「よぉし、W.P2に到着…アフィン、生きてるか?」
顔を後ろに向けアフィンを見る。
「…ぁあ、死んでるよぉ…」
「無駄口叩けるんなら大事だ。残るW.Pは後一個。それで脱出出来るーー筈」
「本当に脱出出来るのかなぁ…」
「ーーす、スター、てぃ、ティング、カタパルト、発進口?的な事を書かれているからまぁ、多分その筈」
サブモニターにはStarting catapultと書かれておりW.P3の場所がそこになっている。
「また敵と会ったらどうすんだ?」
「…残弾的には…キツイな」
モニターの残弾計には左358、右23…右の銃は弾なしと扱っても良いだろう。
「左358発、右23発…右はもう無いな」
「左見たくチェンジボタン押せば何かあるんじゃ無いか?」
「…押すか」
その場で機体を止めて、右チェンジボタンを押し武器いや、持ち替える。
残弾計が数秒0になりーー左もゼロになった。
「どういう事だ?」
「多分、両手で保持する武器だと…思う。いや、武器であってくれよ」
そしてモニターに現れたのは多数のバレルのある銃器ーーガトリングだった。
更に数秒後、右側の残弾計が9999発になり、その数字の横に小さくx5と表示されいる。
「ーーガトリングガン…動くのか?」
「待ってろ、今引く」
トリガーに指を少しかける。
するとガトリングのバレルが回転し始めた。
「お、あ、相棒、大丈夫なのかこれ?爆発しない⁈」
「多分。いける…試射するぞ…」
更にトリガーを引き弾を発射する。
ギュイィィィーーとガトリングにしては少し遅めの発射レートーー多分、さっきまで持っていたライフルらしき物の方が発射レートはある気がする。
「撃てた…撃てたぞアフィン!」
「やった!残弾数は⁈」
「9980と9999×4だからーー49976発…か?」
「十分じゃないか!」
「あぁ、敵地で弾なしってのは回避できたーー最も、もうすぐ脱出出来るが」
モニター上、サブモニターを指差す。サブモニターにはW.P2ーW.P3 15 ETA Error と写っている。
「いや…相棒、俺この言語読めないし」
「あぁ、すまん。えっとだな、W.P2からW.P3ーー出口だなーーまで15ーーキロだよな?多分。到着時刻…エラー…?」
「なんでエラーなんだ?」
さっきまで伸びていたアフィンが口を出す。
「……多分アレじゃないか?俺達今止まってんじゃん?」
「あぁ」
「止まってるから目的地に絶対着かない。イコール到着時刻が算出出せない、て事じゃ?」
「あぁ…成る程。んじゃ動けば良いわけか」
ペダルを踏み機体を少し動かす。
「…うぅむ…まだエラーだ」
「とりあえず、そのまま地図道理に真っ直ぐーー」
突然鳴り響く警告音。この音はーーさっき大量に敵と交戦した時の警告音!
