「うぅんまぁい、この手に限る」
ナイフでステーキを厚めに切り肉を口に入れる。
ジュワーっと肉の旨味がもう…
もぎゅもぎゅと噛んで飲み込み次はハンバーグ、とナイフで切ろうとしたらアフィンがガン見して居ることに気が付いた。
「おい?アフィン?どうした?」
「あぁ…いや、可愛いなぁーーっあ、いや!違うからな?」
そう言いアフィンは手を前に出し左右に振った。
違うって意味か?
「おいおい、俺は同性愛者じゃないんだ。ちゃんと、女に告る事だな」
全く、アフィンは何を言ってるんだか。まぁ、ぶっちゃけアフィン、残念な所が有るがな。
そう言いハンバーグを切り口に運ぼうとした時、俺が忘れて居たことを言う。
「いや…俺も同性愛者じゃないし、それ以前に相棒…女の子じゃん」
「…ふぇ?」
口にハンバーグを入れ噛もうとした時にアフィンに言われた。
もぐもぐとハンバーグを飲み込み、もう一度アフィンに聞く。
「んっ…はぁ、で、誰が?」
「相棒が」
「俺が?」
「女の子」
「……あ、あぁぁ…そうだった、忘れてたぁ…」
そう言い俺は目を手で隠した。そうだ、そうだった。忘れていたわ。
「思うんだけどさ、相棒って、戦闘以外は基本からっきし?全然だよな」
「よせ、それ以上はイカン」
「最初の頃なんか俺が任務の確認に行くと大体裸だからなぁ…」
「よせ、外で言うな!痴女扱いになるだろ!てか部屋ぐらいそれで良いだろっ!誰もーーポイントが見てたわ」
「……まさかと思うが、今は部屋着、着てるよな?」
そう言い俺のことを見るアフィン。
マトイが一緒に住むとは言え、正直裸で寝たい、と言う気持ちはある。
「あ、あぁ…着てる。着てるさ」
「…寝る時だけ脱ぐってオチも無しだぞ?」
「ッ…!」
「はぁ…相棒、頼むから警戒心を持ってくれ。幾らこの船団がそう言うのが中々ないと言ったって、警戒する事に悪いことは無いんだから」
「あ、あぁ…」
「だからミルクアイスは無し」
「はぁ⁉︎」
「うぅまぁい、この手に限る」
そう言い相棒は大きく肉を切って口に運ぶ。でかく切りすぎて口に入りきらないのか口から肉が飛び出している。
皿の上に三つほどあるパンを一つ取り中心をナイフで切り、その中に野菜と細く切った肉を入れて口に運ぶ。
その間にも相棒はもきゅもきゅ言いながら肉を口の中に運んでいる。
気がつくとミミはピンっと立ち、尻尾も中々揺れて居た。
実家でやると母親に怒られるが、腕の皿をテーブルに着き、もう片方の手でパンを食べつつ相棒を見る。
そこで視線が合い相棒が口を開いた。
「おい?アフィン?どうした?」
喋ると犬歯が見えた。やっぱりビーストなんだなぁ…頭撫でたらーー殺されそう。
「あぁ…いや、可愛いなぁーーっあ、いや!違うからな!」
慌てて手を前に出し防戦体制をとる。相棒の事だ。ぶっちゃけ痛くは無いが、グーが飛んでくるぞ!
などと思い待っているとグーは飛んで来なかった。
「おいおい、俺は同性愛者じゃないんだ。ちゃんと、女の子に告る事だな」
そう言い相棒はもう一度ナイフを持ち、今度はハンバーグにナイフを入れた。
また大きくハンバーグを切り口に運ぶ。
「いや…俺も同性愛者じゃないし、それ以前に相棒…女の子じゃん」
相棒…何を言ってるか自分でわかってるのか?相棒の尻尾はピーン、と真っ直ぐに立ち、相棒の目は俺を見ている。
「…ふぇ?」
そう言い、手に刺さったハンバーグを口に入れもぐもぐと食べた後口を開く。
「んっ…はぁ、で、誰が?」
「相棒が」
「俺が?」
「女の子」
「……あ、あぁぁ…そうだった、忘れてたぁ…」
そう言い本当に忘れて居たと如く目を手で隠した。
「思うんだけどさ、相棒って、戦闘以外は基本からっきし?全然だよな」
「よせ、それ以上はイカン」
そう言えば時折入る相棒のこの、変な語尾なんだろう。イカン?ダメってことか?
「最初の頃なんか俺が任務の確認に行くと大体裸だからなぁ…」
正直下半身がもう、もう…ねっ?凄かった。帰りは前屈みで途中でトイレに寄ったわ。
「よせ、外で言うな!痴女扱いになるだろ!てか部屋ぐらいそれで良いだろっ!誰もーーポイントが見てたわ」
自分で大声で言うのか…意味が分からん。
「……まさかと思うが、今は部屋着、着てるよな?」
「あ、あぁ…着てる。着てるさ」
そう言い相棒は俺を見るーーが俺が見るべき場所はそこじゃない。頭の上を見るとさっきまでピーンと立っていたミミが寝込んでいるし、尻尾を見ると全然元気がないーーさては脱いで寝てるな?
「…寝る時だけ脱ぐってオチも無しだぞ?」
「ッ…!」
そう言うとミミと尻尾が同時にピーンと立つ。
「はぁ…相棒、頼むから警戒心を持ってくれ。幾らこの船団がそう言うのが中々ないと言ったって、警戒する事に悪いことは無いんだから」
光も大きいが小さくても何処かに闇がある。頼むから本当に警戒してくれ。
「あ、あぁ…」
「だからミルクアイスは無し」
そう言い相棒が好んで食べるアイスの注文を取り上げる。
「はぁ⁉︎」
「へいへいへい!それは無いんじゃないか⁈」
ダメだ、ミルクアイスだけは…甘い物だけは、無いと、ダメだ。
「お、おいーーあぁ、分かった、ラクトアイスで勘弁ーー」
「それもダメっ!ラクトはなんか、こうーーなんか違和感があんだよ!濃厚じゃないって言うか!」
なんというか…牛乳感が無い?そういう事を力説してもなかなか分かってくれないアフィン。
「はぁ…わかった。分かったから。ミルクアイス頼んでいいよ」
「イェヤァ!」
「その代わり、付き合ってくれ」
「アイス、アイーーはっ?」
アフィン、お前は何を言ってるんだ?
所で私の所にスプニはいつ落ちるんですか?
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?