pso2 (仮)   作:rego

54 / 133
そういやACに両手武器って無かったな…なんで無かったんだろ。


48話目

 

 

「…所で話は変わりますけど、アレの名前とかなんかその他諸々って分かりましたか?」

 

アレから数十秒後、他の人が早急に俺達三人が座れる長椅子と班長らしき人物が座るイス、それと影を作るためのパラソルを持って来てそれらを近くに刺した。

 

「いや…現状分かってるのは武器の口径ーー背部のアレがさしずめ大体30ミリ、左手に持ってるのが50ミリくらいのアサルトライフルだな。他は一切不明」

「はい、それとアサルトライフルの方は一般的な銃弾をそれサイズにアップグレードしたものですが…背部のあの武器のだけは違いました」

 

此方を、と言い俺達に背部のガトリング砲の弾を俺に渡す。

 

渡されたそれはよく見る銃弾ーーと言うよりはダーツの中央が何かで覆われた銃弾だった。

 

…戦車砲のAP……何たらDSって奴か?いやでもコレ…。

 

「はい、ダーツの矢に似た弾を装填していたのです」

「相棒、少し貸してくれーーなんか軽くね?」

「はい、レンジャーの50ミリランチャーより遥かに軽いです」

「アフィン?私にも見せて?」

 

はい、とアフィンはマトイにソレを渡しマジマジと見始める。

 

「取り敢えず分かってるのはコレだけだ。すまないがリフトが来次第アレに乗ってーー」

「ーー班長、リフトが到着したようです」

 

そう副班長が示す先にはーー消防車みたいなアームが付いている車両が機体に向かって走って行った。

 

「さて、我々も向かいましょう。おい!行くぞ」

「はっ!」

 

班長の一声で副班長が周りに手で指示を送る。

 

「…それじゃ、行こう」

「…相棒、立てるか?」

「少し休んだ、行ける」

「大丈夫?おんぶする?」

「…いや、歩けるから。大丈夫だから。なっ?」

 

そう言い俺達は機体に向かう。

 

 

「おいお前らっ!パイロットと到着だ!道を開けろ!」

 

班長がそう言うと道がザッと左右に分かれる。神様かな?

 

「さぁどうぞ。乗る前に機体でも念のため見てください」

 

そう言い機体の目の前に立つ。

 

すると目の前の機体の複眼アイに火が灯り、右手がゆっくり動き、何も持っていない握り拳の右手がゆっくりと平手になり俺の目の前で止まった。

 

「おぉ、これは…」

 

周りを見ると周囲の人ーーアフィン、マトイ含め全員が俺より10歩ほど下がった位置に退避していた。

 

その平手に登るとゆっくりと水平を崩さないように首元まで手を上げた。

 

首元に立つとプシュ…と頭部が持ち上がり前見た時と同じ様にコックピットが露見した。

 

「あいぼーーぅ!」

 

アフィンの叫ぶ声が聞こえ其方に振り向くとーー。

 

「いたっ」

 

がちゃ、と何かが頭に当たり、その何かが下に落ちた。これは…。

 

「ヘッドセット…?」

 

戦闘中いつも俺がしているヘッドセットが落ちていた。

それを拾い上げふぅ、と息を吹きかけ手で埃を払う。

多分壊れてないが…大事か?

 

ヘッドセットを耳にかけシステムをオンにする。

 

『よし、聞こえてるな?』

「…だからって投げる必要はないだろう」

 

そう言いコックピットに入る。

 

入ったのを確認するとオートで頭部が元の場所に戻る。

 

『コッチからはそのヘッドセットから送られてくる信号で分かるが…まぁ、前回と同じように起動させてくれ、だと』

「了解、少し離れてくれ」

『あぁ、それと。動作する時は声で言ってくれ』

「?まぁ、分かったわ」

 

そう言い前回と同じ様にボタンを押して行く。

 

「えっと…ハッチ閉鎖、点火スイッチオンーー聞こえるか?」

 

ハッチを閉鎖すると、頭の位置を固定する変な拘束具?が出て来た。あれ?前回はこんなの無かったぞ?

