pso2 (仮)   作:rego

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進みそうで進まなかったからこっちが進んだ(忘れ去られる旅館編)


オリ主xオーバーな道 3

 

 

「…さて。まぁ食べながら聞いてください。ーーぁ、飲み物飲みます?」

 

 

そう言い小さな部屋にあるテーブルを挟んで向かい側から話を振ってくる少女ーーユウナと名乗ったーーはその人には無いミミと尻尾をパタパタと動かしながら俺に話を掛けてくる。

 

 

 

「あぁ…いや…も、貰えるのなら」

 

 

 

「ぁ、じゃぁ何を飲みます?」と聞いてきた。大気汚染に地質汚染などで壊れに壊れている世界でそんな飲み物を飲むなんて…そもそも俺は水ーーそれも最低品質の物しか飲んだ事がないぞ?

 

 

「…それじゃ飲み易いもので…」

 

 

「分かった。ーー牛乳って入っていたっけなぁ…」

 

 

そう言いながら俺のやっているゲームの様にウィンドウをスクロールしたりするユウナさん。目線を落とすと小さなーーあまり使ったことの無いテーブルには2つのお椀が。

 

 

その中には俺に馴染みのないーー半固形だが食べ物が入っていた。

 

 

 

「あの…これ、食べても…?」

 

 

 

「ぁ、どうぞ?それと飲み物は…牛乳、行ける?」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

はぁ、会社勤めも洒落にならない、そう内心思いながら過密状態の電車からどうにか降りる。

 

 

いや、そもそも少卒の俺を雇ってくれている事には感謝はしている。それこそこのご時世じゃぁ産まれて直ぐ廃棄処分、なんて話もさも普遍的に聞く。

 

 

そう思いながら帰路に着いているとデバイスからフィルターの交換の合図が防護服内に鳴り響く。

 

 

片方だけを外し背中にある防酸バックに手を伸ばしーー予備のフィルターが無いことに今更気付く。

 

 

…だが幸いな事に家までは比較的近い。もう片方のフィルターだけでも十分に着くはずだ。

 

 

そう思い込み俺ーー悟は前に進んだ。

 

 

 

いつもの様に家の前に着き防護服を脱いで自宅の前に向かう。

 

 

働きたくない、だが働かないと生きて行けない。そう思いながら玄関を開けるとーー。

 

 

「お帰りなさい、サトルさん」

 

 

 

ーーそう言ってくる人が居るのを思い出す。

 

 

 

そうだ、俺は今ーー。

 

 

 

ーー異星人と同居しているんだった。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

シャコシャコと皿を洗う音が聞こえる。音の方を見るとーー俺の切る様な服ではなく俗に言う上級国民等と言われる人達の着るような服を着て更にその上から…ギルドのメンバーから教えてもらった過去にあったとされるエプロンと言うもの付けていた。

 

 

 

コト、と冷たく飲んでいて安心安全とユウナちゃんの謳う水を飲み干し3日ぶりにパソコンを付ける。

 

 

するとメールを凄い数を受診して本来ならVRゴーグルを介し聴く音量だった為に最大音量で何度も音が鳴り引きーーユウナちゃんのミミと尻尾がピーン、となったのを見て咄嗟に謝ってしまった。

 

 

 

「良いんですよ、サトルさん。寧ろおーー私が居候させて貰っている立場なんですから」

 

 

 

そう言い豊満な胸を張ってくるユウナちゃん。ーー一応ユウナちゃん曰く20は超している、とは言うが…その外見が幼いのでとてもじゃないが…うん。

 

 

そのままユウナちゃんは彼女の出したキッチンに向かいーーこの3日間で当たり前になった温かいお茶をパソコンの横に置いていった。

 

 

ありがとうね、と言い、いえいえ、と帰ってくると彼女はゲームと同じ様にウィンドウを表示、何かの3Dデータを弄っている。

 

 

 

まだ完全栄養食から慣れてないからなのか少しお腹に違和感を感じるが、今回は先程送られてきたメールを流し読みする。もしかしたら緊急、とまでは行かないが何かしら案件が来た可能性もあるからな。

 

 

そう言いズラーッと流し読みをした結果ーー。

 

 

 

その殆どがギルドメンバーからの生存確認だった。

 

 

