pso2 (仮)   作:rego

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小説の)残弾無し。パージします。


7話目

「待っていた……君を」

「あぁ…すいません、何方かと間違っていませんか?」

「否、この表現は認識の相違がある。待たせてしまった、だろうか」

「ーー私の名はシオン」

そう言う科学者らしき服装した女性ーーシオンと言ったか。

「あぁーーシオン、さん?すみませんが、私の記憶にはシオンと言う名前は…無いと思いますが…人違いでは?」

「私の言葉が貴女の信用を得る為に幾許かの時間を要することは理解している」

 

何かオレに理解できないことを話し始めたぞ…科学者は好きだがもっとフレンドリーに来なくちゃなぁて思う。

 

「それでもどうか…聞き届けて欲しい。無限にも等しい思考の末、私が見出した事象を…」

「私は観測するだけの存在。貴女には干渉が行わない、否、行えない」

 

黙って聞いている…なんか此方から話を切り出せそうに無いし。てか何を話して居るのかが分からん。

 

「だが、動かなければーー道は、途絶える」

「故に私は示す。あらゆる偶像を演算し、計算しーー此処に表す」

「偶時を拾い集め、必然と為す。その物をーーマターボードと言う」

 

そう言いシオンと言う女性の右手が光り、マグがダウンした。

 

「お、おい、何をした!」

「私は観測するだけの存在。貴女を導く役割を持たない…たが、マターボードが貴女を導くだろう」

 

此方の話を無視し自分の話しを続ける。

 

「……私の後悔が示した道が指針無き時の、標になる事を願う」

「未だ信用も信頼も得られずと推測する。貴女のその思考はまさしく正常である。私もそれを、妥当と判断する」

「しかし、私はそれでも貴女を信じている」

「私は貴女の空虚なる友。何処にでも居るし、何処にも居ない。質問はいつでも受け入れよう」

「まるでシュレディンガーのネーー消えた?」

 

猫、と言おうとしたら消えた…一体どうなってやがる。

 

「くそっ…一体全体どうなってやがる…ワープでもしたのかっ?」

「おーい、相棒!どうした!そんな所で悪態ついて!」

そんな事を思って居ると相棒ーーアフィンが走ってきた。

「あぁ、アフィンか…確認したいんだが、シップ内でのフォトン関連は緊急時以外使用禁止だよな?」

「そうだけど…どうした?」

「いや…此処にいた科学者がなんか訳のわからん事をしていてーー「此処には誰も居なかったぞ?」ーーはぁ?」

「嘘はいかんよ、アフィン君。だって此処に居たじゃ無いか。証拠にマグにーーくそっ、変な項目が追加されてやがる」

「どれどれ……マター、ボード?マターボード?なんだそりゃ?」

「知るか。さっき言った科学者に渡されたんだよ。なんだよコレ…」

「見ろよ、相棒。此処に何か書いてあるぞ。何だ?アークス語じゃ無いな…」

そう言いこの言語ーー日本語を指す

「おいおい…日本語じゃないか…どうなってやがる…」

「読めるのか?なんて書いてある」

「……ショップエリア二階に向かえーーだと」

「二階…行ってみようぜ?暇だろ?」

「暇だが…まぁ、買う物も無いし…行くか…」

「そうだ、相棒。アイス食うか?」

「バニラなら食おう」

 

 

途中でアイス屋によりアフィンはトリプルアークスアイスを。オレはバニラカップを(奢りで)買ってもらい二階に向かう。

 

「二階…あぁ…つかれだぁ…もう無理…」

「相棒…アークスの癖して体力無いよなぁ…よくそれでアークスになれたな」

「動かないスナイパーだからな。まぁ、その気になればアサルトもマシンガンも出来るが」

「でも動かない中距離スナイパーなんだろ?」

「まぁな」

そんな事を話して居ると前から緑色の服を着てメガネーーアークスって関係者のメガネ率高い気が…気のせいか?

「すいません!アークスの方、ですか?もしかして依頼を受けてくれる、とか…?」

「依頼…?どうする?相棒」

「うむ…済まないがお名前は?」

「ロジオ、と言います。アークスで地理学者をやっている者です」

「うぅむ…なんも無いし…受けるか?」

「で、でも、相棒!やばい奴だったらーー」

「あ、ありがとうございます!いや!本当に助かります!」

「依頼の内容は、惑星ナベリウスの調査をお願いしたいのです。何故かナベリウスだけ情報が少ないので…」

「アークスが最初に向かう訓練惑星みたいなものなのでもっと情報があっても良いと思ったのですが…不思議ですよねぇ…」

「あっ、すいません、興奮してしまって…」

そう言いこの男性ーーロジオは眼鏡をクイっと上げた。

「依頼内容はナベリウスの地質調査。それだけです」

「ナベリウス…だって調査は終わったんじゃ無いのか?」

「いや、それよりもーーアークスってこういうクライアントと直接契約していいの?」

「うーん…どうなんだ?」

そう言いロジオさんを見る

「えぇ、大丈夫かと。何ならお二人に任務としてクエストカウンターに出しておきます」

「なら頼むわ」

「所で、何でロジオさんは、ナベリウスの地質調査を?」

「いえ…少し成り立ちが気になるというか…正直、カンの様なものなのですが…どうしても調べて見たくて……」

「あぁ…何で俺たちなんだ?オレら駆け出しの初心者だそ?」

「他のアークスさんに頼もうとカウンターに出したのですが、既に調べ尽くされた惑星という事で余り良い返事を貰えませんでした…最も、出した時期も少し不味かった気もしないですが…」

「そこに来ていただいたのが…えっとーー」

「アフィンです。此方の銀髪がユウナです」

「アフィンさんと、ユウナさんです!」

「時間のある時で構いませんので!お願いします!」

そう言い頭を下げるロジオ、周りからはギョッとした目で見られる

「お、おい!良いよそんな頭を下げなくても!」

「分かった!分かったから!アフィン!2日後行くぞ。コレで良いか?」

「ありがとうございます!」

 

「んじゃ、オレ帰るわ。気を付けろよ」

「お前もな。んじゃ」

「おう、じゃあな」

そう言いゲートエリアでアフィンと別れる。

とりあえずマグのカレンダーに、

2日後、アフィンとナベリウスに地質調査、依頼主ロジオ。

と書き込む。

「しかし…あの科学者、シオン、か。何だったんだ…」

 

訳のわからない事を言うわ、此方の話を聞かんわ、かと思えば渡されたーーいや、マグに割り込まれたマターボードとやらには明らかにアークス語じゃ無い言語ーー日本語だわ…絶対オレの正体知ってるだろ。

正直関わりたく無い…だが、何故オレがこの身体になったのかも聞きたい…どうすっか…

「前途多難だせ、トホホ…ってか」

取り敢えず今日は帰りーーまて、確かプラモと銃器を見に来たんだっけか…でもなぁ…

現在時刻13:14分ーー何だかんだ結構話して居んだな。

マトイにすぐ帰ると言った手前、帰らなくてはならんな。

 

 




感想その他諸々待っています。

次回から爆遅になります。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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