pso2 (仮)   作:rego

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なんでこうなったかって?俺も分からん…


27話目

「なぁ相棒、友軍機は何処から来るんだ?」

コックピットにまずアフィンが座りその上に俺が座っている。

「何処からって…聞いてなかったな。…この機体の中からでも行けるか?」

マグを手元に呼び通信履歴を探る。

サーレクスの履歴ーー一番最初にあった。

「アフィン、俺は操作に集中する。通信はアフィンがしてくれ」

サーレクスへの通信を一度アフィンのマグに譲渡する。

「俺が⁈…あぁ、あぁあ!ーー」

「ミミ元で大声出すなって…」

「此方アフィン、聞こえるか?相棒ーーユウナから通信を変わった」

『あの可愛いアークスにも彼氏がいたか!まぁ、それもそうか。用件はなんだ?』

「侵入経路はーー侵入方角は分かりますか?」

『方位2ー4ー5より其方の通信座標に向かう。速度は落とした方が良いか?』

「…だって?どうする?」

速度を落とす…?落としたら攻撃モロ受けしないか?

逆に落とすメリットは…背後の敵機も速度を落とし俺が狙う時間を稼ぐって事か?いや、だが…。

機体を動かしモニターの方位とサーレクス隊が侵入して来る方位を合わせる。

「落とすって、機体は耐えられるのか?」

『大丈夫だ。幸いな事に奴のミサイルは遅い。その代わり炸薬はタップリな気がするがな。機銃弾も今の所エンジン部を狙ってない。だが奴の気が変わる前に落として欲しい』

「分かった。速度は落とさずそのままーーいや、やっぱり落としてくれ。ただし敵との距離は離してくれよ」

『了解、頼むぜ。此方は後5分くらいで着く。準備を頼むぜ。ターゲットがそっちに向かったら此方も援護を開始する』

通信終了、とマグから表示されるホログラフィックに表示される。アークス言語だが。

「だって、相棒」

「アフィンお前…通信中は名前で言えとあれーーいや、言ってなかったな」

「ごめんごめん、つい癖で…」

「初対面の人に相棒呼びはちょっとな。それにーー」

「相棒、レーダー、だったか?それに反応があるぞ?」

「ーーんっ?」

アフィンが言った通りに右上のサブモニターに二つの点がある。

一つ目の点がUnknownーー多分サーレクスだろう。二つ目の点がーーTransmizer。

「タランマイザー⁈さっき追ってきてた敵機じゃないか!あいつ飛べるのかよ⁈」

「タランマイザーだって⁈脱出する時には背後から追ってきた奴か⁈」

「多分そうだと思う。見ないとわからないが…にしてもまさか飛べるとは…この惑星に、一体何が…」

「さぁ、それはおいおい分かるだろ?それよりも、今は目の前の敵を倒そうぜ?」

「……そう、だな。原生生物倒すよりは楽だ」

「…急にどうした?」

「…いや…なんかな…」

「そうか…相棒、そろそろーー」

「あぁ、分かってる」

モニター奥に二つのボックスが映った。手前がUnknown、奥がTransmizer。

奥のタランマイザーの進路上に照準を置き弾幕を張る準備をする。

「来るぞ…行けるか?」

「行くんだよ。やるしかない。帰れなくなるからな」

照準器をサーレクスが飛び越えた。

「相棒!」

「分かってる!」

トリガーを引くのと同時に照準をタランマイザーの進行方向に動かす。

ガトリングガンの曳光弾が線を空に描き、何発かが敵に当たる。

『うぉ!アークスさんよ!エンジン部には当てないでくれ!ーーうぉっ!火を吹いたぞ!落ちたか⁈』

通信が入ってきた。弾幕を張ったお陰でタランマイザーが落ちたらしい。

『アークスさんよ、聞こえるか!今から着陸するからその機体を後ろにどうにか積んでくれ!』

通り過ぎたサーレクスが旋回して戻って来て機体の前に貨物室を開けた。

「相棒、入れるか?」

「やってみるーーやべっ、ぶつけた」

『その程度は問題ない。早く入って上に来てくれ』

貨物室の空いている所に機体を動かし其処に止める。

「えっと…逆手順、か?」

ハッチを解放、各種スイッチの停止、で良いのか?

