大きめな通路を進み治療室らしき所に向かう。
少し進むと案内板みたいなものが設置されいて、格納庫のあるエリアの情報が少し分かった。
この通路を真っ直ぐ進み、右側に治療室があり、治療室に入り怪我人に会いたければ更に治療室の奥に進み病室的な所がありそこに迎え、って事か。
「…何でこんなぐるぐる回る様な構造なんだ?嫌がらせか?」
そもそもそんな意味の分からない構造なら直通にすれば良いのに。
そう思うユウナであったが、此処でパティエンティアに先程言われた言葉を思い出す。
「……そういやパティが此奴は初期型だって言ってたか…パティ……肉ーーいや、パン、か…」
そういや何でパティの親は自分の娘にパティなんて名前を付けたのだろうか…確か、パティってハンバーガーのパンだか肉だかのどっちかだった気がする。
顎に手を当て案内板を見ながら考えるユウナ。しかしそれもすぐに辞め、治療室に向かう為案内板の前を後にした。
「ーーしかし解せぬ…タランマイザーへの攻撃、当たってたか?」
治療室に向かいながらも今回のーーこの足止めの原因となったタランマイザー戦の事を振り返る。
「パイロットは40ミリまでなら耐えられるって言ってたし…少なからず俺のせいでは無いーー筈だ」
となると俺たちの所に来るまでの間、ケツを取られていた時に攻撃を受けたのか?
…だが待て。あの機体の格納庫らしき所から脱出した時、モニターにもタランマイザーのーーあれ?もしかしてアレタランじゃ無くてトラン…?タランマイザー……トランマイザー……トラン、マイザー…。
「…これタランじゃなくてトランマイザー、か?」
いや、今はそれじゃ無い。
「トランマイザーは、2機…?」
そもそも此処の敵は機械ーーD因子に侵されていないとはいえ此方(アークス)には敵対的。
「…量産機か?」
マジかよ…生身でアレと戦えってか?
「ロケットランチャー持ってこないと無理やろ…あのロボ使わない限り」
そもそも此方の武器(ライフル)は貫通するのか?と言うか貫通させるだけじゃ内部ダメージ無いも同然じゃ?
「…本格的にロケットランチャーを買わないとダメか…はぁ…メセタめ…」
只でさえ今のメインウェポンは先輩のお古だと言うのに…正直使いやすいが。
「…ショートバレルは正義だなぁ…リコイルと精度を無くすけど」
ロングバレルのセミスナイパーみたいなアサルトライフルを使っていた俺がおかしいのか?…それはないか。
立ち止まって考えていたのを辞めて前に進む。目指すは治療室だ。
「ようやくか…」
そう独り言を言い上を見上げるとアークス言語で治療室と書かれたーー看板、と言うかなんというか…こう…何と表現したら良いのだろうか?
自動ドアが開き治療室に入る。入った目の前にはカウンターがありナース服をーーアークス流にアレンジされたものだがーー来た女性が3人ほどいた。
「本日はどんなご用件でしょうか?」
「あぁ…さっき此処にニューマンの男ーーいや、男性か?運ばれなかったか?」
「ニューマンの男性ですと…1人運ばれてますね」
「そいつに会うのってーー」
可能かどうか聞こうとした時、久し振りに聞く声が聞こえた。
「おーい!あいぼぉぉう!」
「アフィンさん、治療室ではお静かに」
「ーーかの……会って大丈夫?」
「少々お待ちを…念の為にアークスカード、宜しいですか?」
「あぁ、…どうぞ」
そう言い手首のデバイスを弄りナノトランサーからアークスカードを出す。…これマグじゃダメなのか?
「はい…アフィンさんとバディを組んでいる方ですね?どうぞ」
「はいよ」
アークスカードを返され、やっと通されたのでアフィンの元に向かう。
「よぉアフィン、その様子だと大事にはならなかったな」
「曰く綺麗に貫通していただと。それも超奇跡的に骨にダメージもなし」
「って事は治療終了?」
「って事だな」
そう言うとぐぅぅ…と言う腹の音が。少なからず俺ではない。さっき食ったし。となると…。
「…なんか食ったか?」
「いや?点滴だけだ」
「そうか…幸いサーレクスは着陸しているし休憩室行くか?」
「…確か此処に来る途中の自販機にレーション売ってなかったか?」
「レーションが?自販機に?いやいや、無いだろそれは」
「いや、担がれている時に俺は見たんだ。間違いない」
「……治療より食べることかよ。分からんでもないが」
そう言い上の休憩室を再度目指す。
広い通路を歩き、ふと、アフィンが口を開いた。
「おかしいな…ここら辺に有ったはずなんだが…」
周りを見ると広い通路以外何もない。
「アフィン…お前、とうとう幻覚をーー」
「いやっ!断じて幻覚では無いッ!………」
「……本当に?」
「……た、多分…」
「…」
アフィンの言葉にため息をつく俺。第一、食い物なら上ーー二回か、二階で取れるだろうに、何故わざわざレーションを?
