pso2 (仮)   作:rego

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ストーリー見返したら回収したクラリッサのパーツの箇所が全然違う件とナノトランサーが公式じゃなかった件について。


38話目

 

 

アフィンの告白兼自爆を見守った後、このアホが起きるまでここで待つ事にする。幸い周りには誰もいない。

 

オレンジジュースと氷の入ったコップを手に取りストローを口に持っていく。酸っぱくて目が醒める。

アフィンが頼んだフライドポテトに手を付け三本ほど口に運ぶ。

 

思えば脱出してからここに来るまで飲んで食っての繰り返しだなぁ…。

 

周りを見渡すと角の方にテレビを発見。上に引っ掛けているのか?

 

店主に一応確認し、許可をもらう。

 

「良いぞ…しかし、振るとはな」

「ぇ?…あぁ、振ったわけじゃないですよ。友からです。いきなりは…ちょっと…」

 

第一死ぬまでこの身体なのかすら分からない現状、無闇にするのは戻った時に色々ある気がする。

 

「あのニューマンーーまぁ、最後のぶっちゃけが無ければそれなりだな」

「……」

 

そこについては何も言えないーーカバー出来ない。

 

「まぁ、告られちまったのが運の尽きさ。アンタ、ビーストだろ?」

「あ、え、えぇ」

「ビーストに好意を抱いている人は全体で見たら少ない。そのビースト自体も240万分の1だ」

「……」

「240万の1がアンタの価値だ」

 

そう言い店主は奥に消えていった。

 

240万分の1……何のことだ?ビーストの何が250万分の1何だ?全く分からーーあぁ、人数を全種族で割った数か?

 

テレビのリモコンの電源ボタンを押し電源をつける。

 

『ーーなんと!今ならこのセットでーー』

『ーーいけぇぇぇ!ロケットーー』

『へぇ、そうなんですか?』

『えぇ、他にはーー』

『アイドルのクーナさんが近々この1番艦に戻って来るそうです』

『えぇ、全24隻、240箇所のトータルライブ。最後はここに決めたそうですね』

『えぇ、クーナさんの初めてのライブもこの1番艦てすしーー』

 

リモコンでテレビの局を回し続けるとニュースにてクーナと言うアイドル?歌手?がなんかライブをするらしい。

 

 

「クーナだって⁈」

 

テレビの声に急に起き出すアフィン。

 

「起きたか。さっさと帰るぞ」

「聞いてなかったのか⁈クーナだぞ⁈あのクーナ!」

「クーナ⁈知らんよ興味の無い」

「⁈貴様ッ!全船3億のクーナファンを侮辱したな⁉︎」

 

全船60億って…えっと全船で120億だからーー40人に1人はファンなのか…。

 

「と言うか興味の無いだけで侮辱とかちょっと何言ってるのか分からない」

「まぁな。その中にはヤバい奴も居るから気をつけろって事だ」

 

そう言いアフィンはとっくの昔に来ていたパンケーキをナイフで切らずにかぶりついた。

パンケーキの上に乗っていたアイスはもう溶けいる。

 

「うぅむ…やっぱり甘いな…相棒、食うか?」

 

二枚あるパンケーキの内一枚だけ食べて甘くて無理と俺に渡すアフィン。

 

「そうか。それならーー」

 

手を伸ばし皿を貰おうとした時、ふと先程の会話を思い出す。

 

「ーーアフィン、このパンケーキ、手を付けてないよな?」

「んっ?あぁ、食った方しか手を付けてないよ」

 

…もしやアフィンって普通モードとネタモードがあるのか?

そんな二重人格みたいな事があり得るか…?無いだろう。

 

パンケーキを貰い口に運ぶ。

前から甘い物はわりかし好きだったが…女になってからもっと好きになった気がする。

溶けたアイスクリームをパンケーキの上に乗せ口に運ぶ。少し大きかったのかアイスが口元から垂れた。

 

「……うん?どうした?」

 

そこをじっとポテトを手に持ったまま見ているアフィン。

 

「いや…ちょっとね?」

 

そう言い目をそらす。

 

「口元か?」

「あぁ、アイスがね…」

「……この溶けたアイスって白い液体だよな?」

「もう言うな…みなまで言わなくてもわかる」

「分かりたく無いのは俺なんだよ」

 

さっさと口の中に残ったパンケーキを入れ席を立つ。

 

「ま、待って!まだポテトがーー」

「そんなのさっさと口に入れろッ!帰るぞ」

「無理だって!」

「…すいません、コレ入れられるものあります?」

 

アフィンが全部は口に入らないと言いしょうがなくウェイターを呼びポテトをいれてもらう。

小さな良くバーガーチェーン店で見る袋だ。

 

「よし、アフィン会計は任せた」

「おぉい!ここは割り勘だろっ⁈」

「ッち、しょうがねぇな」

 

ここでアフィンに出させようとしたが割り勘と提案して来た。たまには乗るか。割り勘だけど。

 

「お二人でパンケーキセット二つ850メセタ、フライドポテト600メセタ、オレンジジュース160メセタで合計2.480メセタになります」

 

2480円割る2だから…1240か。

足首に付けているポーチから財布を出す。

財布の蓋を開け中身を確認する。

 

「…やべ、細かいのが…」

「…相棒…いい加減カードで払おうよ…今時メセタを携帯するなんて殆ど居ないよ?」

「うるせぇ、万が一があるだろ?」

「その万が一もカードでどうにかなるんだよなぁ…」

 

そう言うので仕方なくアフィンの言う通りアークスカードを取り出し渡す。

 

「……はい、お二人様から1240メセタキッカリ頂きました。ありがとうございました。また来て下さいね?」

「はぁい、また来るよ」

 

そう言い喫茶店から出る。

 

居住区からショップエリアに向かう。そう言いやモノメイトとか残っていたっけ?

