pso2 (仮)   作:rego

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今回も少しエッチいかも知れない。


47話目

 

 

「……アフィン」

「なんだ?」

「射撃場ーー遠くね?」

 

アフィンが俺の尻尾ーーイヤラシイ書き方だが敏感な所を思いっきり握ったお陰で2人に補助してもらって入るが…あまりの長さに問いかけてしまった。

 

『ハイ。先程ノ用に歩イテイレバ2分17秒後ニハ付イテイマシタ。シカシ先程中央ノビーストノ女性二何カトラブルガ有ッタ為役1分程遅レテオリマス』

 

俺の問い掛けに律儀に答えるアンドロイド。射撃場まで後1分ちょいか。この通路窓が無くて感覚なんか狂うわ。

 

「…今思ったのだけど…私達、受付の人以外に誰にも会ってないよね?」

『ハイ。当施設ニ入ル職員ハ全テ射撃場ノ方ニオリマス』

「まさか動くのを見るために?」

『ハイ。私サイズノ人型兵器ハマダ動力的ニモドウニデモナリマスガ、10メートル前後ニナリマスト人ノ三割カラ五割程強度ヲ上ゲナクテハナリマセン。ナノデ動ク、ト言ウダケデモ貴重ナノデス』

「そうは言っても…動かす本人がこれじゃぁ…」

 

そう言いアフィンが俺を見る。

 

「うるせぇ、こうした犯人が」

「まぁ、それはごめん」

「…ねぇユウナ?こう言うのを傷モノにされたって言うとかな?」

 

まさかの発言に俺とアフィンはマトイの方を見る。予想した反応と違うのかマトイがオロオロし始めた。

 

「え!えっと!ほら⁈POSで調べてたらそんな事がーー」

「マトイ?」

「ひゃ、ひゃい⁈」

「インターじゃねぇ、ポス、2日禁止な?」

「えぇ⁈…そんなぁ…」

「マトイはどんなサイトを見てたんだよ…」

「ほら?私って記憶ないからまず自分の種族から探そうって思って」

「種族も何もーーヒューマンじゃ無いのか?」

「ううん、私も最初そう思って、そのサイトのヒューマンを調べたのだけど…フォトンを扱う能力が平均的って書いてあって違うなぁ、って思ったの。今日の爆発事故で」

 

その話を聞いて俺にとって訳を聞いてくる。

 

「相棒、そんなにマトイの奴すごかったのか?」

「あぁ、テクニックの炎系のフォイエ、あったろ?」

「あぁ、アレか」

「マトイが使うとーー俺は本物見たこの無いが、イル・フォイエになる」

「……やべぇ、すげぇ」

「お前…語学力が…まぁ、仕方ねぇな。アレが俗に言う、今のはイル・フォイエでは無い、只のフォイエだ、って奴か」

「なんかゲームでそんなセリフ聞いたような気が…」

「ーーつまりマトイはゲームの強キャラ⁈」

「絶対強い奴じゃねぇか⁈」

「ーーう、うん。それでね?ニューマンの事も調べたんだ」

 

俺とアフィンのネタ話をも華麗にスルーし、自分の話を続けるマトイ。

 

「へぇ、なんて書いてあった?そのサイト」

「確か…妊娠?率がとても低いのと年齢は10で割れって書いてあった。後ニューマン男性の…何だっけ?まぁ、なんとかって言う液体の濃度がーー」

 

そこまで言うとアフィンが大声でマトイストォォォップ!と叫びマトイの口を塞いだ。

 

「マトイ、それ以上はいけない。今この場ではダメだ」

「えっ?でもーー」

「マトイ?今はーーまぁ、アフィンに従っておこ?なぁ?」

「…まぁ、そう言うなら…所で、ビーストの事も調べたのだけど……聞く?」

「…まぁ、ニューマンの件で余り信用出来ない、って言うのが分かったから、まぁ、聞いておこう」

 