「相棒!この音!」
「そうだ!またくるぞぉ!」
モニター左右が赤くなる。どっちだ?いや、こういうので良くあるのはーー。
「ケツかぁ!」
モニターと連動したスティックを右に振り、モニターが今まで向いていた後ろ側を見えるように振る。
するとモニターには多数のEnemyの文字。隣にはSpar'GやSpar'Aと書かれている。
「アフィン!迎え撃つぞ!」
「俺に言ったって何も出来ねぇよ!」
ロックせずに敵が来るであろう場所にガトリングをばらまく。
数十発が敵四脚群に当たり爆発を連続で起こす。
その都度モニターにDestroyと表示される。
「ーーー見ろ!相棒!あの四脚!」
「あぁ!どの四脚だよ!」
俺の後ろから指を指すアフィン。
「あのーーほら!アレ!」
「あれぇ⁈あのGって書いてあるやつか⁈」
「わかんねぇけど、多分!それの頭に主砲ついてる!気をつけろ!」
「マジかよ!奴を優先的にやらなーーきゃ!」
「うぉ!」
コックピット内を甲高いーーそれでいて機体の合成音ではない音ーーが響く。
するとモニター左上ーー左上モニターに被らない程度ーーにこの機体の機体図面が出てきて一部の色が変わった。
「くそっ!何処だ⁈どっから撃たれた!」
「分からないよ!機体は大丈夫か⁈」
「まってーーいや、大丈夫だ!弾いた!」
多分赤じゃないから大丈夫の筈…。
図面から目を離し再び敵を倒すためにトリガーを引き続ける。
ズドンッ、と音がなり最期の四脚兵器が大破、爆発した。
「勝った…勝った、のか?」
「勝ったんだよ、多分増援は無いーーいやむしろ来るな」
サイドスティック兼トリガーから手を離す。
サイドスティックが手汗でベトベトだ。
「良し相棒。今の内に出口に向かおう。もうこんな空間いやだ」
「そうだな…いや、このままバックで行こう」
「ーー何で?前向いて走った方が速度出ないか?」
「それもそうだが…もし前向いてる時に敵が攻撃してきたら?」
「う、あぁ、そうか」
「そういう事。こういう奴って大体背面装甲無いから、背後からやられたらもう、ね…?」
別のペダルを踏み敵が出てきた所をモニターで警戒しつつゆっくり下がる。
「ーーあっ、相棒、あそこの文字が変わったぞ!」
「ーーあっ、本当だ。ETA30…30分って所か?」
「30分も⁈」
「まぁ遅いバックだからな…そりゃ遅くなる」
「あと30分もこんな狭い空間で…もう」
「何だ?そんなに俺が嫌か?」
「い、いや、違うんだ…その」
「…トイレか?」
「いや、トイレじゃなくてーー」
「ーーあぁ、アフィンの股間の事は気にするな。よくある事だ」
「ーーあぁ、そうなのーーっなわけあるか!」
すると突然アフィンが耳元で大声を出した。
「…ッ…おいアフィン!俺のミミは敏感なんだ!そんな大声で怒鳴るな!」
「あ、あぁ、ごめんーーじゃなくて!」
「なんだよもう…」
「股間の事は気にするなって、どういう事⁈」
「あぁ…うぅ…アフィン、忘れて?」
「忘れられっかぁ!第1、今だから言うけど相棒ーーユウナは警戒心が無さすぎる!皆無だっ!」
「はぁ?俺の何処が⁈寧ろ警戒心ピンピンだろっ!」
「相棒の警戒度は尻尾とミミ見れば分かんの!第一普通考えない⁈こんな狭い所で男女二人っきりって!」
「でもアフィンは手ださないでしょ?」
「うん、まぁ…出したいけど」
「うぅむ…そんなに可愛いか?俺」
「俺的にはもう…」
「アレってか?なんだかなぁ…」
「……軽蔑しないのか?」
「いや…軽蔑も何も俺もしていたし」
「そうか……んっ?していた?」
「今はもう無いがな」
「…相棒、していたってどう言うーー」
アフィンと夜のお話をしていた所、モニターにCautionの文字が。
その下にはEnemy Approachingーー敵接近、と書かれている。
「敵接近⁈またかよ!どんだけ来るんだ!」
「ーー意味、ってまた敵!」
「敵の名前はーータランマイザー(Transmizer)?」
「マズイぞ!まだーー多分距離が有るぞ!」
「…仕方ない。一度出口まで全速力で逃げるぞ」
機体を出口に向けてペダルを踏み込む。
モニターにBoostと表示されすごい速さで出口に向かう。
「これで振り切れれば…!」
「頼む…生きて帰らせてくれ」
サブモニターのETA表示が30分から20分、10分に少なくなり最期には1分未満になった。
「おい!見ろアフィン!明かりだ!明かりが見えるぞ!」
「来たっ!」
「行くぞっ!」
出口を通った瞬間、光に飲まれた。
あっ、今回も少しエロを想像する箇所があるので注意です(遅)
クーナ編も書く?
-
書け
-
書かないでいい
-
Ep4に行け
-
Ep5に行け
-
Ep.Hはどこ…ここ?