 

アフィンについて行きながらマグを呼びコンソールを呼び出す。

 

ナノトランサーに保管されているアイテム一覧からメイト系を探す。

 

合った。モノメイト。

 

「…そういやモノメイトって飲んだ事なかったなぁ…」

「…ん?飲んだ事ないのか?」

「あぁ、元々俺はダメージを食らいにくい中遠距離のレンジャーだったし…」

 

まぁ、そのライフルもイかれてショートバレルのお下がりだけどな。

 

「…なぁアフィン。このモノメイトって美味いのか?」

「…あぁ、まぁ、なんだ」

「…不味いのか?」

「…飲んで見ればわかる。強いて言うならーー」

 

そう言い前を歩いていたアフィンが俺の方に振り返った。

 

「俺は好きじゃない」

 

不味いのか…。

 

「飲んだ事ないなら飲んで見れば?百間は云々カンヌン、だ」

 

そこまで言われると飲んでみたくなるじゃないか。

 

アイテムのモノメイトをタッチ、出現させる、を選ぶ。

ナノトランサーに手を入れソコにあるはずのモノメイトを掴む。

そのまま手を外に出し出てきた物を見る。

 

ラベルにはアークス言語でモノメイト、と書かれている。

チューブに口を付け吸う。

 

 

「まっっずぅっっ!んだコレッッ!」

 

吸った瞬間、口の中の物を近くに有るゴミ箱に吐き出した。

 

「まぁ、そうなるわな。美味かったら暇な時でも飲んじまうからだろう」

 

そうだが…ッ!そうだけど…ッ!

 

「だからって…コレは…うッェ」

「その代わり戦闘服のフォトン係数がダーカーにやられて落ちた時に元に戻るから飲む事になる」

「…はぁ、はぁ、はぁ、じょ、冗談じゃねぇ…ぜってぇダメージなんか食らうものか」

「因みに相棒が落として地面に中身をぶち撒けているモノメイト…それ1個で10回使えるぞ」

「……モノメイト買いに行くぞ。買いーー」

「ーーそれじゃ俺は帰るわ」

 

買い物に付き合え、と言おうとしたら先に帰ると言われた。

 

「付き…そうか、なら仕方ない」

「…まぁ、なんだ。ありがとう。今回は助かった」

 

そう言い面と向かってアフィンが頭を下げてきた。

 

「アフィン、もう良いって。何回か謝っているだろ?」

「それでも、だ。だからーー」

 

「コレからも俺の友達で居てくれるか?」

 

そう言いアフィンは頭を上げて右手をーー俺から見て右手を差し出してきた。

 

「勿論、と言いたいが…」

「なんだ?ダメなのか?」

「なんか死亡フラグっぽいからダメだ。因みに俺の答えは勿論、だな」

「なら良かった。任務がある時はまた誘ってくれ。相棒と居ると死にそうで死なないスリリングな任務になるからな」

「頼むからもっと気楽にやれる任務にしとくよ」

 

そう言いアフィンは先にテレポーターに乗り帰った、のか?

 

「…さて、モノメイト買いに行くか」

 

 

ショップエリアに到着し、さてモノメイトを買わねば、と思って居るとモニュメントである中央噴水の前に少し前に見た格好の女性が佇んで居た。

 

「新たなマターボードが産まれた…。此れは、貴女の行為が意味を成し事象の好転を示す」

 

そう女性が言った瞬間、周りにいるアークス関係者が急に止まった。

 

「マターボード…?それに周りの人が止まった…それに貴女は…?」

 

 

そう言い目の前の女性ーーシオンが俺の方に振り返った。

 

「私と、私達から、千感謝を」

「易き道程ではない事を、私達は知り、それでも私は貴女を頼った」

「応えたのは貴女だ。貴女の意思が応えた。故に私は感謝する」

「答えたって…一体何にです?」

「貴女の認識において、優位事象の取得がおこなわれている。得た物は貴女以外に得られぬ物となる」

 

ダメだ、話が全く解けない。

 

「貴女が手にしたかの武器について、私は知らない。知り得ない」

「武器…あのぶっ壊れた創世機の事、ですか?

 

ナベリウスの凍土地域にて俺そっくりのダークファルス、仮面[ペルソナ]と交戦した後に拾った謎の武器のパーツ。アレのことか?

 

「ただ、貴女にとって、いずれ分かる事象で有ると私は知っている」

「これ以上語るべき言葉を私は持たない……許して欲しい」

「そして、幾度と無く貴女を頼らねばならない私をどうか…許して欲しい」

 

そう言うと急に目の前のーーそうだ。シオンだ。シオンが消え、周りのアークス達もまた動き出した。

 

「…一体全体どうなってんだコレ…」

 

とりあえず、モノメイトを購入しないと。

シオンと会話ーー会話か?した場所から直ぐに右に向くと回復アイテムを売っているお店がある。

 

「……あっ、旅立つ前の準備を忘れずに!此処では回復アイテムを売ってますよ!」

「それならモノメイトを1つ頼むわ」

「ありがとうございます」

 

そう言い店員の黒髪の人がモノメイトを渡してきた。

 

「えっと…メイト、ディ、トリ、全部あるな」

 

他に買うものは無いのを確認し店から離れる。

 

「気を付けて行ってらっしゃいませ」

 

任務から帰って来たところだけどな。

 

 

 

 

 

 




ナノトランサーって四次元ポケットって言うけど位置(背中)的にめっちゃくちゃ取り出しにくそうな場所にあるな。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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