「なぁアフィン。此処の二階に食うところが有るんだよ。知ってるか?」
「えっ?なにそれ知らない。行く?行っちゃう?」
「あぁ、俺はもう食って有るから。まぁ、同席位はさせてもらうがね」
「よっしゃぁ!んじゃさっさと行こう!」
そう言い俺より先に前に行くアフィン。怪我はーーあの様子だともう大事なのだろう。
「おい!場所分かんのかよ!」
俺も慌てて追従して行く。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…おまっ、あふぃ、アフィン…は、はえぇよ…」
全力でアフィンの後を追った物の底はやはり女の身体のせいかは分からないが、アフィンに追いつけなかった。
後胸が上下にーーいや、上に揺れて千切れるかと思った。何だこの脂肪の塊ッ!
「だって、…相棒少し遅くて…」
「仕方ねぇだろ…こっちは食った後だぞ…」
流石に男に胸が千切れるくらいに痛かったから本気で走れなかったなどとは言えまい……本気で走ったんだがなぁ…。
そう言い先程パティとティアと食事をした場所に戻ってきた。
「うぉぉ!何でも有るな!さて、何を食べるか…」
「俺は…ミルクアイスとオレンジで良いか」
メニューを見ると値段も書かれており、ミルクアイスが450メセタ、オレンジジュースが600ml200メセタ、4Lが800メセタと書かれていた。
「アフィンは何飲む?オレンジなら4L頼んじゃうけど」
「うん、俺もオレンジで良いや。ハンバーグにパンと…相棒、ビザ食べるか?」
「うぅん…まぁ、一切れくらいなら、な」
「よし、ハンバーグにパンをセットとビザを2人前、ミルクアイスと4Lオレンジだな?」
「おっけい!」
そう言うとアフィンはメニュー表に頼む奴をタップし、注文という所に入れる。
1秒未満で注文完了と表示され到着まであと3分と出ていた。
周りを見ると俺とアフィン以外に数名しか居らず、その人達も食べ物自体は既に運ばれているようだった。
「よぉぉし…やっとマトモな食べ物が食える」
「…そうは言っだが…メセタは大丈夫なのか?」
「大丈夫大丈夫!治療室の人達が言ってたけど俺達が乗って来たロボット、アレの報酬ですごいメセタが出るらしいぜ!」
「らしい、って…出てから言えよ」
メニュー表を操作しアフィンが頼んだハンバーグセットの値段を見る。ーー1050メセタ。まぁ、そんなもんだろう。ピザはどうだ?ーー850メセタ、全て合わせて…俺のが800と450で1250メセタ。アフィンが1050と850で1900メセタ。合わせて3150メセターーアレ?若干高くね?
マグを呼び俺の持っているメセタを確認する。
………35万メセタ…まぁ、十分、とは言えないが大事か。
そもそもアークスは一応基本メセタは決まっているので何とかなる、のか?
電気に水、これだけで月5万は飛んで、次に住居費で10万、後武器類に月5万から10万……弾代が痛い。俺は傭兵じゃ無いんだよなぁ…。
そんなこんなで残るお金ーーじゃ無くてメセタは10万メセ…。
「あれ?案外何とかなる?」
「どうした相棒?」
「いや、少し考え事をね」
「…そうか」
「…っあ!そういやアフィン。俺に何でも買うって言ってたよな?」
ふとロボットの足元での防衛戦時に言っていたことを思い出す。
「…覚えていたか」
「たりめぇよ!そうだな…戦闘服、買ってもらうか?」
「戦闘服?相棒今のじゃダメなのか?」
「ダメというか…カッコ可愛く無いからな」
「…まぁ、別に良いが…」
「言ったな?門限は取ったぞ?」
「門限って何だよ?……まぁ、迷惑かけたからな、御礼だよ」
「……ほんとだよ。彼処で死なれたら困るのはお前だけじゃ無いからな…姉、探すんだろ?」
「あぁ」
「あんなアホらしい所で死ぬなって生きてたら言うかもよ?」
「ハハッ。言うかもなぁ」
「…なんだ、気が向いたら、協力してやっても良い気分でも無いぞ?」
「………いや、それ結局どっちだよ?」
そう言いアフィンは笑う。それに吊られて俺も笑う。
そうだ。これで良い。
「はぁ…そろそろか?」
「時間的にはそうだね」
するとロボットが近くに来て注文の品を置いて来た。
「さて、食べますか」
「そうだな」
そう言いアフィンはフォークとナイフを持ちハンバーグを切り始めようとした時、俺を見て慌ててそれらを置いて手を合わせた。
「頂きます」
「いただきます、っと」
あぁ〜フリーの幻想森でボート系が出ないんじゃ〜。
なんで落ちないんですかねぇ?14は一個しか落ちてないし、と言うかあんなばら撒いたら14の価値がーー待てよ?本部は15の実装を…?
それより防具の強化値35までにするのはまだですか?
クーナ編も書く?
-
書け
-
書かないでいい
-
Ep4に行け
-
Ep5に行け
-
Ep.Hはどこ…ここ?