信用出来ない、と言う所でアフィンの目がソッポ向いた。特に意味は無い。無いはずだ…頼むぞバディ。

 

「ビーストは妊娠期間?が長くて二、三年程掛かるって書いてあったよ?」

「げぇ、そんなに⁈」

 

二、三年も⁈いや、作る予定ーーそもそも男とやる予定すら無いが、ビーストってそんなに掛かるのか。

 

「相棒、自分の事だぞ?習わなかったのか?」

「…ぁぁ…その時間は貴重な睡眠時間で寝てたんだよチクショー…」

 

そもそも俺にそんな記憶は無いわ。

 

「赤ちゃんは普通に育って10ヶ月前後の成長で二、三年お腹の中でゆっくり育つって書いてあった筈だよ?それと」

「まだ有るのか」

「ビーストには発情期?があるみたい」

「はっ⁈」

 

ピーン、と明らかにミミと尻尾が立ったのが手に取るようにわかった。発情期だって⁈

 

「ねぇ、ユウナ?発情期って何?」

 

俺に動物みたいな発情期があるって事に驚いて入るのにそこにその質問ぶっ込んでキラーパスしてくるのかマトイィィ⁈

 

「うぅん…簡単に言えば男を好きになっちゃう事かな?」

「おま、お前、真面目に回答すんなぁ!」

「んっ?と言うことは発情期に相棒の所に行けばーー」

「もうやだコイツ…」

 

お前まだ精神男ーーだよな?ーーだから良いものを、これ、女から見たらヤベェぞ。色々。

 

「…まぁ、マトイ、そのサイトは役に立たない。良いね?」

「う、うん。分かった」

『皆様、オ話シ中失礼シマスガ、射撃場ニ到達シマシマ』

 

見るとアンドロイドが目の前の3メートルほどの扉を向かって左手で示しながら言う。

 

『ドウヤラ殆ドノ職員ハ奪取シタ人型兵器ノ整備に手間取ッテ居ルヨウデス』

「…そうするとそんなに急ぐ必要無かったパターン?」

 

アフィンの問い掛けにアンドロイドが答える。

 

『イエ、技術者達モ奪取シタ人型兵器ガ此方ニ来タ時カラ掛リ切リデ修復ヲシテイマス。他ノ職員モ動ク所ヲ見タイノデショウ』

「まぁ、行こうや」

 

『ソレデハドウゾ』

 

アンドロイドが扉を片手で開け外に出る。人工太陽の光が眩しいが、それに慣れるとーー。

 

「コイツの3Dスキャン!まだか⁉︎」

「コックピットまで届くリフト!それだ!持ってこい!」

「イエッサー!」

「んっ?あの肩を見ろーーありゃ弾痕か?」

「このサイズであのレベルの軽傷…装甲はなんだ?均質圧延装甲じゃ無いのか?」

「いや、曲がりなりにもこんな機体を作った惑星だ。

そんな物で済ませるとは思えん…もしかしたら本当に只の金属ーーでは無い、な」

「かと言って現状この貴重な一機を防弾テストに使うなんて以ての外だ」

「…大型スキャナーが到着するのを待つしか無いな」

「見えるパーツだけでも良い!リバースエンジニアリングしろ!」

「見えるだけじゃ分からんだろ⁈ハンドスキャナー持ってこい!」

「見ろ、劣化が酷い…数年ってレベルじゃないな」

「詳しくは装甲剥ぎ取って分析掛けなきゃ分からんが…多分100年以上は放置された物だな」

「100年…」

「コイツを見ると頭部、胴体、腕部、脚部に簡単に分けられるみたいですね。何と戦う目的で…」

「指は基本的な我々ヒューマンと同じ五本指。携帯火器もレンジャーが持つランチャーに非常に酷似」

「しかしパイロット曰くレンジャーのアサルトライフルの他に高連射力の火器もーーもしや背後のアレか?」

「ニ班に頼んで弾丸を1発拝借して来たが…ランチャーの比では無いな」

「あぁ、長さが明らかに違うな。貫通力重視か」

「まぁ、此方のランチャーはどちらかと言えば榴弾に近いですからね」

「…なぁ、コレまさか中央の奴外れるんじゃね?」

「まさか?欠陥品ですか?」

「これどちらかと言えばフルキャストに似てません?」

「フルキャストをそのまま大きくした奴か」

 

