「ここに居たか⁈ーーって寝てるし…」
ベンチに座る二人を発見。なんだよ、結構中心部にいたじゃないか。俺の汗はどこに…。
事の発端はこうだ。
アークス統合技術開発部本部からメールが来て内容を見ればあの機体を動かすから起動させてほしい、という内容だった。
アレ、起動できたの俺じゃなくて相棒ーーユウナなんだが…。
怪我も治らぬーーいや、ほぼ完治してるけど。
車を飛ばしユウナに電話を掛ける。
『もしもし?』
「もしもしって…何時もそうだな電話に出る時」
『仕方ないだろ。コレは癖だ』
「その癖は一体何処からーーって今はそんな事を言っている場合じゃないか。相棒、メールは見たか?」
『アークス統合技術開発部本部、だったか?』
「そうだ。脱出に使った兵器を動かせ、だと。泣けるぜ。まだ怪我は完治した訳ではないのに』
『サーレクスから降りた時には半ば完治してた癖に何を言うか』
「保険が入ればその分家族に回せるからな」
『…よぉし、ちょっと管制官にアフィンの事チクってくる』
「お、おい!よせやめろ!」
『…ジョークに決まってんだろ?俺が言うと思ってんのか?唯一の相棒に』
「……少しだけ」
『ほぉぉん、そうかそうか、分かった分かった。マトイ。少しゲートに行こうぜ』
「マトイ?マトイさんも居るのか?」
そう言うのとマグの立体映像にマトイさんが映し出される。因みにだが相棒の所はSound Only…何故か出ない。相棒の方で切っているのだろうか?
『は、はい…』
「調子はどうだ?記憶は戻りそうか?」
『えっと、その…』
『落ち着けアフィン。マトイが怖がってる』
「そ、そうか…」
『えっと…アフィン、さんなら大丈夫、の筈』
『…だとよ。良かったな』
『……』
『うぅむ…分からん…』
「相棒?おーい、相棒、聴こえるか?」
『っぁ、すまん、んで何だっけ?』
「俺が今から車で迎えに行くから場所を教えろって」
『車…?お前免許持ってんのかよ⁈』
「めんきょ?んなの無いぞ。こんなの簡単に動かせるしな」
『いや、無免許運転はちょっと…』
「とりあえず場所教えろ!今から向かうから!」
『ショップエリアのーーまぁ、ショップエリアにいるわ』
「わかった。動くなよ?すぐ行くから!」
そう言い通信を切る。相棒の事だ。絶対に動くに違いない。
アークス研修服男性用をハンガーから取り出し急いで着る。
相棒の事だ。多分何時もの戦闘服で出掛けているに違いない。…まぁ、アークスとしては合ってはいるが。
寮を仕切っている管理者に事情を説明、ユウナの部屋を開けてもらいアークス研修服女性用を二着取る。
本来なら女性の部屋に入るのは気が滅入るがーー仕方ない。緊急事態ーー言うほど緊急事態か?
二着手に取り全てセットなのを確認したらそれを車の中に放り投げ、管理者に礼を言いショップエリアに向かう。
管理者に俺が入ったって言わないで欲しいって言いそびれたわ…。
ショップエリアの入り口に車を止めてショップエリアに上がる。
30分ほど探し回りベンチに二人で座り寝ているのを見つけた。
マグで撮影しとこ。
マグに目の前の二人を撮る様に指示し何枚か撮影する。無論本人達の了承は要らない。
「…よし、こんなもんでいいだろう」
数枚ほど撮影後2人に声をかける。
「おい、相棒。迎えに来たぞ?起きろって」
「んぁ…アフィンかぁ…?」
「そうだーーマトイさんも行くのか?」
「…ふっ…っあ…あぁ、見たいって言うんでな。まぁ
大事だろう」
「…まぁ、そんな機密でもないし…行けるか。取り敢えず相棒とマトイさん。これを来てくれ」
そう言い2人にアークス研修服を渡す。
「…おいおい、これって俺の部屋にあった奴じゃないか。…ちょっと待て、お前まさか…」
「良いから。さっさと着ろ。俺も着たんだからな」
そう言うと相棒が目を細め俺の体を眺めた。……頼むから股間は見るなよ…。
「確かに何時もの戦闘服じゃないな…だがどこで?着替える場所なんか無いぞ?」
「其れこそマグを使えよ。ほら、マグのファッションって所に服の奴が有るだろ?それでアークス研修服を着てくれ」
「どれどれ…おっ、あったあった」
マグを使いさくっと服を着替えた相棒。
ここでふとマトイさんが着替えてないことに気付く。
「あれ?マトイさん。着替えないのですか?」
「…なぁ、マグって俺以外の人の服も着せられるか?」
「まぁ、本人がいいって言えば…なんでだ?」
「マトイってまだ正式な船員になってないーーと思うんだ。それでまだマグが支給されてないんだよ」
「あぁ…それじゃあ…相棒、マトイさんに着せてやってくれ」
「俺が⁈い、良いのか?マトイ」
「う、うん。ユウナなら…裸を見られーー」
「⁈」
「⁈ま、マトイ。何を言ってる⁈」
「いや、だってユウナが任務に行っている時ぱそこん?弄ってたらそんな風な事を書かれた所があったから…」
「おぃぃぃい⁉︎相棒なに見せてんの⁈」
「ちげぇぇよ!任務中に見たって言ってんだろ⁈俺関係ないし⁈」
「えっと、あのーー」
「大体、此処に来るのも大変だったんだぞ⁈途中で渋滞にハマるわ、ショップエリアで爆発とも言ってたわで心配したんだぞ⁈」
「あっ、その爆発事故原因俺らだわ」
「お前らかよ⁈」
等2人で言い争っているとマトイが相棒の手を握り。
「ごめんね…2人とも」
目元に少し涙を浮かべながら謝った。
「…」
「……相棒」
「あぁ、分かった」
そう言い俺がマトイの着替える所を探そうとした時、相棒が言う。
「なぁ、アフィンの車の中で着替えれば良いんじゃね?」
「いや、無理だから。小さ過ぎで」
取り敢えずマグを一時的に貸して服を着替えました。
「にしてもアフィンが運転できるとはな」
全員研修服に着替えアークス統合技術開発部本部を目指す。
「そりゃ、簡単に取れるからな。正直いざとなればオートクルーズあるし」
「オートクルーズ…?あぁ、自動運転か。なるほどね」
相棒の隣でマトイさんがじっとしている。相棒の手を握りつつ。
「なぁ、アークス総合ーー総技課って何処にあるんだ?」
「この船ーーフェオの中心部から外れた所にあるぞ。大体二、三時間程度かな?」
「…なぁアフィン。遠くね?」
「まぁ、その性質上、周りになにも無い方が色々と良いんだろ?新型兵器とかの実験とかもするからな」
「まぁ、確かにそうか…」
ミラーを見るとマトイさんは相棒に寄っ掛かりながら寝ていた。
「さて、マトイさんも寝た所だし…相棒も寝たらどうだ?さっきまで寝てたんだろ?」
「…ん?お前寝てた時に来てたのか?」
「あぁ、そりゃ寝顔も2人揃って可愛いーー待て、相棒。ライフルは船団内じゃーー運転が⁈」
「っち、今回は許そう…だが後で念の為見せろ」
「検閲かよ」
当たり前だろ?とーさつだぞとーさつ。と言いながらも車は前に進む。目指すはアークスーー総技課だ。
非常に申し訳ないのでソロ花行ってきます。
と言うかこの話でダーカーと戦うのっていつ…?
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?