 

『あぁ、バッチリ聞こえてる。良好だ』

 

イグニッションスイッチを押すとメインモニターが光り、まるでパソコンで出る様な感じで英文が長々と続く。

最後に、この機体のOSが起動した。

画面中央に出るVariable Operating Systemの文字。

 

「…ヴァリアブルOSーー可変OSって何だ?」

 

画面下にVer 0.01 block 0 mod 1 と書かれていた。

 

それも消えるとその他のモニターも光り、機体の状況等を表示する。

 

「…全パーツのロック、解除」

 

腕部、脚部、頭部のロックを解除して、機体を立ち上げる。

 

プシュ、と音がして機体が立ち上がる。

 

コックピット内からでも分かるほどの歓声が聞こえる。

 

「ーーメインシステム、戦闘モード起動」

 

メインモニターに映るMain system Engage mode Activationと言う英文。

各種サブモニターに持っている射撃兵装の位置、残弾、機体の損傷率が表示される。

他には向こうでよく見たI.N.S/G.P.SやF.C.S、A.B

のセットアップが完了したーーと言うかOS立ち上げ時に此奴らもひっそり立ち上がってたんだな。

 

I.N.SとG.P.Sは…確か慣性装置だったか?複合慣性装置か?

F.C.Sは射撃制御装置だな。コレはわかる。

最後のA.B…アフターバーナーなわけ無いし。ブースターはあるがな。そういやアフターバーナーってオーグメンターとかリヒートとか色々言い方あったっけ。

 

 

『あぁ……よし、起動したな。しかしやっぱり人型兵器は良いなぁ』

 

関係のないことを考えているとアフィンから通信が入る。

 

「その点は同意だが…起動したら何をすれば良いんだ?」

『……えっ?ここで?……ここの班長からだ、銃をぶっ放せ、だって』

「…何処に向かって?」

『…今から的を出すからそれを狙えだってさ』

 

そう言うと画面奥の方に的がパッと立った。

 

「よぉし…狙うぞ…」

 

そう言うとモニター端にWarning F.C Of Line と表示される。

 

その警告を無視して射撃を開始する。

 

発砲と同時に左右コントロールスティックに変な黒いグローブみたいなものが出て来た。

 

発砲音で気付かず、再度トリガー引く。

 

ドンッ、と言う音と共に的の遥か手前に弾着、砂煙を舞い上げた。

 

「……」

『……あぁ、2発ともミス』

「言わんで良いわ。次ーーんっ?なんだ?」

『どうした?相棒』

「…気が付いたらなんかグローブみたいなのが有る。しかも両セット。なんだこりゃ?」

『…それをヘッドセット前に映せないか?』

 

右手側に嵌めるグローブを手に持ちヘッドセット前に持つ。

 

「これで良いか?」

『あぁ、大丈夫ーーはい?モーショントレーサー?何ですか?それ?』

『その名の通り動きをトレース、真似するんだよ。もしかしたらそれを嵌めたら撃ちやすくなるんじゃないか?』

『…でも危なくないですか?』

『正直モーショントレーサーがここまで小さくなってるとは思わなかったな』

『はぁ…』

『コレだけでも十分なデータだ。船外活動や、下手したら此奴のーーソックリとは行かないが量産出来るかもしれんぞ?』

『まさか?幾ら総技部でもそれは…』

『俺らを舐めてもらっちゃ困る。ーーユウナ、と言ったか。そのトレーサーを嵌めてもう一度撃ってみろ』

「は、はい。やってみます」

 

トレーサーを両手に嵌める。モニターにWarningの文字の文字。さらにその下に長々しい英文。

 

Please unlock the parts of the fuselage and use it freely.

 

「ぷ、プリーズ、アンロックザパーツオフザ…読めねぇ…」

 

コレが本物にパイロット好きなら英語出来る、と言うある友の事を思い出しながら操作を続ける。

 

グローブを付けて数秒後、モニターにUnlockと表示された。

 

ゆっくりとグローブがキツくなり手に吸い付く。

 

完璧に吸い付くとモニターに映る手の動きが右手と一致した。

 

「おぉ…すげぇ…」

 

思わず呟く。

 

腕を自分の頭の前に持ってくると機体の手もそれに合わせて東部の目の前で同じ動作をする。

 

「コレならば!」

 

左手に持っているライフルを右手に持ち替え両手で保持して狙う。

 

そこには無いものの何というか、ライフルを持っていると言う感触は有る。

 

『しかし…いかんせんインターフェースがごちゃごちゃだな』

『確かに。困難だと操作ミスりそうですよね』

『上に話しつける時こっちで弄くれる様頼むか』

『お願いしますね。アークスとしちゃこんなのに乗れるとしたらワクワクが止まらん』

『…コレで映画とかも良いかもなぁ…』

『良いですねぇ!対大型ダーカーとか対DFとか!』

『おいおい、対ダーカー戦とかDF戦に出したいのは分かるが…侵食されたら意味ないだろ?』

『…ぅ…そこは総技部の総力でーー』

『それが出来たらとっくに導入してるわ』

『ですよね…』

 