片膝立ちをした複眼機の周りを数百人が囲いワイワイガヤガヤ色々やっていた。

 

「ねぇ、ユウナ?アレがユウナの乗ったーー」

「そう、名前は分かんないけど」

「良く良く思えばあの状況で俺達良く帰れたよなぁ」

 

うんうんと頷く。周りは四脚群だらけ、アフィンは被弾、アホのように売ってくる弾丸を遮蔽物で凌ぎ、弾をばら撒いて、どうにか倒して、その遮蔽物を見たらコイツだったって言うーーあれ?

 

「これ…映画行けね?」

「多分相棒は男になるな」

「…それはそれで熱いな」

「あれ、動くの?」

「まぁ、アレに乗って脱出したからなぁ…マグには乗ってないけど」

 

マグにはアークスが何を倒したとかどう行動したとかを記憶するのだが…毎回重要な時に限って動かない。少しポンコツ過ぎません…?

 

「あっ⁉︎貴方達がコレのパイロットですね⁈」

 

技術者のうちの1人が此方に気付き、他の職員もわらわらやって来る。

 

「早速ですまないが至急アレに搭乗してもらいたい。せめて腕だけでも動かしてほしい」

「…分かりました。取り敢えず頭部まで案内して下さい」

 

あの時はアレコレ適当に動かしてたけど…今動かせるか?

 

「分かりました。おいお前ら!リフトの用意はまだか⁈」

「は、はい!テメェら!主任のお言葉だ!手ェ空いてるやつはリフトを探せぇ!」

「サー、イエッサー!」

 

周りに居た数十人の技術者が2人の言葉で散る。

 

散るのを確認すると副班長らしき人が走って機体の元に向かった。

 

「ったく…済まないな、三人がた、リフトが来るまでーー」

 

そこまで言うと先程機体に向かった副班長みたいな人が走って此方にやって来て班長の耳元で呟く

 

「班長、どうやら射撃兵装の準備に手間が掛かるようです」

「射撃兵装の担当は?」

「確か…ニ班だったかと」

「……ニ班に伝えろ、今回は客人が居るから不問にしてやる、ってな」

「了解しました」

そう言うと副班長は走って何処かに向かった。

「あぁ、待った」

「はい?どうしました?」

「客人に椅子か何か持って来てくれ。この熱い中じゃ大変だろう」

 

ビシッと短く敬礼すると走って何処かに向かった。

 

「済まないね、どうやら少し時間が掛かるかもしれない。椅子か何か用意しよう」

 

そう言い目の前の人が言った。

 

班長さん、すいません…先程の言葉全て聞こえてます。

 

 

こえぇ…。なんか壊したら怒られそうな気がしてならないわ。

 

「なぁ、相棒。取り敢えず近くに行こうぜ」

「うん、そうしようよユウナ」

「そうですな。まずは近づきましょう」

 

アフィンとマトイは…この人のなんかオーラって言うのか?それが分からんのか⁈

 

遠くで見て居たかったユウナだが、アフィンとマトイに補助されて居る以上、2人に逆らえるはずはなく、渋々班長と一緒に機体の近くに向かった。

 

 




後半のアレは(似てないかも知れないが)某特車二課を参考にしたかった。今見ても面白いからパトレOバー、見よう!

そう言えば空のACの発売が来年1月に決まりましたね…陸のACの再起動はまだですか?某W.Gの如く再起動してどうぞ。


そうそう、多分この技術者達二、三話でお役御免になるかも知れない。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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