「アフィン、先に出ろ。後に続くから」

「分かった。相棒も早く来いよ?」

アフィンを先に出しその他スイッチを弄る。高さはまだ余裕有るし、いざ動かなくなってもそのまま運び出せば良い。

スティック類とペダルが動かなくなったら機体から出る。

機体から出ると、下の方で他のアークスがアフィンの手当てをしていた。

肩から腕、腕から脚に飛んでおっかなびっくり降りる。

「はいはーい、貴女がこのデッカいのを動かしていたの!」

どうにか降りれた所に女性の声を掛けられた。

「あぁ、そうだが…君は?」

「君とは失礼な!私は全てのアークーー」

「はいはい、馬鹿姉は退いてもらってーー」

目の前の少女が自己紹介をしようとした時、背後から来ていたもう1人の少女に遮られた。

「私はティア、この隣の馬鹿はパティって言うの。宜しくね?」

「俺はーーユウナって言う。宜しく頼む」

汚れている手を服で吹き、手を差し出す。

「ねぇティア!これ凄いよ!カッコいいよ!」

見ると先程まで後ろにいた少女ーーパティがいつのまにか俺の背後に回り機体を見て騒いでいた。

「…良いのか?」

「馬鹿姉はほっといて。私達、実は情報屋をやってるの」

「情報屋?あのーー……すまん、情報屋って具体的には?」

「そうね、具体的にはアークスに関する事、かな?」

「アークスに関する事?」

「例えば私達が普段使っている武器、此れの新型のテストとかアークスが提示する高額任務とか」

「怪しい謳い文句にしか聞こえんなぁ」

俺とティアが話している最中も後ろの方で曰く馬鹿姉がうぉー、とか、うほぉー、とか叫んでいる。…あれで良いのか?

「まぁ、とりあえず詳しい話は上に行かない?」

「頼む、正直サーレクスに乗るのは初めてなんだ」

「ひひっ、っていう事はサーレクス処女だね⁉︎」

「うぉ」

なんて事を話していたら後ろにいたパティが前に回り込んで来てこう言い放った。

「こぉの馬鹿姉ッ!良い加減にしろッ!」

「ほぉばぁぁ!」

ティアにグーで頭を殴られて絶句しているパティ。パティってティアが馬鹿姉って言ってたから姉なんだよな?

「仲良いな」

「馬鹿姉が馬鹿なだけなんです!本当なんでアークスになれたんだから…」

「それはこのパティちゃんが戦闘に強いからですよっ!」

パティが胸を強調し俺に言ってくる。……ぶっちゃけ俺の方がデカイ。

俺とパティの一部を交互に見るティア。残念だが…。

「……一応私とパティでパティエンティアって言う情報屋をやってるの。アークスの仕事の傍らね?」

「今回もアークスの仕事ついでに民間のーー」

「こら馬鹿姉!クライアントの話はしないんでしょ!」

…こんなんでも仕事が来るとか余程アークスは民間との繋がりが無いか、この2人が優秀かのどちらがなんだろうなぁ…。

「そうだった。ごめんごめん。えっと…」

「ユウナだ。宜しく」

「パティです!よろしくねっ!」

そう言い両手を挙げてタッチを要求して来た。

それに答え両手を挙げてタッチする。

「いぇぇい!貴女中々ノリいいわね!」

「そりゃどうも。それより座る所ないか?」

「それなら上にあるわよ。一緒に行かない?」

「頼むわ」

そう言い2人は俺の前に出て座れる所に案内してくれる。

 

 

 




本来ならトランマイザーと交戦、倒し切れずトランマイザーから撤退、サーレクス後部からガトリングで弾幕貼って脱出だったけどそこまで絞れないので強引に落としました。

パティエンティア登場、尚なんでこうなったかは不明な模様。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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