2人の会話を聞きつつトリガーを引く。

 

人差し指を引くとそれに応じ機体の右手人差し指も引き50ミリ前後の弾が放たれる。

 

パァン!と甲高い音と共に弾が飛翔。そのまま的に当たる。

 

「いぇぇやぁ!当ててやったぜ!」

 

癖で右手を直角で曲げガッツポーズ。それに応じて機体もガッツポーズした。

 

『決めポーズか…分かってるな』

『ふふっ、ユウナ、楽しんでるね。私も嬉しくなるよ』

『…あの50ミリも中々の速度だな…おい!測ってたか⁈』

『…ッ!役……40メートル…で…』

『1540メートル…ザッと音速より早めか。的の様子は』

『こちら観測班、とても細いーー丸で点ですーー待ってください!後ろの防御壁にも被弾してーーいえ!貫通しています!』

『貫通だと?ウチでもトップの物理防御力を持っていたはずだが…』

『いえ、貫通した穴はとても小さいーーいや、当たった所が溶けています!なんて言う…』

『分かった。観測班は退避しろ。今から背部武器のテストも行うーーユウナさん。宜しいですか?』

 

「はい、観測班は退避しましたか?」

 

『あぉ…まだですな』

 

「まぁ、数秒で退避できるわけ無いですからね…此方も準備しますね」

 

そう言い武器チェンジする為にコレから言う事を口に出す。録音しているからね。少し面倒だけど…まぁ、テストだし。

 

「今から武器チェンジをーーおっ?」

 

すると機体の左肩のラックが動き武器を保持する体制になった。

 

「おっ?もしかして音声アシストあり?」

 

右手のライフルを左手に持ち替え、其れを肩に近づける。

 

ラックの位置をモニターで見ながら少しづつ合わせーー。

 

「ってこれ頭部の映像…俺が見たい所に勝手に向いてくれるのか?」

 

ラックに武器を収めて、勝手に動くかどうかを調べる。

 

取り敢えずは…左!

 

心の中で思うとモニターが左に向く。

 

『おぉ!相棒!頭部が!頭部が動いた!複眼も左を見てる!いいぞぉ!』

 

ウチ1人が発狂手前になってる。

 

『やはり人型兵器は良い!実に良い!ロマンが足りてる!』

 

全く、アフィンは…そう思うとモニターが更に左を向きアフィンにモニターの中心を合わせる。

 

『うひょょぉ!たまんねぇぜ!生きてて良かったぁ!』

『落ち着け小僧』

『いてっ』

 

余りの嬉しさに踊り出しそうなアフィンを班長が軽くチョップする。バッチリモニターに映ってる。

 

『ユウナァァ!大丈夫ぅぅ⁈』

 

「あぁ、大丈夫だ、問題は……」

 

モニターの警告を見るが…F.Cの警告消えたな。

 

「問題ないな」

 

『はぁぁい!頑張ってね!』

 

マトイにモニターを合わせると両手を上でブンブン振っている。

 

『…さて、ユウナさん。退避が完了したようです』

 

「分かりました。それでは持ち替えますね」

 

また武器変え、と思うと機体が答え右背後に有る武器ーーガトリングガンがにゅっ、と出てくる。

 

モニターに残弾が表示された前回の装填数ーー何発だったっけ?ーーから減って…いや、多分数発減ってるわ。

 

右手でまずグリップを保持して、サイドグリップを左手で持つ。

 

機体のデータの横にガトリングガンのデータが表示される。

 

「G.A.U-9+/Mk_6−mod6_30mm gatling.cannon…名前は無いのか」

 

と言うか名前的に某制空権前提攻撃機の主砲の後継か?

仕様変更6回、改良も同じ6回…どんだけ改造されてるんだか。

 

『ガトリングキャノン…?それのテストを頼む』

 

「了解、これから開始します」

 

思ったけどコイツに乗った時、戦闘機で見られるセーフティピンみたいなの無かったな。戦闘態勢に入っていたのかな?お陰ですぐ撃てたけど、

 

機体を動かし的を見る。コイツが空気を読み的をT.G.Tと表示。四角いボックスが出て隣にLockの文字が。

 

「これから撃ちます。気を付けてれ」

 

そう言いトリガーを引く。

 

 

 

 

 

 

 

 




えっ?総火力の低下?そんな事よりビジュアルだ!素敵性能だ!

最初始めた時A.I.Sカスタム出来ると思いました。

所であと二つでall(heは除く)85なんだけど…fiとsuってどうレベリングすりゃ良いねん…

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。