たかが3日くらいで、と思いつつもベッドに腰掛ける彼女ーー本人曰くビーストと言う種族らしいーーが来ただけで始めてから1日もログインしなかった事がなかった俺が3日もやってないなんて、と何処か他人の話の様な気がしてきた。

 

 

そうだな…ログインするか、とゴーグルを手にとりーーユウナちゃんに一言。

 

 

 

「少しゲームしてくるから好きに過ごしていて良いよ」

 

 

と俺はそう告げた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

「……アレがVRゴーグルか…典型的な形だな」

 

 

そう呟き俺は手元のウィンドウをパラメーターを見ながら呟く。

 

 

この惑星に墜落して3日目。何とか現地人と交渉して雨風防げる部屋に居候させて貰っているが…機体の方のエネルギー量が余りにも心ともない。戦闘機動は出来なくはないものの…ジャンプする為の量がない。

 

 

「…多く見積もって半年…あの人…サトルさんだったか。半年も居候をさせて貰えるだろうか」

 

 

視線はウィンドウからベッドに移りーーVRゴーグルと思われる機械をかぶって横になっている20代の男性を見る。

 

 

背丈は多分170未満、162の俺よりでかいからまぁ、平均的だろうか?但し身体は細い。まぁ、あんな物を食べていればそうなるかも知れんが…。

 

 

そう思いながらナノトランサーからモノメイトを取り出し、ストローを差し込み口で吸う。

 

 

「……完全栄養食って意味じゃコレと変わらんなぁ…」

 

 

 

手元を動かし何度もオラクル船団と通信を試みるが…音信不通、繋がらない。

 

 

幸いな事にこの星のポスに近いシステムの解析は終わっている。確実に足は付かない方法で接続することは出来た。

 

 

 

と言ったところで見る価値があるか、と言えば…。

 

 

 

(無いな)

 

 

 

そう言い切り新たにウィンドウを作り掲示板らしき場所にアクセス、そこには現社会の上に対するーー上流階級に対する余りにも言えないような言葉が書かれている。

 

 

 

「…ぷはぁ……ある意味ディストピアって奴か?……シャオ(全知全能のコピー)が統括しているこっちもこっちか」

 

 

 

手の前にキーボードを表示、動画サイトなどに向かって見るが…殆どが企業の動画しかない。商品紹介、保険に会社紹介とかとか…。

 

 

しかも救いの無いのがほぼ全てが会社内部に闇があるって言う。

 

 

「…そういや此処風呂あったな…」

 

 

玄関入ってすぐに風呂があったのを思い出しすぐさま前で寝ている、と言うかゲームをしているサトルさんのゲームを解析させてメール機能があるのを確認する。

 

 

メールに風呂入っても良いですか?と書き込んで送信。

 

 

 

しばらくするとメールが来てーーモモンガと言う名前でメールが来た。

 

 

なんだのそモモンガって名前は?そう思いながら中身を読むとーーメールをどうやって送ったのか等を書いてあったが、最後の方に余り良いものじゃ無いですよ?と意味深な言葉が。

 

 

 

どう言う事です?と送り返すと直ぐに返答が。

 

 

『私達一般人の生活環境は余りにも悪くーー水だってマトモに飲めません。そんな我々が風呂に入るには?答えは簡単です。飲めない汚水を使うんです』

 

 

 

その内容を聞いて俺はうわぁ、と言う顔をした。

 

 

『じゃぁ、サトルさん。水と炎さえ用意できればなんとかなるんですね?』

 

 

『えぇ、そうですけど…もしかして?』

 

 

 

『えぇ、ちょっと…オラクル式をね?』

 

 

そう言いメールを閉じてーー浴槽に向かう。サ・パータを使い浴槽に氷を何個も落とす。

 

 

その後ラ・フォイエを使い浴槽にある氷を溶かす。

 

更にラ・フォイエをぶっ放せばーー。

 

 

 

「…ふぅ…水質も問題なし…アカシックレコードに介入出来てるって事だな」

 

 

 

そう呟き今来ている服長いスカートに長袖の上着を脱いで素っ裸になった。

 

ーーーーーーーーー




実はと言うと他のギルメンも出そうか考えたけどそもそもオーバーロード自体見たことがないって言う。だから現実世界の方のモモンガさんと同居(仮)させます。

本編はもう少し待ってくれ(いつもの)
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