尻餅ついちまったぜ」
ショップエリアの中央にある噴水の見える位置にある椅子に座りアフィンの話を聞く。ブチ切れて殴ろうとした癖に目の前に弾痕出来たら知り待ちするのか…俺なら漏らすかもしれない。今さっきトイレに行ってきたけど。
「…まぁ、切れて殴ろうとしたのは置いておいて。そりゃ目の前に弾痕できりゃそうなるわ。しかも船団の中で。オラクルの中じゃフォトン系列の武器は基本使えない筈じゃねぇのかよ…んで、その後は?」
「先輩達、バベルに所属しているらしくてずっとリサさんが来てからもビーストの事罵ってたよ…余り言いたくない言葉で」
「……」
「…ち、因みにだけど…き、聞く?」
なんでんな事俺に聞かせんだよ、なんて思ったが一瞬アフィンのズボンを見てなんとなく理解する。あぁ、またこれか、と。
「…余り女が聞くべき話では無い様な気がするが…内容はどんなのだ?」
「ビーストは家畜だのペットだのまぁ普遍的なバベルの奴らと一緒だな。他には…その…」
「んだよ、言えよ」
「…耳ちょっと良い?」
そう言われたので顔を近付ける。するとアフィンはどっちに話すの考えて耳の方に近づけてその先を言う。
「………」
「…は?なえ…は?」
「…その、ビーストってフォトン適性で言えばニューマンやヒューマンのいいとこ取りをした上位互換なんだよ、ヒューマンやニューマンの適性に足してビーストが追加されるかり以上にフォトンを扱えるから先輩達曰く『オスは滅ぼしてメスだけを…その…な?」
「…もうヤダこの船、理論的に蛮族じゃん、中世じゃん、ヤダこの船団降りたい」
申し訳無いがそういうのはそういうゲームで頼むわ。
「ち、中世…?…まぁ、相棒が船を降りるなら俺も…」
そもそも降りてどこに行くんだよと。言ったことのある星なんてナベリウスにアムディスキア、リリーパしかねぇぞ?
「アフィンには弟がいるんじゃ…?と言うか降りたらもう1人付いてくるぞ?」
一瞬デュケットの事が気になったが…まぁ、彼女にも家族がいるだろうし、まぁ、付いてこないわなと。
「マトイさんか?俺は別に良いぞ?それに俺の弟は俺以上に優秀なんだ、きっとどうにかするさ」
「…まぁ、とりあえずアフィンが俺のことを酷く言われてキレたのは分かった。…前も言ったがそんな好きか?」
ベンチから立ち上がり噴水の方へ。アフィンも同じくベンチから離れる。
「おう、俺からしたらニューマンには美少女が多いがその全ては相棒以下だからな」
そんなにアフィンからのストレートな物言いにーーアフィンの…本人には言えないが女みたいな童顔も相まって少しだけーードキッとした。
「…ッ…そうだなぁ、アイドルのクーナさんでも?」
これでも俺は男なんだ、その思いを捨てない為に急いでーー考えるふりをしつつ後ろを向き、アフィンの好きなアイドルのクーナの話にすり替える。
「…ッ、そ、それはッ…んん"っ!…ち、違う、じゃん?」
「お前…アイドルのクーナさんは揺らぐ材料になるのか…」
そうアフィンに言いながらショップエリアの銃器専門店に入って行く。
「……相棒、耳ミと尻尾に感情出ているよ」
…バレてたか。
ーーーーーーーーーー
「…はぁ…」
そう小声で呟き目の前のーーエコーさんから目を離し、エコーさんの隣にいる人物ーーマールーさんにエコーさんを止めてくれと目で合図するが見てないのか、テーブルのデザートに手を出している。
「それでさぁ、ゼノったら今の実力じゃアイツ等に勝てねぇって言って私に修行に行ってくるって言ってどっかに行っちゃったのよ⁈ーーまぁ、確かにそうだけど…」
そう言いながらコーヒーカップを手にとり口に持っていくエコーさん。
その隣で話を聞いている少女ーーマールーさんは野菜合わせを食べている。さらにその隣のメル姉妹はデッケェパフェを2人で突いているし…。
(こんなんなら任務が入って行けませんって断れーーないよなぁ…)
なんでこんなことになったのか?それは今から約5分程前こら始まる。
久し振りにお茶会をしようとメールがエコーさんから飛んできて、何を着ていくかを10分程度悩んだ後、どうせ任務に行くから戦闘服で良いやといつもの服装を着てラフリに向かったらーーもう既に始まっていた。
呼ばれたのは俺と主催者のエコーさん、メル姉妹と見たことのない…その、オラクル船団でもあまり見たことない薄い紫色のショートヘアーの少女がエコーさんの隣に座っている。
「…どうも」
「…ぁ、こ、此方こそ…」
そう言い互いに会釈をしてーーエコーさんも俺が来た事に気がつく。
「ユウナちゃん!やっと来たのね!もう始めてるわよ!」
「えっと…その、隣の方は…?」
「マールーよ、フォースをやってるわ。…宜しく」
「ユウナです。一応レンジャーをやっています」
「ーーさて!全員来たことだし?今日もやるわよぉ〜!」
それから5分後がこれで有る。誰1人としてエコーさんの話を聞いていない。
そう思いながら届いたオレンジジュースを飲んでいると、ふとゲッテムハルトさんってどうなったのだろうか?と言うのが頭によぎる。
一応死に損なったとは言えーーメセタを援助してくれたりした人で有る。気にならないわけがない。
かといって…本人達に聞こうにもなぁ…姉の方は恋人っぽい挙動していたし。
そう思いながら2人を見るとーー身長の小さい方のメルランディアが口を開いた。
「…ゲッテムハルトさんの事が気になりますか?」
「ぇ⁈い、いやぁ…その…」
「…ゲッテムハルトの事はご免なさいね。あの人のお陰で貴女にだいぶ迷惑が入ったみたいで」
正直迷惑どころではないし、お陰でエルダーに狙われている(ような)ですけどね。…たまったもんじゃない。
「ゲッテムハルトさんは現在アークスの留置所にて留置されています」
「…私の為に行動してくれた事は嬉しかったけど…やり過ぎなのよ」
「…最悪は処刑、らしいのですが…」
「ですが?」
「…新人アークスから処刑を止めるよう要請が上がっているらしく、もしかしたら再度アークスになれる、と言う話もあります」
「あのバカ…自分のメセタを節約して私達の他に新人達に独自の教えをしていたらしいわ…ほんと、バカよね…ゲッテムハルト…」
「…姉さん…」
そう言いディアがシーナさんに手を寄せる。少し前までパフェを食っていたとは思えないな。
…この空気を作ったのは俺だけど。
「…確かに巨躯を復活させたのは余りにもアホな行為よ。それで処刑って言うのも頷ける」
「…ちょっと、マールー!」
気付いたらエコーさんも話を聞いていたらしく、配慮のないマールーさんの話をぶった切って止めようとする。
「エコーは少し黙って。貴女だって分かるでしょ?ダークファルスの脅威は。その脅威を測った上で処刑は頷けるわ。ーーでもゲッテムハルトさんが独自の生存方法を布教し始めてから教えを請いて貰った新人の死者が減ったのも事実。最もこの情報を元に選ぶのは上だし、私達には変えられないわ。ーーまぁ、私個人としてはファイターとかハンターは前に出てこないで欲しいわね。テクニックの邪魔になるもの」
そう言い切り野菜をぽりぽりと口に運ぶマールーさん。
メル姉妹のさっきまでの姉妹愛は何処へやら。マールーさんの物言いに姉が妹を抑えようとしている。曰く「同じフォースならもっとこう…ねぇ?シーナ姉ぇ?」と言われてあははは…と苦笑いをしつつパフェを口に運ぶ。
因みに後で何であの時笑ってたんだ?と聞いたら「マールーさん、ヤケにファイターやハンターの事目の敵にしていたじゃない?あれを聞いて昔を思い出しちゃって」と言っていた。
さて。話を戻して…まぁ、ゲッテムハトさんがワンちゃん戻って来るなら良しとして。
「エコーさん、ゼノさんについてなんですが」
「ぇ?いや。心配はするけど大丈夫よ。なんせ私のゼノだからね!ーーと言うか冷静に考えたらゼノが強くなったら私頼られなくなっちうわねぇ…一層の事ゼノと同じハンターでもやってみようかしら?」
そう言うとハンターと言う単語にマールーさんが反応し2人で口論を始めたのだが…メルフォンシーナさん曰く「いつもの事だからもう大丈夫よ、ここのメセタは…そうね、私が払っておくわ、一応先輩だもの」と言い切りお礼を言って先にラフリを出て行った。
俺が店の出口を潜るまで後ろの方で言い争っていたが…まぁ、寿命の長いニューマンなんだし1つや2つ嫌な事を言い合っているんだろう。
そう決めつけ俺は店を出た。
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AP 238/4月
「…本当にここで目撃証言なんてあったんですか?」
そう言いコックピットに座るクーナに問いかける。
「はい。此処ーー浮遊大陸のエリアDg327ー45にて目撃情報が上がってます」
そう言いクーナは機体角度を水平に、ランディングアームが接地しているのを確認してリアクターの出力を下げ始めエンジンの出力をカットする。
ドアのロックを解除し、機体から降りて久しぶりの浮遊大陸だなぁと思いながら空気を吸う。
「…エリアDg327ー45って結構広いけど…」
そう言いマップをクーナにも見せる。
「…不運ですがこのエリアにはダーカー警報が出ています。貴女の実力を侮る訳ではないですが…気を付けて行きましょう」
「りょーかい、クーナさんも頼みますよ」
そう言い腰にあるライフルにマガジンを装填、セーフティを外しコッキングレバーを引いて初弾を薬室内に入れる。
「…準備は出来ましたか?」
「こっちは出来た。そっちは?」
「私の武器は元々このマイだけです、手に持てば直ぐにですよ。ーーほら」
そう言いダガーを展開したら消したりする。
「今回はアフィンさんは居ない任務となります。まぁ、お話をしながらハドレットを探しましょう」
そう言いクーナさんは先に進んだ。俺も1人じゃマズイので付いていく。
「因みにですが…今の私の状態。ユウナさんにはどう映っていますか?」
「映っているも何も…普通に見えますよ?」
「…実はこれーー今マイの能力を使っているんですよね。なのでハタから見たらユウナさんは何も無い空間に喋っている可哀想な子になります」
「⁈」
「なんてね…冗談ですよ。さぁ、ジョークでほぐれたでしょうし?ハドレットを見つけましょう」
そう言い歩き出しーーほら、ユウナさんも速くと言われ俺も後を追う。ーークーナさんってこんな事言う人だっけ?
そう思いつつーー浮遊大陸でのハドレット探しが始まった。
今年中には終わらせたい(希望)
次回からは多分本編になるはず…多分。
冷静に考えたらゲッテムとゼノ2人とも生きているからメルランディアとエコーが吹っ切れる原因がないと言う。
まぁ、これだとニューマンはエルフ的なアレなんですけどね。
尚本来ならゲッテム成分が少ない分アークスに敵意むき出しのエルダーになる強化が入る模様(未定)
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?